バレンタイン』の作文集

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バレンタイン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/14/2023, 3:45:09 PM

初めて5000円以上のチョコレートを買った。
正直、効きチョコレートをして味がわかるかと言われれば自信はない。でも、卒論発表でボコボコにされて、いつもは買わない高いお酒を煽りながら頬張るチョコレートって最高に美味しいなと思った。
 泣きそうになりながら、帰り道にいいお酒でも買ってやろうとふらっと寄ったデパートで、でかでかとバレンタインと書いてるのが目に入った。そういえばバレンタインなんてものがあったなと思いながら、世間が浮かれてるのがなんとなく腹が立って、気がついたら目には入ったチョコを買っていた。そして今に至る。
 バリバリと噛み砕きながら食べるチョコレートは確かに普段とは違うような気がする。舌に自信は無いが、宝石のようにキラキラと輝くチョコレートを見ながらワインを煽る。
 ふと今日の発表会が頭を掠める。それを振り払うようにバリッとチョコレートを噛み砕いた。
 大丈夫、自分は5000円もするチョコレートをこんなにも贅沢に頬張れる人間だ。5000円もするチョコレートを養分にしてる人間だ。頑張れ自分。

2/14/2023, 3:26:43 PM

思う人がいるっていいよな
贈るか贈らないかの葛藤があって
作るか買うかの葛藤があって
渡すか渡さないかの葛藤があって
最後は勢いだけなのか気持ちに従ったのか
なんなのか分かんなくなって
思い出して後悔したり
やっぱり自分の勇気を讃えたり
好きって最強だな。
いろんな物語がある
今年は私の物語も作ってみようかな


#バレンタイン

2/14/2023, 3:25:35 PM

チョコレートが舌の上で溶けていく。液体になったチョコレートは、喉を通り、心のザラつきも同時に溶かしていくようだった。

2/14/2023, 3:20:57 PM

「バレンタイン」

やっと終わったよ、この日が。

別にもらった、もらわないで一喜一憂する歳でもないが、毎年この日のために、それなりの金額が動くイベントではあると思う。

私の頃は、せいぜい本命と義理チョコぐらいだったけど、今ではなに、友チョコ?義理チョコと同じでいいじゃね?自分へのご褒美チョコ?大人はプレモルでしょ?小栗旬が言ってたよ?

何が迷惑って、台所が占領されることだ。娘よ。こっちは食事の用意とか、弁当の準備とかあるのだよ。それらを全部見逃してくれるなら、いくらでも使ってくれてもいいが、後片付けぐらいはしろ。

あと、チョコが足りなくなったので、夜中に親を24時間スーパーに板チョコを買いに行かせるのも、来年はやめてほしい。

ついでに言っておくが、クラスと部活分で68個のラッピングも、来年は手伝いません。そんなこと前日になってするなよ。メッセージカード?書きません!

嫁はサラッとKALDIで買って済ませてた。さすが大人。労力をお金で解決してた。

今年もいろいろあったバレンタイン。

でも娘の本命級が2個あったのは、なぜ?

