『ハッピーエンド』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ハッピーエンド
たまたま今夜、
最近の二人の問題の一つが解決した。
あなたにとってはハッピーエンド、
私にとってはこれからの苦労。
あなたのハッピーエンドを素直に喜べない。
だって私にとってはエンドでなくて
スタートなんだから。
決めたこと、決まったこと、と呟いて
眠ります。
人生の最後の時には
あなたの手を取れないかも。
あなたのハッピーと私のハッピーが
あまりにも違うもの。
雨が降ってる。
ひたひたと、土にゆっくりしみていく。
窓を少し開けて、土埃と雨の混ざった空気がすっと鼻先に触れる。
一粒一粒の雨が触れて濃くなるコンクリートを眺める。
あるようでないような雨音。
流れるでもなくただ染みていく。
すっと雲が切れる。天井に果てのない晴天が広がる。
恵みの集まる、瞬間の、ハッピーエンド。
#ハッピーエンド
「お前のせいで!俺の人生が狂ったんだ!!!」
今日は雨の降る、普通に天気の悪い日だった。
こんな雨の中会議だと…?
面倒くさいったらありゃしない。
傘、OK レインコート、OK 長靴、OK
長靴は子供用ではないぞ!ちゃんと大人用だからな!
そう自分に言い聞かせる。
…足が成長しないんだ。ついでに手も。
音楽活動しておいてあれだが、楽器向いてないのか?と、自信がなくなる。
「会議の忘れ物はない?」「うん、ないよ。」
「そっか。気を付けてね?雨の日って危ないんだから。」「大丈夫だよ。なんなら、すぐに終わらして速攻で帰って来てあげる。」「早く帰って来てほしいけど…何かあった後じゃ、遅いから言ってるの!」「ごめんごめん。心配してくれてありがと。」「もー…あ、遅刻しちゃうよ!ほら!急いでね!気を付けて、行ってらっしゃい。」「うん、行ってきます。」
あーーーーー、幸せだ。うん。可愛くない?夫可愛くない?自慢したい。この人、僕の夫です!って。
天気は雨だが、僕の心は晴れってか?そうだよ(?)
はぁ、帰りてぇ。会議だるいって。
いや、でも、弟達や夫に怒られるのは勘弁。
僕がショックで死ぬ。好きな人に怒られるのは誰だって嫌だろ?いや、まぁ、いる人はいるだろうけど…
はい、速攻で終わり
ませんでした。はい。泣きてぇ。夫に抱きついて大泣きしたい。ただの迷惑っていうのはわかる。でもな。
甘えたいんだ…。え、引いた?すまん。
と り あ え ず
走れ僕。帰ったら愛の言葉を呟こうじゃあないか!!
プルルルルルル
あれ、電話だ、しかも夫の望晴からの。取り敢えず出よう。
「はいもしも「叶斗!今は絶対に家に来るな!」
「え、どうしたの」「どうもこうも、だめなんだ。お願いだ、暫くは帰ってこないでくれ。」「暫く?ちょちょ、詳しく聞かないと納得できないって。」「ごめん、詳しくは言えない。後で、会えた時にはな、っ!」
ゴンッ!!
