『ルール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
なんのためのルールなんだろう。
ふと、そう思う時がある。
校則は一体何のため?誰のため?
結局破るならいらないんじゃないの?
そんなことも思うけど。
結局は学校の見栄なのかもしれない。
私の学校はこんなふうに校則を設けて、
生徒はこれに従って。
至って真面目な学校です、という見せかけを作るための
ものさしなのかもしれない。
そんなものに縛られている子供たちの
思いを考えたことがあるのだろうか。
校則という鎖に縛られて
個性を捨てて。
そんな生活を強いられているのに
教師は自由なスタイル。
そんなのおかしいんじゃないか。
ルールというひとつの見せかけを作っているのなら
せめて、教師が生徒の見本にならなければならないのではないかと
思う。
4/24(月)
今日は、部活で、雨の中、キャッチボールをしました。この後2時間くらい勉強しました。今週の目標は、課題を出すという目標をしました。宿題のかたをちゃんとしていきたいです。
5/3(水)
今日は、BBQをしました。晴れていたのでゆっくり時間をかけて、肉を焼きました。
とても美味しかったでず。
5/4(木)
今日は、山登りをしました山を一周しました。
とても過酷でした。
4時間山にいました。
『ルール』
どんなに辛くても落ち込んではいけない。
それがここのルールだから。
どんなに馬鹿にされても笑わないといけない。
それがここのルールだから。
どんなに好きな人と別れても泣いてはいけない。
それがここのルールだから。
どんなに辛くても死ねば楽になれる。
それがここのルールだから。
ここでは、靴を脱いで紙を置いてください。
それがここのルールです。
レシピを逸れてしまったら
きっとあの子が泣いてしまう
自分さえ辛くなるなら
手順を引き返して
優しいお菓子は笑みの味覚
あの子と一緒に頬張りたいね
『ルール』
ルールを作るとき、ルールの理由があるはずだ。
理由があり、意味のあるルールは、みんながハッピーになれるようなルールだと思う。
ゲームやスポーツがルールで楽しめるように、交通ルールも、運転手シップに則った運転をして欲しい。
(わたし自身も心掛けたい。)
ときめいてしまったら負け。というルールを勝手に作って私は彼と勝手に勝負を始める。
先輩だぁぁ…だ、だめだ。ここでときめいたら、私の負け。でもときめきを抑えるなんて無理だし!?なんでこんなこと…なんて思うかもしれません。なぜってそれは私ばかりがときめいていて先輩は1ミリも振り向いてくれないからです。先輩はこんな勝負してるなんて知らないくせに私の前でニッコニコしてるもんだからついむーっとなって…って全部私の言い訳か。私ばかりが好きになってしまうのはよくありません!先輩に私のこと少しでも知って欲しいのです!今日も今日とて先輩の後ろを軽やかに走ります。先輩はいつも真剣です。私が何をしてもきっと動じないんだろうな。先輩のサラサラの髪が風になびいてふんわりとやさしい匂いが漂います。先輩の匂い。控えめな声で笑う先輩はやっぱりいつ見たって切ないです。先輩の笑顔をあと何度見られるのでしょう。胸が締めつけられるのは良くないことだと体が学んでいて、私はまたときめいてしまいました。今は先輩と一緒に笑っておこう。
ルールなんて作る暇があったらもっと先輩と居れば良かった…かな。もう大会に行っても他の先輩のように会えないってわかっていたくせに。
ルールを破った。
親に、「もう二度と嘘はつかないで」と言われたあの日から1年経ったあたりだった。
その日から、「嘘をつかない」というのが我が家のルールになった。
友達は言った。
「昨日休んでたね、もう大丈夫?」
友達は心配そうに、そして悲しそうに聞いてきたのだ。
…正直、無理して学校に来た。
でも心配させたくない思いが勝って、
「うん、もう大丈夫」
と言ってしまったのだ。
おかあさん。
僕は、ルールを破ってしまったんですか?
