『プレゼント』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
サンタさん
待ってます
#プレゼント
#69
『プレゼント』
生きてる事そのもの
誰かにもらった命であり
誰かの生きる要素であり
過去の善悪すべて煮込んだ
シチューみたいな私
おいしくなあれ
テーマ:プレゼント #403
クリスマスプレゼントを両親のために買いに行った。
父には水筒、母には靴下。
私が高校に入ってから
4歳下の妹と一緒にプレゼントを買う習慣ができた。
クリスマス以外にも結婚記念日に、
勤労感謝の日に、母の日に、父の日に、
そしてそれぞれの誕生日に……
そんなことをしているというと
周りからびっくりされる。
そんなこと私の家はしないよ?
って。
別にやれと言われたわけじゃないし、
嫌々やっているわけでもない。
ただ喜ぶ顔が見たくて
いつも頑張ってくれている親にも
感謝を伝えることが好きで。
親しき仲にも礼儀あり、というやつかもしれない。
今年も驚きと喜びの声が、我が家に響きますように。
クリスマスには子供はプレゼントをもらう。
だけど僕、貰ったことない。
どうしてなんだろ。
悪い子だから?いい子じゃないから?
一度は貰ってみたい。
そして、毎年両親と暖かい一日を過ごしてみたい。
今は寒い。ベランダにいる。
父さんと母さんは笑って家の中にいる。
入れて欲しいなぁ〜。
次の日、父さんと母さんが
泣きながらプレゼントをくれた。
どうやら僕は死んじゃったらしい。
あのままベランダで。
#『プレゼント』
No.14
「プレゼント」
もうすぐXmas...
かつて子どもだった私も
久しぶりに、サンタさんに
プレゼントのおねだり♪
サンタさんへ
私は...
過去のトラウマを
全部キレイに消せる
大きな消しゴムが欲しいです。
そしたら、今より楽に
生きられると思うんだけどな...
「プレゼント」
リボンを結んで
踏みつける。
ピンポンダッシュが
贈り物。
【#4】
『ごめん!仕事長引いちゃって。うん、大丈夫!
なるべく早く着くようにするから』
急いでる彼の声と息切れが
スマホのスピーカーから聴こえて来る
『あと、プレゼント…!
すげぇ考えて準備してたんだけど
店に引き取りに行けてなくて。…本当にごめん』
焦ってる声も
謝ってくれる気持ちも
「ありがとう。…嬉しいよ」
全てが
私を想っての"プレゼント"
#プレゼント
【プレゼント】
このところパリもロンドンも10度前後に冷え込む日々が続いている。雪こそ未だ降らないものの、人工的な光の枝たちが街を眩しく照らす光景にはまた今年も慣れ、いよいよ25日。クリスマスを迎えた。
先ほどカフェで一息ついていたとき、隣に座ったカップルがプレゼントを贈っている場面に出くわした。袋からしてアクセサリーとかそういう類いのものだろう。受け取った人間は、ありがとうとはにかみ、頬を紅潮させていた。
出くわした男--フランシスは、その一部始終を思い出し、その端麗な顔を曇らせた。脳裏をちらつくのは、いけすかない隣国の顔。
フランシスは、アーサーに恋をしていた。あまりに、格好が悪いけれど。どう転んでも「世界のお兄さん」でいられない相手なのだ。
好きな人、大切な人にプレゼントをあげたい。大切な人なんて綺麗な言葉で形容できる気持ちではなかったけれど、フランシスとてそれは例外ではなかった。
自分だけがあげられるものってなんだろう。
フランシスはそればかり考えていた。唯一でなくては駄目なのだ。その他大勢と大差のないプレゼントなど、自分がフランスである甲斐がない。
未完
「雪、今日はクリスマスだな」
「あぁ……そうだっけ」
寝る前、何気なく交わす言葉。布団の上で、頭をぼーっとさせながら最近のことを思い出した。
朝起きて、仕事に行って、家に帰って、寝る。毎日がなんだか作業のようで、日の流れを感じ無くなっていた。
お兄ちゃんが教えてくれなかったら、今日はクリスマスということを忘れてそのまま眠ってたかもしれない。
「プレゼント、俺も欲しいなぁ」
「何か、欲しいものがあるの?」
「あぁ」
お兄ちゃんは豆電球を消して、私の隣で横になる。私も一緒に、横になった。お兄ちゃんの布団と、私の布団を比べると、お兄ちゃんの方が大きいけど、私の方がもふもふ。お兄ちゃんは、お金が無くて夏用の布団にくるまって寝てる。
「何が欲しいの?」
やっぱり、ふかふかの布団?