ちょっと小悪魔的で、ちょっと打算的な娘を見た気がした。こわいこわい。

2/14/2023, 3:20:46 PM

『チョコの行方』

買ってしまった…どうしよう。

高校3年間、同じクラスの同じ部活のかずま。

くだらないじゃれ合いする仲…男友達。

…のハズだった。

2年生の夏…県大会に行けるかどうかの試合。

私は、途中ケガで棄権…結果負けた。

こっそり、会場の裏で落ち込み泣いてると

かずまが来て、頭にタオルを落とし、ポンポンて

頭を叩いて、黙って立ち去った。

たったこれだけで…私は…恋をした。

それからも、意識しつつ関係は変わらず

3年生の三学期になってしまった。

進路はバラバラ、きっとなかなか会えなくなる。

焦りから、らしくもないチョコを買ってしまった。

かずまは、今先生に呼ばれて教室にいない。

放課後、みんな帰った教室に…私1人。

半分ヤケになって、かずまの机にチョコを投げ入れ

私は、足早に帰った。


はるか、3年間同じクラスの同じ部活。

女子で唯一気の合う…友達。

…じゃない。好きな奴。

1人遠くの高校へ入学した俺。

バスケ部が強くて有名で…それで来た。

元々、人見知りでぶっきらぼうだから、

なかなか友達も出来ずにいつもいた。

高校でも変わらず、みんな遠巻きに見てる中

「かずま!おはよう!宿題やった?」

こんな俺に屈託ない笑顔で接してきたのが、はるか

コイツの笑顔と態度に救われて、気付いたら

好きになってた。

ばかやってる間に、どんどん友達が増えて

関係壊したくなくて…3年三学期になってしまった

俺は、卒業後…地元を離れる。

そんな相談などを先生としてたり、

バレンタインを忘れていた。

教室へ戻る廊下。

はるかが俺の机に何か入れたのが見えた。

それから、足早に帰るはるか。

急いで、机の中を確認する。

…キレイにラッピングされた箱…チョコだ!

今日…バレンタインかっ!?

義理かもだけど、チョコを用意してた事に

赤面しつつも、告白のチャンスと思った俺。

チョコ片手に、昇降口まではるかを追いかける。

…いた!3年間見慣れた後ろ姿に歩き方。

「はるかっ!」

俺の声に振り向く。手にしたチョコ見て

「あっ!…」と声を出す。ちょっと赤い顔して。

さぁ、俺。次は俺が勇気出す番だ。

はるかの側へ歩いていく。

少し気まずそうなはるか。

もう今日しかない… 素直に気持ちを伝えよう。

「…はるか、俺…」

2/14/2023, 3:14:50 PM

私は真っ先にあの人達に渡した。
自身の手作りチョコを。
次元を超えて。


……いや実際は、
フィギュアとアクリルスタンドに向かって「あげる」って言ったんですけどね。
もちろんリアクションは返ってきませんよ。
ずっとこっちを見て微笑んでくれているだけです。
ですが、心で感じ取るんです、心で。
周りから見たら「わぁ……」って思うかもしれませんよね。
自分自身も初体験でしたよ、こんなの。
びっくり。


でも、それだけ、あなた方に強く惹かれているんです。

〜バレンタイン〜

2/14/2023, 3:13:56 PM

ホントはtsutsuにプレゼント
送りたかった
ドキドキしちゃうけど
tsutsu受けとってくれるかな?
クリスマスの時は
受けとってくれたから
バレンタインもって
用意したんだ。
受けとってください。
ワタシからの気持ちです。

