『一年後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「一年後」
きっとごく普通の、連休明けの怠い仕事日
空は蒼く、雲は真っ白、風は花の薫り、
新緑がきらきらしていたら、
それでじゅうぶん
『一年後』
友達:おぉ~い!アニオタこっちこっち!
私:大声で言わないでよ!
友達:えぇ~w?なんで?
私:注目されるの苦手なの…!
友達:ふぅ~ん?
私:てか今から行くとこどこだと思ってるの?
友達:どこだっけ?
私:そこ忘れる~?
アニメイトだよ!アニメイト!
友達:そうそう!アニメイトと、ライブ!
私:え、いつライブ見ることになったの?私チケットない…
友達:大丈夫!二人分とってるから!
しかも最前列!
私:ナイス~!
友達:そんあとどうする?
私:私コンカフェに行ってみたいんだ!
友達:いいねいいねぇ~、
どんなとこ行く?
私:男装喫茶に行ってみたいんだよね
友達:面白そう!
確か実装すること出来るらしいじゃん!
楽しみぃ~!
私:そんあとさ………
家でアニメ鑑賞大会~!!
パフパフ!
友達:今日が私の命日かも……
最高じゃん!
ちょっとお墓の用意しといてくれる?
私:先に私が倒れるよw
今日はとことん楽しむぞ~~~!
友達:去年は受験 どうなるかと思ったけど、
奇跡的に同じ学校に入れたし、
もういいこと三昧で夢のよぅ……
私:そう言えば彼氏つくったらしいじゃん。昨日
友達:耳がはやいね
そうなんだぁ~!サッカー部のキャプテンと付き合うことになりました!!
私:よりにもよって肩書きが凄い…
いかにもアニメ感あるのはおいといて、
どしたんいきなり
友達:あ~、実はLINEで個別に繋がり合って
彼氏と別れた話したら
よかったら~みたいなノリで?
私:くっくやしい…!
顔面とスタイルがよかったらこんなにもてるのか…!
友達:ふぅ~ん?
さては彼氏がほしいのかな?
私:そんなドヤ顔で言ってほしくない……
そりゃ私だって…、!
友達:あ、ついた。
すっご~ひっろ~!アニメイト!!
私:…
か…可愛すぎる……!!
推し尊し!((
あ…!文ストのあった!
太宰さんかっこいい~~!
でもこの中也もかっこいい!!
いや…これはてぇてぇ~…!!
でもゴーゴリもかっこいいんだよねぇ~!
もうたまらん!
友達:さすがアニオタだ……
私:ゴーゴリ声優が「子安さん」だから神ってるんだよねぇ~!
勿論ビジュもバッチぐぅ!なんだけど!
いつもとちょっと違う声でぎゃっぷもえ!
でも時々低くなる声がDIOでかっこいいんだよねぇ!!
それもそれでいい!!
友達:時代を感じる話し方だねぇ………
バッチぐぅなんていつの言葉よ…
私:今は当然!過去を知ってこそ楽しめるものがあるんだよ!
友達:わかった!わかった!
わかったからもう語らないで!
ほら時間になったよ!!
私:ほんとだ!いそぐよ~!
楽しい1日だったなぁ、これからもこれが続きますよに
【1年後】
1年後、僕は君と一緒かな?
だったらずっと一緒にいたいな、最期まで
と言って君はその翌日、川で溺れている子供を助けようとして流されてしまった
子供は助かったが君はどこにも見当たらなかった
君がいなくなって早1年
私は君以外の人と付き合うことは無かった
ねぇ、君は一体どこにいるの?
