ベルの音』の作文集

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ベルの音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/20/2023, 4:24:36 PM

2.『ベルの音』

私にとってベルといえばスガキヤ
呼び出しベルでラーメンの完成を知らせる形式の店
私の地元のチェーン店
これまで100回くらい食べたことがあると思う

親に口に運んでもらって食べたあの日
お金を握りしめて友達と食べに行ったあの日
部活のグチを言い合いながら食べたあの日
オンライン授業の合間に駆け込んで食べたあの日

物理的にも近い位置にあるソウルフード
でももう少しで地元を離れるときがくる。
ここ最近は食べれてないから、お腹を空かせて食べに行こう

読んでくれてる人も私の地元に来る機会があったら
是非食べてみてね

12/20/2023, 4:24:28 PM

生きたくとも生きていられない。

そんな最期が見えている人は
なんて美しい文章を綴るのだろう。

そして、その最期を迎えるにあたって関与している、
それもまた、
もうその時を戻せないのだと悔やむ人もまた美しくて。

何事も最期に近付けば近付く程、
その価値は輝き始め、手の届かない所へと行って仕舞う。

だからこそ人類は手を伸ばすのであろうか。

その手の行先を邪魔する事はきっと許されるものではない。

そう思わせるほどの何かが有るから、
私たちの目に写るそれらは
最も輝く何かになり得るのかも知れない。

12/20/2023, 4:10:23 PM

ピンポーン

このベルの音、宅配が来るか、彼氏が遊びに来たその時にしかなることは無い。

さて今日はどっちなのでしょう。

「やっほー!」

今日は彼氏が遊びに来るしでした。
彼氏の顔見ると何があっても笑顔になれる。

どんなに辛いことがあったって、どんなに落ち込んでたって、笑顔になれる。

それが彼氏である。

今日はクリスマス、ケーキを買ってきてくれた。
私の家にあるクリスマスツリーの前に座り、2人でクリスマスソングを聴きながらケーキを食べる。

これが、毎年恒例のこと。
付き合ってからずっとしてる。

来年も忘れずにやろうね。

だが、しかし...


来年にまた一緒にクリスマスを迎えることは出来なかった。




今年も家のベルならないかなと期待してる自分がいた。だが、鳴らない。
それはそのはず。押す人なんて誰もいない。

来年もやろうねって約束したのに...😢

涙が溢れてきた。
せめてでも、ベルの音だけは聞きたいと思い、自分で自分の家のベルを鳴らした。

だだ、誰もいない家にベルの音だけが響いた。

12/20/2023, 4:07:04 PM

邪悪な魔女から呪いを受けた
周りの視線が怖かった
醜い醜い醜い

カランカラン

「こんにちは。12時から予約した…」

#ベルの音

12/20/2023, 3:52:55 PM

人が鳴らすその音は、誰かが何かを伝えたい証

風が鳴らすその音は、世界に届ける晴れやかな心地

送り手と受け手
ふたりいなくても成り立つけれど、ふたりの方が嬉しい

ベルの音は、人と人とを繋ぐメッセンジャー



そこまで書いて筆を置いた。

ベルが鳴る。
この音は、あなたが来てくれた合図。

足取りは 弾むようで、軽やかな。


「ベルの音」

12/20/2023, 3:45:10 PM

心霊現象の中で一番怖いのは
実は鈴の音が聞こえることなんだよ

中学の頃
理科の先生が言ってたの


それでね

今、あたしの背後から
鈴の音が
だんだん近づいてくるんだけど

振り返ったほうが

いいと、思う?

12/20/2023, 3:43:06 PM

防災のベルの音
学校のベルの音

クリスマスのベルを連想させるためのお題?
頭の中がけっこう交感神経モード
いい部分でもあるけど…
オンとオフのバランスをとる
無理しない
がんばりすぎない
でも目標達成
サロンワークでも出来たから
出来るやろーな
とりあえず明日はオフ!
休も!

12/20/2023, 3:35:58 PM

ジリリリリ。

この音に続くものは何だろう? 思いつく限りあげてみる。

①ジリリリリ。『12月21日、木曜日。午前六時になりました。朝のニュースをお伝えします。』
うぅ、起きなきゃ……。起きなきゃ……。寒い……あと五分……ぐぅ。

②ジリリリリ。『間も無く開演です。御来場の皆様は着席してお待ちください』
推しに会うの三年ぶりだ。楽しみ!

③ジリリリリ。
なになに?
火災報知器じゃない?
え?火事!?
非常ベルだ! 逃げろ!
待って待って! いったっ!
怖い!

④ジリリリリ。『まもなく 〇番線に 普通列車※※行きが参ります。 黄色い線まで お下がり下さい』
じぃじ、ばぁば、またね。
サッカー頑張ってね。
勉強もちゃんとやれよ。
ばいばーい。

⑤ジリリリリ。『ただいまをもちまして、全公演終了となります。 御来場 ありがとうございました』
あぁ、終わっちゃった……。現実帰りたくない。
『気を付けて帰ってねー!』
突然の推し!!

