『ハッピーエンド』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#10 : ハッピーエンド 2024年3月29日
私はとある本を買った
それは恋愛ものの作品
もちろんあらすじなどを見て面白そうだと思ったからなのと、あらすじに私と同じような子が主人公で、主人公が恋している男の子も私の好きな人と同じような子だった
なにか運命を感じてその本を手に取り買って読んでみた
不思議なことに、その主人公が何か物を落とした時に男の子が同じタイミングで拾おうとして距離が近くなりドキドキした ということが書いてあるのに、その分を読んだ翌日全く同じようなことが現実でも起こった
最終的に男の子が主人公に屋上で告白されるところで終わるんだけど、それを読んだ次の日に好きな人に屋上に呼ばれ告白された
こんな偶然、なんか嬉しいな
“ハッピーエンド”
人は歳を重ねていくうちに、たくさんの思いを経験する
楽しい時も、悲しい時も、嬉しい時も、辛い時も、淋しい時もいろいろ
だけどね、その時が悲しくても辛くても淋しくても大丈夫
泣きたい時は心から泣いて
辛い時はいったん立ち止まって
淋しい時は大好きなぬいぐるみを抱いてねる
そしたら時間が経てば楽しい時とか嬉しい時のようにいつの間にか笑って話せる時がきっとくるから
だから 大丈夫!
最後に笑っていられたら私の勝ち
それが私の”本当のハッピーエンド“だから
「ハッピーエンド」
本を読んでてハッピーエンドで終わる物語が断然いい。
ハッピーエンドでないと私は気分が落ち込んで、
しばらく引きずってしまう。
だからハッピーエンドで終わる本を好んで読んでいる。
現実もすべてがハッピーエンドで終わればいいのに、
と思う。
一日の終わりをハッピーエンドで終えたいけど、
世の中そんなに甘くはない。
お題:『ハッピーエンド』
あの子が迎えたハッピーエンドも、私にとってはバッドエンド。
もし、その最終話の中に私という登場人物が居たのなら、もっと残酷な終わり方。
私にとってのハッピーエンドも、あの子にとってのバッドエンド。
そんな風に、誰かにとっての幸せも、誰かにとっての不幸となる。
そんな描写を他の人物の目線で見たのなら…
『メリーバッドエンド』。
人生は、『オープンエンド』。
その人 その人に必ず、「エンド」はある。
人生に、私たちに、必ず "終わり"はあるの。
ペダルを漕ぎ続けて、
漕ぎ続けて、
此処が何処かなど疾うに忘れてしまった。
追い越していく彼らの背中は
何も教えてはくれない。
私がゴールテープを切ることはないだろう。
気付いた時には時間切れである。
それでいい。
ただ、
私は知りたいのだ。
いつの日かこの美しい道の名前を。
パッピーエンドで終わると嬉しいけどバットエンドで終わると悲しい。多分ね。でも自分には関係ない的なやつもあるよね。関係あったら感情は出てくるよ。さすがに勘定がなかったらやばいもん。
ハッピーエンド
今日は
雨が降っていたけど頭痛がしなかったので ハッピー
美容室で満足のできだったので ハッピー
午後に電話の相手ともめたので アンハッピー
夕飯が美味しくできたので ハッピー
届いた郵便を見て嫌なこと思い出したので アンハッピー
お鍋の焦げ付きがなかなか取れなかったので アンハッピー
お風呂が気持ちよかったので ハッピー
髪が短くなって洗うの楽ちんで ハッピー
お布団が気持ちいいので ハッピー
寝る前ってなんで嫌なこと思い出すんだろ アンハッピー
もしこのまま明日
目を覚まさなかったとして
わたしはハッピーエンド? バッドエンド?