「え?望晴?!何があった?!」「っ、はっ、なせ!!!」「ごめんねぇ、それはできない。」
この、声は
「あー、久しぶり〜。元気してた?俺はね、ずっっっっっと、憂鬱だったんだよ。お前のせいでさ。」
「なんで、家にいるんだよ。」「えー?お前に会うため?」「っ、今来たって何も変わらんぞ。」「それがね、変わるんだよ。」「は?」「お前も、俺の気持ちを倍にわからせてやらないとなぁ?」「もう、充分やったろ?!」「あー、これだけじゃあ物足りないから、そこら辺にいた双子も ブスッ って刺してやったんだ。今頃どうなってんだろーな〜。」「な、んだと」「叶斗!こいつに耳を貸すな!君だけでもっ、」「うるせーなぁ?今すぐやっちまうか。」
「なっ、やめっっっ」
ザシュッ
「っ、!!」
「望晴?!待ってろ、今すぐ」
「あらら!血がダクダク出てるね。大丈夫?死んじゃうんだねぇ?はは、やっぱりこんな考えは俺にしかできない。俺って天才だ。だから色んな人に好かれるんだ。あいつも、俺の事が大好きでしかたなかったのに…。お前のせいで…。お前のせいであいつは変わった!!!俺が一番なのに!お前ができたから!あいつは俺を見なくなった!!!!お前のせいで、お前のせいで!俺の人生が狂ったんだ!!!」
いつもの暴走。最後に話していた事は、僕の母の話だ。母は僕ができたことで育児に集中。そんなことを話題に出したら、狂ったあいつが勘違いして、母を…
こんなこと、僕だけにすればいいのに。そうすれば、死んだ母の恨みは殺せるのに。
父の言葉を無視して、走る。運動は嫌いだ。疲れるから。なのに、今は足が止まらない。泣くなまだ。生きられるかもしれない。弟達は何処にいるかわからない。何としても聞き出そう。もしかしたらこのサイレンは弟達によるものかもしれない。速く。もっと速く。傘なんてどうでもいい。長靴なんて脱いでしまえ。僕の邪魔をしないで。どうか、間に合わせて。
閉まった玄関を無理矢理開ける。廊下は濡れていた。
あいつだ。血も混じっていた。きっと弟達のだ。ごめん。ごめんね。僕のせいで。濡れた階段を登る。
寝室のドアを思いっ切り開けた。目の前には父が立っていた。
「あー、やっと来たか。まだ、そいつは生きてるぞ。もう死ぬけどな!」「っ、」「俺の事、殺したいだろ?復讐したいだろ?そうだよなぁ?最愛の人が殺されたんだもんなぁ?呪い合おうじゃないか?復讐を果たすまで。」
そう言ったあと、父は弟達や、望晴を刺した包丁で自分の首を刺した。
父は、微笑んでこう言った。
「やっとあいつに会える。お前を地獄に落とせる。」
きっとこれは、1人だけが幸せになれた話。
ハッピーエンド?
題 ハッピーエンド
両想いはハッピーエンドって言われることがあるけど、例えば、私は半年前彼氏と付き合ったけど、今日、他に好きな人が出来たって言われた。
本当にハッピーだけでエンドになることなんてないんじゃないかと思う。
あんなに好きだって言ってくれて、私も大好きって伝え続けたのに。
彼はだんだん連絡もそっけなくなって、一緒に帰るのも用事があるからって避けるようになった。
付き合う前より疎遠になってしまっていた関係。
だから、ある程度、話があるって言われた時は分かってた。
でも・・・でも。
でも、私はずっと好きだった。
私から告白して、付き合えてからも本当に幸せだった。
距離を置かれても、付き合っているっていう事実だけで嬉しかったくらいなのに・・・。
別れはあっけない。昨日までは彼氏だったはずなのに、今日からはただのクラスメートだ。
ハッピーエンドは遥か彼方に感じる。
私のこの苦しみはいつほどけていくのかな。
辛くてどうしようもない感情はいつ癒やされるんだろう。
彼の顔を見ると、怒りと切なさと悲しみと、色んな感情が沸き上がる。
だからといって何も出来ない。
今できるのはただ家に帰って泣くだけだ。
じっと気が遠くなる時間、彼を忘れることを待っていることだけが私にできることなんだろう。
私は顔を覆う
涙が零れないように足早にカバンを取ると、教室から駆け足で家へと走り出した。
帰宅中、誰にも泣き顔を見られないように。
自分の印象に残っているものはほとんどバットエンドのものばかりだった。もしくはバットエンドとはいえなくても抱えきれない苦しみだったり、衝撃を受けるほどの悲しみを感じたものが多い。
和やかでほのぼのしているハッピーエンドの物語などを見たところで平和ボケしている自分は考えさせられることも無く心に刻まれるものもない。
所謂平和ボケとは相対的な幸福に過ぎないと思う。
〝ハッピーエンド〟
ついに悪を打ち倒し、物語はクライマックスを迎える。
帰ってきた勇者は私の手を握り求婚する…はずだった。
なのに、何故姉の手を握っているの?
