ハッピーエンド』の作文集

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ハッピーエンド』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/29/2024, 11:03:38 AM

ハッピーエンドに向かうために

人を殺した。

だが、これは"このゲームのハッピーエンド"に向かうためだ。

敵の村から物を盗んだ。

だが、これは"このゲームのハッピーエンド"に向かうためだ。

敵の村を燃やした。

だが、これは"このゲームのハッピーエンド"に向かうためだ。

ゲームでは俺は主人公にも、何にでもなれる。

「現実ではただのニートなのにね笑」

俺の人生は"ハッピーエンド"では終わらなそうだ。

3/29/2024, 11:03:35 AM

「ハッピーエンド信者だってさ。」
「なにが?」
「お前の評判、ネットの。」
短編小説家カキオカコは、ある小説賞を機に世へ出回った若手の創作者だ。
指先を切れば血が滲むようなキャラクター、秀麗滑稽を持ち合わせた言葉選び、大衆が好む『奇才』を体現したその特性。
人気を博すのに、大した理由はいらなかった。
しかしそれは数ヶ月前の話である。
「みんなもう飽き飽きしてるんだ、めでたしめでたしで終結する展開。」
数十という数になったカキオカコの作品。
時代も世界観も何もかもが七色だが、そこにはある共通点があった。
「結末はすべてハッピーエンド。」
朔馬はスマホを片手に壁へ寄りかかって、小説評価サイトのコメントを逐一読み上げていく。
結末が読めて途中から冷める。
中間まで面白いのに後半どうした?
時々いるよね、読者にとって不要のこだわり持ってる人。
「いいじゃん、ハッピーエンド。」
カキオカコこと秋山未来は、机に向き合っていた回転椅子を直角に回し、朔馬の読み上げを遮る。
「ハッピーだよ、幸せだよ?ワンデイエブリワンウィルビーハッピー。アイウィッシュソーザット。」
「お客はそういうの望んでないんで。創作こそ究極の接客業、読者に媚びてこそなんぼもの。」
「俺別に売れたいとか思ってないんだけどなぁ。」
未来は小説を単なる金稼ぎのツールとは思わない。
ストーリーとは思想の反映で、主人公は作者の分身。
だとするのなら、物語の結末はある種作者の末路とも言えるのではないだろうか。
「それにしても、ハッピーエンド信者ね。なかなか阿呆みたいな面白い言葉考えるじゃん。次の話はそれを取り入れてやろうか。」
未来は両手の親指と人差指でカメラを作り、椅子ごと回転させて自身の周りを記録するように映した。
くるくると何度か回ったあと、朔馬の位置で固定する。
「それを言うなら、お前はバッドエンド信者なんだろうね。」


〈未来〉
若手小説家カキオカコとして短編小説を書いている。しかしその全てがハッピーエンド、そのこだわりにどんな意図があるのかは誰も知らない。温厚でまるい性格だが、どこかへんてこで天才気質。小説が心から好きで、周りの評価や売り上げなどは執筆における副産物としか思っていない。

〈朔馬〉
未来の借りているアパートの隣人。「末ロさき」という名前のイラストレーター。多種多様な絵柄に対応できる。功利的で冷めた性格。未来とは違い利益目的で絵を描いている。

3/29/2024, 11:03:30 AM

創作 「ハッピーエンド」

彼女は原稿用紙を机に投げ出し、露骨に不機嫌な顔をした。

「なにこれ、面白くないんだけど」

俺の自信作である小説を、彼女は一読しただけでそう吐き捨てた。

「これ、結構前から温めてたネタなんだが……」

「テーマは問題無い。でも、見せ方がまずい。ずっと幸せそうな場面が続いた後のハッピーエンドは、印象が薄くなる。面白くない」

「じゃあ、バッドエンドにしろと言うことか?」

「それもありだけど、きみはハッピーエンドが書きたいんだよねぇ?」

俺は強くうなずいた。すると彼女は、ニヤリと口角を吊り上げる。

「ハッピーエンドを書きたくば主人公に危機を与えなさい。それも、自分なら絶対に乗り越えられない程のね!」

そうして、彼女は得意気に滔々と語る。

「こうすれば、主人公も成長するし、ハッピーエンドのインパクトも残せるんだ。物語を作りたいなら、読者の情緒を引っ掻き回すぐらいの気持ちで書かなきゃね!」

彼女の熱い助言に、俺は胸をうたれた。そして、今の彼女には後光がさしているようにすら見える。

「ありがとう、確かにそうだ。よーし、俺、もう一度書いてくる」

俺は物語づくりの醍醐味を噛みしめて、新たな原稿用紙に、猛烈な勢いでペンを走らせるのだった。
(終)

