『プレゼント』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私が
欲しそうに
見ていると
気づいて
買ってくれる人だった。
珊瑚のネックレス
水晶のネックレス
財布
バック
あの人は居なくなったけど
私に
生きる力が
みなぎりますように
子供を
守れますように
プレゼント
真っ赤な髪のあの子は
真っ赤なマフラー着飾って
抹茶の服のあの子には
抹茶の香りが漂います
黄色いスカートあの子には
黄色いチーズがお似合いだ
青い瞳のあの子には
青い髪飾りをつけてほしい
私?
私はいらないよ
だってもう、貰ってるもの
貴方のその、素敵な笑顔
なにをあげよう
お金はないけど
気持ちは込めたくて…
頭と気持ちをフル回転。
瞼の裏に君を浮かべる
気取ったブランドも
ロマンチックな
夜景の見えるディナーも
君はきっと怒るんだ…
そう思うと
なんだか笑えてきて。
君に似合うマフラーに
手紙を添えよう
いつも言えない
感謝と愛を込めて…
少しだけ自分が誇らしいんだ
こんな僕の隣に
君が居てくれる
そんな当たり前の
聖なる夜に…。
- プレゼント -
『嬉しいプレゼント』
「サンタのおじさんに新しいゲームお願いしたよ」
「彼氏にアクセサリー頼んでるの」
「妻と子供にはささやかだけどケーキを買って帰ろう」
雑踏からひそひそと楽しそうで嬉しそうな囁き声が聞こえる。
私は今駅前の広場の大きなツリーの下のベンチに座っている。ツリーの電飾がピカピカとやけに眩しく感じる。
世のクリスマスを待ちわびる人達が私の横を通り過ぎていく。彼らの華やかな喜びとは裏腹に今の私、すごく惨めだ。
今朝会社で同僚でもある彼氏に振られ、仕事では上司に叱られ、こうして冬空の下でぼうっとイルミネーションを眺めている。寒々しい夜空だけれど、冬の空気は澄んでいる。
雪はこの場所にきてからすぐに降りはじめた。ひらりひらり、煌めいては消えるを繰り返す。
(そうか、明日はクリスマスイブだっけ)
どうしてこんな時に振ってくれたんだと今はいない元彼に文句を言う。彼との思い出はたくさんあったはずだけど、振られてすぐに頭の片隅に追いやったせいか、今はぼんやりとしか思い出せない。
(私がこの中で一番惨めな人なのかも)
浮かれた空気とは対照的にそんな暗い考えが湧いてくる。
全くもって自分の世界に入ってる。だめだめ、と首を振り頬を叩く。
ふと向かいの商店街を見る。カラオケ屋さんの前でサンタの格好をした若いお兄さんがビラを配っている。
いくらなんでもクリスマスには早すぎないかと思うけど、似合っているから許す。
ふと、急に突風。
慌てて顔を腕で覆うと、なにか張り付くような感覚がした。不快感で反射的にそれを引き剥がす。
「すみませーん!ビラが風で飛んじゃって。大丈夫ですか?」
ビラ配りのお兄さんが駆け寄ってくる。
ハチミツみたいな金髪に、今時の細面の甘いマスク。私の座っているベンチまで来てくれて、中腰になって私と視線を合わせ謝ってくれた。
「大丈夫です。気になさらないで」
少しドキッとしたことを隠すようにしたら、慌てた口調になってしまった。
「いやぁ、寒いですねぇ。さっきから雪も降ってるし。おねえさんさっきからずっとそこに座ってたから気になってたんですよ。なんかありました?」
気さくに話しかけてくる。そもそも、お兄さんは仕事はいいんだろうか?