バッドエンドって言うには
パンチが足りないな
ハッピーエンドって言うには
もう少し幸福感をよくばりたい
んー
まだエンドにはできなみたい
いつか納得のハッピーエンドを
むかえられますように
「あーっと、彼氏?デート中にごめん」
カフェで偶然会った友達にそう言われて思わず顔を見合わせる。正面に座っていた彼も目をぱちくりとさせていた。ええと…ええと、そうだな。
「ううん、彼氏じゃない。私の片想い」
変に誤魔化してもなと正直に言えば、友達と一緒に彼からも「えっ!?」と驚いたような声。確かに言っていなかったけれど、元から下心ありきで誘ったのでこれがバレたところで困ることもない。わははと笑う私に私をよく知る友達は「お前~…」と呆れ顔を作る。
「まあ、どっちにしろ邪魔してごめん。また連絡するね、飲みに行こ」
「行く行く。じゃあ…」
ばいばーいと手を振ろうとあげたところで、「あ、の!」と大きな声があがった。
「りょ、両想いなんで、今から彼氏です!」
隣の席に座っていたご婦人が私たちの誰よりも先に「あら~~~!」と嬉しそうに言った。
"ハッピーエンド"
幸せなんてないんだって
偽りの平和で踊るって
壇上の下で死体が泣いてんだ
そうだってこうやってどうだって
蛍光灯の光に集ってんだって
そう君が言ったって
これはダメだって!
自己を殺して仮の幸せを創る
それでいいんだって!
そう僕が言ったって
幸せなんてないんだって
仮初の幸せで踊るって
壇上の脇で死体が吊るされんだ
自己仮性オプティハッピーエンド
「ハッピーエンド」
シンデレラも
みにくいアヒルの子も
子どもの頃から好きなお話だった
分かりやすい
典型的なハッピーエンド
″いつか私も…″
そう思わせてくれる
夢を見させてくれる
そんなお話に心を踊らせた
私の現在は…
分かりやすい
典型的なハッピーエンドではなく
何となくハッピーエンドっぽい感じ
人から見たら
すごく可哀想な
すごく哀れな
すごく悲惨な
そんな人生かもしれないけれど…
私にとっては
安心して過ごせる場所を得ただけで
ハッピーエンドなのです⟡.·*.
ぼくが君に気付いたのはほんの少し前のこと。
微かに聞こえた声に耳を凝らした先に君がいた。
君はぼくも君を見ていることに気付かずに、ぼくに語りかける。真っ暗で、月明かりだけが君と君のいるベランダを照らしている。
「綺麗。わたしもそうなれたらいいのに」
そう言って哀しそうな顔をする。
そうか、君はまだ知らないんだね。
君が綺麗と言ったぼくは、君だってこと。
ぼくは昔君だったし、いつかは君になるってこと。
君は昔ぼくだったし、いつかはぼくになるってこと。
そして君の中に、ぼくのカケラがいること。
ぼくの中にも君のカケラがあって、
君とぼくは同じだってこと。
そしてぼくは思い出す。
ぼくも、君とぼくが同じだと知らずに泣いたことがあったな、と。
思い出した時にたったひととき瞼を閉じて、開けた時には君はもうどこにもいなかった。
またいつか君の声が聞こえるだろうか。
何千年、何億年か後にまた君の声が聞こえても、ぼくはきっと覚えているよ。
その時はどうか、幸せにぼくを見つめる君でありますように。
───「見つめられると」
ハッピーエンド
ものがたりにはハッピーエンドが一番
ものがたりそれを人生に置き換えたらどうだろう
今は辛いことばっかりで
しんどくて
苦しくて
それでも楽しいこと幸せなことがある
きっとこれからも辛いことばっかりなんだろうけど
人生というものがたりでハッピーエンドを迎えるために
今を必死に生きようと思う
貴方の幸せを誰よりも願ってた
お花と拍手を浴びて
まばゆい笑顔のお二人の
門出を心から祝福するわ
貴方との幸せを密かに願ってた
私のコイゴコロは
きらめくキャンドルで燃やして
残像を心にしまっておくわ
#ハッピーエンド
ハッピーエンド
“ハッピーエンド”なんて、書く人又は描く人によって別々のルートがあるし、ほんの少しだけ行動を変えることによって、世界がガラッと変わり“バットエンド”にもなる。
