『プレゼント』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#020 プレゼント
プレゼント
それは小さな頃に胸躍った言葉
プレゼント
それは大人になっても胸躍る言葉
今年は誰に何を贈ろうか
誰から何が届くだろうか
「プレゼント」
形が残らないモノが良い(お菓子や事務用品等)
だって好みじゃない形があるモノを貰っても正直な話、邪魔なんだ。
「プレゼント」
何がいいかな。
あなたの事を思い浮かべる時間はあなただけのもの。
お題『プレゼント』
友達付き合いをないがしろにしてきた。ついでに恋人なんていたことない。
家族の誕生日は忘れたことはないが、今も付き合いがある親友の誕生日は正直覚えていない。
私がこんななので、実家を出て一人暮らしして以降、誕生日を祝われたことがないし、私も誕生日というものにとくになんの感情を抱かなくなってしまった。
そんな時、たまたまマッチングアプリで二回目に会う男性からちいさなピンクのバラ一輪の花束っぽいのを渡された。とつぜんのことだった。
「これ、なんですか?」
と聞いたら、彼はおどろいたような顔をして
「今日って誕生日じゃなかったでしたっけ?」
と言われた。たしかに今日はたまたま私の誕生日だ。そういえば先週会った時、そんな話をした気がする。
「たしかに今日ですけど、まさかもらえると思ってなくて」
「あ、あのいやでしたか?」
男はすこしだけ悲しそうな顔をした。知り合ったばかりの人からプレゼントされて困惑しているのは事実だが、その一方で悪い気がしていないのも事実。
「いいえ、ありがとうございます。普段あまり人から祝われることがないので嬉しいです」
「ほんとですか! じゃ、これからなんかの記念日にたくさん祝いましょうね!」
バラの一輪を受け取ると、彼が嬉しそうに顔をパァっと明るくさせる。
正直まだこの目の前の男と付き合うかどうかは分からないが、人から祝われるのは嬉しいものなんだな、と何年か前に家族からやってもらった誕生日パーティーで受けた温かい感情を思い出していた。
今年も残りあと1週間となった そして今日はクリスマスイブ! 新聞とともに入る広告にはどのお店も美味しそうなご馳走やケーキ クリスマスプレゼントが載ってて つい微笑んでしまう…
うちの白いモフモフ君も赤色の首輪に緑色の鈴を着けてクリスマスしている プレゼント…今年も家で美味しくご飯を食べれる事だなと思っている
ポポヤ
「えっ、あー、プレゼントなんですけど。マフラーは去年渡したんで今年はニットとかにしようかなって。サイズ? えーっと、身長一五三センチメートルなんだけど、それくらいのサイズで適当に!」
厚みは?
『プレゼント』
松任谷由美の曲のひとつに「恋人はサンタクロース」というものがある。小さい頃は、とくに意味もわからずにその曲を耳にしていた。しかし、大人になり親からプレゼントをもらえなくなってからやっとこの曲や彼女の伝えたいことがわかってきたように思う。大人になってからは、プレゼントをくれる存在は恋人だけなんだと伝えたかったのだ。夫や妻になると、自分より子供の方に目がいきパートナーに対してプレゼントを用意することを忘れてしまう。だからこそ、恋人はサンタクロースなのだ。
青の髪飾りをくれた君は
この色好きだったよね
なんて言って笑ってくれた。
本当は髪飾りなんてつけけど
君がくれたから
私がこの髪飾りが好きなのは
君が私に似合いそうって言ったから。
君から最高のプレゼント貰っちゃった。
─────『プレゼント』
リボンと包装紙を220円で買う。
最近のラッピングは有料だから。
ビニール袋と同じように聞かれるものだから、つい断ってしまったのだ。
プレゼントに、ラッピングは欠かせない。
ただの市販のお菓子も、パッケージが煩雑なおもちゃも、包めばプレゼントらしくなる。
況んや、雰囲気充分のプレゼントなら、だ。
ケースまでついた万年筆。
父親の還暦祝いに奮発して買ったプレゼントだった。
でも渡せなかった。
還暦を迎える前に、父親は亡くなってしまった。
一瞬のことだった。
居眠り運転の車が突っ込んできて、父は亡くなった。
父親の還暦は、年明けに迫っていた。
お葬式は、クリスマスになった。
年末の休業日が迫る中、落ち着いて父の死を悼める日どりはそこしかなかったのだ。
だから、私は今年、初めて父の枕元に、クリスマスプレゼントを置くことにした。
