『タイムマシーン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
タイムマシーンに乗って
私は過去へ行こうか、未来へ行こうかと考える。
もし過去に行くとしたら、どの時間のどの場所に行こうか?
そう自分に問いかけた時、割とすぐに答えがやってきた。
変えたい過去はないけど、今はもう会うことのできないお父さんや叔母や友達
もう亡くなってしまった大切な人と過ごせる時間を
嬉し気持ちで、楽しい気持ちで、優しい気持ちで
もっともっと味わいたい。
だから、過去に行くとしたら
私の大切な亡くなった人が生きている場面に行くだろう。
もし未来に行くとしたら、どの時間のどの場所に行こうか?
その答えはなかなかやってこない。
見たい未来が思い浮かばない私は、今が何よりも大切だなと気づいた。
大切な人と過ごす大切な時間を
嬉しい気持ちで、楽しい気持ちで、優しい気持ちで
その一瞬一瞬を丁寧に味わい生きていく。
今の自分の人生を変えたいとは思わない
それぞれのタイミングで、
できる範囲で精一杯考え選択してきた結果が今だと思うから
タイムマシンでやり直すなんて考えもしない
でも、伝えるべきことを伝えられなかったことはたくさんある
タイムマシンがあるなら
あの人にお礼を言いたい
あの人には謝罪したい
あの人にほんとうは傷ついていたと教えたい
あの人にはあなたがいて幸せだったと伝えたい
人生は大きく変わらなかったかもしれないけど、
大事なことを伝えられる自分でありたかったな
もしもタイムマシーンがあって
過去を変えられても
君に会いたいから
それほど人生は変わらないとおもうよ
タイムマシーン
Back to the future
タイムマシーンと言っていいものかわからないが‥
高校時代映画部だった私は、SFはあまり好きではなかった。
しかし、映画部の新入生歓迎会で、皆でスターウォーズを見に行くことが決まり
渋々見に行った
映画部はあの頃ただで映画が見れたのだ!すごい事だ!
そしてこれをきっかけにSFというものが好きになる、なんとも単純な奴
そして、小説の筒井康隆や、読みやすい星新一など、簡単なSF小説にもハマり、
書くこともする様になった、
授業中、友人と短編を書きまくり、お互いに読み合う、くすくす笑う作品や、ゾクゾクする様な作品を、ノートの端にギッシリ書き留めた
自分の作品はあまり覚えていないが、私の友人は絵も上手く、才能に長けていた様に思う
もし今デロリアンがあったら、あの頃のノートを写真で撮りに行きたい
丘に穏やかな風が吹く。まばら雲が形を変えながら、空の上を流れていく。
澄み切った朝の空気。冷たさの中に、春の香りを感じながら、私はある人の姿を探していた。
私は今歩いてきた道に後悔なんてない。
そう思っていた。
だけど知らない間に
私は世界から嫌われていたんだ。
知らない誰かが私を締め付ける。
苦しい、、誰か、たすけてっ、
そう思った時、私の目の前に一人の男性が立った。
彼が私のことを抱きしめると
私は過去の自分になっていた。
もう一度やり直そう。タイムマシーン。
タイムマシーンに乗ってどこまで行こうか。
選択を間違えてしまったあの時か。
見なかったことにしたあの時か。
助けてほしいと願ったあの時か。
それとも自分が産まれたことを無かったことにするために過去に行こうか。
嗚呼、あの時の2人はこんな顔をしてたんだ。
嗚呼、あの時の2人はあんなに嬉しそうにしていたんだ。
泣いてた。笑ってた。
嗚呼 私は これほど 望まれていたのか。
タイムマシーンに乗って見てきた。
選択を間違えてしまったけど。
見なかったことにしてしまったけど。
助けはなかったけど。
これが 私 なんだなぁ。
もうタイムマシーンは必要なさそうだ。
アルバムを開けば、あの頃へトリップ
家族みんなで並んで撮った、貴重な一枚
タイムカプセルを掘り起こせば、あの頃へトリップ
未来の自分に宛てた手紙は、予言通りかな?
