『バカみたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「バカみたい」
今までの人生、他人に期待したことは一度もなかった。期待して裏切られた時に消耗するだけ無駄だと思っていたの。でもね。
貴女は私について回って、周りより私を優先して、見つめていたじゃない。
だから。
てっきり私、貴女の世界で存在出来ていると思っていたのだけど。
戯言みたいな、そんな願いを抱いてしまって
そんな自分が、可笑しくて。
でも、君だけは
笑わず、受け止めてくれたよね。
---二作目---
どれだけ頑張っても、認められない努力。
親に認められる事が、俺の全てで、生きる意味だったのに。
寝る間も惜しんで頑張った俺が、まるでバカみたいじゃないか、っと思った。
辛くて、死にたくて。
「その努力だけは認めてやる」
そう、あいつに言われた時。
偉そうにって、詳しく知らないくせにって。
...そんな思いより、それ以上に、
俺は救われたような気がしたんだ。
(あるアニメの二次創作(?)みたいな感じです)
#バカみたい
248作目
最大限に働く痛覚は
いったいだれのせい
大切にされなかった
尽くしたところで一方通行
この関係は綺麗に剥ぐはずだった
結果はどうだ
肉まで離れて
元より酷い有様
瘡蓋よりも
惨めな様で
バカみたい
【バカみたい】
ひとりで一生懸命に
私がいないとみんなが困る
そう思って頑張ってきた
バカみたい
私の代わりはいくらでもいた
ちょっとおだてれば
面倒は引き受けてくれるって
そう思われていた
バカみたい
もう「いいひと」は辞める
【238,お題:バカみたい】
バっカみたい」
好きな人がいた、その人の好きな人は私じゃなかった
どうしても彼のことがほしかった
彼の一番の理解者になりたいし、私のことを一番理解しているのは彼であってほしい
彼の隣に居るのは絶対に私がいいし、私の隣だって彼じゃないと嫌だ
彼を手に入れたくて、あらゆる手段を試した
お化粧だって上手に出来るようになったし、お裁縫も料理も勉強も頑張った
お金も彼のためだけに使った、毎日少しでも可愛く思ってもらえるように努力して
ちょっぴり卑怯な方法にも手を染めた
でもあなたが目で追うのは、私ではなかった
悔しくて恨めしくて妬ましくて、お前なんて消えてしまえばいいと思った
そしたらきっと、私が彼の一番なのに
「ごめん俺、やっぱり女の子と付き合うの無理」
お前さえ居なければきっと...
「えっ、なん...で?」
私が...
「...俺、男が好きなんだと思う」
...私は絶対、あなたの一番にはなれない。
一緒に歩いてきた道を帰りは一人で歩いた
惨めで悔しくて、心がどうにかなりそうだった
これまでずっと彼以外考えずに過ごしてきたのに、全部彼に捧げたのに...
「私...
バカみたい
ネオンに照らされた街で
泥酔した女の真似をする
それに釣られた男を弄ぶ
誰も振り向いてくれない夜は
家で一人、寂しさを忘れるために
大量の錠剤を酒と一緒に流し込む
こんなことをしていても幸せになんてなれないのに
私はもっと普通に家庭を築いて
微笑ましい日常をおくるはずだったのに…
目元の化粧はすっかり落ちていた
バカみたい
この世界の全てが
優劣で判断されることが
そして何よりもこんな自分が
バカみたい
そうかな?
騙されたと思って見上げてごらんよ
意外と気づくことがあるかもよ
だから、だいじょうぶ
創作 「バカみたい」
谷折ジュゴン
「バカみたいってさ、少なくとも自分はバカではないと思ってる人が言うセリフだよね」
書きかけの原稿用紙をシャープペンで打ちながらそう言った彼女は、俺に目を向けた。
「どうしたの、いきなり」
「えぇ?だってさ本来の自分は賢いから、こんなふうにバカな真似もできるんだぞーって自分に酔ってる感じじゃん。なんか、腹が立つ」
彼女は口を尖らせ窓の外を見る。
「いや、だからどうした」
「バカみたいって言える女になりたい」
「新作のセリフ……かな?」
「はぁ、きみはバカみたいとバカ野郎、どっちが傷つく?」
彼女が苛立った声で尋ねる。
「正直、どっちも嫌かな」
苦笑いしつつ答えると彼女は満足そうに微笑み、原稿の続きを書き始める。
「このつかい方ならバカみたいの方が少し救いがあるね。だって、相手は賢くはないけどバカじゃないから」
「要は平凡ってこと?」
「そ。ってことできみは傷つくことはない」
「なんか、妙なこと言うね」
「それはどっちの意味?」
「良い意味」
彼女は得意そうにシャープペンをカチカチとならした。
「私ばっかり見てないで、早く課題仕上げなよ?」
「はい」
ある日の部室での 一幕であった。
(終)
俺さ、
バカみたいに愛想振り撒いて、
バカみたいに叶わない恋して、
バカみたいに必死になって生きて、
バカみたいに自分の気持ちに素直になれない
自分が嫌い。
だけど
バカみたいにみんなから人気者で、
バカみたいに一途で、
バカみたいにこの世界でこの環境で生きて、
バカみたいにみんなに心配させない、
自分が好き。
自分が出来ないこと、自分が苦手なことを書き出して見てそれを良い言い方に変えて見るとメンタル保てるよ。
マジサボってた、すみません。
バカみたい
バカみたいに笑って。
バカみたいに泣いて。
バカみたいに生きていたい。
そんなことをあの子に言ったら、「バカみたい笑」と返された。
#バカみたい
自分のことは
自分がいちばんわかってる!なんて