私が幼い時に、父がしたように。
父が寝ているのは、布団ではなく棺だけれど。
父はもう起きることはないけれど。
しかし、私はラッピングを忘れていたのだ。
還暦祝いなら、プレゼントの渋い中身むき身のこのままで、充分だったろう。
クリスマスプレゼントなら話は別だ。
最初で最後の、死出の旅のお供になるプレゼント。
妥協はしたくなかった。
…しかし、小心者の私は、喪服でクリスマス一色の雑貨屋や専門店に入って行くことができず、近場の100均で、こそこそ包装を買うのだ。
父が生きていたら、きっと呆れて、笑われただろう。
プレゼントには包装は欠かせない。
私は220円を払って、包装紙を買う。リボンを買う。
陽気なクリスマスキャロルが、店内に流れていた。
ぼくのプレゼントは
ラブライブの真姫ちゃんからの
愛のキスだな♪
【プレゼント】
あれは誰から貰った“もの”だったか……
ふと頭の中にかつて愛用していた“もの”が浮かんだ。
別に過去を思い振り返っていたのでは無いが、なんとなく気になって仕方なくなってしまった。
残念ながら現在は手元にない。どこにしまったのか。
はたまた壊れてしまったのか。無くしてしまったのか。
それすらも思い出せないが、少しずつ最後に使用した日を脳内から探し出す。
どうしよう。何も思い出せない。
少し……いやかなり困りながら今に一番近いであろう記憶をなんとか手繰り寄せることに成功した。
それは数年前に使用した記憶だった。
しかしポンコツである脳みそには最後はどこに片付けたのかという大事なところまでは繋がっていなかった。
最悪だ。なにも参考にならなかった。
現物を見て触れれば1番手っ取り早く思い出すことが出来たのにと心底後悔しながら、発想を変えてみる。
今度は貰った日のことから思い出そうと、できる限り記憶を遡りながら、貰った日を思い出してみる。
少しづつ記憶を遡っていくと、とても大切に大切に使っていた思い出がたくさん脳裏に浮かびとても穏やかで幸せな気分になれた。
だが、肝心の誰から貰ったのかがどうしても思い出せない。
ここまで来ると意地でも思い出したくなるが、そうすると堂々巡りになってしまい結局思い出すまでに至らないのがこの脳みその悪いところだ。
今日はクリスマスイブ
"クリスマスは恋人と過ごす大切な日"
そんなものに憧れていた
だから、一人で頑張って部屋を飾った
でも…、スマホには『仕事が長引いてる』の通知が1件
暗く、静かな部屋にはチッチッチという時計の音が無駄に大きく響いている
もう、来ないのだろうか
そんなことを考えていたら12時になっていた
もう、寝ようか、そう思っていた時、
パチっと部屋の明かりがつき、わたしの最愛の人が立っていた
ごめんねと言いながら、わたしを抱きしめてくれる
「仕事も長引いてたんだけど、準備してたら思ったよりも時間かかっちゃって。でも、絶対に12月25日、この日に言おうって決めてたんだ。」
そう言いながら、わたしの前で膝まづくあなた
「僕と結婚してください」
きっと、わたしの人生の中で
一番嬉しかったプレゼントだ
【プレゼント】
プレゼントを開けたらきっと、その時点で知られてしまう。だから、その手を遮ったの。きみなら分かってくれるよね。
ひたりと冷たさを当てると無駄に冷静になる。赤黒く咲く薔薇は強さの証拠。
「きみが悪いわけじゃないよね」
明日はきみの誕生日。大好きなきみの誕生日。きみが嫌いな誕生日。朝も夜も静かさは変わらないし、誕生日だって他の日と変わらない。違いがあるならプレゼントが貰えて、おめでとうがあるくらい。ちょっと贅沢にケーキを食べる日だって日常にあるし、パーティーだってなんでもない日にしてもいい。
だから、きみへのプレゼントは特別にしたいんだ。優しいきみだから喜んでくれると思う。
「いっぱい考えたんだよ、だからね。だからね。きみが悪いわけじゃないよね......?」
きみはいっぱいいっぱい泣いていた。
今日はクリスマスイブ。何かプレゼント届くかな。
テーマ【プレゼント】
何がほしい、なんて問われると困る。君が僕に求めている答はきっと、マフラーとかピアスとか、どこかの店で買えるものだから。
何がほしい、なんて問われると困る。あなたが私に求めている答はきっと、ヘアゴムとか本とか、どこかの店で買えるものだから。
──僕たちは、愛がほしかった。
──私たちは、金がほしかった。
題:プレゼント
【プレゼント】
男は超能力を持っていた