逢いたいよ
__大丈夫、僕はここにいるよ
ずっと君の傍に__
今日、このアプリをインストールした。
文章なんて、大人になってからまじめに書くことはほとんどない。急に書こうと思っても、ぜんぜん書けない。なんか思ってたのと違う。「思ってたの」って何だ。まあ思えてもない。
でも1年くらい続けていたら、今よりもちょっと思った感じに文章を書けるようになっているのだろうか。…「思った感じ」って何だ。
#一年後
明日は私の誕生日
お題が一年後っていうのがまた運命的ね
豪華なプレゼントにも興味がないし、
特別な食事もなくていい
"明日はケーキ買ってくるよ"
って言ってくれる夫が、
来年もまたケーキを買ってきてくれたら
それでいいかな
これを書いている前後の日に
誕生日の方がもしいらっしゃったら
お誕生日おめでとうございます
同じ時代に生まれたこの奇跡の出会いに感謝いたします
『一年後』
来年のことを言えば鬼が笑う
ということわざがあるが
昔のことを言うと鬼が笑う
ということわざも
あるらしい
予想できないことを
あれこれと
気に病んでも意味がないということなのだろう
明日さえ
どうなるかわからない
この状況で
とにかく
なんとか
今日という日を
生きぬく手段を模索する中で
一年後
なんて 言われてもねぇ~
何も 浮かびはしないですよ
#一年後
一年後、私は何をしているのだろうか
部活に専念しているのか、勉強に悩んでいるのか、はたまた恋に悩んでいるのか…
一年後なんて誰にも分からない。
未来が見える人でもない限りは、明日の私も、明後日の私も、3日後の私も、一ヶ月後の私も、一年後の私も分からない
どんなことをしているのかなんて、誰にも分からない。
でも、だからこそ、未来のことは変えられる。
今の私の行動で、言動で、良くなかった未来が変わるかもしれない。
反対に、私の行動や言動で、いい方向に進むはずだった未来が悪くなってしまうこともある。
今の私は明日の私がどんな"私"になるのかが分かるまでの分かれ道に立っているんだ。
一年後、二年後、さらにそのさきいつまでも私は貴女を忘れることはないだろう。暖かい手と優しい声に瞳、昨日のことのように貴女のことが鮮明に思い出せるのだ。私は紛れもなく貴女を愛していた。貴女はどうでしたか?一年でも、何年後でもいいどうか教えてください。貴女は私を愛していましたか?
1年後
貴方との間に出来ていたらいいな
愛する夫との間に子供が
一年後、私は貴方の隣にいますか?
一年後、私は貴方と笑いあえてますか?
一年後、一年前の私に自信を持って「今、私は幸せだよ」って言えますか?
1年後には私は病気でこの世を去るだろう。
でも、後悔はない。
今まで、たくさんの人に出会って色々なことを経験してきた。
行きたかったところにも行けたし、欲しいものも自分で買った。
あとは、その日が来るのをのんびり待つだけだ。
お題 1年後
1年後私は、何をしているのだろうか。
変わらない生活を送るのだろうか。それとも、何かしらの変化が訪れるのだろうか。願いが叶うなら、1年後もあの人を遠くからでいいから、友達にも(あわよくばなりたいけど)ならなくてもいいから、見守れるようにしたい。私の好きな人、あの人と1年後も入れたらいいな。
私は去年、主人を殺した
一年後、
今年もまた、主人を殺した
【答:再婚したんだね♪】
「君は、卒業したら僕のことなんて忘れてしまうんだろうね」
「どういうことだ?」
「そのままの意味だよ」
「明日も、来年も、何十年先も、お前はオレの隣だろう?」
題.一年後
一年後だって、
あなたは此処にいないのに。
「一年経ったら今あるこの想いも忘れちゃったりするのかなあ」
氷菓を頬張りながらそんなことを言うこいつに俺は相槌のひとつも打ってやれない。
「一年経ったらとか言ったけど、もしかしたら明日にでも消えてる可能性あるよね。ほら、想いって移ろぎやすいし」
なんでそんな悲しそうな顔しながら終わりを紡ぐのか。どうすればいいかわからなくなる。どんな言葉をかけることが正解で、どうしてあげることが最善なのか。
「君はどうなの?」
「どうってなんだ」
「いやだからさ、一年後も変わらない想いとか、そういうのあるのかなあって」
「変わらないのは無理だ。だけど、たぶん今よりお前のことを大切に思う気持ちが大きくなってるとは思う」
「なんだそれ」
困ったようにも嬉しそうにも見える微笑みが夕闇に溶けた。今夜もしも星が流れるのなら、一年後もこいつと今みたく氷菓を食べながら他愛無い話ができますようにって願おうと思う。
