『ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
学校に着くと、はじめに目に入るのがいつも
「あなた」
「…帰れなくなるけど、いいの?」
「んー。実はね、言い訳ならもう考えてある。」
「用意周到だね。」
「…だって、今日しかないと思って。」
「どうして?」
「何となく、なんだけど。初めては3回目って決めてたから。」
「そういうの、他にもある?」
「あるかもしれないし、ないかもしれない。」
「わかった。じゃあ、とりあえずコンビニでも寄ろうか。」
#27「ルール」
#ルール
とある国で、王と大臣が問答をしていた。
「法(ルール)を守るのは、一体どんな者でしょう」
「善人であろう」
「では法を破るのは」
「悪人だ」
「法を作るのは」
「王だ」
「無闇に法を増やすのは」
「?」
「愚か者にございます」
王は少しむっとしたようだったが、幼少の頃より彼の師である目の前の大臣には頭が上がらぬ。仕方なく皮肉めいた問いを投げた。
「では、賢者は法を何とする」
大臣はその質問をも予想していたようであった。
「悪法を廃するものこそ賢者でありましょうな」
「…………」
王は手元の法案の束を一瞥し、それらをことごとく暖炉に投げ込む。
ぱっと跳ねた火の粉が、大臣の済まし顔を明るく照らし出した。
ルール。世の中に無数に存在するモノ。
例えば、空腹時に飲まないと効果が半減する薬のルール。
昼の12時〜夜の8時の間しか食べないダイエットのルール。
その1つを、こっそり破った。
4日前に買い置きした手作りパンが、5日目はなさそうだったから。お腹が空いていたから。
夜の9時以降に、食べてしまった。
パンはパサついていたけど、おいしかった。
ペナルティーは、薬の時間を10時以降にずらさなくちゃいけないのと、ダイエットに対する確かな敗北感。
空腹に、負けた。
私の”生きる”ルール
ブィクトール・E・フランクルの言葉
私たちがなすべきことは
生きる意味を問うことではなく
人生から問われていることに
全力で応じることだ。
誰にでもこれをされたら嫌だなぁと思うことはある
先にルールを破って押しつけたのは貴方
貴方は支配したい側だろうけど
私は貴方が決めたルールには従わないよ
何故かって?
私はどこまでも飛んでいける鳥だから
思えば、別れた理由は「君が好き」で「自分が傷つきたくない」からで
当然、1年半経ったって君と話すだけで嬉しくなってしまう
君に嫌われてないことくらい分かるけど、君に愛されてないことくらい分かってる
最後に一つだけ
「あの頃好きだった」って、教えて欲しい
ルールは破るためにある、だなんて
冷めた目をした君は言う
震える手を見ないふりして
僕は僅かに頷いた
(ルール)
あれ、覚えていませんか。何年も読まれなかった本をそのままにしておくと、溶けだして火がついちゃうんです。だから図書館やら図書室やらは除籍本として、貰い手を捜しているんですよ。読んで貰えるように。覚えていませんでしたか。なかなか消えませんよ、あれ。
お題 ルール
ルール
「おいっ!!そこっ走るな!」
プールの授業中先生に怒られた。
友達とプールサイドを走っていたからだ。
ルールというのはすべて守らなければならないの?
それとも守らなくてもいいの?
ねぇすべてがすべて正しいとは限らない。
あなたならどうする?
右を向いても
左を向いても
どこを向いても
決まりごと
ばかりの
窮屈な世の中
せめて
此処だけは
広い空のように
自由でありたい
テーマ ルール
ルールは人を尊重し、人を守る。
逆に人を規制し、時には罰を与える。
楽しさも悔しさも全て平等にするのだ。
第一印象堅苦しい、硬派といったイメージもあるだろう。
だかよく考えてみると私たちはこうして
平和で自由に過ごせるのはルールがあってこそである。
だがしかし全ての物事において、
ルールを徹底的に守らなければいけないと言うのは
私自身少し疑問に思う。
なぜならば環境・状況大きく変化している現代に、
昔のルールは通用しなくなってきているのだから。
臨機応変、人も約束事もその時代・状況に合う
決まりを考え作っていくのが大事なのだ。
1つ注意しなければならないのは
昔からずっと変わらない、変えてはいけないものもある、
ということを忘れてはいけない。
どうか若者よ、この流れに気付きたちあがってくれ。
さあ若者よ、皆で考え動く時は今だ。
俺が寝ているときは触らないでくれ。
彼はそれだけ約束させると、私が同じ家で暮らすことを許してくれた。なんでも、人に触れられるとすぐ目が覚めてしまうらしい。少々粗雑に見える彼が意外と神経質なことは知っているので、初日から今日に至るまで私は素直に従っていた。
今日の彼はソファで寝ている。コートが芸術的なバランスで掛けられていて、緩めたネクタイもベルトも解かれていないところを見ると限界を迎えて力尽きたという方が正しいのだろう。おまけにソファからはみ出した足は革靴を履きっぱなしだし、端正な顔の眉間にシワが寄っている。
このまま寝かせてあげたいところだが、窮屈そうだし体を痛めてしまいそうだ。彼のルームシューズを床に置いて、起こしてしまうのを承知で革靴を引っ張る。低い唸り声が漏れたが、両足を引き抜き終えても目を覚ましてはいない。
後ろめたさを感じながらも彼の肩を軽く叩いて声をかける。不機嫌そうに唸る彼はようやく重い瞼を上げたが、ぼんやりした瞳で私を見るとまた眠ってしまった。しかも、私の手をしっかり握りながら。