今日も生きる
何も感じないこの世界で
ルールに縛られながら…
ルール
「うまそー」
椅子の背もたれを前にして座るポルトガルが、すう、とその匂いを堪能するように深く息を吸う。
「うわ、お前いつ来たん、びっくりした」
その意味と裏腹に平坦な調子で言いながら、スペインは手にしていた平皿を食卓の中心に置いた。黄色く歪なく丸いその姿は太陽を連想させる。スペインの作るトルティージャはほかの家庭のそれと比べても多く具材を盛り込むせいで、厚さは2cm以上になることも多々あった。ポルトガルが今日見たところでは、ちょうど2cmというところだろうか。
「なあー、ルール決めようや」
「ルール?なんの?」
ポルトガルはスペインが向かいに座ったのを確認すると、背もたれの障壁を越え身を乗り出して、トルティージャの乗った平皿を持ち上げる。スペインの視線はポルトガルによって宙に浮かされた平皿にあった。
「半分は俺ので、もう半分はお前のな」
「お前に食わすために作ったわけちゃうねんで?」
ポルトガルの言う"ルール"に、スペインは口元をひくつかせた。
「ええやんか、あの頃に比べたら、随分可愛ええ分けっこ、やろ?」
あれは痛快やったなあ、ちょうど境の土地はどうするんやーって散々揉めたよなあ、そう楽しそうに呟くポルトガルの姿はなんだか懐古主義の呆けた老人のようでもあって、この男相手に真っ当な文句をぶつけるのはなんだか馬鹿らしくも思えてきた。
スペインは後ろを向くと、キッチンに備え付けの引き出しからフォークを1本取り出す。それを遠慮なくポルトガル目掛けて投げつける。ポルトガルは投げられたフォークを僅かに慌てながらもどうにか掴んだ。
「ほい、食え。その代わり残したら許さんからな」
スペインの言葉に、ポルトガルはフォークを握ったまま笑う。
「ほな、いただきまあす」
ポルトガルのフォークが、トルティージャに突き刺さった。
『ルール』4/24
既存のゲームにルールを加えたい。
何か、面白いアイデアはないだろうか?
「苛立っても、人を殴らないとか?」
おい、それは最低限の礼儀だ。常識だぞ?
もっと、ゲーム事態が面白くなるやつだよ
「あ~、神経衰弱あるじゃん、
あれ普通は床に並べるでしょ?」
あ~、そうだな暗記力必須。
「カード縦に積むってどうよ?
上から何番目って指定する」
おい、何だそれ面白そうだな。
やってみた、ゴミゲーすね、時間かかる
「八段くらいにしたらどうよ?
暗記しやすくならん?」
ほぉ、遊んでみようか?
こう言うのは、ゲーム本体よりも、
ルール作りが楽しかったりする。
ちな、十二段にして、
普通の神経衰弱風で遊ぶのがベストかな
途中で飽きたから、欠陥はしらん
あの子としゃべっちゃダメだからね! このルールを破った人は仲間はずれね!
それはいじめのターゲットをお前に変えるから覚悟しろよという宣告だった。自分以外の決めたルールに従うのはとても苦痛だったけれど、親曰く学校の言うことには従えというから我慢していた。でもクラスメートによるルールはどうなのだろう?
自分は親に聞いてみた。クラスメートのルールの話を。親は「そんなのやっちゃダメ」と言った。自分は彼女のためを思って、「いじめをなくすため」彼女のことを殴って引きずってボロボロにした。校庭で女の子が泣き叫びながら土埃にまみれて引きずられているのを見て先生たちは飛び出してきた。周りのクラスメートたちはみんな泣いていたからビックリした。
自分は学校に呼び出されたので「ルール」の話をした。彼女は嘘をつきそうになるから「でもあの時みんなに言ったでしょ」と繰り返して聞いてみたら彼女は泣きそうになりながら「ごめんなさい」と言った。学校のルールに反しているから謝るのは当然だったが、自分もなぜか謝らされた。学校のルールは「仲直りしましょう」だったから従うことにした。
クラスでいじめはなくなり自分は学校のルールできちんと生きられるようになった。
守るための最低限の行動。
守るから守られる。
守らなかったら相応の何かがくるとおもう。
そのルール内なら自由だと思う。
自由のためのルールだとも思う。
守り守られルールの中で漂う日々。
[ルール]
誰かにとっては破ったことになり、誰かにとっては守ったことになる。