一年後。
彼女は俺と別れるなんて知らない。
一年後。
俺は部活をやめるなんて知らない。
一年後。
俺は妹が結婚するなんて知らない。
一年後。
俺は海外に行くなんて知らない。
ただ、今の幸福を貪るだけ。
「1年後の自分に、手紙を書いてみましょう」
始業式の次の日。硬い空気の中、新しい担任が言う。
「なんでもいいんですよ。先生たちも、お友だちも、誰も見ません。1年の目標とか、頑張りたいこととか。1年後の自分に質問をしてみてもいいですね」
こんなに張りつめた空気でも『お友だち』と言うあたり、この人は根っからの小学校の先生らしい。
前の子がぎこちなく振り返る。プリントが少しよれていた。力が入りすぎている。緊張しているのか。
溜め息をぐっとこらえて、プリントを受けとる。
1年。
1年も、またこんなつまらない空間を、つまらない人たちと共有しなければならない。
目標も、頑張りたいことも、楽しみなこともない。
ただ、淡々と毎日を処理するだけ。
『1年後』なんて、僕にはあるのだろうか。
死にたい、なんてことは考えない。今の僕にその勇気がないのは、僕が一番わかってるから。
それでも、夢見てしまう。
1年後の僕へ。
そろそろ、勇気は出ましたか。
[一年後]
溢れる溜息は白を纏いながら空気に溶ける。凍えるような寒さが肌を刺して、まるで心まで冷えていくようだ。俺を照らす陽だまりだった君と別れたのも、あぁ、そうだ。こんな風に肌を刺すように寒い去年の冬の日だった。
『別れよう』
『……急にどうしたの』
『急じゃない、ずっと考えてたことだよ』
『な、んで、そんな――』
『私達って付き合ってる意味ないんじゃないかな』
『……え?』
『貴方はいつも仕事最優先でデートだって全然出来てないし、マトモに休日が出来たとしても呼び出されたら私のことなんか放ってすぐ出て行っちゃうでしょ。最近なんか、ずっと会社で寝てて家にも帰ってこないし……』
『そ、れは最近大きな事件を任せられて、それでここで犯人を挙げられたら昇進にも近付くし、そうしたら君にも今よりも良い生活を送らせてあげられるって、それで――』
『ねぇ。私、そんなこと言った?』
『っ!』
『私の為にって言ってくれてるけど、私「今よりも良い暮らしがしたい」って言ったかな? ……私のせいにしないでよ』
『ちがっ、君のせいになんか――』
『してるよ。忙しいのは私のせい、だから少しくらい我慢しろって、そう言ってるのに気付いてない?』
『………………』
『私はね、良い暮らしや昇進なんかよりも貧しくてもいいから貴方と一緒に幸せになりたかっただけ、だったんだよ』
そうして俺は狂ったように仕事に没頭した。家に帰ればもういない君の面影を見つけてしまうから殆どの時間を仕事場で過ごした。同僚達からはうるさいくらいに心配されたものの俺は無事に昇進を果たしたが、代わりに支払った代償はあまりに大きすぎた。
君が隣にいてくれて初めて成り立つ幸せ。
そんな簡単なことにも気付けず、俺は何よりも大切にしなければいけなかった存在を傷付け、失った。
「さむ……」
マフラーに口を埋めると、ほのかに温かく自然と吐息が漏れる。踏切警報機が夜の靜寂を切り裂き、マフラーに顔を埋めたまま来る列車を眺め人の多さに今日が連休の最終日だったと思い知る。明るい車内で目に入るのは幸せそうに笑う人々。幸せそうに笑う彼らを直視出来なくて、逃げるように視線を地面に逸らす。
ガタガタと強い音を立てて列車は過ぎ去り、警報音が耳から離れ上がる遮断機を目で追――。
踏切の向こうにこの一年、ずっと忘れられなかった君の姿を見つける。
俺が傷付けて、後悔して、求め続けた君を見つける。
どちらともなく一歩ずつ足を進める。
手を伸ばせば触れられる距離の君にどんな顔で、どんな声で、どんな言葉をかければいいのか分からないはず、なのに。
それ以上に君とまた会えたことが嬉しくてつい笑みが零れる。それにつられて君も笑う。たったそれだけのことで冷えていた心が温かくなるのが分かる。
「……久し振り」
テーマ:一年後 #176
一年後、
僕は何をしてどこにいるのだろう。
誰か気楽に話せる友達はできただろうか。
タイムスリップすることはできないから、
きっと今日のことなんて覚えていないだろうけど。
一年後、
近いようで遠いその時間は、
縮めることも延ばすこともできないけれど、
成長できていたらいいなと思う。