卒業文集をめくれば、あの頃へトリップ
クラスメイト達は、いまどうしてるだろう
部屋の奥にあったカセットテープを再生したら、あの頃へトリップ
仲間とドライブした時によく聴いてたな
街での偶然の再会は、あの頃へトリップ
昔はここで、よく一緒に歩いたっけ
タイムマシンは、思い出の片隅に埋もれている
見つけたら、またあの頃へトリップ
お題:タイムマシーン
ピンポーン。
インターホンの音が響く。
よく冷え込んだ12月の早朝、僕はいつもの木造アパートの一室の前に立っていた。
ほどなくてして玄関が開き、彼女が顔を出す。
「おはよ。来てくれてありがとう。」
「……別に。大丈夫。」
あがって。と言われたので素直にリビングへ歩き出す。
僕がくるまでに用意してくれたのか、コーヒーのいい香りが漂っていた。
「それで、なんでこんな朝早くに呼び出したの?」
問いかけると、彼女は明後日の方向を見ながらああ。と呟き
「パソコン。なんか動かなくなっちゃって。でもさっき再起動したら治った。」
「……。」
なら僕がくる意味はなかったじゃないか。
朝ごはんを食べてない空きっ腹も相まっていい気分じゃなかった。
彼女は時折こういった形で僕を振り回す。
付き合いたての頃は何度も意味のないお遣いを頼まれたものだ。
思い出すだけで腹が立ってきた。
「ごめん、機嫌なおしてよ。ほら、コーヒー。好きでしょ?」
「……。」
僕は無言でそれを飲む。
何も摂取してない胃は、刺激物でもそれなりに喜んでくれたようだ。
なんだかんだで好みは把握されてるなぁ。
カップの上の水面を見つめながらぼんやりと考える。
思えば貰ったプレゼントの類で外れたことがない。
そのタイミングで的確に僕の欲しいものをくれるのだ。
「欲しいもの話とかそんなにしてたっけ?」
「ん?なに?」
「あ、いやさ。僕そんなにこれが欲しいとか、あれが欲しいとかいってたっけ?と思って。」
彼女はポカンとした顔をした後、少し笑って言った。
「祐介がわかりやすいだけだよ。」
それからは2人でぼんやりとテレビを見ていた。
ニュースでは物騒な事件や事故が他人事のように流れていく。
テレビの中の出来事はそれだけで自分には関係のない、遠い出来事のように思えてしまう。
そんな中、傷害事件のニュースが流れてきた。
刃物を持った男が人を刺しただとかなんだとか。
そういえば彼女と出会ったあの日も、家の近くの公園で傷害事件が起きてたっけ。
「なぁ、初めて会った時のこと覚えてる?」
「もちろん。」
誇らしげに口の端を歪める彼女。
「実はその日傷害事件があったんだ。家近くの公園でさ。ちょっと怖かったの覚えてる。」
話終え彼女の方を向くと、彼女はテレビに視線を戻していた。
そしてそっけなさそうに
「ふーん。」
と返事をした。
まあ自分とは関係のない事件のことだ。
興味もないよな。
僕もなんで思い出したかわからないくらいだし。
でも彼女はよく事件絡みのニュースをピックアップして見ていることを知っていただけに、少し残念だった。
2杯目は流石に自分で入れるか。と思い、カップを持って席をたったその時だった。
臨時ニュースのテロップと共にアナウンサーが台本を読み始めた。
画面が変わる。
見ると市街地の一部分だけが崩壊しているようだった。
「悲惨だなこれ……」
惨状を見ながらコーヒーをいれ、席に戻る。
と、さっきまでぼんやり見ていた瓦礫の山から目を離せなくなった。
心臓が何かに鷲掴みにされたような感覚が襲う。脂汗が止まらなかった。
「……ここ、僕の……」
僕の住む一人暮らしのアパート。
その周辺を含めた一帯がテレビには映し出されていたのだ。
呆けていた僕のそばで聞き慣れた声が聞こえた。
「あら、ここ祐介の家だよね?」
ばっと振り返ると彼女がこちらを見ていた。
その顔には驚きというより安堵の表情が見られた。
「家潰れちゃったなら、しばらくここに泊まってく?」
少し微笑みながら、困ったような表情で彼女はそう言った。
タイムマシーン
あの頃に戻りたかった……
例えば、元々不登校になった子が、
タイムマシーンで過去に戻り、不登校にならなかった
人生となる。
過去が変わるから、未来も変化する。
出会う人も環境も変わるし、価値観も変わってしまう
''不登校''だからこそ、色々と気づくこともたくさん
あると思う。
私はタイムマシーンを使いたくないかな…
どっちと付き合ってるかな?結婚してるかな?
‹タイムマシーン›
街に季節外れの雪が降り積もった日
君は逝った
僕には宝物を1つだけ遺して
君が逝って
僕は君を忘れた
君は、少しずつ崩れていった
砂浜に建てた僕らの城は
打ち返す波に攫われ
世界へ希釈されていった
君の声の響きを忘れた
君の髪の香りを忘れた
君の肌の熱を忘れた
君の表情の移ろいを忘れた
君の唇の味を忘れた
だけど
君は君を遺した
久しぶりに会った君のお母さんが
君の欠片を僕に届けてくれたよ
どうして?