それならばいっそのこと、なにもしなければ守ったことになるのかと思えば、そうでもなくて。
ルールとはきっとみんなと協調するためのものだ。
世界にわたしがひとりぼっちだとするのならば、ルールなんて必要がないのだろう。
みんなのための、ルール。
だから住んでいるところによって違ったり、することによってルールはめまぐるしく姿形を変える。
ルールが変わっても、わたしは変わらないのに。
わたしはその度に、わたしを変えなくてはならない。
だからわたしは、自分のためのルールを作った。
わたしがわたしであるための、ルールを。
影に振り返られた
飛び回るカスミソウの断片
着色されている
次の瞬間
平手打ち
目を見開いて星座になりたそうな涙の粒
解け消えゆくカップの湖面
ルールなんて
破る為にあるもの
なんて言うけど
最低限のルールと
自分が自分である為のルールは
破らない
お題
ルール
『ルール』
こんなルール破ってしまおう
僕には必要ないからさ
自分が必要ないって思ったら破ったっていい
自分を苦しめるものだったらね
僕は束縛されることが嫌いなんだ
だから、もう君とは付き合えないよ
この世界には"ルール"がある。
ルールを破った者は即刻死刑になる。
小さな子供や動物もルールを破ったとみなされれば、
どんな理由だろうとも殺される。
そして、すぐに殺せるよう街中に監視カメラや警備ロボットが置かれている。
だが、自由を好む奴らはルールを破り次々と殺されていった。
はぁ、、、、これだから阿呆は。
そんな阿呆な奴らに特別おしえてやった。
"抜け道はある"と。
そもそも単独で動いているからすぐに殺されるんだ。
まず、チームを作りそれを何チームかにわける。
そして、できあがったチームの長に頭の冴える奴を置けば、、、、、、、、
ほら、簡単におとせただろ。
他にも方法はいくらでもある。
だが、それで本当にいいのか?
阿呆共に国を簡単に収めれてると?
あぁ、これだからルールは面白い。
意味わからん ↑
お題 ルール
ルールなんて無くて良いと思う
だってルールなんてやぶればいいから
[ルール]
この刀を使う時に声を出してはいけない。
僕が祖父から受け継いだ時、これだけは絶対守れと言われたルール。
どうせ刀を使う機会なんてないし、と軽い気持ちで頷いた。
そして、1ヶ月くらい経った頃。僕の周りで異変が起きはじめた。
異臭がする。
物音がする。
視界の隅で何かが動く。
電柱の影に人影がある。
ベッドの周りを何かが取り囲む。
夢の中で何かが追いかけてくる。
薄暗い夢の中で逃げ回る僕は、何故かその刀を抱いている。
息を詰めて。声を殺して。見つからないよう、追い付かれないよう。必死に走って。
回り込まれて。道いっぱいの大きな目が僕を見下ろして。
もうだめだ。と思った瞬間、刀が小さくかたりと音を立てた。
ダメ元で鞘から抜く。薄暗い闇の中にすらりとした静かな光が伸びる。
瞳孔がぱかと開く。中にギザギザの歯が見える。
あ、これは食べられる。立ち向かってみたけど僕には無理だ。
「……たす、けて」
声が出た。
瞬間。
頬を切るような冷たい風が吹いて。
「ふ。ふふ……。よくやった少年!」
寒桜のような少女が、僕の刀を手にして立っていた。
シャンと伸びた背筋。自信に満ちた笑顔。
背後の目は真っ二つになって崩れ落ちていた。
「……え……」
彼女はなんなのか。あのルールはなんだったのか。
僕はこれから、それを身をもって知ることになるとは思ってもいなかった。
生きる上でのルール。小さい頃から当たり前のように理解している、してはいけないこと。
この世でその“ルール”の部屋から、大きく外れてしまうと二度とその中には入ってはこられない。
まるで中から鍵をかけられたように。
「君はこの世にいられない」と、彼らを突き放す。
少しだけ外れてしまった時は、誰かが手を差し出し「そちらに行ってはいけないよ」と扉を開いて招き入れてくれる。
きっと、誰もが踏み外してしまうことはあるだろう。全てを守ることなんてできる人はいない。
だからこそ、間違えて外に出てしまった時、手を差し出してくれる人がいたならば、その人の手を取って少しだけ周りを見渡してみるといい。
きっと変わることができるだろうから。
[ルール]