ベルの音一つとっても色々浮かぶものである。


END

「ベルの音」

12/20/2023, 3:21:25 PM

『ベルの音』

母の目覚ましのベルは本当に小さな音で
それでも母は毎朝きちんと起きて
これまた小さな音でラジオを聞きながら
お弁当を作ってくれたっけ

学校が大嫌いな私だったけど
小さくてあたたかい
でも頼もしい仲間を鞄につめたら
何とか「行ってきます」を言えたよ

ありがとう

12/20/2023, 3:19:58 PM

『予鈴』
駅前の喧騒に珍しく溶け込んで 私が半分溶けていく
プランターには元気の無いパンジーがやはり半分溶けていく 全部溶けたのはパンケーキの上のバター 誰かにちょっと呼ばれた気がした ほんとうに微かで忘れてしまいそうだったけど

12/20/2023, 3:16:00 PM

『ベルの音』がどんなだったか調べてみた。
夜中ベッドに一人で座っていると、あの音が右から左に通りすぎていったのは二十歳くらいの頃だったろうか。窓の外を見ても誰もいなくて。耳元で聞こえたその音は、お布施の器を持った僧侶の魂が私の前を通過したのだろうと勝手に思っていた。
今でも忘れられない不思議な音。

12/20/2023, 3:15:44 PM

ベルの音。そう聞いて思い浮かぶのは、スキマスイッチさんの奏の歌詞。
突然不意に鳴り響くベルの音、焦る僕解ける手離れてく君
歌は、メロディに乗せながら想いを伝えたり語ったりできるから好きだ。
今もこうやって、書く事ができているのだから。



ベルの音____
2023.12.21

12/20/2023, 3:14:55 PM

30.ベルの音


僕の家の近くはベルの音が鳴る。
まぁ、僕の家といっても孤児だから施設だけど。
小さい時は親がむかえにきてくれると思ってたから、頑張ってきたけど、どんどん成長するにつれて
親が迎えに来ないことに気づいていた。
なぜ親は僕を捨てたのか。どうして見捨てたのか。
知りたかった。でも、施設の人に聞いても話を
そらされてしまう。
ベルの音が鳴ると、みんな施設の中に入ってくる。
小さい子達が沢山いる。
中学生くらいなのは僕ぐらいだろう。僕はこんな施設からでたかった。自由になりたかった。
親がなぜ見捨てたのか理由を知りたかった。

数日後、僕は施設をでた。見つからないように…
静かに門をくぐり抜け外へ出た。初めての外だ。
だが想像していた外とは違かった。
僕の目に見えるのは、まるで戦争が終わったあとの
ような…怪物が暴れていたあとのような…そんな感じの風景が拡がっていた。そこで僕は悟った。
親は死んでしまっていたんだと…
ベルの音が聞こえた。僕は戻ろうとした。
でも戻れなかった。足が動かない。
後ろからものすごいスピードで動く何かがいる。
振り向くと、化け物がいた。僕は食われるのだと覚悟を決め目を閉じる。まだベルが鳴り響いている。
僕は施設からでるんじゃなかった。と後悔していた。

12/20/2023, 3:13:59 PM

ちりん。ベルの音。
にゃあと泣いた黒猫は、懐っこく私の膝に前足を乗せる。
「どうしたの、ミーコ」
頭を撫でると、ごろごろと喉を鳴らして手に頭を擦り付けてくる。何とも愛おしい。
外を見やれば、雪景色。今季一番の寒気が関東平野にやってきているらしい。
「ホワイトクリスマスだねぇ」
首につけた小さなベルをちりちりと鳴らすミーコの背を撫で、独りごちる。

12/20/2023, 3:00:36 PM

ベルの音
今夜も鳴らない…リビングから、玄関のドアを見つめ溜息をつく…君とちょっとした行き違いで、口論になって、其れから、君がこの部屋に来なくなって、もうひと月になる…毎日のように、遊びに来ていたから、君の居ないこの部屋が、時間が、味気ない…何時もなら、二三日もすれば、機嫌直して来て呉れてたのに…意地っ張りな私は、どうしても自分から言い出せ無くて…本当は、今直ぐ君に逢いたい…ギュッと抱き締めて居たい…机の上のスマホを見つめ乍ら、ただ、ドアのベルが鳴る時を待っているよ…

12/20/2023, 3:00:15 PM

『ベルの音』


シャン シャン シャン
どこか遠くでベルが鳴る

ここまで音が聞こえる夜に
暗がりの中で独り歌う

When I was just a little girl
《私がまだ少女だった頃》
I asked my mother
《お母さんに尋ねたの》
What will I be
《私は何になるのって》
Will I be pretty
《私は可愛くなれるかなって》
Will I be rich
《お金持ちになれるかなって》
Here’s what she said to me
《お母さんはこう言ったわ》
Que Sera, Sera
《ケ・セラ・セラ》