そんな疑問を察したのか、お兄さんはにこっと笑った。
「雪降ったら終わっていいって店長が言ってたから大丈夫ですよ。それより、イブイブですよ、明るくいきましょ」
軽口を叩いているけど、気遣ってくれるのがわかる。
「お兄さんはイブイブも仕事なんですか?」
「そっすよ!なんならイブもクリスマスも仕事」
煌めく瞳がまぶしい。
それにしてもクリスマスまで夜に仕事。すごいなぁ。仕事に対する前向きさが伝わってくる。大切な人とは過ごしたりしないんだろうか。
「大切な人にプレゼントとかは?」
思わず聞いてしまったがなんて不躾な質問をしたのか後悔したが、お兄さんは気にしてなさそうだ。
「おねえさんは?大切な人にプレゼントは?」
逆に質問されてたじろぐ。
「大切な人、もう居ないから。
あ、でも気持ち切り替えなきゃね!」
しんみりした空気になっちゃったなと思っていたら、
「じゃあ俺からプレゼント!」
そう言って大量に持っているチラシから一枚抜き取ってその裏に『フリードリンクプレゼント無期限』とマジックで書いてみせた。
「ま、この店使ってくれないとプレゼントできないけど、これが今の俺の権限でできる最大のプレゼント。
おねえさん、何があったか知らないけど、俺応援するよ。あと、カラオケはいいよ!音楽は世界を平和にするから」
にいっと笑った時に見える八重歯がなんだか幼く見えて思わず笑みが溢れる。頑なだった私の心がやっと溶けて他人の温かさが身に沁みた。
「ありがとう、気を遣ってくれて。クリスマスプレゼント、いただきました。またお店を使わせてもらうね。お兄さんもお仕事頑張って!応援してるよ」
その時お兄さんの携帯が鳴った。
どうやら時間のようだ。
私も帰宅する時間はとっくに過ぎてる。
「おねえさん、またね」
そう言いお兄さん駆け足で遠ざかっていく。お兄さんの背が小さくなるまで私は大きく手を振り続けた。
音楽は世界を平和にする、かぁ。
お兄さんの言葉をリフレインして、
私は「プレゼント」を胸ポケットに大切にしまった。
#プレゼント
あなたがくれたプレゼントのストラップは、今もスクールバックにぶら下がってゆらゆら揺れている。
あなたに対する自分の気持ちも、答えが出ないままゆらゆら揺れている。
「プレゼントかー…」
今年のクリスマスプレゼントは何がいいかと聞いたら、
「うーん…」
…悩んでしまった。
長年ともに過ごしてきた俺たちには、プレゼントはお互いが欲しいものを贈るという決まりがある。
いつもは「加湿器が欲しい」「まくらが欲しい」など、12月に入った時点で欲しいものが決まっているのにどうしたんだろう。
「決まってないの?めずらし。」
「うん…、なんかピンとくる物がなくて。」
「今年は24.25日にあんたと一緒にいられるだけでいいや。それが何よりのプレゼント。だからお休みもぎ取ってきてね。」
うわ、無自覚天然発言出た。
「ん?どした?顔ニヤけてるよ?」
「お前…そういうとこだぞ…」
この発言が俺へのプレゼントになってること、気づいてないんだろうな。
231223 プレゼント
鈴の音が鳴り響く夜
子供たちは
期待に胸膨らませて
布団に潜り込むのだろう
私にプレゼントを
届けてくれる
サンタは
いないけれど
書き溜めてきた
この記事たちを
一冊にまとめてみようと
書き続けてきたご褒美に
自分がサンタになって
分厚いノートを
自分に
プレゼントした
お気に入りのペンで
イラストを添えながら
楽しい時間を
過ごすとしよう
プレゼント
プレゼントって貰うととても嬉しいけれど
贈る立場がちょっと苦手
選ぶのも迷うし
例えば記念日を覚えているのも難しい
なので
貰えないのはけっこう気楽