自分がいちばんわかってなかった
私のことを
ちゃんとわかってくれてた
あなたを手放したあとに
気がつくなんて
自分の愚かさに涙も出やしない
あなたへ届けたい言葉が
溢れて止まらない
今更だけど…
『バカみたい』
「バカみたい」
これは彼と出会った時、思わず口からこぼれ出た言葉だ。
常に自分より他人を優先したり、自分が傷つくのは構わず無茶ばかりしたり、周りの人だけは幸せになって欲しいなんて笑っていたりと、彼は信じられないほどのバカだった。 そんな人生で楽しいのかと尋ねた時も迷わず笑顔で頷いていて、彼のことは何年経っても理解出来ないだろうななんて思った。
私は常に他人優先に生きるなんて人生は御免だし、そもそも彼と出会うまでそんなこと考えもしなかった。
私はそんな彼が好きではなかったし、偽善者ぶるなと思っていた。
けれど、居場所のない私の傍に居てくれたり、何度も何度も懲りずに叱ってくれたり、しんどい時は何も聞かずに隣にいてくれたりする彼の優しさに惹かれていった。
彼に恥じない人間になろうと、タバコと酒を辞め、やんちゃ仲間とは距離を置き、勉強をした。
彼はそんな私を応援してくれて、励ましてくれて、やっと変われたのに。
「──くんが、亡くなりました」
本当にバカみたい。
他人を優先したり、私なんかの傍にいたりしただけではなく、家族からの暴力を誰にも相談せず耐え続けていたなんて。
しんどいのに無理をしたり、辛いのに隠したり、笑顔を絶やさなかったり、彼は本当にバカだ。
そして、彼と一緒に居たのに何も気づいてあげられなかった私も、自分のことばかりになっていた私も、彼が弱音を吐いたことがないと気が付かなかった私も、本当にバカみたいだ。
【バカみたい】
「永遠って、信じる?」
ずっと一緒に居たいと言うのなら、そうすれば良いじゃないかと言い掛けた言葉を、飲み込んだ。
「さぁ、どうかな?信じているなら、あるんじゃない?」
あまりにも不毛な問い掛けに、深入りしないよう、素っ気ない返事をする。
「ずっと一緒に居る為に必要な事なら、知りたいんだ。」
照れて笑うあなたが、とても眩しく感じた。
バ カ み た い
ど う せ 推 し が 変 わ っ た り 、
い つ し か 推 し の 活 動 が 終 わ っ た り 、
す る の は 変 わ り な い 事 実 な の に
推 し に こ ん な に 貢 ぐ な ん て バ カ み た い 。
で も ,,,
今 は 今 の 推 し を 信 じ て 推 し 続 け る。
終 わ り が 来 る と 分 か っ て い て も
終 わ り が 来 た と し て も
今 の 推 し を 推 し 続 け た い
17 作 目
#バカみたい
バカみたいな失敗も
本当にしたバカなことも
バカみたいに面白いことも
生きてればこそ
"バカみたい"より、バカだったんだろうな。
バカみたいに練習して練習して、できるようになったら嬉しくて喜んで。できなかったらなんでできないのかじっくり考えたりして。
時には八つ当たりしたり、悲しくなったり、悔しい思いもした。
「負けるからやらない」ことはない。
「勝てるからやる」ことはない。
それで俺の周りから人がいなくなっても。
俺は、部活を本気でやる楽しさを、
人より少しだけ知っているから。
君にこの楽しさを感じてもらいたい。
_2024.3.22.「バカみたい」
作中唯一公式から発表されている有名なカップル、お幸せに!!すぐみか?かな??
2024.3.21.「二人ぼっち」二作品お届けでーす
例えばこの世界に2人しかいないとしたら、自分以外のもう1人は誰が思い浮かびますか?
心理テストかなんかで、相棒から言われたこと。俺ならもちろんバレーだ。そう言ったら「人間じゃねぇ!」って言われた。
べつに、俺にとったらバレーがあれば十分だろ。あと5人くらいいたらな、とは思うけど。
でも…そうか、俺以外に人間いなくなるってことじゃねぇか。
あほか。
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シャドーマウンテンの思考。こんな感じなのかな。
【バカみたい】
お洋服にこだわって
お化粧を頑張って
アクセサリーをたくさん付けて
髪型もばっちり決めて
そんな私のことを
みんな綺麗だと言ってくれる
だけど
私を好きだと言ってくれる人は誰もいない
みんなに気を遣っているし
みんなのためにと努力している
自分の性格はそんなに悪くないと思う
人間関係も上手くいっている
それでも
私を選んでくれる人はいない
私を褒めてくれる男の人には彼女がいて
私を羨ましいという女の人には彼氏がいて
けれど私は一人ぼっち
家に帰って
綺麗な服からくたびれた部屋着に着替えて
アクセサリーを外して仕舞い
お化粧を落として素朴な顔に戻って
セットした髪を崩して適当に一纏めにして
ああ
私は毎日
何のために頑張っているんだろう
本当にバカみたい
わたしの人生
流されてばかりで
バカみたいだった
これからは
わたしが
自分の舵をとるんだ
しっかりしよう
辛いことのリピート
フラッシュバックするトラウマ
一生物のキズ
なんでこんな体験してんだよ
バカじゃねえか
バカみたいだよね。
君のことをあざ笑っていた子たち。
君のことを何も知らないのに。
君は素敵なんだよ。
もう怖がることはないよ。
ここから再出発しよう。
もう悔しがることはないよ。
君はとってもカッコいいんだ。
強くなったね。
私の誇りだよ。