『俺もハッピーエンドの世界で生きたかったな。』
そう言葉をこぼすのは、本の中で行き続ける彼。
彼はこの本の悪役。
何をどう頑張っても、ヒーローにもなれないし、ヒロインにも、何者にもなれない。
彼は、同じ本の中で生き続ける彼奴が羨ましかった。この本が読まれる度に同じ様に悪役を演じて、彼奴を輝かせる為だけの登場人物になるだけ。
彼は彼奴の隣に立っている仲間達が羨ましかった。
そう思いながら、今はこの本が読まれていないためぼんやりとしていると、彼奴に声を掛けられた。
「お前も向こうで話そうぜ」
そう言いながら、彼の手を引いた。
彼はこの本の物語では自身はバットエンドだけど、
今だけは、ハッピーエンドだなと感じた。
目の前に天への糸が落ちてくる
もう将来への不安もない
嫌いな人の顔も見なくていい
やりたくないこともやらなくていい
ここで苦しめば終わること
天へと続く糸に引っかかって
引き上げてもらうのさ
これが私なりのハッピーエンド
ハッピーエンド
恋愛物は小説でも漫画でも女と男が結ばれてハッピーエンド…
他の読み物でも大半の物がハッピーエンド
いいなぁ…
【ハッピーエンド】
「幸せな結末」
と言うけれど
最期はみんな
白い無機質に変わる
白く軽やかな無機質
それがハッピーエンドだ
ーハッピーエンドー
ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、桃が流れてきました。
おばあさんは驚きながらも、その桃を持ち帰りました。
そして桃を切ってみると、中から元気な赤ちゃんが出てきました。
おばあさんはその赤ちゃんを「桃太郎」と名づけて育てることになりました。
桃太郎は成長して強くなり、鬼ヶ島に住む鬼どもによる村の悪さを知りました。
彼はおばあさんに刀とおつけをもらい、仲間として犬や猿、キジを連れて、鬼ヶ島へ向かいました。
鬼ヶ島に着いた桃太郎と仲間たちは、鬼たちとの戦いに挑みます。
桃太郎の力強い剣さばきと仲間たちの協力で、鬼どもは次々と倒されました。
最後には鬼の親玉も倒され、村は平和になりました。
桃太郎と仲間たちは勇者として村人たちに称えられ、おじいさんやおばあさんもとても喜びました。
この物語は本当にハッピーエンドなのだろうか。
もし、もしも、鬼に子供がいたとしたら…。
急に来た桃太郎にいきなり仲間を殺され、親を殺され、最終的には村に祝福されている。
村から見たらハッピーエンドかもしれないが鬼の子から見たら、これはハッピーエンドでもなんでもない。
世の中、見方次第では善にでも悪にでもなりうる。
人の数だけ正義があるというのは本当になんだね。
ひさしぶりに、本を読んだ。
本を読めたら何でも良かったから、なんか最近人気の恋愛小説にした。恋愛小説は大っ嫌いだけど、仕事帰りで頭も働いてなかったし、もう買ってしまったから後悔しても遅い。
家に帰って、ご飯とお風呂と寝る準備を済ませて、帰りに買った本をパラパラ読み始めた。
病弱でとある病院に入院していた女子高校生が、同じ病院に入院している男子大学生に恋をするという、簡単に説明するとこんな感じ。
そこまで長くはなく、1時間くらいで読み終わった。
最後は、ハッピーエンド。恋愛小説のハッピーエンドって言ったら、結果を詳しく書く必要はないだろう。
いいなぁ。私は情けなく、そう呟く。
私のハッピーエンドは、いつ来るのやら。
雨の日、傘がなくて帰りあぐねているときに、一緒に傘に入れてくれたら。
いつもの帰り道、ふと手を握っても、振り払わないでくれたら。
不意に近づいたとき、少しでも、動揺してくれたら。
ちょっとは、期待してもいいんじゃないかって思える。
全く脈のない人間に何を求めても無駄だって、分かってるけど。
どれだけ時間がかかってもいいから、二人だけのハッピーエンドを求めたい、なんて思ってしまう。
【ハッピーエンド】