『三日月』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
そう言えば、君の描く月はいつもそうだった。
なぞる指先、黒鉛の色。白む程に薄い黒。
「あの人は、夜空にはよく三日月を描いていた」
「でもね、いっつも逆向きに描いていたよ」
「昔はなんとなく、今は手癖が過ぎてどっちか分からなくなっちゃったんだって」
「だからね、君がこれを三日月の絵と呼ぶのなら」
「『君』は『あの人』ではないんだね」
<三日月>
三日月は満月と比べると劣るが三日月があるおかげで綺麗に満月になれる日がくる。これは、人間にも言えることで陰から助けてくれる人がいるおかげで成長出来る自分がいる。どんない頭の良い人も学校の先生のおかげでなれる。だから、自分は努力してないなんて思ったらこう思えば言い。自分の助けが合ってあの人はいるんだそして、誰かの助けが合って自分がいる。
三日月。
三日月を見ても
大好きなゆうには
【月が綺麗ですね】と
言っている。
三日月も
満月も
月が綺麗すぎた。
三日月
正確な三日月かは
ほとんどわからない
なんとなくそうかなくらい
天気アプリには表示されてはいる
普段から何月かはあまり気にしてない
空は見上げると
晴れていれば月明かりがある
歩いていて側を通る人
これを男性か女性か気にはしないでしょ
自然と判るくらいには見ていない
ただそれに近いと
三日月かなって思うよ
三日月
夕方くらいに見える薄紫って感じの白い月見えるときあるじゃん?
あれ好きなんだよね
エモい
それが夜になると紫だったのが黄色になって窓の外から寝る前に見えるとなんか嬉しくなって
また会えたねって気持ちになる
『三日月』
君が満たしてくれるとするならば、今の私の心は十三夜月。
三日月。
実は、綺麗だと思ったことはない。
いつも自分の理想の形とはズレているから。
白くて細い。
そんなの月の知ったことではない。
だけど、私の自由だ。
僕は苦手でアイツは得意
アイツは苦手で僕は得意
そういうもんじゃん
人間向き不向きがあるよね
アイツの手に入れたもんが
羨ましくって仕方ない
でも僕のこんな毎日も
僕にとっては割と幸福です
見えない部分の大変さは
僕もアイツも知る由もないが
好き勝手良い所を見るのも
しょうがないかもしれない
お好み焼きについてくるソース
使う派ですか持参派ですか
君が言うならいいんじゃない
僕は僕でいかしてもらいます
三日月の日はお星様の目を2つつけて
にっこりニコちゃんになれば
みんな元気がでると思う
三日月
あの歌を思い出す
あなたが
見ていると良いな
ほんとは
一緒に見たい
三日月
なな🐶
2024年1月9日152
社会不適合者
「すみません、少し身体に蕁麻疹が出たので今日は休ませていただきます。」
なんて嘘を僕は言い続ける。
学生の頃から周りに馴染めなかった僕は、周りの同級生たちが青春を味わっている時に働いていた。
だけど、本当に働くのは嫌だ。
毎日同じところに行って、雑用係をさせられたり、同じ場所に何時間も突っ立っているだけ。
しかも、お客さんには迷惑な方もたまに居る。
「何で他の店はあるのにここは置いてないんだよ!!!」
寝不足なこっちからしたら、そんな小さな事を思いっきりキレられると、頭に来てしまう。
「んなの関係ねぇだろうがよ!!ネットの情報だけで生きてんだよジジイ!!!」
とか言い返して、何回も店長に怒られた。
自分中心の世の中になってしまえば良いのにって何回も考えた。
朝起きるのも嫌だった日は無断欠席だってした。
周りの環境にも馴染めない僕は、行き場所なんて何処にも無いのだ。
「あーあ、どっかのボッキュンボンのお姉さんが僕の事を拾ってくれたりしないかな。」
…
変な妄想してないで仕事に行って働いています。
あの消えそうな三日月。
あそこに座って街を眺められたら。
あの子に向かって手を振ってみる。
気づいてくれるかな?
「今三日月にいるよ」なんてラインを送ったら望遠鏡で見つけてくれるかな?
月のように優しい恋人が寝込んだ。
熱を出して、布団に潜っている。
慣れてないけど、オレは頑張って看病した。
「悪りぃ…………」
「いいから、寝てろ」
オレに向かって腕を伸ばすもんだから、その手を取る。
「ずっと傍にいる」と、囁いた。
三日月
真ん丸な月も好きだけれど、
the三日月っていうのも見れると嬉しくなる。
冷たい光が窓から差す。
まだ暖かい秋の夜。
窓際にたたずむ君を私はまだ責めれられずにいた。
白い肌に乗った真紅が微かに微笑む
「今夜は月が綺麗ね・・・」
黙ったままの私の様子を楽しむかのように。
ヒラヒラと手を動かし先ほど踊っていたステップを踊る
嘲笑うかのように私の周りをくるくると黒のハイヒールが舞う
くっ・・噛んだ唇に血が滲む。彼女の手を乱暴にひったくる。
「フフッ・・口が聞けないわけじゃないでしょ。
レディが月が綺麗と言っているのだから返すのが紳士でなくて?」
何かを渇望するような恍惚とした表情は月光の下では、
なんとも妖艶な香を放つ
「まあいいわ・・今日は充分楽しめたわ。」
さっと手を振り解かれるとともに胸ぐらを引き寄せられる
「また今度返事を聞かせてね・・・・」
耳元に息がかかるのを感じるのと同時に首筋に鈍い痛みが走る
!?
「また今度会いましょう!!」
首元を抑えると同時に部屋の外に出ていく彼女にやっと理解が追いついてくる
やられた・・・後悔ともつかぬ感情を胸に窓を見る
月明かりに映る首元にはくっきりと真紅の花が咲いていた
今日の月は三日月なんだそうだ。
余裕のない毎日を過ごす私には、今日の月を知ったところでそれを眺める余裕もやっぱりないもので。「ふうん」とそう思うだけで。月を眺める時間があるなら1分でも、1秒でも早く眠りに着きたいと思ってしまうのだ。
…のだが、なんとなく、なんとなく今日は窓の外を見上げてしまった。満月ほど明るくなく完璧な形でもない、優しいとも弱々しいとも言えるその光を、満たされてはいないその形をぼうっと眺めた。
こんな月なら眺めてみるのも悪くないかもしれない。
『三日月』
🍀三日月
あなたも私の前で笑ってくれませんか?
三日月
三日月をみると、どこか寂しいと思ってしまう
きっと自分が満たされてないからなのかな
2023/1/10(今日は三日月ではない)
三日月を見るとつい口ずさむ歌がある。夏だと殊更歌う頻度が高くなる。そしてある料理が食卓に上る機会が増える。
冷やしラーメンスープの素つき。
気が付けば歌っているほど脳内浸食が激しいCMソングだ。
晴れた夜が不敵に笑う
同じだけ口角を上げて
精一杯の虚勢を張る
/ 三日月