しん しん しん
外では雪が降り積もる

細かい雪でも積もれる夜に
暗がりの中で独り歌う

When I grew up I fell in love
《大人になって恋に落ちて》
I asked my sweetheart
《恋人に尋ねたの》
What lies ahead
《この先に何があるのって》
Will we have rainbows
《虹を見ることができるかなって》
Day after day
《毎日毎日見れるかなって》
Here’s what my sweetheart said
《恋人はこう言ったわ》
Que Sera, Sera
《ケ・セラ・セラ》

シャン シャン シャン
しん しん しん
どこか遠くでベルが鳴る
外では雪が降り積もる

ここまで音が聞こえる夜に
細かい雪でも積もれる夜に
暗がりの中で独り歌う

Now I have children of my own
《いま私には子供達がいて》
They ask their mother
《その子達は私に尋ねるの》
What will I be
《自分は何になるのって》
Will I be handsome
《自分はハンサムになれるかなって》
Will I be rich
《お金持ちになれるかなって》
I tell them tenderly
《私は優しく答えるの》
Que Sera, Sera
《ケ・セラ・セラ》

"こんな夜なら誰かに届く"
そんな少しの希望を乗せて
暗がりの中で独り歌う

Que Sera, Sera,
《ケ・セラ・セラ》
Whatever will be, will be
《なるようになるわ》
The future’s not ours to see
《未来は誰にも分からないけれど》
Que Sera, Sera
《ケ・セラ・セラ》
What will be, will be
《なるようになるわ》

届いた後の未来など
分からないままただ歌う

12/20/2023, 2:58:29 PM

十二時を知らせるベルの音が街に響き渡る。
賑やかな街がより活気だつ。
今日の半分が終わったと楽しげな声で各々が昼食を楽のしんでいる。家族で食べるもの、仕事先で仲間と食べるもの。
中には一人で食べるものもいた。
それでもうまし糧よと昼食を頬張っている。
午後のため。仕事のため。自分のため。誰かのため。
うまし糧よ。



ベルの音

12/20/2023, 2:54:34 PM

ベルと聞いて、真っ先に思い浮かぶのは赤いベルマークの募金だった。ベルの音よりも印象に残っている。
 というよりも、ベルの音を聞いたことがないかもしれない。スマホのアラームの、耳をつんざくベルのような音は毎日耳にしてはいるが、本物のベルの音はめっきり聞かない。
 幼い頃は、なぜだかヨーロッパの、教会にあるベルを聞く事に憧れていた。うろ覚えな上に知識不足なので、本当に教会にベルなんかついているのかはわからないが、とにかく本場のベルを聞いてみたかった覚えがある。
 そもそも日本にベルなんてあるのだろうか?

12/20/2023, 2:54:33 PM

こんな深夜になっても
LINEの通知音を待っている
もう日付が変わっちゃうよ…
待っている間
ずっと ずっと
あなたのこと考えてる…

今、LINEが届いた
こんな時間に私を思い出してくれて
ありがとう
今日一日の終わりに
私を思い出してくれて
ありがとう

私の一日が
幸せな気持ちで終わる幸せ

12/20/2023, 2:41:26 PM

#ベルの音


 シロは、音楽隊の新入りです。
 けっして聖歌隊のような花形ではありません。
 けれど音楽好きがあつまって、熱心に練習をしています。

 今夜は、村のお祭りです。
 音楽隊も広場で演奏をするのです。
 これはチャンスです。
 音楽隊は「聖歌隊に入れなかったおちこぼれの集まり」と、あなどられているのですから。名誉をかけて、みんな本気です。
 シロがもらったのは、レの音でした。
 ハンドベルというのは楽譜にあわせてみんなで順番に音を鳴らしていく音楽です。シロの出番は少ないですが、音がひとつでも欠けたら完全な曲にはなりません。
 シロにとって、はじめての舞台でもあります。
 朝はだれよりも早起きして、夜遅くまで居残りして。いつもシロだけが遅れてしまうむずかしいパッセージは、とくに念入りに練習を重ねてきました。
 
 夜。
 お祭りの篝火のまわりで笑いあってお祝いしている仲間たちの輪から、シロはそっと、はなれました。
 赤い衣装の、気どった聖歌隊たちの横も通りました。暗がりをこっそり抜けるシロの姿に、だれも気づきませんでした。

 村のはずれの、丘のてっぺんまで来ました。
 足をとめて、シロは頭上をあおぎました。
 にぎっていたハンドベルを、夜空にむかって鳴らしました。
 
 レー レー
 レー レレーレ
 
 遠くまたたく星の光が、たちまちにじんで見えなくなっていきます。
 ぽろぽろ、涙があふれてきます。
 
 レー レー
 レー、レレーレ……
 
 場違いな不協和音が、ギョッとシロを見た指揮者と仲間たちの顔が、よみがえってきました。
 ちらちら、雪が降りはじめました。
 
 レー、レー……
 レー…… レレーレ……
 
 
 ぽろぽろ、ぽろぽろ泣きながら。
 まちがえてしまったメロディーを、ずっとずっと、鳴らしつづけていました。

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