『プレゼント』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
小さなガラスの瓶の中に大切に閉じ込めた想い出。
金平糖やシーグラスのようにカラフルなそれ。
人知れずそっと取り出してはまたもとに戻す。
淡く澄んだ水色 燃えるように染まる紅 まばゆく輝く黄色 深く沈む底には藍 降り注ぐ柔らかな桜 地平線の彼方瞬く純白 眠りに誘う帳は漆黒
ついぞ戻ることのない過ぎ去った時。
誰にも触れられない自分だけの宝物。
───あなたの残したプレゼント
テーマ:«プレゼント»
特別な日に貰うプレゼントも。
何もない日に貰うプレゼントも。
私にとっては特別で。
一生の宝物になっていく。
でも、
あなたと出会えたことが
1番のプレゼントなのかも。
『プレゼント』
1ヶ月記念に君に貰ったネックレス
毎日欠かさず付けてる学校でも部活の時でも付けてる
でも唯一付けれない時があるそれは...。やっぱり言えないや
これからもずっと欠かさずつけていくつもり
例え別れが来ても私は絶対欠かさずつけとく。
だって君に一生大切にするって約束したもん
だから私はずっと欠かさず付けとく
約束は絶対だもん!
プレゼント
こどものころはキラキラしてて
あけた瞬間はまるで虹でも見るかのように
わくわく、どきどき
袋のなかに、箱のなかに
夢がいっぱい詰まってた
あれからいくつも時間は過ぎて
今は私が夢を詰め込む
夢の詰まった箱をみて
君はどんな顔するかしら
わくわく、どきどき
今の私には君の笑顔が
まるで虹のような贈り物
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クリスマスプレゼントは
好きな人で。なんて言わなくても
もう隣にいられる関係であることが
とってもとってもしあわせです。
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Theme:プレゼント
降る雪と煌めく照明は、
誰かの誕生を祝っている。
道行く人は誰もが幸せに見えて、
歩く足元に目線をそらす。
聞こえるのはクリスマスキャロル、
止めてくれ、結局それは無駄だったじゃないか。
ただ静かに祈らせて。
あの灯りだけは消さないように。
それが与えられる物だから。
その為の祈りだから。
#プレゼント
「いってきます…」
「今日終業式だから授業ないんでしょ?何で手提げ持っていくのよ」
改めて指摘されると少し恥ずかしくて、無視して駅に向かう。
1人電車で心を落ち着かせる。大丈夫、大丈夫、大丈夫…
学校に着くとみんなとの荷物の違いが分かりやすい。
リュックがほぼ空っぽで良かった。慌てて手提げをリュックの中にしまう。
教室にはみんないるから、帰り渡そう。いつもみたいに途中から電車で2人になれるんだから。
その後先生の話も、何もかも全く頭に入らなくて、気づいたら下校時間になっていた。
「終わったね〜帰ろー」
いつもの友達5人と帰る。電車に乗り、1人、2人とそれぞれの駅に降りたら、2人になる。
さりげなく渡したいのに手が動かない。
「ねー冬休みの宿題多すぎじゃない?」
「ほんとそれなー!」
よし。この会話の中でさらっと渡そう。
でも、つい会話が弾んでしまいタイミングを掴めない。
『次は…〇〇』
車内アナウンスが聞こえる。降りてしまう。
「あっ、次だ」
今しかない。
「ちょっと早いけど、誕生日おめでとう!」そのまま私はリュックから手提げを取り出す。「これ…プレゼント」
その子はポカンと驚いたような顔をして、にっこりと笑った。
「ありがとう。めっちゃ嬉しい。」
私も嬉しい。君が嬉しそうに笑ってくれて。
そして電車が止まった。
「本当にプレゼントありがとね!じゃあ、来年!ばいばい〜」
「うん、ばいばい」
渡せて良かった。最後に君の笑顔を見れたから。
私と友達になってくれてありがとう。
水で身体を洗って、髪も乾かぬ間に血を流す。
何も知らなければ何も思わなかったのに。
大人になって遠くでひとりで生きられる日を指折り数える。
でももし今晩プレゼントがもらえるなら、でもそれは悪い子の願い事だってサンタさんは来てくれないだろうな。
お題 プレゼント
プレゼント
プレゼントは
あげるより渡すほうが好き
大切な人の笑顔を
心の奥深くの宝箱にしまう
喜んでくれてありがとう、
小さな幸せが何よりのプレゼント。
プレゼント
それは魅力的な言葉で、何が欲しいと言われたら特になくても頑張って決めようとしてしまう
私が欲しいものはなんだろう
...過度に干渉せず期待せずなんとなく話したい時に話せる距離感
幼い頃は思いもしなかったものが魅力的に思えてくる
とか言って、今も子供なんだけどね、年齢
『プレゼント』
子どもの頃からそんなに欲があまりなかった。
何を貰ってもうれしくなくて、クリスマスプレゼントもそのひとつだった。
そのまま大人になり、大人になった今でも、やはり欲があまりないまま。
でも、子どもの頃と違って、大人になったからこそちょっとしたプレゼントのありがたみを噛み締められるようになった。
……子どもの頃は、いつでも同い年の友達がいて賑やかで、たくさんの楽しいことを考えて気を紛らわせる方法なんていくらでもあった。
……ところが大人になったらどうだ。
周りはそのくらいできて当然だろうと、できないことがあれば容赦なく責め立てる。
早朝から夜遅くまで仕事をこなし、くたくたになって帰宅して眠るだけの単調な生活。
──昔の頃に比べて、なんと楽しいことが減っただろうか。
あの頃は煩わしいとすら思えたプレゼント。
だけど、今ならよくわかる。
プレゼントには、その人を喜ばせたいというその人の気持ちが込められているものだ。
魔法が使えない人間が、唯一簡単に人に使える『幸せな魔法』だということを、大人になってやっと気づけた。
私にも、そんな誰かのために幸せな魔法を使えるだろうか。
まずは常日頃がんばる自分へのご褒美に、『自分へ幸せな魔法』をかけるところから始めてみようと思うのだった。
プレゼント
20歳を数年過ぎた頃
彼から誕生日の翌日に、おめでとう
と連絡が来た
誕生日って、その日が特別であって、1日でも過ぎたらもうなんの意味もないじゃん!