お返しを考えなくていいってことだし
例えば職場でのお菓子の贈りあいも
たまにならいいけど
毎回とかになると負担を感じる
あくまで個人的な
プレゼントに対する意見のひとつです
三原色
今日、お昼過ぎのニュースを見ると、東北だっけかな!?🙏レポーターの方が眼を開けてられないみたいに、必死で踏ん張って、ホワイトアウトた闘いながら声にしていた。
私は、おにぎりの食べる手を止めて見ていた。大変なお仕事何だな〜(^_^;)と、私は、素直に思った。
私は、お昼から、美容室で前髪をカットをしてもらうのとまゆげカットをしてもらいにヘルパーさんと行ったの。
ヘルパーさんとの会社の事務員さんのと私は、最近、連絡ミスが多いです(T_T)
美容室の待合室で待っていたの。
『コンコンコン♫』と、ノックをする音がした。
私は、最近、また、ハロウィーンの歌をよく聴いているのでそっちかな〜🤔と、思った。
(何の曲かと言えば、ハッピーハロウィーンです(*^^*)♫)
ーーリハトなの〜??と、思いそっちを見たけれど違った。
店長さんに、ノックの音がしましたヨ〜(^_^;)と、何気なく言ってみた。(笑)
店長さんは、風の音だよョ〜と、言われた。でも、ノックの音に、私は聴こえました😱
昨年だったら、不安な時や助けてほしい時は、心の中で想先生の名前を読んでいたの(*^^*)♫ーー私のエゴだったのかな??
今は、何となく違うと想えるようになりました(*^^*)よかったのかな、これで。
きっと、想先生は、ソレがいいんだ🎃🧛♂と、言われそう‥‥。何か、外張りを埋められているような‥‥。💧
暫くすると店長さんが、私の番だよ(*^^*)と呼びに来られた。何が手伝うことありますか??と、訊いて下さいました☺
美容室のクルクルまわるイスをしっかりと固定してもらったら大丈夫🙆(*˘︶˘*).。.:*♡と、応えました。
何時も、一人で頑張れるとこは頑張ってからと、私は、スマイルの句読点をしたの。☺♫
となりのご婦人もキレイになって、美容師さんとおしゃべりをしておられた。
『あんずちゃん、今日はどうしますか?^_^?』と、‥さんは、訊いたんだ。
『眉毛あたりで前髪を切って下さい🙏』と、頼んだ。
となりのご婦人が、『お先(*^^*)♫』と、帰られるみたい〜♫私は、会釈をした。
店長さんは、『ちょっとごめんね〜。』と、ご婦人に、年末の挨拶をされに行かれた。
私は、ジッと鏡を見詰めた。
(*^^*)が、ピカリと僅かな光を放した。
『あんずさん、久しぶりですねぇ〜。(^^)/~~~』
『リハト、店長さんが、びっくり(@_@)するから(^_^;)🙏』と、私は言った。
わは、後ろ振り向いた。(^_^;)まだ、大丈夫そうだった。(^_^;)
『リハト、どうしたの〜??こないだたは、学校に迄来て。(^_^;)なにか、あったの!?』
『あんずさんたち、助けて下さい‥‥。』と、リハトは、言った。
『えっ!?』と、私は、短くびっくり(@_@)した声を出した。
『明日は、クリスマス‥‥。』と、リハトは、言いかけて.。o○また、消えた。
店長さんの靴音がした。
『おまたせ。』と、言って、私のクセ髪を知った上だ切ってくれているε-(´∀`*)ホッ
そのうちに、ヘルパーさんとも合流出来たε-(´∀`*)ホッヘルパーさんは、アラジンの魔法のランプのお話しのヘルパーさんだった。ペコリm(_ _)m🙏(^_^;)
前髪カットと、まゆげカットをキレイにしてもらい、会計を済まして店長さんと美容師さんに『よいお年をお迎え下さい🙏』と、私も、挨拶をした。
扉を開けるともの凄い、北風が吹いた。ーー何かが、私たちを待っているのかな!?😱どんな場面も私たちなら、乗りこえらえる気がする。
