『七夕』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『七夕』
曇っていてあいにく天の川が見られない
晴れていてもいなくても、
あの人と一緒に夜空を見たかった
一緒に過ごしたかった
何気ない会話をして、特別じゃない食事をしたかった
いつかまたそういう人が現れて、
愛の糸を紡いでいけますように
裏返ったまる
離れた位置の点
だんだん小さくなる文字
まっすぐ引けない線
その純粋な一生懸命に
小さな願いが込められてる
すべてが
叶いますように
【七夕】
今日は、晴れ。顔も知らない2人の再会を祝う。わたしの祈りをのせて。幸せが、終わりませんように。あわよくば、あなたの不幸せが、全てわたしという傘に降り注ぎますように。
『七夕』
無数のけがれを
笹の葉で落とし
天の川に流して清め
光となり
降り注ぐ
豊かであれと
今日、願いごとをした人はどんな願い事をしたのだろうか。
今年楽しめますように、とか
彼女が出来ますようにとかなのだろうか
僕は未来についてあまり考えたくないから願い事はしていない。同じ人はいるのかな どうなんだろう
願い事をした人は叶うといいですね。
この風をつくった暗黒が
この風を運んできた光が
振り向けぬ青色の後髪に
永い後先を絡め消えると
きみは歩きながら泣いた
#七夕
「七夕」
「たなばた」あるいは「しちせき」。節句での読み方だと「しちせきの節句」が正しいらしい。
いわゆる織姫と彦星の日、って認識だと語弊がある? お仕事をサボったらこんなふうに好きな人にも年1でしか会えなくなるんだよ、って戒めのためにできたお話だよね。あれ、認識ズレてるかな。
昔は8月にやっていたけれど、太陽暦に合わせて7月に前倒しになったっていう話をよく聞いた。幸か不幸か、結果的に梅雨の時期に被ることになってしまったとも。それじゃあ年に1回の逢瀬すらままならないのでは……なんて、ちょっと織姫と彦星ふたりに同情してしまった時もあったね。こう見えて純粋な年頃があったんだよ、なんて聞かれてもいないのに言っちゃったり。
いわゆるジューン・ブライドもそうじゃないっけ。海外だと天候が穏やかだから式を挙げやすいけれど、日本だと絶賛梅雨の時期に被る。
なんでもかんでも欧米化していいってわけじゃなかったらしい。
「短冊書けた?」
「全く思い浮かばないから無地で出していい?」
「ダメに決まってんだろ。せっかく用意したんだから、3億円欲しいとでも書いとけ」
「いや、生々しすぎるでしょ。織姫と彦星が無事で出会えますように、とでも書いとくか」
「イマドキの織姫・彦星だったら、スマホとかで毎日連絡取り合ってんじゃねーの? 令和だぞ」
「真面目に仕事しろや。短冊それにしよ」
「僻みかよ落ち着け。もう世界平和って書けばいいじゃん」
(いつもの3人シリーズ)
七夕
七夕と言えば願い事を短冊にかいて、笹の葉にくくる。そんなロマンチックなイベントですね。
私が、七夕の願い事を書くとしたら、人と話をするとき、物事をしっかり考えて、会話すること。身近な人ほど、そうしないといけないと思います。反射的に何でも思うことを口にすると失敗することあります、気付かないうちに相手を傷つけたりとか。人は、みな価値観が違うから、自分では、当たり前のことでも、相手にとってはとんでもないことだったりすることもあります。
メールやラインでやりとりするときは、わりと、じっくり考えて打つので、絵文字も使ったりと上手く表現できたりします。
メールやラインを打つときの気持ちで人との会話をじっくり考えてしないといけないと思います。
長々書いてしまいました。七夕の願いというより、新年の決意みたいになってしまいました。
7月7日……遂にこの日がやって来たか…そう、今日は年に1回の大型イベント。
つまり、七夕である。
七夕は俺にとっては実に憂鬱な日。
みんなはアレだろ?笹の葉に短冊吊るして願い事書くんだろ?そんで、笹の葉さ〜らさら〜みたいな感じで歌うんだろ?アレ鬱陶しいんだよな。
結構腹が立つんだよ……申し遅れたが俺はかの有名な彦星さんだ!今日誕生日の人はおめでとさんだな。
え、織姫はどうしたって?其れがさぁ〜さっきから聞いてもらってるけど聞いてくれよ〜俺さ結構腹立つって言ったじゃん!?んで、織姫ちゃんも腹立って腹立った勢いでとっても言いにくいんだけどね…?そ、疎遠になってしまいました。
神様にとても怒られました。
何してんねん、ボケが連れ戻せやって言われんたんすけど多分、織姫ちゃん2度と会わないって言ってたんで終わりですね!って元気よく言ったら神様にも呆れられて天の川の上に落とされちまった…
え?自業自得…?すいませんした……
ねぇ、みんな俺どうしたらいいかな?織姫ちゃんとも連絡が取れないし〜もう彦星としての仕事牛育てる以外無くなったんだが?