世界が君を連れ去っても
世界が僕の中の君を薄めてしまっても
僕が再生ボタンを押すたびに
君は何度だって甦る
あの砂浜に君が現れる
今度、あの子に君を逢わせたいんだ
君の声を聴かせてよ、ずっと
「−タイムマシーン−」
「タイムマシーン」
実際にあるとか無いとか。
もしもあっても私は使わないだろうな。
思う存分に今を生きる。
何も取り柄がないけれど、誰にも必要とさ
れていないけど、これで良かったと思って
る。
この世に存在できて、良くも悪くも色々な
ことを知って経験して喜怒哀楽他を全うし
たと思う。
まだまだ希望は持っています。
毎日を大切に生きているなんて言えないけ
ど、今のままで。これからも。
「タイムマシーン」
君たちはこれを使って何をしたいんだ?
そんなに今世の時空を変えたいのかい?
良い事ばかりの世の中には、ならないの
だよ。
無事に帰って来ても元の世界に戻れるな
んて思わないことだね。
それでも君はこれを使うかい?
友人が忘れていったタイムマシーンに乗って、5分前に戻った。
「5分後にこれ忘れていくから、使わせてもらった」
と友人に言うと、
「使い方間違ってない?」
とあきれた顔で笑われた。
もし、タイムマシーンがあったら、過去に戻って君に会いたい。何故、君は消えてしまったの?
結婚の約束までしてたのにここで終わるなんて嫌だよ
彼はいつも優しかった
彼は最後まで優しかった
私がもっと早く車に気づいていれば
私がまだ渡らなければ
私が早く渡っていれば
こんなことしなくて済んだのに
「危ない!!」
そんな言葉を聞いたのは一瞬で
私を守るように抱きしめる小さな衝撃と
大きなクラクションがなって感じる大きな衝撃
私は思わず目をつぶった。
目をつぶっている間には
コンクリートに強く当たる衝撃があって
目を開くとそこには
私の背中に手を回している彼
そして一瞬にして赤く染った彼がいた。
「な...なん...なんで、、、」
「良かった俺守れたんだね」
そう言って力無く笑う彼
分からなかったここまでして私を守る理由
私はきっと動けなかった。
彼の立場だったとしてもきっと私は守れなかった。
「俺最愛の人を亡くすのは嫌だから守れてよかった。
好きだよ。愛してる。俺かっこいいでしょ。」
そう言って私を抱きしめていた腕の力が抜けた。
「うん。わ...私も好き,愛してる。」
私は大粒の涙で彼を濡らしていた。
口が少し動いた。
「泣きすぎ」
遠くでいや近くで
「早く救急車!!」
慌ててる声
「何があったの?」
この集まりがなんなのが知りたい声
「大丈夫ですか?」
心配する声
「え?事故?」
状況を知りたい声
「ヤバ」
他人事だからと言って声を出す人
「誰か電話してる?」
連携を取ろうとしてる人
「轢かれたの?」
周りの人たちとなにがあったのかを言うひとたち
ぼんやりとだけ聞こえる救急車の音
何があったのか理解の追いつかない私の頭
ただただ涙を流し続ける私
私わかるよ。
この場面で力が抜けるのはさ,死んじゃうじゃん。
「ねぇ,なんで?なんでなの?」
「...」
「ねぇ,答えてよ。なんで助けたの?」
「...」
何を言っても答えない彼
ぼーっと気づけば私は病室にいた。
私も少しは怪我をしていたみたい。
でも骨折程度だって。
彼のことを聞いた。
病院に着いた頃には息を引き取ったって...。
私は彼の両親に電話をした。
かける前から涙は止まらなかった。
彼が亡くなったこと
きっと警察の人が伝えたと思うけど
私の声で伝えたくて
「ごめんなさい。
私のせいで彼が亡くなってしまいました。」
あなたのせいよ。とか
あなたがいなければ。とか
そんな言葉が来ると思っていたのに
「大丈夫?
