NoName

Open App

今日の区切り、つけてますか?

本日のお題はハッピーエンド。壮大な結末の話は置いておいて、単純に私たちが身近に構築しているエンディングといえば地球の自転に伴う24時間の切れ目のこと。どんな人でも、どんな時でも、その日を終えるという仕事があります。毎日がハッピーエンドにならなくたって、1日の終わりがハッピーである比率が年々上がれば嬉しいです。
ところで一日というのを、世間の皆さんはどこで区切っているのでしょうか。零時の瞬間?眠りにつくこと?逆に朝の目覚めで切り替えている方もいるかも。一日のサイクルが24時間とは異なる方もいらっしゃるでしょう。仕事の終業が一日の終わりに直結するというのも聞きます。
昔、ハムスターを飼っていました。人間の一日はハムスターの四日に相当すると聞いて、室内飼育の彼らにとって一日とはどのようなものなのか想像しながら、回し車を走らせる姿を眺めたものです。
とにかく走る。とにかく眠る。さて残念なことに私たちにとっての一日はそんながむしゃら一方通行の行動だけでは構成されません。少し前までは零時をしっかり認識していました。零時を過ぎても続けている勉強や課題は一日で終えられなかったタスクとして、一日を伸ばすのではなく二日目に渡ってしまったものとして朝まで処理していました。変化はポケモンを育て始めたことです。あのアプリでは朝の6時で一日が終わり、はじまります。
就寝目標は零時五十分。
リミットは一時二十分。
今の私にとってその日の終わりはこの就寝リミットの時間です。
大抵ここまで粘ってしまって、リミット2分前にポケモンにエサをやって勢い良く就寝ボタンを押します。
この駆け込み感を持って、一日の終わりを実感するようになりました。
閉門に向かって走るような。チャイムに急かされるような。そんな気持ちです。
そしてそこから、本当に眠りつくまでの数十分はボーナスタイム。
思考を整理し、幸せな夢を見られるよう努力をする時間です。
このボーナスタイムさえ穏やかに過ごせたならば、最近の私はハッピーエンドということにしています。瞳を閉じた瞬間に心が荒れ狂う日も毎月ありますが、そんな時は仕方がない。
ざわざわとした心をなんとか落ち着かせて、大丈夫という気持ちの中で眠りにつけたら、私の一日は終わりです。
今日は散々でした。PM2.5も大変でしたね。
しかしこの文章を書いて、しばらく皆さんの文を読んで、急いでカビゴンのところへ行って、やっと目を閉じる頃には、私の心は凪いでいる気がします。
それでは皆さん、おやすみなさい。
一日の終わりを構築する全ての人へ、
ハッピーエンドが訪れますよう。

3/29/2024, 3:22:18 PM