努力して努力して、姉を超えて、王女になったのに。
姉よりも頑張ってきたのに。
勇者と王女が結婚してハッピーエンドでしょ?
ねえ、そんな嬉しそうな顔しないでよ。
『ハッピーエンド』
この世の中ハッピーエンドばかりじゃない。
バッドエンドだって人間らしくて素敵じゃないか。
でもハッピーエンドな人生を送れるように
僕らは日々を生きている。
「ハッピーエンド」
これ以上なんて望まない。
これ以上なんてあり得ない。
だから、どうか。
「一番の友達」でいさせて。
ハッピーエンド
物語は総じてハッピーエンドだ
捕らわれた姫を助け出したり
悪から世界を救いだしたり
全ての謎が解決されたり
意中の人と結ばれたり
そこでストーリーは終わりを迎える
でも人生という物語は終わらない
意志とは関係なく続きが綴られていく
それらは単なる通過点の一部に過ぎない
唯一のエンディングはハッピーエンドと限らない
ゲームで言えばクソゲーだ
あなたはとてもよく頑張りました。だからもう好きな事をしてもいいんですよ。
たくさんの美味しい食べ物。壮大な自然あふれる景色。全身オイルマッサージに温泉。世界一有名な服飾職人が貴方の為だけに作ったドレスを着て好きに踊ってください。
そして気が済んだらふかふかのお布団でぐっすり眠ってください。
ここには誰も貴方のことを悪く言う人はいない
思い悩む事もない
静かな静かな自分の時間よ
永遠に続いて欲しい
そして眠るように死にたい
幸せな終わり。
幸せに終わりたい。
想像はするんだ。実現するかは、わからないけど。
自分にとっての幸せな終わりってなんだろね。
いつかの夢。
「ハッピーエンド」
『ハッピーエンド』
私にも、あの物語の様な
ハッピーエンドが待ってますか?
死ぬ時くらいは
幸せな気持ちで終わりたいと
少なくとも俺は
望んでる
#58 ハッピーエンド
今日の区切り、つけてますか?
本日のお題はハッピーエンド。壮大な結末の話は置いておいて、単純に私たちが身近に構築しているエンディングといえば地球の自転に伴う24時間の切れ目のこと。どんな人でも、どんな時でも、その日を終えるという仕事があります。毎日がハッピーエンドにならなくたって、1日の終わりがハッピーである比率が年々上がれば嬉しいです。
ところで一日というのを、世間の皆さんはどこで区切っているのでしょうか。零時の瞬間?眠りにつくこと?逆に朝の目覚めで切り替えている方もいるかも。一日のサイクルが24時間とは異なる方もいらっしゃるでしょう。仕事の終業が一日の終わりに直結するというのも聞きます。
昔、ハムスターを飼っていました。人間の一日はハムスターの四日に相当すると聞いて、室内飼育の彼らにとって一日とはどのようなものなのか想像しながら、回し車を走らせる姿を眺めたものです。
とにかく走る。とにかく眠る。さて残念なことに私たちにとっての一日はそんながむしゃら一方通行の行動だけでは構成されません。少し前までは零時をしっかり認識していました。零時を過ぎても続けている勉強や課題は一日で終えられなかったタスクとして、一日を伸ばすのではなく二日目に渡ってしまったものとして朝まで処理していました。変化はポケモンを育て始めたことです。あのアプリでは朝の6時で一日が終わり、はじまります。
就寝目標は零時五十分。
リミットは一時二十分。
今の私にとってその日の終わりはこの就寝リミットの時間です。
大抵ここまで粘ってしまって、リミット2分前にポケモンにエサをやって勢い良く就寝ボタンを押します。
この駆け込み感を持って、一日の終わりを実感するようになりました。