もう、この話は天の川に捨ててきますわ……
突然ですが、彦星による質問コーナー!!
Q彦星さん、本名違くないですか?
Aはい、俺の本名は天稚彦です!忘れられてるけど…
Q織姫ちゃんも本名違いますよね?
Aそうっすねぇ〜天川織姫ちゃんですね〜あんま知られてませんけど。妹ちゃんでもあるよ〜
Qなんで、サボってたんですか?
Aあぁ…えーみんなさ夏休みの宿題とか最後にやる人居るじゃん?其れの延長版って感じ?
Qさっき、妹ちゃんって言ってましたがお姉ちゃんは誰ですか?
Aんーとね、お姉ちゃんじゃなくて、お兄ちゃんだね。双子のお兄ちゃんらしいよ、天川真留寿さんってGoogle大先生が仰ってたわ。
もう、こんな時間だ〜俺帰るわ!
みんな、鬱陶しいけど楽しい七夕を過ごしてな!俺も織姫ちゃん連れ戻すの頑張るわ…
また来年会おうな〜!
最後、一言!
願い事投げらても叶える力ないんよ俺らwごめんな〜でも、信じてれば叶うって言うじゃん!じゃあな!
今年も七夕楽しもうね。
あと数時間で終わるけど…
来年は一緒に居れてるといいけど…笑
遂に:ついに 憂鬱:ゆううつ
鬱陶しい:うっとうしい 其れ:それ
疎遠:そえん 天稚彦:あめのわかひこ
天川織姫:てんかわおりひめ
天川真留寿:てんかわまるす
七夕だったんだ。今日。
全然気が付かなかった。
都民じゃないけど。
それよりも都知事選の方が気になってた。
投票数は多くても、高齢者層や多くの組織票に飲まれてしまった。私は都民じゃないけど選挙権持ってたら絶対行ってた。
新しい風がやっと吹いてきてくれたのに。
潔く引退して、彼に任せますくらい言ってくれたらこんなにイライラしなかったのに。
天の川よりも気になった選挙速報みてこんなに不愉快になるとか生まれてはじめてだった。
税金で給料の三分の一持っていかれる上、物価高。
ガソリン入れるだけでヒヤヒヤする。
副業始めようと思う今日この頃。
今年の短冊の願い事は
仕事しない政治家じゃなくて、古い世界を刷新してくれる政治家がちゃんと活動できる世の中になってほしい。あともっと飲食、福祉、保育、学校、農業とか第一次産業とかサービス業全部。
仕事量と給料の対比合ってないところにも目を向けてくれーー!
