『ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ルールって規則・習慣・支配なんだって。
もちろん公共の規則に従うことはしょうがない。でもあんたのマイルールはどうしても疑ってしまう。自分のわがままを通すのはルールではないよね。まぁ言っても理解出来ないからルールというのを押し通すつもりなんだろうな。
あ、マイルールとは、支配って意味なのか
大人は話し合いが好きだ
小さなルールを沢山つくる
いつも会議、会議、会議
それに守られている私たち
#ルール
ルール
ルールって、守らなければ守らないほど厳しくなるよね
世の中にはたくさんのルールがあります
必要なルール
自分だけのルール
家族のルール
それを当たり前のように押し付けて来る人がいます
あなたの中で決めるのはいいけれど
それをこちらへ押し付けないで下さい
皆があなたと同じルールを持っていると思わないで下さい
人と関わったり、集団の中で生きていく中では
ある程度必要なものなのかなと思う
ルールを守る守らないの話の以前に
指針であったり指標であったり、
多数の人を動かすためには必要なツール
なのかなと
大多数の人が守ってくれることが前提ではあるのかな
目印があれば、大きく逸脱する振り幅も
多少小さくなったりするのかもしれない
みんなが好き勝手やってるだけの世界じゃ、
居心地の良い場所になるとは私は思えない
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会って離れる時
ばいばいっていう2人のルール、
またねって言ったきみが先に破ったんだよ
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Theme:ルール
ルール
ルールなんて人間を縛る最低なものだ
そんなものがあるから破る人が出てくるんだ
自由を返せ
なんて言う人がいるけど本当にそうかな?
法律も一種のルール
法律があっても破る人は破るし
破らない人は破らない
だからあっても意味がない?
私はそうは思わない
無かったら絶対に無法地帯になる
自由もある程度ルールがあるからこそ成立する
確かに意味が解らないルールもあるけど
だからといって全てを無くしてはいけない
ルール
守らなきゃいけないもので
守れないもの
守って当たり前
褒めてもらえるのは子供だけ
家庭にも、学校にも、会社にも
社会にもルールがある
これは守らないと
争いにまで発展、犯罪にも発展することがある。
人間関係においては
ルールがあっていいのかな?
1人1人にルールがあって
それに、そぐわないと
「ダメな人」、「常識ない」って
うるさい人間、マウントとる人間は
その「ルール」をまわりに定着させようと
おしゃべりの場で必死に洗脳していく
「自分は、間違ってない」確実なものにするために。
恋愛も同じなのかも…
ルール。
世界のルール。
学校のルール。
家のルール。
公園のルール。
こんなにルールがある中で
私たちは生きている。
こんなにルールがある中で
何をしたらいいのかわからない。
ちょっと間違ったら“ルールだから”って
言われちゃう。
面白くないなあ。
「「ルール」」
「ルールは、ちゃんと守りましょう」
「はーい」
「なんで、ルール守んないと行けないんだろ、?」
「ンー、分からない。」
「別に、いらないと思うけどなぁー、」
「だよね。」
私は、この時に知ったルールは、あった方がいい事を
ルール
ルールがあるから、自由になれると思う
目上の人には敬意を。
先生や親の言う事は聞く。
法律みたいに決められている訳じゃない、
暗黙のルールみたいなもの。
親に逆らえば、
『親の言う事は聞きなさい』
先生に逆らえば、
『先生の言う事は聞くものですよ』
目上の人に歯向かえば、
『お前はクビだ!!』
....これは言い過ぎかもだけど、
目上の人に歯向かえば自分の立場が危うくなる。
親に逆らえば親不孝者と言われ続ける。
先生に逆らえば高校などの内申点が下がりやすい。
法律は皆を守る為にある。
暗黙のルールはこの先自分が傷つかない為にある。
でも、ちょっと理不尽な所もある。
それでもルールを守らないといけない。
ルールは誰かを、自分を守る為のもの。
どんなに理不尽でも最後は自分の為、皆の為になる。
そう思っていたいけど、完璧には守れない。
だから追加のルールが増える。
そうして私達は縛られる。
ルールなんて無くても、皆自由でいられたらな。
やってはいけない事の範囲は何処までだろうか。
その事すらも個人差があるのにね。
ルールなんて何時かは破る人がいるだろうにね。
作ったって誰かは破るものなのに。
お題〚ルール〛