「うーん……内緒」
「なにそれ」
お兄ちゃんは、そういう所がめんどくさい。
ボソッとなにか聞こえたのは、きっと、気の所為だけど。
『プレゼント』
いつ頃だろうか。
「今年は何をサンタさんにお願いしようか」と、
プレゼントに悩んでいたのは。
近所の友達が持ってるゲームとか。
読みたかったマンガとか。
普段は駄々をこねても買ってもらえないオモチャとか。
欲しいものはたくさんあったから、
それはそれは、難しい問題だったっけ。
それなのに。
いつからだろうか。
あれが欲しい、これが欲しいと、願ってばかりの僕が
「あの子が欲しがるプレゼントは何だろう?」と
毎年悩むようになったのは。
プレゼント🎁
心のプレゼントはたくさん送ったはずなのにな
ひとつも受け取ってくれてないんだろうな。
サンタさん
1個くらいプレゼント届けてください。
私からあの人へ
最後のプレゼント🎁
プレゼントといえば、この時期はやっぱりクリスマスプレゼントだろう。でも、私にとっては、甥へのプレゼントが浮かぶ。
タイムリーなテーマ、まさに明日、彼は誕生日を迎える。もう中学生ともなると、いつまでもおもちゃ、という訳にはいかない。男の子は何にしていいか難しい。なので、数年前から、図書カードと決めている。
手っ取り早く、というと失礼だけど、本以外に文具も買えるし、色気は無いけれど実用的だ。
下の甥には、ちょっとしたお菓子を詰め合わせにして渡している。でも結局、上の甥にもそれをするので、やはり下の甥は損といえば損しているかもしれない(笑)。
「プレゼント」
恋人からのプレゼント
開けたって本当の中身はまだわからない
何が嬉しいって、
何にしようかなって考えてくれた時間が嬉しい。
それが、自分も大切って想ってる人の時間だったら尚更に。
【プレゼント】
サンタさんからのプレゼントに子どもは喜ぶ
あなたには
メリークリスマス
言葉だけの贈り物
空気は澄みわたり夜空に浮かぶ星達がいっそうに輝きを灯す季節
商店街のあちらこちらを飾るクリスマスツリーには、色とりどりに輝く宝石のような光りが、普段は少し寂しく感じるような街並みを、楽しげな雰囲気へと変える
そんな楽しげな景色の中、肌を突き刺すような風に少し後悔していた
昨夜、「明日は冷えるから玄関に手袋とカイロを出しておいたよ」と祖父が用意してくれていたのにも関わらず、朝の微睡みの中では布団のぬくもりが私を縛り付け、気付いた時には慌てて家を飛び出し、せっかくのまごころも忘れてしまっていた
昼は大学の講義中にもうとうととするほどに暖かかった為すっかり失念していたが、バイトを終え、買い物に商店街へ寄り道をしたこの時間には、布団の誘惑に負けた自分を悔やむ結果となってしまった
建物の間を走り去る冷たい風は、一刻も早く家に帰り暖かいこたつをと思いを急がせるのだが、あまりの寒さに目の前にある古ぼけた喫茶店に暖を求めて入った
店内に入ると、まるで昭和で時が止まっているようだが、年老いた店主のみが現代である事を証明するようにカウンターの中に佇んでいた
自分以外に客はおらず、なんとなくカウンター席に腰を落ちつけコーヒーを注文した
暖かな店内でサイフォンの中を浮き上がるコーヒーをゆったりと眺めていると、先ほどまで縛り付けられていた身体がだんだんとほぐれていくような心地よさを感じる
芳ばしいコーヒーを楽しみ、店内にかかるジャズのBGMに心を委ね一時の安らぎを堪能していると
「今日は帰りが遅いですが大丈夫ですか?」と祖父からのメールが入った
祖父は72歳にしてスマートフォンを父と一緒に覚えはじめ、以前では電話をしてきたが、最近ではなにかとメールを送ってくるようになり、飼い猫の写真や散歩中に見つけた季節の写真や動画なども送れるほどに使いこなしているようだ
今日はそんな祖父の誕生日、私の用意したプレゼントを喜んでくれるだろうか
プレゼント
クリスマス関連かな
特に関係なく買う
自分が欲しいものなら
クリスマスだから安いものはある
正月明け頃までセール
任天堂Switchのゲームソフト
約一万円分買ってある
順調に調整出来たら
正月明けにも買う予定
また積みゲーが増える
気になってたギャルゲー数本と
あとはインディーズゲームを購入済み
購入予定は音ゲーとパズルゲー
いまのメインよりゲームはテトリス
日々の成り行きで
いまはほぼ休息中な状態
だからギャルゲーや本を消化してる
ゲームに限らず
色々なものに触る
ハズレもそれなりにある
でもその中から当たりも見つかる
その範囲が