AIにはどれも任せらんねー仕事だろ。
椅子に座って野次を飛ばすのはAIでもできます。
ちゃんと税金払ってるんだからもっとちゃんと使ってくれよ、本当に頼むよ。
身を粉にして働いてるのに。
昇給したってむしろマイナスなんだけど。。
本当に泣きたくなる
七夕
私の1年で1番好きな日 、
大切な日。
推しと出会った日。
そして織姫と彦星が会える唯一の日。
私のお願いごと叶うかな
どうか叶えてください。
お願いします。
私の願い
『私の恋とみんなの恋が叶いますように』
#七夕
笹の葉に
たわむ願いを
数えては
まだ死ねないと
筆を執る
#七夕
一年に一度だけの七夕の日。
何を願おうか。
色々考えたけど、これが一番しっくりくるな。
今年のわたしの願い事。
『大好きな貴方の幸せな未来に私もいますように』
いつもみたいな感じでなく、今日は雑談のような形で
m( ─﹏─)m
今日は七夕。
皆さんは織姫と彦星の話を、知っていますよね。
一年に一度だけ会えるカップル
なんだかロマンチックで、少し憧れがあります。
とは言っても恋人すらいない私なのですが。
あなたは一年に一回じゃ足りない!と思いますか?
それとも、年に一回も会えるんだからいいじゃん。と思いますか?
織姫と彦星の気持ちになって考えると、やはり私は一年に一回じゃ足りないです。
織姫と彦星じゃなくても、恋人ができたらきっとそう思います。
私の独占欲が強いだけですか?でも、どちらにしよ恋人と会えないのはつらいです。
(そもそも恋人がいないので、わかりませんが。。。)
もう付き合った、ということで満足してしまうものでしょうか?
それとも、いざ付き合うと少し愛情が冷める、なんてことあるのでしょうか?
未経験の身からすると、なにもわかりません、、、
ですが仮に 仮に恋人ができたとして、そして一年に一回しか会えないとして。
耐えられるでしょうか?
挨拶すら許されない、触れ合うなんてもってのほか
私じゃ耐えられません。
そう思うと織姫と彦星はすごいですね。満足なんかしてないかもしれないけれど、約束を破りもせず、きっちり決まりを守っている。
今頃天の川で2人の時間を過ごしているところでしょう。100年後とかはもしかして、2人の間に子ができるかもしれませんね笑
毎年この時期になると、本格的に夏が来たなぁと思う
もう昔ほどはしゃぐことは出来ないけど
まだ自分は短冊を書こうと思えるし、笹に飾る折り紙を折ることが出来る
まだ、夜空に夏の大三角を探せるし、雨の匂いがする夜風を美しいと思える
ああどうか、来年も再来年もこの平凡な幸せが続きますように
ある所にナナホシテントウがいました。
そのナナホシの背中まるでは北斗七星の様に美しい模様でした。
周りの虫達からは
「なんだか夜空の模様みたいで素敵ね。」
と言われ嬉し恥ずかしのナナホシでした。
ある日の事、ナナホシはもう一匹のナナホシに出会いました。
そのナナホシの背中はまるで天の川のような素敵な模様でした。
「君の背中もまるで星空みたいだね。」
「そうかな、ちょっと恥ずかしいよ。君の背中もまるで夜空の星みたいだね。」
「みんなからよくそう言われるよ。」
二匹はすぐに仲良くなりました。
七夕の夜の事でした。
ナナホシは夜空を見上げこう言いました。
「僕達もあのお星様みたいになれるかな。」
「なれっこないよ。お星様は遠く高い所にあるんだから。」
「そうかな。空を目指していけばなれるかもしれないよ。」
そう言ってナナホシは空に向かって飛び立ちました。
もう一匹のナナホシもやれやれと言わんばかりに一緒に飛び立ちました。
どれ位飛んだのでしょうか。ナナホシ達は、少し疲れてきました。
「まだまだお星様は遠いね。」
「そうだね。」
「でもだんだんと近づいてきているよ。
さっきよりお星様の輝きが大きくなってきているもん。」
更に飛び始めてから時間が経ちナナホシ達は疲れてきました。
「まだ着かないのかな。お星様に着くのって大変だね。」
「きっと辿り着くさ。」
そしてとうとう疲れ切ったナナホシ達。