やけに安心したように眠る顔からは眉間のシワも消え、少し幼く見える。触れても起きないじゃないかと思いつつ、普段淡白な彼から手を握られていることに胸の高鳴りを覚えた。
これでは無理に放すこともできないと思い、彼が起きたらルールを破ったことに怒るのか、それともルールに隠されていた無意識の行動に何か別の反応を見せるのか想像しながら、しばらくその寝顔を見守ることに決める。警戒心の高い猫が膝に乗ってきたときの気持ちというのは、こういうものなのだろう。
『ルール』
【ルール】
シェアハウスをするにあたり、僕たちが決めたルールはたったひとつ。――互いの自由を制限しないこと、それだけだ。
(そのはずだったんだけどなぁ……)
リビングのテレビの上、壁の一番目立つ場所には、引っ越してきた初日に僕が書いたルールが堂々と貼られている。だけど今となってはグシャグシャと、紙の隙間を埋め尽くすかのように、追加のルールが書き加えられていた。いったいどれだけ増殖したのか、もはや数えたくもない。
最初のキッカケはアイツが僕に確認も取らずに、女の子を家に招いたこと。確かに自由を制限しないとは言ったけど、それはさすがに一声かけろよと僕が怒って、「誰かを招く場合には事前確認すべし」というルールを追加した。そのあと僕がアイツの買ってきたプリンを勝手に食べて、アイツが眉を吊り上げながら「自分で買ってきたもの以外は許可なく食べるな」というルールを付け足したんだっけ。そうやってどんどんとルールの数が膨れ上がり、今に至るというわけだ。
誰かと一緒に暮らすというのは、こんなにも面倒なのかと初めて理解した。ある程度気心が知れてるヤツとでもこうなるんだ。両親からはせっつかれているけれど、結婚とかちょっと考える気にもならなかった。
「で、どーすんの? 部屋の契約更新」
片耳に行儀悪くイヤホンをはめて、手の中のスマホの画面から目線を逸らさぬまま、問いかけだけをこちらへと向けたソイツへと、僕は軽く肩をすくめてみせた。
「僕はもうしばらくこのままでも良いけど」
互いの自由を制限しない。そのルールは、ルームシェアを解消する自由をも認めている。それは互いの暗黙の了解だった。この日常に疲れたら、或いは飽きたら、すぐに部屋を解約する。その前提で始めた共同生活だった。
「んじゃ継続で。オレも特に困ってないし」
「こんなにルールが増えたのに?」
もともと束縛をより嫌うのはコイツのほうだ。ルールが増えたことによる煩わしさは、僕なんかよりよほど深刻だろうに。
「……まあ、いーよ。家賃は節約できるし、下手なヤツと暮らすよりは楽だろうし」
ちらりと僕を見上げた君は、けれどすぐに視線を逸らし、さして興味もなさそうな口ぶりで告げる。だから僕は無言でペンを手にし、契約更新の書類にサインを書き込んだ。
たぶんこの距離感が、互いにこのうえもなく居心地が良いんだ。ルールがいくら増えてもまあ良いかと流せるのは、きっと相手がコイツだから。なんて、絶対に口に出してやるつもりはないけれど。
増えに増えたルールの一覧を眺めながら、僕はそっと口の端に笑みを浮かべた。
今ってさ、何かと多いよね。
"校則"
お泊まりも駄目だし友達と遊ぶのもダメって何をすれば良いんだよ。ずっと勉強してろってか?
頭おかしいんじゃない?
何でうちら縛られてんだろ。
お泊まりも駄目って流石に縛りすぎだろw
私たちは道具じゃありませんw
ルールと言うと堅苦しくて。
なんだか見えないものに心身を縛られ不自由を強いられている感があります。
他のどなたかは知らないが、少なくとも私はルールと聞くと破りたくなる。
何も罪を犯すような事ではなく、ちょっぴり手を抜いたり、勝手に余裕を持たせたり、ふらふらしてみたり。
これも「ルール」というものに対する反発心でしょうか。……ぜひともそういう事にして頂きたい。ものぐさズボラとは違いますよ、ええ、ほんとうに。
それでもまあ、ヒトに限らずともルールを守ることによって守られているものがあるのは確かで。
尊厳やら、安全やら、権利やら。
あるいは此方と其方の身体もそうでしょう。
ヒトというある程度のルールを守った身体だからこそ、今、隣の人間から迫害されないのでしょう。
どうしましょうね。ある日突然、それこそグレーゴルのような目に遭ったなら。
貴方ありますか。意識外にある、それなのにとてもとても大切なルールから絶対に逸脱しない自信。
私にはどうにも無いのです。
もしも私がある日突然、得体の知れない、薄気味悪い、必ず排除せねばならない存在だと貴方の目に映ったなら。
ああコイツ、何か踏み外したなと、哂ってやって下さい。
#ルール
【ルール】
社会のルールは、時に人を殺す力がある。
ルールは破るためにある、、、というのがあるけどは こういうのもある、ルールは守るためにある、、、という 自分は破るためにあると思うw 犯罪とかじゃなくて学校のルールを
ちょびっと破るのとか楽しい 例えば廊下走るとか
青春だよなぁ、、、こういうの 高校生になったら青春ぽいことやりたい
〇〇しそうだよね、〇〇になりそうだって言うと、そうなるような気がして
そうなってほしくないときは、言葉にしない。
日々 という名前だった
彼女が残した
マッチサイズの匂い。
悲しくなるたびに擦った
(いまは春で、僕は少女でもないのにな?)
正確かどうか分からない
粉々になったさよなら