閉門に向かって走るような。チャイムに急かされるような。そんな気持ちです。
そしてそこから、本当に眠りつくまでの数十分はボーナスタイム。
思考を整理し、幸せな夢を見られるよう努力をする時間です。
このボーナスタイムさえ穏やかに過ごせたならば、最近の私はハッピーエンドということにしています。瞳を閉じた瞬間に心が荒れ狂う日も毎月ありますが、そんな時は仕方がない。
ざわざわとした心をなんとか落ち着かせて、大丈夫という気持ちの中で眠りにつけたら、私の一日は終わりです。
今日は散々でした。PM2.5も大変でしたね。
しかしこの文章を書いて、しばらく皆さんの文を読んで、急いでカビゴンのところへ行って、やっと目を閉じる頃には、私の心は凪いでいる気がします。
それでは皆さん、おやすみなさい。
一日の終わりを構築する全ての人へ、
ハッピーエンドが訪れますよう。
登場人物のほとんどが悲惨な目にあったり、救われないまま終わる物語。
いわゆるバッドエンドものだけれど、それを好んで読んで、「あぁ面白かった!」と読後の充足感を得る事が出来たなら、その物語は読者にとってはハッピーエンドなのではないだろうか?
登場人物の言動、その背景にある舞台設定、裏に隠された感情の機微。それらが丁寧に描かれていること。
その感情を追体験するように、読みながら感情が揺れ動くこと。
文章や言葉遣い、文字に至るまで誤用が無く読みながらモヤモヤを感じたり引っかかったりしないこと。
そんな心地よい読書体験が出来たなら、たとえ人類全てが滅んでしまうような憂鬱な物語でも、「読んで良かった」と思える気がする。
そういうものが書けるように、私はなりたい。
END
「ハッピーエンド」
幸せだ
偽ること無く
ありのまま
友の手により
迎えた結末
「あぁ、思いもしなかった」
(Fate█████)
みなさん
backnumberのハッピーエンドっていう歌知ってますか
叶わない恋をしている方は特にぜひ聴いてください
タイトルのハッピーエンドは強がったタイトルなんじゃないかと考察してます勝手に
切ないです
この片思いの言葉に出来ない気持ちをこの歌が全部
綴ってくれてます。
本や映画の中にはハッピーエンドはあるのにね…
君はさ、病室のベッドで寝ている僕にそう言ったね。僕もそう思う。この人生がもし本や映画なら病室を抜け出して、君の手を引いて生きていられなるのになって…
ねぇ、私たちの物語は、バットエンドなのかな…
ごめんね、そんなことを言わせて、僕は先に死んでしまうから、そんな事言わないでなんて何も言えない。それでも死ぬまででいい。君を好きでいさせて欲しい。
貴方ともう一度話がしたいな
うん、僕も君と話がしたいよ。毎日毎日目を開けられず、話せず、起き上がれない僕に色んなことを話してくれたね、ありがとう。全部聞こえてたよ、僕も返事がしたいよ、また君と話がしたいよ。
泣かせてしまってごめん
返事が出来なくてごめん
またねって言ったのな
でもこれだけは言わせて、
君のおかげで僕はハッピーエンドで終われるよ
【ハッピーエンド】
外食をすると、ハッピースタート。
すき家は24時間空いてます。
ナナズグリーンティーが私大好きなんです。
ナナズグリーンティーのね、御抹茶、気分上がる!
ゴマ豆乳白玉ドリンクも大好き!
リリィと今金欠中です!
今度、お金入ったらすき家行って高菜メンタ食べようね!
あの人も、あの人も、あの人も、
みんな笑顔なのです。笑顔でしかないのです。
これ
は、
誰がどうみても幸福なエンディングなのです。