「もう限界。僕、もう下に降りて寝るね。」
「わかったよ。僕ももうそろそろ降りるよ。」
そう言ってナナホシ達はお星様になる事を諦めて地上へと降りて行きました。
「お星様にはなれなかったけどとても夜空は綺麗だったね。」
「そうだね。普段あまり夜に飛行する事がなかったから気づかなかったよ。」
「おやすみ。」
「おやすみなさい。」
ナナホシ達はそれぞれの寝床へと戻りました。
その夜、ナナホシ達は夢の中でお星様になった夢を見ました。
お互いに星を見せ合うナナホシ達。
この夢がずっと続けばいいのにと思いました。
目が覚めるとナナホシ達は空の上にいました。
「そっか、僕達夢の通りにお星様になってしまったんだね。」
空に輝く北斗七星と天の川となったナナホシ達は毎年この季節が来る事を楽しみにしました。
「七星七夕物語」
七夕
「はい、じゃあ一人一つずつ願い事書いてー」
担任の先生にそう言われて配られた短冊。
何を書こう
決まらないまま時間だけが過ぎていく。
周りの人達はちらほらでき始めてる。
蝉の忙しない声が、はやくしろ、なんて急かしているようで、でも手に持つシャーペンは一向に動かない。
いよいよ焦ってしまう。
結局願い事らしい願い事が思いつかず、1週間後に控える体育祭について、優勝できますように。
たったの一言。それだけしか書けなかった
_____体育祭の結果は準優勝だった。6ブロック中の2位だから、まぁ上出来。
特に目標もなく、これでいっか、だけで書いた願い事に未練も執着もなかった。
今考えても思う、冷めているな、って
なんだかんだで高校2年になった夏、今度は何を書こう
今度はすぐにシャーペンを持つ手が動いた。
____〇〇大学に合格できますように。____
なんでだろう、あの時あんなにも書けなかったのに今はこんなにすらすら書ける。
もしかして、あの時準優勝だったのが実は悔しかったのかな?(笑)
今度の願い事は、未練を残さないように沢山勉強して、それでいて勉強に執着しよう。
今度は冷めてなんかいない。
2024/7/7
「七夕」
サマーバレンタインには彦星様も。
織姫様に向日葵の花束を渡すのかしら。
「七夕って、星合とも言うんだ」
鵲の橋が架かる七夕の夜空
私たちには見えないし聞こえないけれど、
15光年を越え、
私はあなたに巡り会う
それはまるで、星が合うよう ?
お題 七夕
七夕
織姫様と彦星様は1年に1度しか会えない。
普通の人なら、二人のことをとても哀れに思うだろう。
好き同士なのに年1しか会えないなんて拷問ではないか、と。
しかし私はそうは思わない。
2人は十二分に幸せだと思う。
なぜなら2人は両想いで、お互いがお互いを好いていることを知っているから。
好きな人がいても、その人に恋人がいて、自分には振り向く素振りも見せてもらえないことのほうが哀れである。
「あーーー、親友が欲しいよお。」
なんでも吐き出せて、馬鹿なことを言い合えて、真剣に相談もできる友達がほしい。
そんな一心で始めた、SNSのアプリ。
つぶやきを見て、「あ、この人と気が合いそう」と思ったらフォローしてみる。
最初は頑張って話しかけていたけれど、
頑張るのに疲れてしまったから、
必然的に向こうから話しかけてくれた人とだけ仲良くしていた。
人を選んでフォローしたとはいえ、
何も考えず気を使わずにポンポンと話すのは難しい。
出会ってまもないから当たり前のことなのか?
どんな話もできるような仲になるには、
リアルでは半年はかかるが、
やはりネットでも長時間かかるものなのだろうか。
私は今すぐにでも親友がほしいのに。。。
なかなか親友ができず、苦しい思いを抱えていた。
そんな中、1人例外がいた。
ある日の夕方、一件のメッセージが届いた。
「このアプリの使い方よくわかってないけど、
仲良くしよう」
どうやら異性の大学生のようだ。
なんて返せばいいんだろう?
良い答えが思いつかない。
と、いうか、思ったことをすぐ言えるようにならないと、親友なんてできなくない?