でも、このザワザワ、何だろうな〜??終わり
最近仕事で嫌なことがあってさ、
そんな時に仰ぎ見る大空も、
帰宅後にゆっくり浸かる柚子風呂も、
俺にとっては最高のプレゼント。
…ってことに気付かせてくれたこのアプリも、
俺にとっては最高のプレゼントです。
#プレゼント
届けられたものに
添えられたココロ
届けたいひとに
伝えたい言葉が
響く
そんな贈り物
笑顔と温もりが溢れてくる
大切なプレゼント
一生のうち何度受け取れるだろう
何度
贈ることができるだろう
見つけたら頬を叩いて
心配したんだからね、ばか とか
ちょっと涙ぐむかもしれない
プレゼント言えば誕生日とChristmasですかね。
これまでにプレゼントされて一番嬉しかった物は、なんだろう?若い頃は、物だったけど今は、食べ物とか(笑)今年の誕生日は、長生き付き合いの友達から餃子とお肉だった💦餃子は、好きだけれど、お肉は、苦手なので冷凍保存したまま私は、お肉が苦手だと知らない人が多くて冷凍庫が一杯で困る😣娘が帰って来ると食べかすのだけれど、それでも、まだ残りが冷凍庫に…
冷凍焼けしそう…お魚なら大好きなんだけど……プレゼントされて嬉しかった物、なんだろう🤔一応、女なのでアクセサリーかな~
ボーッとしていると急に肩を叩かれる。
びっくりしてそっちを見ると照れくさそうに
何かを差し出す彼がいた。
「どうしたの。」
「これ。プレゼント。欲しがってたでしょ。」
そう言って渡されたのはかわいいオルゴール。
「わぁ……。これオルゴール。」
「うん。よかったらもらって……」
「ありがとう。」
そう言ってオルゴールをみつめてると何故か
彼の顔がリンゴみたいに真っ赤だった……
「何で真っ赤になってるの?」
私が聞くと彼は
「あっ……その。何でもない。じゃあね」
そう言って彼は走り去っていった……
「何だったんだ……」
私はオルゴールを手に持って家に帰宅すると
「お帰り。あれそのオルゴールどうしたの?」
「うん?もらった〜。」
そう言うとお母さんは嬉しそうに……
「あっ……そうなんだ〜。ふぅん……」
意味深に言うお母さんに不思議に思って
部屋に戻ってオルゴールをおいた時に
なにかに気づく……
それは白い紙だった……
「なに、これ……」
その紙にはあることが書いてあった…
その指示通りにすると
私はお母さんが意味深に言ってたのに気付いた…
私は机に顔を埋めてしまった。
[名前へ
オルゴールの意味調べて…]
「ズルすぎ……」
オルゴールの意味
『 貴方のことが
心から
すきです 』
もらうと、とても嬉しくて
いただくと、何かお返しをと焦り出して
クリスマスとか自分の誕生日、いつもありがとうで貰ったものは嬉しくてついつい残そうとしてしまうの。食べ物だと流石に食べるけど、まだ使わずに飾ってるものもある。これは私が貰ったものっていうのが嬉しくて。
もうすぐしたら、私が誰かに送る番。クリスマスとか誕生日の日、いつもありがとうの気持ちに。そんな時に送る相手が喜んでくれるようなものを送りたいな。
自分でお金を稼げるようになったら特別な日に家族とか大事な人にプレゼントを送れたらいいな。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。今日のお題は『プレゼント』でした。今日も一日お疲れ様でした。
プレゼントは…何が欲しい?
君はいつものように
微笑みながら僕を見つめる
そうだな…考える振りをして
僕はこう答えるのさ
君が僕の隣でずっと笑顔で
いてくれるのなら
僕は…他に何もいらない
これから…僕と一緒に
永遠を歩いてくれるかい?