―ルール―
ルールに縛られるのは嫌という人もいれば、ルールがあった方が楽という人もいる。
私は後者だなぁ。
僕らの街は高い壁に囲まれている。
それは僕が生まれた時からそこにあった。
この壁の向こうに何があるのか僕は知らない。知りたいとも思っていなかった。
だって知らないままでも、別に不自由なことなどなかった。だから、考えにも及ばなかったのだ。
ある日、街の子供がひとり、壁を越えて外へ出て行ってしまった。そんなこと初めてだったから僕は驚いた。
その子供は僕より年上で、僕も顔くらいは見たことのある子だった。誰か大人が連れ戻しに行くんだろうなと漠然と考えていたけれど、その子はとうとう街へ帰って来なかった。
どうしてだろう。僕には分からなかった。
だって、誰もその子を探しに行かなかったのだ。
外は危険かもしれないのに。
もしかしたらその子は何か事情があって戻れなくなっていて、ひとりで困っているかもしれないのに。
僕はとうとうたまらなくなって聞いてみた。
どうして誰もその子を迎えに行ってあげないのと。
僕の疑問に街の大人達は、だってあの子は自分からこの街を出ていったんだ、それを止める権利は私達にはないよ、と、そう言った。
大人達は口を揃えて僕に教える。
街を出るのはいつだって自由だ。嫌なら出ていったって誰も文句は言わない。その代わり何があっても、もうこの街には戻れない。それがルールなんだよ。
ここはルールという壁にずっと守られているんだ。だから私達は安心して日々を過ごせているんだよ、と。
なるほど。
そうだったのか。
僕はやっとこの壁の意味を理解した。
ルールとは忠実な者には常に優しくて、逸脱した者にはただ無関心なんだと。
だから僕らは何も考えずに、規律に縛られる楽を好むのかと。
【ルール】
9 ルール
めぐるま台のバス停で小指を拾ったら、小指集めのおばさんに渡すか、小指のポストにいれてください。小指のポストがいっぱいだったら、案内板の根元にそっと置いてください。小指のポストは不要切符入れではありませんので、間違えませんように。間違えるとあなたの小指もなくなってしまいます。
ルール
親の言うことは素直に聞きなさい
先生の言うことはちゃんと聞きなさい
目上の人の話はしっかり聞きなさい
誰が決めたルールなの?
昔からよく大人たちが大好きな「ルール」。
守ってみたり、
破ってみたり、
改定してみたり、
廃止にしてみたり。
そんな難しいこと考えずに一旦、子供と目線を同じにしてみたらいいのに。
新たになにかわかるかもしれないのに。
「そういや最近、ルール作家、あんまり見かけなくなった気がするんだが。ほらアレ。エセマナー講師」
今頃どうしてんだろうな。それとも見かけなくなったの、気のせいだったりすんのかな。某所在住物書きはニュースをぼーっと観ながら、ランチを食う。
「自作のルールで誰かを殴るとか、殴ルーラーでもあるまいし、某ソシャゲの中だけにしとけよとは思う。……まぁ個人的な意見と感想だけどさ」
ところでルールとマナーって云々、モラルとの違いは云々。物書きは味噌汁をすすり、ため息をついて……
――――――
ウチの職場には、誰が決めたとも分からないし、別にハッキリ規定に書かれているワケでもないけど、確かに「ここ」に存在するルールがある。
始業はこの時刻です。
「でもその時間ピッタリに仕事を始める人はいません。10〜20分早く業務を開始してください」。
終業はこの時刻で、その先は残業手当が入ります。
「でも非正規や、入ってきたばかりの方々の場合は、残業ではなく自己ケンサン、自己啓発です。残業として申告してはなりません」。
休日は休日なので、職場は一切関与しません。
「でも連休でどこか遠くに旅行した場合、部署の同僚・部下・上司に、合計2000円以上1万円以内でお土産を買い、配布してください」。
他にも色々、上司の指示は絶対断っちゃいけないとか終業時刻から10分程度は仕事を続けるとか、古くさいルールが未だに残ってるのが、ウチの職場だ。
「これでも少なくなった方だ」
私より何年か先にここに就職してた先輩は言う。
「トップが今の緒天戸に交代する前、ドン引きするやつが複数個あった。……本当に酷いルールさ」
昼休憩、一緒の机で、お弁当とちょっとのお菓子を広げて、18年前の大変な事故のニュースをBGMに、先輩は昔の話をほんの少しだけしてくれた。
「ドン引きって?学校のブラック校則みたいな?」
「ブラック校則そのものか、それ以上だ。私が入って2〜3年で撤廃になったが」
「たとえば?」
「よせよせ。メシがマズくなる」
意外とルールは「ルール」になってしまうと云々、時代に合わないから変えましょうと言っても云々、これだから云々と、あきれた目で遠くを見る先輩。
