生きたくとも生きていられない。
そんな最期が見えている人は
なんて美しい文章を綴るのだろう。
そして、その最期を迎えるにあたって関与している、
それもまた、
もうその時を戻せないのだと悔やむ人もまた美しくて。
何事も最期に近付けば近付く程、
その価値は輝き始め、手の届かない所へと行って仕舞う。
だからこそ人類は手を伸ばすのであろうか。
その手の行先を邪魔する事はきっと許されるものではない。
そう思わせるほどの何かが有るから、
私たちの目に写るそれらは
最も輝く何かになり得るのかも知れない。
12/20/2023, 4:24:28 PM