「先生っ!めりーくりすますです!」
両手に大荷物を抱えた私を見た先生は驚いたように目をギョッと大きくしたあと、直ぐに重いでしょって特段と重かったバックを持ってくれた。
そういう気遣いができる大人なところがすきだ、とまた好きなところが増えてしまう。
あぁ、先生ってば罪な人。
そんな仕草で私の心を無意識にも乱して堪らなくさせる。
「……Merry Xmas。貴方にプレゼント、」
突然そういった先生は私の前に小さい箱を見せてくれた。
ベロアの生地でできた箱は指輪なんか入ってそうなやつで、先生にプロポーズされる女性は羨ましいなぁなんて頭の片隅でぼんやり考えていた。
やけに冷静になってしまうほどこの状況が信じられない。
「あ、え……私に、…?」
「うん、女の子はこういうの好きかなって。あぁ、でも気に入らなかったら全然……ぇ、泣いてる!?」
ポロポロなんて可愛い表現で足りないほど涙が溢れて止まらない。
だって、だって先生が私のために時間とお金をかけてくれたのがうれしくて。
こんな素敵なプレゼントしてくれるってことは少なくとも嫌われてはないってことでいいのかな。
先生にこんなにも大事にされて自惚れてしまいそう。
「だ、だって…嬉しくて…っ、先生ありがとう…。家宝にする……。」
「もう、やっぱり大袈裟なんだから。」
くすっと笑った先生は私の手からネックレスをとって、後ろへ回った。
先生の手の中で黒が揺れる。
「つけてあげる。きっと貴方によく似合うよ」
先生の柔らかい指先に髪の毛をすくわれる。
細い腕が首にまわって胸元に落ちた黒が陽の光をうけて眩く光る。
「ほら、やっぱり似合う。綺麗、」
「ありがとう、…ございます……。」
ニコニコとそれは嬉しそうに笑う先生が可愛くて好きが溢れてしまいそうでぎゅっと口を噤む。
いま口を開いたら余計なことまで口走ってしまいそうだったから。
「その宝石には厄除けの効果があるからきっといい方向に導いてくれるはずだよ。」
お願いね、と私の胸元の黒に小声で話す先生に言葉に言い表せないほどの愛しさが込み上げた。
ばくばくと心臓が嫌な音を立ててこの空間が落ち着かない
どうしよう、この人のことがどうしようも無いぐらい好きだ。
「じゃあ、貴方も来たことだしケーキでも買いにいく?」
「…はいっ!私ショートケーキがいいです!」
純白の生クリームは苦手だけど、醜い私の気持ちを隠す白いクリームが今無性に食べたい。
汚い想いを隠して先生の隣に並ぶ私を許して先生、
2023.12.23『プレゼント』
(プレゼント)
贈り物の値段を気にする。
他人のはまぁ気にしないことにしているけど、相場を知りたければ探るしかない。
貰えれば嬉しいはずなのに何故かものすごく面倒くさい時がある。
その面倒くささたるや「あっ、私は別に良いんだけどでもでも」と枕詞から開始する彼女のよう。彼女居ないけど。
そう、贈り物は嬉しいものだ。
〜’Tis season〜
年末だが、家事も大掃除も何もしない、ただ一日を自分の好きなように使える
それが自分にとっての誕生日プレゼントだ!!!
300字小説
幸せの代役
バーチャルワールドのキャラクターにガイドマスコットというものがある。主に初心者向けの案内役だが、なかにはファンがついていて、利用予約待ちの者もいる。彼等はファンからチップやプレゼントを貰うこともあり、一部は一種のアイドルと化していた。
「あれ?」
戻ってきたガイドマスコットが花束を抱えている。研修等に使われる、おじさんキャラで、今まで何か貰ったことなどないキャラだ。
花束は利用する度に彼を指名していた女性からで『父の代わりに貰って下さい』とメッセージがついていた。
その花束からカードが落ちる。
『お父さん、ありかとう。幸せになります』
録音された声が流れる。花束を抱えた彼の顔は何故か優しく微笑んで見えた。
お題「プレゼント」