#バレンタイン

2/14/2023, 3:10:23 PM

ただのチョコが

たった一つの恋につながる

忘れられない恋に

最初はホワイトチョコのような甘さ

だんだんとビターにほろ苦く

恋というチョコは実っていく

でも口の中はずっとチョコのまま

2/14/2023, 3:05:44 PM

紅く染まった街
紅く染まる人々の間を
藍色の気分をした私が
誰も歩かない歩道の真ん中を歩く

乾燥した空気に触れて仄かに染まる頬
鮮やかなリップに彩られた唇の紅
イルミネーションを反射する鳶色の瞳

それは血の通ったナチュラル

コートのポケットに突っ込まれたまま冷えた手
ショーウィンドウに映る薄暗い表情
俯きがちに歩く視線の先でチラチラと揺れる
インディゴブルーなデニムパンツの裾

それは冷えたアンナチュラル

スローモーションな雪に気がついて
顔を上げると見えた空は
突き刺すような深い藍色で
幽霊みたいな私を見下ろしている

ただ息をしているだけでは
ナチュラルにはなれない夜に

紅く染まったショッピングモールを
彷徨う気まずいアンナチュラル

「−バレンタイン−」

2/14/2023, 3:04:11 PM

「バレンタイン」

初めて好きな人を思い
小さなチョコを買った
好きだなんて
言った事すらない相手なのに

そんな相手に渡せる訳ないよ
相手がどう思うか考えたら
もうそれだけで足が震える

第一今日のその日に
会えるとも限らないのに

私はあなたを好きでいても
あなたから見たら
私はただの子供なんだろうな

そんな相手に渡せる訳ないよ
相手が私なんて相手にしないよ
もうそれだけで惨敗さ

カバンにひっそり忍ばせたチョコは
渡せないままだった
カバンの奥の方で
寂しそうにただ私を見つめている

渡せなかったけど
渡せなかったけど
好きです
届かないけど
届かないけど
好きです

切ない一人きりのバレンタイン

2023年 27

2/14/2023, 3:02:34 PM

バレンタイン

最悪だ

好きだけじゃだめなん

告ったわけじゃない

OKもらえないのわかってるから

付き合いたい気持ちはないわけじゃない

でも付き合いたいわけでもない

ただ一緒にいたいだけなのにそれだけじゃだめなのかな

あなたの気持ちがわからない

気にかけてくれてるのもわかる

心配してくれてるのもわかる

でもそういう対象じゃないのもわかる

じゃあ何なのかな私って

しんどいだけ

でも嫌いになれない

一緒にいたい

どうしたらいいんだろう

闇から一向に抜け出せない

最悪なバレンタイン…

2/14/2023, 3:02:16 PM

どこか落ち着かないのはオレもきみも同じ。
揺れる視線が交わって、同時に口をひらく。
近づくきみから、甘い香りが漂っていた。

2/14/2023, 2:58:49 PM

テーマ“バレンタイン”

女の子「明日バレンタインだから、大好きな人にチョコ渡すんだ」
ウキウキしながら学校に向かった。

けれど、好きな男の子は、その日は休みだった。
どうやら風邪を引いたらしい。
その女の子は、ランドセルにチョコを入れたまま、落ち込んで帰った。

次の日も、その次の日も、好きな男の子は学校を休んでいた。
1週間後、好きな男の子は元気になって、学校に来たけれど、女の子はもう、バレンタインのチョコを渡す機会を無くしていた。


…そもそも、バレンタイン当日休まれた影響で、もう、どうでも良くなり、特に好きでも無い男の子に「俺誰からも貰えなかった」
と泣かれたせいで、仕方なくチョコを渡していた。

渡したあとに、やっぱ返して!と追いかけたけれど、その男の子は返してくれず
泣きながら、女の子は帰った。
そんなに安くなかったチョコ(小学生にしては)好きな子に渡したかったのに…

後悔しか残っていない。
風邪を引いた子が悪い訳でも
チョコを貰えないと泣いた男の子が悪い訳でも無い(返してくれなかったのはムカついたけれど)
ランドセルにチョコ持ってきたと言ってしまった私が結局は悪いのだと、女の子は項垂れる。

その時から、その女の子はバレンタインが嫌いになった。



…実話。

2/14/2023, 2:53:43 PM

縁が無かった 暇が無かったから
有っても 特別じゃあ無かったはず
昼とは又違った景色
ネオンの点滅 暗がりの恐怖
ぱしゅ
残像 矢は核に刺さり
恐怖は封じられる
青年と少年が 追いつく
“傍に居るだから傍に居て”
2人の言の葉に揺れる
嗚呼 コレは
チョコレイトより甘美な 贈り物 
月は淡く照らす
             お題【バレンタイン】
             タイトル【欠片拾い】

2/14/2023, 2:41:54 PM

それは、遠い記憶。

返事を聞けなかった小学生。
からかわれることを気にしてた大学生。
仕方ないな、なんてフォローしていた社会人。
身近すぎてどうしても素直にできなかった幼馴染み。

どれも大切で、少しもどかしい思い出だけれど。

からからと楽しげな笑い声と、頭を撫でてくれた大きな手。
絶望を絶望と知らずに必死で縋り付いていた私を見つけてくれた、あの人。

やっぱり、その人に渡したかったなぁ。

ーーーなんて思いながら、ビターチョコを頬張った。


バレンタイン

2/14/2023, 2:39:21 PM

今日はバレンタイン。
と言っても終わりかけ。
俺はこの行事をわすれかけている。
誰もくれないし自分もあげない。
バレンタインはいつも、
女子が男子にチョコを渡したり、
男子が女子にチョコを渡したり、
友達にあげたり貰ったり、
色んなものをあげ合う日。
俺はいつもぼっちで真っ先に家に帰る。
あれは恋愛を夢みている男女がする行事だ。
俺は絶対にしたくない。
結婚願望もないし、彼女なんて欲しくない。
自分の人生の邪魔になるだけだ。
なんでみんな欲しがるのかが分からない。
彼女なんて居なくたって生きていけるさ。

あ、だから俺には彼女が出来ないのか。



38テーマ【バレンタイン】

2/14/2023, 2:39:18 PM

―青雲の独白―

 2月14日はバレンタインデーと呼ばれ、愛を祝う日なんだと知った。私は大型ショッピングモールで一袋289円、二袋だと500円になる大袋のチョコレート菓子を6つ買かごに入れた。日付は2月13日19時57分、こんなぎりぎりになってしまったが、仕方がない。何をあげれば気を遣わせずに済むのか悩んでいたら前日になっていた。