ゲームアニメ漫画Youtubeなど
ハズレてはいても楽しめるものもある
ただハズレが過ぎると
ちょっと様子みてから撤退
撤退してもYoutubeで流れてくる
それ次第では軽く観ることに
ハズレだからって酷評はしない
当たりだからと好評もしない
聞かれた答えるけど
個人的な感想に過ぎない
当たりハズレを決めるのは
あくまで消費した個人で
評判では決まらない
参考程度にしかならないよ
プレゼント
私には先天的な障害がある
人生はわからないものでそれがきっかけでいろんな縁に恵まれた
この体の事が知りたくて勉強をしたら
それがきっかけで生物系の学校に進学
大学の実験助手のアルバイトにめぐりあえた
今は自分の経験談を患者会の会報誌に載せている
私はきっかけの種をたくさんプレゼントしてもらえたようだ
《プレゼント》
緊張した面持ちで扉の前に立つ青年——真矢の手の中にあるのは、真新しい鍵だ。
つい先日作ったばかりの、家の合鍵である。
ややあって、真矢は鍵を握り締め深呼吸をして扉を開く。
「おはようございまーす。先輩いますか?」
挨拶と共に室内を見ると、まだ誰も来ていないようだった。
この部署は組織の中でも、特に優秀な者が集まっていると言っても過言では無い。ただ意図的にそうされたのではなく、自然とここに集ったのだ。
その理由は上司にある。
強く、恐ろしく、冷徹で、裏社会においても音に聞く存在。誰もが恐怖の対象とする男。
それが、真矢たちの上司だ。
ともあれそんな上司もおらず、ただ一人デスクに着いた真矢は安堵の息を吐いた。
「……いやいや、今更緊張なんて……私は……」
そう独りごちる真矢は、気配を察知し扉を見やる。
果たして、扉を開いたのは、
「……おはようございます、先輩」
「お、朝から早いじゃん。おはよー」
来てほしかったような来てほしくなかったような、そんな曖昧な視線で真矢は彼を見た。
「なんだよ、ちょっと嫌そうな顔して」
「いえ、なんでもないですよ。それより、珍しいですね? 先輩いつも遅いのに」
「たまにはいいじゃん。偉いだろ?」
「はいはい、偉い偉い」
「適当! もっと褒めて真矢ー!」
「わかりましたって……」
頭を撫でてやりながら、真矢は内心焦っていた。
二人きりの方が都合がいいが、これはこれで困る。
そう思っていたからか、彼の行動に気が付かなかった。
「なあ、真矢。これって?」
「……はい? なんです?」
仕事のことかと顔を向ければ、差し出された彼の手にあったのは、鍵だった。
それも、真矢の手にあったはずの、家の合鍵だ。
「あ、それは……えーっと……」
手にあったのを忘れていたからか、落としていたようだ。それを拾って、聞かれたのだろう。
「家の鍵? こんなとこに落とすなよ、はいこれ」
「あぁ、いや……すみません——」
このまま話を流してしまえば、また鍵のことを話題にあげることは無いだろう。
それでは、せっかく合鍵を作った意味が無い。
「……あの、先輩」
「ん? 受け取らないの?」
不思議そうにこちらに差し出された手を、真矢は両手で包んだ。
「この鍵は、先輩が持っていてくれませんか」
「……俺が? 真矢の家のじゃ、」
「私の家の合鍵で、合ってます」
「……ならなんで」
当然だろう、困惑する彼の目を見れず真矢は俯いたまま続ける。
「だって、先輩この前も仕事ばっかりして家に帰るの忘れてたでしょう? それで家賃払うのも忘れて、電気もガスも水道も止められたとか。そろそろ三ヶ月経つのにまた組織で寝泊まりしてるし」
「……それは」
「なので、私が住んでる家に来ればいいと思うんですよ。電気代とか諸々折半にすれば安いですし、仕事で忙しいときも私の家の方がここから近いのでまだ帰る気になるでしょう?」
「……たしかに」
「だから、その、……俺と一緒に住めば楽だと思うので! 家事とかしますし……先輩が嫌でなければ、」
「——俺の方こそいいの!?」
「え」
思わず顔を上げると、嬉しそうな彼の顔がそこにあった。
「俺の方こそお願いしたい! 真矢となら楽しそうだし、よろしくなー!」
「……はい」
予想に反して、いい反応の彼に動揺を隠せない真矢は呆然として、
「……緊張してた俺が馬鹿でしたねぇ。先輩、」
「んぁ?」
鍵を持ってご機嫌になった彼が、振り返る。
「それ、俺からのプレゼントです」
「ありがとう、真矢!」
最高のプレゼントだよ、と言った彼の表情は、
——とても眩しかった。
勇気を出して、よかったと思う。
プレゼントを頂戴、もう一度だけ私に愛を語るチャンスを頂戴