私もあなたもまだ信じられないでしょ。
帰ってきなさい。待ってるから」
私は両親を高校生で亡くして
彼の両親が私をホントの家族のように接してくれて
優しくて温かくて
彼をなくしてしまった今
私を優しくする理由なんてなくて
今何をするにも涙が流れる私には
過去を変えられる力なんてなくて
タイムマシーンがあったらなんて
おかしなことを考えてしまう。
過去を変えられたら
どれだけ良かったか
今この瞬間を大事に大切にしてください。
─────『タイムマシーン』
わたしはタイムマシンがあったら、現在と未来を繋いでくれる架け橋になると思います。今の時代コロナやインフルエンザなど感染症が流行っていて、亡くなられた方もいます。なのでもしタイムマシンがあったら、未来に行って感染症や病気を治す方法を見て来れることができます。他にもタイムマシンがあったら、未来ではなく過去にも行くことなどがあるからです。
“タイムマシーン”
タイムマシーンと聞くと、
未来や過去に行ける
未来から来た青いロボットを思い出す。
私にとってタイムマシーンは、
過去へ行く、未来へ行く
それに理由があるんじゃないかな
と思いつつ、
私は過去に行き、
過去の人達はどうやって
過ごしてきたのか
社会の歴史的な勉強を
この目で見てみたいと思った。
🥀
もしもタイムマシーンがあったら、
あのときのあなたに会いに行けるのかしら。
もしもタイムマシーンがあったら、
わたしと出合う前のあなたに会えるのかしら。
もしもタイムマシーンがあったら、
あなたに言った酷い言葉も取り消せるのかしら。
だけどきっと、
タイムマシーンがあったとしても、
あなたの心の内がわかるわけじゃない。
タイムマシーンがあったとしても、
わたしの気持ちが伝わるのかはわからない。
だからきっと、
タイムマシーンなんてなくてもいいの。
今すぐ走ってあなたのところへ行くわ。
タイムマシーン
「あらあらこんな傷を作って、痕が残ったらどうするのよ」
「心配無用よお母さん。その時はタイムマシンに乗ればいいんだから」
22世紀初頭、科学の粋を結集し、人間の全身を原子レベルで過去の状態に巻き戻す装置が開発された。外見から内臓、それに記憶まで巻き戻してしまうさまから、小難しい装置名の代わりにタイムマシンと呼ばれていた。
「全くいい時代よね。私の指も元通りにできたら良かったのに」
「なんで失くしたんだっけ」
「工場のアルバイトでコンベアに巻き込まれたのよ。学生時代の話」
「タイムマシンは1年までだから無理ね」
様々な理由から、タイムマシンで1年以上遡ることは禁止されていた。タイムマシン側にも、それを防止する機構が組み込まれていた。
タイムマシンを使用すると、巻き戻した時点のスタンプが、暗号化されて全身に刻印される。たとえば12/31に364日分巻き戻せば、肉体の時間は1/1として記録される。しかし、12/31から遡行できるのは1年前の12/31までなので、もう一度タイムマシンを使用しても今度は1日しか戻せない。どうやっても1年以上前には戻れないのだ。
『お母さん、お母さん』
夕食の食器洗いの手を止め電話に出ると、せかせかとした娘の声が聞こえてきた。
「どうしたのよ、何かあったの」
娘は今日、彼氏とデートすると言っていたはずだ。
『彼が、彼が、死んでしまったのよ』
「え、あなた今どこにいるのよ」
『彼の家よ』
「救急車は呼んだ?すぐに呼びなさい」
『無理よ』
「落ち着きなさい。深呼吸して、そうしたら119にかけるの」
『私が殺したのよ』
息を呑んだ。しかしすぐに平静を取り戻した。
「わかったわ。そこで待ってなさい」
母親が家に着き、娘について部屋に入ると、滅多刺しにされて臭気を放つ男の死体が横たわっていた。
娘曰く、デートの待ち合わせ場所に彼は来ず、電話にも出ないので心配になって家に行くと、知らない帰ってくれと門前払いを食らったという。ショックで玄関先に泣き崩れたところ、迷惑そうにしつつ家に上げてくれた彼だったが、自分のことを忘れてしまったかのように他人行儀に話すので、堪えられなくて殺してしまったらしい。今日は娘の誕生日だった。
母親は娘をなだめ、てきぱきと男の死体をビニールシートで梱包する。
死んでいようがバラバラだろうが、肉体は過去と繋がっている。肉体に刻まれた過去の痕跡を遡れば、生前まで構築し直すのは造作もないはずだ。生死は人が決めた線引きであり、実態は原子の集合体でしかないのだから。
死体と娘を車に乗せ、家に戻る。
男の死体をタイムマシンのカプセルに寝かせ、遡行時間を設定する。7時間で十分だろう。実行ボタンを押し、いくつかの警告に同意すると、作動音が鳴り始める。電気自動車の走行音程度の静かな音だ。無事動いていることに安心して、母親は寝ることにした。娘はそばで見守るらしい。
母親が布団でスマホを見ていると、娘が血相を変えて寝室に入ってきた。タイムマシンがエラーを起こしたらしい。急いで駆けつけディスプレイに表示されたエラーコードを見て、母親はハッとした。
見覚えのあるコードだった。肉体を1年巻き戻して、更に1年巻き戻そうとしたときに見たものと同じコード。
壁に掛かった時計はちょうど12時を回っていた。母親はすべてを悟った。この男は昨日1年分遡ったのだ。そして、日付が変わって遡行期限が1日分更新されることで、当初戻ろうとしていた時点が1年と1日前として扱われることになってしまったわけだ。
どうすることもできず、点滅する表示灯をただ見つめた。泣きわめく娘の声が頭蓋骨に響いた。
2023/01/23