「そういえばどっかで、『大昔の会社は、女のひと採用するとき、勤務してる男性社員の結婚相手になることを見越して、キレイな若い子選んでた』ってデマ、見たことある気がする」
すんごく昔の、社会に女性が参加し始めた初期だったと思うけど、って前置いてぽつり私がしゃべったら、
「昔。むかしねぇ?」
先輩が小さい、短い息をフッと吐いて、乾いた空虚な微笑っぽい何かで、私を見た。
「……あったの?」
「黙秘」
「ガチ?男尊女卑?セクハラ?」
「『男女平等』。あとは言わない」
「待って!平等ってなに、どっち?!」
「黙秘だ」
#29 ルール(17:14:00)
ルールとは、課された集団における“普通”の人が、普通に何の理不尽や不条理に晒されず、広い秩序の中に収まった自由を最低限保護する為にあるだけだ。
つまり、“普通”から少しでもはみ出した人のことは取り零すようにできている。
これを紛糾したいのではない。
何度も直面するそう気付かされる現実を、わたしは忘れず、常に心に留めていたいのだ。
できうる限りの選択をし、時に普通であろうと背伸びをして最前策を取り、愛情を持って接していても、そのルールが適用されない人は多く在る。
“普通”の人はそういう人に対して、一切の妥協を許さない。
一度の過ちも、些細な休息も許さない。
その両者の間には壁はおろか溝すらなく……というよりも、人間には本来“両者”などと表現できるような収まるべき場所などなく――カテゴライズとは分かりやすくするために必要な行為でありそれ以上でも以下でもない――少しのことで簡単にどこへでも行けてしまうし、何者にもなり得るというのに。
ルールは必要だ。
心からそう思うし、ルールを作ることは人を想うことだとも考える。
しかし、ルールはどんな物事と一緒で、完璧で完全なものはないことも知っているつもりだ。
だから、いくらルールを必要とするわたしでも、そして紛糾するつもりはないとしても……。ルールを成熟させる気もなく穴だらけのルールを論理的なアイテムとして振り翳し、ルールに頼ってでしか判断を下せない人や組織や仕組みや思想を、わたしは正直、ここまで多くは必要としていない。
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#24 もしも未来を見れるなら
「着きましたよ」
運転手の声でわたしは目を覚ました。
また17時頃にここへ迎えに来るということだったので、礼を言って、金を払った。
銀色のオープンカーから降り立つと、そこは未来のようであったが、せいぜい数十年先のことだからか、東京は然程変わり映えはしなかった。
あの2030年を越え、散々取り返しのつかないことになると言われていた此処も、仮初の穏やかな日常にどっぷりと浸かっていた。
砂糖で煮詰まった腐りかけのいちごのように、その場限りの寿命を消費していた。
わたしはすぐ目に入ったカフェで、無脂肪ミルクで作ったコクの少ないアイスカフェラテを買い、飲みながら、未来の青山を歩いた。
利益が何かも知らないままに損を避けて生きてきた人たちが、各々お洒落をして、其処彼処を行き交っている。
それは、ふとショーウィンドウに写し出された自分自身も、決して例外というわけではなかった。
ファンデーションを施した肌に、美しいワンピースの花柄が透けているのがいい証拠だった。
それでも、アイスカフェラテが胃から迫り上がってくることはなかった。
何も飲み込むことはなかったのだ。
「いかがでしたか?」
17時、銀色のオープンカーの中、白い手袋をした運転手が言う。
「何も変わっていなかった。カフェラテの味さえも。平和で、安心した」
後に続くべき“悲しいほどに”という言葉は、飲み込んだわけでは無い。
出なかったのだ、催さない吐き気のように。
もしも未来を見れたとしても、ロクなことはないだろうし、未来の自分にとって未来という現実は、どれほど腐っていてどうしようもなく、ひどい天災に見舞われていたとしても、まったくドラマチックではないのだ。
だけど、そうであるからこそ。
わたしは未来に繋がる今という時間を、目を逸らさずに消費しようと思っている。
損得なんてあやふやな秤を使って、選択はしない。
そのことだけ、自分自身に誓えたのはプラスなことだったように思う。
『ルール』
生きとし生けるものにかせられた最大のルールは、
「生きましょう」なんじゃないのか。
生きなきゃいけないんだから、
健康的な生活を送らねばならないし、
死刑になるような罪を犯してはいけない。
過度なストレスからは逃げるべきだし、
あらゆる危険を避けるべきだし、
死なないよう最後まで足掻くべきだ。
生きれる限り生きるんだよ。
課せられて科せられてる枷だから。
生き方はさほど問題ではない。