物を動かす力 サイコキネシスと言うやつだ
「メリークリスマス〜」
やたらとテンションの高い女が言った
「あぁ、メリークリスマス 随分と機嫌がいいな」
「え〜、世の中みんな浮ついてるよ〜 今年は何をくれるのかな? 楽しみ!」
もらえるのが当然と思ってるらしい
「あれ? なんか急にお腹が… おトイレおトイレ」
女は腹痛を訴えトイレに駆け込む
「ふぅ〜 なんか急にお腹に来たよ なんだろ? まぁ、いいや はい!クリスマスプレゼント! マフラーだよ〜 すごく寒くなってきたからね」
「今年もマフラーなのか笑」
昨年も一昨年もマフラーだったのだ
「いいのいいの 気分が変わっていいでしょ?」
まぁ、確かにな 「ありがとう」
「俺のプレゼントはどうだった?」
「えええ! まだもらってないよ???」
「いや、もう渡したよ」
「え? いつ???」
「君がさっきトイレに行った直前さ」
女は訳が分からないと言った表情をする
「今年は君の好きな食べ物のフルコースだ 胃に直接送っておいた」
「嘘でしょ! さっきのあれ??? ちょっと! 照れて受け取ったり、開けて喜んだり、 大好き!って抱きついたり、そういう工程全て飛ばしたってこと?!」
「お前はすでに消化している」
「ケンシロウ風に言うなw」
昔からプレゼント交換というイベントが苦手だ。
忘年会などでビンゴの景品がわりに各々がプレゼントを用意するパターンや、単純に持ち寄ったプレゼントを円になって回すパターンなどがあるがどのパターンでもプレゼント交換と言われると少しその会へのモチベーションが下がる。
まず、プレゼントを選ぶ時、会の参加者を思い浮かべて、あの人はこれもらったら嬉しいだろうな、だけど、あの人の元に回ったら…などと考えるとどうにも選びにくい。もし職場などで上司などが参加している場合はもう最悪だ。結局無難で面白味に欠けるものを選ぶことになる。更に大体の場合が「1000円程度」という様な曖昧な値段設定になる。そして、検索をかければすぐに値段がわかるこの時代。買ってきた物が1000円を超えていないと相手の心象が良くない気がするし、1000円を超えすぎてもなんだかズルした気分になる。(これはきっと昔の遠足のお菓子は500円以内!のせい)
会が始まってプレゼントを選ぶのも難しい。回して強制的に手元にくるパターンはよいが、ビンゴの後などに並べられてるプレゼントの中から選ぶのも大変だ。流行り物に疎い私は紙袋などで中身を想像することが難しい。お前はそれはいらないだろ!紙袋見れば想像できるだろ!と空気が読めないヤツになってしまわない様に、悩まされる。
そして、最後の問題はプレゼントをその場で開けた後だ。まず、そのプレゼントは真面目に考えてくれたものか、笑いを提供するために選んだものかを判断しなくてはならない。リアクションも嘘くさくなく嬉しさを表現しなくては…なんてハードルが高いのだろう。
本来、プレゼントというものは渡す相手を思い浮かべてあの人ならこんなものが嬉しいかな、最近こんな事を言っていたなと考えながら選ぶのが楽しみの一つだと思うし、受け取る側も私のために時間を使って選んできてくれたという気持ちこそが嬉しさを倍増させるものだと思う。プレゼント交換に出くわすたびに、プレゼントは物だけではなく気持ちや時間をこめてプレゼントしたいと思ってしまう。
今日はクリスマスイブだから
私の密かな夢だったもの
「友達とクリスマスプレゼントを送りあいたい」
だからといってそんな人はいないので
1人寂しくお買い物
送り相手なんていないので自分へのクリスマスプレゼント
5000円くらいの消費は承知済み
今年は無事クリぼっちになっちゃうけど
来年は友達でもいいからクリスマスを一緒に過ごせる相手が欲しいなぁ...
今のうちにクリスマスプレゼント用のお金でも貯めておこうかな
[プレゼント]
プレゼントは何を貰っても嬉しい
大事なのは気持ちだから
他のブランドより比較的安いブランドのアクセサリーを貰って文句を言ってた人を見かけたけれど
相手からプレゼントを貰えるということだけでとても幸せな事だから
しっかり感謝をするべきだと思う
お金のかかってないもの=愛が小さいではない
プレゼントに気持ちがこもっていたらそれはお金で買えないほどの価値を持つ
相手の欲しいものが分からなくてもしっかり悩んで相手にあげる
きっと気持ちは届くはず
朝起きると枕元にプレゼントが置いてあった。
今年から一人暮らしなのにね。