 結局は、ありきたりなものをレジに持っていく。買った商品をエコバッグにいれ、車に戻ろうと足を踏み出すが、ふと特設コーナに目が止まった。ほとんど売り切れてガラガラの商品棚の中、ぽつんと一つだけ赤い包装紙に包まれた小さな箱が残っていた。私はその箱を手に取り、中身が何なのかも確認せずに特設レジに持っていった。

“1350円”

 高いのか、安いのかも分からないそのチョコレートはなぜかしっくりと私の手に収まっていた。私は携帯電話を取り出すと素早くメッセージを打ち込み、送信した。




『やっほー蒼原。実はさ、バレンタインデーなんていうチョコレート会社の策略に乗ってみたんだけど、明日…』

2/14/2023, 2:38:06 PM

📨 ⌒
ーーーーーーーーーー
_____ へ
 
ずっと貴方を見ていた
愛してる
      ______より
ーーーーーーーーーーー

🎁 ⌒
『  バームクーヘン : 千日紅 ヲ 添えて __ ⚘ *  』

2/14/2023, 2:35:26 PM

「ねむい…ねえカイト。寝かせて。チョコ渡すのはまた明日」
 なあなあ、とチョコをねだる隣の席の男にいい聞かせる。むぅ、と頬を膨らませたカイトはやだやだと今度は駄々をこね始めた。
「いや!だって明日のチョコはバレンタインチョコじゃないじゃん!」
 カイトがいうことは少しわかるが、ただまあ、私の眠気にも付き合ってもらいたいものだ。
「いい?女の子があげる約束をするってことはそうそうないんだからね?とくにバレンタインなんかは特別だよ」
 わかった?私はカイトにもい一度言い聞かせる。カイトはしぶしぶというように引き下がってくれたが、このようすだとわかっていない。はあ、私はため息をついて眠りについた。

2/14/2023, 2:31:57 PM

お題 バレンタイン

 今日はバレンタイン。街中でチョコレートの広告で溢れかえっている。しかし、俺はきっと今年もチョコをもらえない。俺は今まで母親以外からチョコをもらった事がないのだ。いい加減、今年も結果は同じなのは分かりきっていた。それでも俺は学校に着くなり下駄箱を漁り、ロッカーを漁り、引き出しを漁り、帰りにも下駄箱を確認した。予想通り、チョコレートなんてなかった。俺は肩を落として下校路を辿った。俺は慰め用のチョコでも買おうかとスーパーに足を運び、安い袋詰めの物を一袋買って店を出た。その道の途中で父さんのいる会社が見えた。ここから家に帰るまでは会社の道を通るのが最短ということを知っていた俺は、会社を眺めながら通り過ぎようとした。すると、俺の視界には、若い女性と父さんが一緒にいる光景が飛びこんで来た。俺は最近不倫だなんだとよく聞くので、妙な勘繰りをしてしまい。そのまま後をついて行くことにした。
 2人は裏路地に入った。俺は気づかれないようにそっと後をつけた。2人は周りを気にしながら、濃厚な接吻をして。抱きしめてを、甘い言葉を囁きながら繰り返した。あまりの光景に俺は、見ているのが辛くなった。何より、毎年チョコレートを俺と父さんに作って待っている母さんが気の毒でならなかった。そして最後に女は
「ハッピーバレンタイン。」
と言って、父さんにピンク色の紙袋を渡して、こっちに向かって来た。俺は足早にその場を立ち去り、家に戻った。リビングに行くと、母さんがチョコレートをくれた。何か飲もうと冷蔵庫を開けると、そこには毎年あるチョコレートの箱が見当たらなかった。母さんに話を聞くと一言
「義理チョコはあげない主義なの。」
と調査結果報告書と書かれた紙を見つめながら呟いた。俺はそれ以上何も聞けなかった。
 そんなショッキングな出来事から一年たち再びバレンタインがやって来た。相変わらず俺は母さん以外からのチョコは貰えていない。しかし、今噛み締めた、その一つのチョコが苦い記憶を甘く塗り替えてくれている。そんな気がした。

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