3/29/2024, 11:02:26 AM

【245,お題:ハッピーエンド】

あるところに一人ぼっちの少女がいました。

少女は一人で居るのが嫌いでした、そんな自分が嫌でした
なので家族を作ろうと思いました。

最初に連れてきたのはウサギのぬいぐるみ
少女はぬいぐるみを大層可愛がり、どこに行くにも一緒に連れていきました。

次は真っ白な子猫
少女は子猫を大層可愛がり、服を着せたり大好きなケーキを上げて遊びました。

その次は人間の男の子

その次は年上の女性

その次は子犬

その次は大柄な男性

少女はどんどん集めていって、ついに自分の理想の家族を作ることが出来ました。

めでたしめでたし

3/29/2024, 11:02:01 AM

みんながみんな幸せな結末って絶対にない。誰かしら思うところはあるだろうし、誰かしら、何かしら我慢をしている。どこかで誰かが誰かの悪口を言ったり、愚痴をこぼしたりして不幸の輪はじわじわと広がっていく。人を蝕んでいく。誰かの幸せは誰かの幸せを削らないと生まれない。ある人が差し出した傘の下、誰かは濡れてしまう。一人が2つの幸せを持っていることなんてない。幸せは削られ、薄くなっていく。誰も当たり前が幸せだと思えなくなってくる。当たり前以上の幸せを望む。結局皆、最後に望むのは「普通の幸せ」。約束された「普通の最期」。平等って皆均等に幸せが行き届いてる事を言うんじゃないの?誰かにとっての幸せは私にとっての幸せじゃないかもしれない。変幻自在な「幸せ」は、人間をおちょくる。
幸せってなに? 幸せな結末ってなに?
答えが分かる人なんて一人もいない。いないんだよ。この世に幸せがどうだこうだと意見できる人間なんて存在しないんだよ。誰かに何かを言われてもそれは私の意見ではない。幸せって形がないから。誰にも見えないから。誰もしらないから。自分は幸せだと思うかもしれない。あの人は幸せじゃないと決めつけるかもしれない。
幸せって何だろう。幸せな結末ってなんだろう。
私の幸せは、今、好きなことが出来ること。自由に悩めること。そして、自分の幸せは何だろうと考えることが出来ること。
皆の幸せって何だろう。幸せを見つけたら、幸せかもしれない。
幸せは、不思議だ。

お休みなさい。

3/29/2024, 10:56:02 AM

ハッピーエンド


後先考えられないとき、不安なとき、辛いとき、孤独になるとき、怖いとき、緊張するとき。

今日も僕らは、唱えている。

「きっと絶対ハッピーエンド」

最後のあなたは、笑っているよ。

3/29/2024, 10:55:32 AM

王国の守りの要たる聖女は死んだ。秘密裏に処刑された。何もかも滅べばいいと世界を呪いながら。
彼女を殺したのは国だった。国民からの支持も富も権力も、全てを欲した国の王や重臣たちだった。

どんな命も分け隔てなく慈しむ聖女は、多くの支持を得、後ろ盾を持ち、富を集めた。彼女がそれを望まずとも。

聖女の命が潰えてまもなく、王国の各地には不審火が続いた。人気の無い森や、住宅街、貴族の別荘、牧場、ありとあらゆる場所で様々が燃えた。

不思議なことに、その火は何をしても消えない。そして気が付くと、世界は火の海と化した。王宮も、王さえも燃やして灰ばかりが残ると、火は全て消えた。

灰になった世界で、人ならざるものは呟く。

「生きるべきはあなた」

数え切れない命を犠牲に、世界に一筋の光が降る。刹那、灰の中に一人の女性が立った。彼女は何もない世界に驚き、辺りを見回す。そして、空に立つ姿を見つけて微笑んだ。

〉ハッピーエンド

3/29/2024, 10:55:18 AM

君と観に行った映画はハッピーエンドばかりで
主人公はみんな想いの相手と結ばれた
まるで運命みたいな幻想みたいなものばかり
君と私は運命なんかで結ばれちゃいなかった
だからこれは私たちのハッピーエンド
私の未来に笑顔の君はいないの

3/29/2024, 10:54:48 AM

ハッピーエンド

憧れのプリンセス
しあわせに
なるために
素敵なプリンスと
結ばれるための
ハッピーエンド
物語

なな🐶

2024年3月29日861

3/29/2024, 10:52:04 AM

「ハッピーエンド」

長〜い

人生を生きて行くと

泣いたり

怒ったり

悩み苦しんだり

恋をしたり

失恋したり

笑ったり

どれ一つを取っても

生きる過程では

必ず通る道

そうあなたは

どんな人生を歩むの?