だって本音で話せないんだから。
やっぱ今思ったことをシンプルに言おう。
「このアプリの使い方よくわかってないけど、
仲良くしよう」
「しよう!」
よし。これでいい…はず。
その日は、しばらく経っても返信は来なかった。
仲良くしよう!から話広げるの難しいよな。。。
返事の仕方ミスったか?
でも、それしか思いつかなかったし。。。
色々考えを巡らすのも疲れるしな。
結局返事が来たのは、次の日の夜中だった。
「仲良くしようとは言っても何から話せば良いのか。。。」
あらま。私もおんなじこと思ってたよ。
んー、なんて返そうか。
「んー、じゃあどうして話しかけてくれたの?」
「話し相手が欲しくて。」
「だよねー、私も何でも話せる友達欲しくて始めたもん。なかなか本音を言い合える人っていないよね。」
「本音って言ってもさー、汚いっていうかどす黒い本音は言いにくいじゃん、やっぱり。周り見てると、みんな本音ぽんぽん言ってるのほんと羨ましい。」
「あーー!!わかるーー!!」
驚くほど話があった。
人付き合いが苦手なところ、性格悪いところ、
性格直したいけどなかなか直せていないところ、
このまま社会でたら生きていけないと思っているところ。
笑いのツボもぴったり合っているし、
考え方や感じ方も似ている。
何よりすごく優しい。
私の相談にも真剣に乗ってくれた。
こんなに面白くて人間くさくて良い人なのに、
友達が1人しかいないんだとか。
不思議だ。
私達は気づくと、1時間近く話し込んでいた。
次の日も、その次の日も。
他愛もない話で盛り上がったり、
急に政治や生き方についてシリアスに語り合ったり、色々な話をした。
気づけば、私はこの人と話すのが毎日の楽しみになっていた。
こんなに気が合う人が世の中にいたんだ。
信じられない気持ちと同時に、とてもわくわくしていた。
いつかリアルでも会えたらいいな。
そして、その日も会話を楽しんでいると、
私の飼っている犬の話になった。
「飼い始めたきっかけとかは?」
「友達に勧められて。
じゃあペットショップ行ってみるかーって行ってみたらすごく可愛い子がいて。勢い良く契約した。」
「へえ。そうなんだ。
そういえば、恋人も今年からトイプー飼い始めてさ。可愛いんだよ。」
「へぇ、いいよね、トイプー。可愛いよね。」
平然と会話を続けたが、頭の中は困惑しっぱなしだった。
え、恋人いたの?
友達は1人なのに?
突然のことで頭がショートしている。
恋人がいる事実を受け入れられない。
恋人がいたことにも驚いたが、
何よりもそのことにショックを受けている自分に驚いた。
とりあえず恋人のことには触れずに話を続けたが、
飼い犬の会話が終わって別の話になっても
ネッ友に恋人がいたという事実が頭から離れなかった。
その日のメッセージのやり取りが終わって、
お風呂に入って、布団の中に入ってもなお、
恋人がいた衝撃が頭から離れない。
「まあ、そうだよね。あんなに良い人だもん。
恋人いない方がおかしいじゃんね。」
必死に自分に言い聞かせるが、脳が言うことを聞かなかった。
「あーーー、恋人、いたのかあ。ショックだなあ。」
そのとき、初めて気づいた。
私は、あの人のことが好きだったんだ。
恋人がいる事実を受け入れたくないと思っているのは、
あの人が好きだったからか。
そうか、私好きだったのか。
でも……あの人とは付き合えないだろう。
あんなに良い人と付き合える人だもん、恋人も良い人に決まってる。
それに、あんなに良い恋人と別れようとなんて思うはずもない。
ああ。悲しいな。
実は初恋だったんだけどな。
本気で好きになったの初めてだったんだけどなあ。
なんでだろうなあ。
なんで、なんで恋人がいるんだろうなあ。。。
好きな人に振り向いてもらえる可能性が低いって、
叶わぬ恋って、こんなに辛いものだったんだなあ。。。
知らなかったなあ。。。