そう思った
若い頃はわがままで、自己中で、
でもまだ懲りずにそう思い続けている。
誕生日はその日だから特別なんだよ
プレゼントが遅れるのは許すけど。
テーマ“プレゼント”
小学生の時
クリスマスパーティーで
幾ら以下のプレゼント(出来れば手作りしたもの)を用意しましょう
って言われたから
ビーズ(アクセサリーとか作れる物)を
紙皿に貼って、サンタクロースとトナカイを
描いた。
班ごとでのプレゼント交換で
じゃんけんで交換する事になったんだけど
男の子と交換する事になり
結構上手く出来たから
喜んでもらえると思ったら
「え、なにこれ」
と班のメンバー全員に笑われ
(渡した男の子は嫌そうな顔)
目の前で、破壊された思い出がある。
(壊しちゃえと言ったのは同じ班の女の子)
そして、その破壊されたものは
ゴミ箱へ。
ビーズってそんなに高い物じゃないけど
その男の子から貰ったのは
紙飛行機。
正直紙飛行機より時間も予算も掛けてるのに
本当にムカついた。
泣き虫だけど、泣かないように頑張った。
要らないなら壊さず返せば良かったのに
捨てるなら、返してほしかった。
未だにその時の悲しさや恨みは覚えている。
した側は覚えていないだろうけど
された側は、何年経っても忘れられない。
クリスマスシーズンになると思い出す。
『プレゼント』
あなたが
産まれてきてくれたこと
あなたが
生きていてくれたこと
あなたと同じ時代に
出会えたこと
すべてが
神様からのプレゼント
産まれてきてくれて
ありがとう
生きていてくれて
ありがとう
プレゼント
子どもはサンタを信じてない。
それを逆手に取り、サンタを信じてないってことは、
サンタが来ないからプレゼントないねって言ったら
中学生なのに、サンタいるって言ってきた。
人って現金なものである。
「プレゼント」
君はせめて、「何かあげたい」くらいは
思ってくれてるかな、、
【プレゼント】
さぁ 窓辺のカーテンを外して
繋げてリボンにして
窓枠の上に飾って
外は静かな雪と月
淡い光に木々が並ぶ
今日
この夜を送ります
月光の合間を飛び回る貴方にも
メリークリスマス!
プレゼント
クリスマスプレゼントが欲しいー!!!
プレゼント
あれをあげるという行為、ただ喜びだけが詰まればどれだけ良いかと思うけれど、そうはいかない悲しいいつもだ。貰ったものもあげるものもいつも外れてしまう。僕は山吹色が嫌いで、桜が嫌いだ。写真が嫌いで、長方形のアルバムという本棚に並べた時どうしても飛び出すものが嫌いだ。けれど友人のことは好きで、貰ったものは捨てられない。曖昧に手に取って、精一杯笑う。そして自分も選んだ筆記用具を差し出して、同じことをされる。そっと微笑みあって、できるだけ早く話を切り上げて見えないところにしまう。この一連の儀式だ。
肩肘張って外したプレゼントより、その後目の前に置かれる安売りのスナック菓子達の方が何倍も好きで喜びが詰まった時間を産むので、プレゼントをあげるという無駄な行為はいらないと思うのもいつもだ。
『プレゼント』
さようなら おはよう また明日 色々な挨拶を詰めこんで 君にあげようプレゼント 雪化粧はチーズフォンデュ ごちそうにしよう まっさらなきもちが走りだし 恋を越えて 愛を越えて プレゼントは今
リボンを紐解いた