今、生きてる一瞬を大切

人に優しく

幸せな笑顔を贈れる

そんな人生にしてね。

笑顔のあなたの元には

沢山の人々が集まるでしょう。

そして、あなたの

人生は

ハッピーエンド言う言葉に

ふさわしい

人生が待ってます。

めぐみより

3/29/2024, 10:51:59 AM

人生、全てハッピーエンドとは限らない。たとえ泣いても、笑っても、さようならだとしても、明日に繋ぐ新しい道(未知)の世界へ、一歩一歩進んでいく。 【ハッピーエンド】

3/29/2024, 10:51:33 AM

ハッピーエンド

君が歩み続けるのを止めなければ

きっと訪れるはずだよ

3/29/2024, 10:50:59 AM

ねるねるねるねを練ったところで、
ハッピーエンドには程遠い。

なぜなら、練ることには始まりはあっても、終わりはないからだ。

つまり、幸せを求めて練り始めたのだとしたら、その動機がすでに間違っていたのだ。

色は作るものであって、求めるものではない。そして、色を作る作業に、終わりはないのだ。

3/29/2024, 10:49:32 AM

「おじいさんとおばあさんは、幸せに暮らしましたとさ。めでたしめてだし」

何千回も聞いたハッピーエンド。

ハッピーエンドが悪い事だとは言わない。
でもさ、そんな簡単に、幸せに暮らすことなんかできないの。

子供の頃に、散々期待させといて、蓋を開けてみれば、ハッピーエンドなんて程遠い地獄の日々が待ってる?

それってほんとに正しいの?

私がこんなに辛いのも、あなた達みたいに、ハッピーに暮らせてる人のせいじゃないの?
‐ハッピーエンド‐
♯22

3/29/2024, 10:47:41 AM

「ハッピーエンド」
幸せのあり方とは、人それぞれである。
何をもって幸せと感じるか。
人生の終わり。
自分の部屋で誰にも知られず終わりを迎えるのが幸せだと感じる人もいれば
病室で、大切な人…家族や友達、パートナーなどに囲まれて終わりを迎えるのが幸せだと感じる人もいるだろう。
だが、終わり方だけが全てではない。
それまでにやってきたことなどもエンディングには関わってくるだろう。
ゲームと同じだ。
少し違う選択をしただけで、同じハッピーエンドというくくりでも全く違うものになったりする。
一番大切なのは、終わるまでに様々なことに挑戦しておくべきだ、ということだろう。
「あれはやっておくべきだった」
そういう「やらなかったことに対する未練」を感じることが、どうやら人生の最後に多いことらしい。
「やらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」
という言葉を聞いたことがないだろうか。
私はそれが間違っているようには思えない。
確かにそうだとも思う。
幸せは人それぞれだ。
何をしている時が幸せに感じるのか。
自分自身のことで考えてみると、もっと自分のことを知ることができると思う。
一番最後に幸せなのは、誰だって自分自身でありたいだろう。

3/29/2024, 10:47:40 AM

ハッピーエンド
突然だけど私は本好きだ。
文字が読めるようになった頃から
時間があれば本を読む。
この物語はハッピーエンド。
この物語はバッドエンド。
最初は主人公の目線でみる。
でも、この人にとってはバッドエンド。
この人からならハッピーエンド。
沢山の目線でみる。
それなら、世界という物語の中にある
私という名の物語は、どうなるの?
ハッピーエンド?
それとも、バッドエンド?
はたまた、別の展開かもしれない。
ハッピーエンドはなんなのかは知らないしわからない。
でも、結末がどうであれ
自分が納得できる物語になることを祈る。
それもこれも自分の努力と運次第。

3/29/2024, 10:47:08 AM

ハッピーエンド

みんながハッピーエンドで終われますように。
なんて綺麗事を並べても、
誰かが幸せになれば誰かが不幸になる。
誰かが得をすれば誰かが損をする。
結局みんなが目指しているのは、
自分にとってのハッピーエンド。

3/29/2024, 10:46:41 AM

【パッピーエンド】

「あ~あ、死にたいなぁ」
私は新高校1年生。
受験が終わり、これから楽しい高校生活を送るはずだ。
今は春休み、今のうちに盛大に楽しんでやる。
そう意気込んでいた。

そしてある程度楽しんだらやる事が無くなった。

「暇だな…いっその事人生1からやり直したい…」
これが私の最近の口癖だ。

死んだら高校生活を楽しめない。
死んだら家族が悲しむ。
死んだら友達が悲しむ。
今更死んでもなんにもならない。

けど、何故だかわからないが死んでみたかった。

死んでも誰にも恨まれない環境にいきたい…

ハッピーエンド募集中。

3/29/2024, 10:45:27 AM

あのお方がもたらす結末に、ハッピーエンド以外はありえない。
なぜなら世界の中心を辿ってみるとそこにいるのはあのお方であるから。あのお方が「面白い」と言えばそれはハッピーエンドなのだとされるから。おれが苦痛にのたうちまわっていても、あのお方が笑えばそれは幸せとされるのだ。
だがたしかに……あのお方の屈託のない笑顔を見るのは幸せだ……。

お題「ハッピーエンド」 おまねむ

3/29/2024, 10:45:27 AM

「今回のお話...なんか、良くない終わり方だね」
〈え、そうかな?〉
【うーん...】
『俺もそう思うぞ?』
〈こんなにハッピーエンドなのにかい...〉
【あぁ〜...でも!人それぞれかもよ!】
〈お、分かってくれるのかい!?〉
『まあな!お前の期待には全部答えるつもりだからな〜!』
「はぁ...」

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