『タイムマシーン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
みてみたい
僕が将来誰と共に生きているか
みてみたい
君が将来誰と共に生きているか
二人隣り合わせだといいな
#結婚#タイムマシーン
『タイムマシーン』
「うざい」
切り替わる
「気持ち悪い」
切り替わる
「あんたなんか」
場面が
「死ねばいいのに」
切り替わる
積み重なった過去の私が
恨めしそうに此方を睨む
怖くて恐くて
脇目も降らずにただ逃げる
……後ろから肩を掴まれた
何十何百と手が伸びてきて
身動きひとつ取れなくなった
そんな私に囁くのだ
そんな私が囁くのだ
"お前のせい"だと
"自業自得"だと
耳元で口々に……そう囁くのだ
タイムマシーン
あの頃、親は話を聞いてはくれなかった。
あの頃、学校に友達が居なかった。
ユキメは毎日をただ生きてるだけの日々を過ごしながら、寂しさと葛藤していたのだろう。
何時しか自分の居場所が欲しくて、優しくされたくて、気が付けば誰でも構わず大人の男の人にひょいひょいとついて行くようになっていたけど、それが悪い事だとは思わなかった
「ほら、早くこっちおいで、ユキメちゃん可愛いね」
「ありがとう……ございます」
嘘でも良かったし、身体目的の優しい言葉と知っててもユキメには嬉しかった。
ベットで 抱きしめられると、舌を絡ませながらのキスをされる⋯⋯でも、それは嫌じゃなかった。
「は、……ん、やぁ」
「ほら逃げんなって……こっち寄って」
舌を絡ませ唾液と唾液が混ざり合っているので舌を抜くと糸を引く⋯⋯。
それを見た瞬間一瞬怖くなって身体が離れると、手が伸びてしなやかな体をキュッときつく抱きしめられてしまい、女の子のユキメにはその力には勝てなくて⋯⋯。
抱きしめられると同時に諦めがつくと、もうどうでも良くなっているからだろうか、また口腔内に舌を捩じ込まれると、しなやかな体から力が抜けて、舌を絡ませるキスをすんなり受け入れるユキメがそこにいた。
暫くすると、学生のユキメは、半袖ワイシャツのボタンを外され、しなやかな首筋に、綺麗な鎖骨から肩のラインが露出する姿に。
そして、後ろのホックに手を回すと片手で器用にブラを外され、ほわんと甘い香りの谷間が露出する。
「やめる?」
「……やめないで、下さい」
「じゃぁ、優しくするからね」
ユキメが答えると、豊満な乳房の周囲をゆっくり舐められると、乳首を口にほうばり強く吸われた。
「あっ……ひっ……っ、ん」
愛のあるセックスじゃないのに、声を抑えられず、声を漏らしながら感じてしまうユキメ。
優しくすると言っときながら、乱暴に扱われる。
そしてことが終わると、捨てられるかのよう目の前から立ち去りいなくなった。
それでも、生きていることを実感出来たからなのか、その行為を繰り返していたのだけど、ある日、心からユキメを愛してくれ人と出会い結婚することに。
(タイムマシーンがあったら、もっと早く出会えたかもしれない)
買い物の帰り途中、青空を見上げながら、ふと、そんなことを思うユキメがいたけれど、もし早く出会っていたら二人は結婚なんかしていなかったかもしれないのだから。
ひと昔前の日記を開くたび
あの頃の自分と対話する
私にとってのタイムマシーンは本だ。古典や時代小説でなくてほんの数年前の作品であれば、もう過去に触れられる。またSFを読めば未来にも行けるから面白い。今日もまたタイムマシーンの一冊を手に取る。しかし内容はごく当たり前のものばかりだった。マスクと非接触の世界は、いつまで続くだろうか。
お題:タイムマシーン
きっかけは、何だったのかな。
ぽつりぽつりと紡ぐのが心地良くて、楽しんで日課にしていた。ぷつりと糸が切れるみたいに、ある日を堺に書けなくなった。手も頭も止まった。
何をしても形にならなくて、まわりはいつも、自分よりずっと優れて見える。滑稽。痛々しいくらいに、いつまで経っても何も出来ない。子供よりたちが悪い。
こんな自分を、今までの選択を、やり直すことが出来たら、何か変えられるんだろうか。
〉タイムマシーン
タイムマシーン
ちょうど今からウェルズのタイムマシンを読む。
宇宙戦争面白かった。
タイムマシーン
「13時にここ集合な」
「蓮の黒歴史時代、見に行ってやろーぜ!」
「おまっ、やめろって!」
「絶対持ってこいよ、"タイムマシーン"」
俺には親がいない。産まれてすぐ孤児院に送られた。
ただ一通の手紙を残して──
「タイムマシーンってさ、その人が持ってる思い入れが強い物?なんだろ?」
「そうだな」
「え、皆もうある?」
「多分あるわ」
「俺も」
「皆あんのかよ」
皆、どんなものがタイムマシーン何だろう。俺は…
「うっわ、懐かしい~そのトレカ」
「てかお前の、木刀て(笑)もう黒歴史じゃん。どんな思い入れがあんだよ(笑)」
「うっせ!」
「健助のは?…手紙?」
「…あぁ、うん。」
この手紙で親の顔見に行けんのかな…
「ま、やってみっか」
「お、やるか!」
「やべーきんちょーする…」
行きたい時代を想像して──
また会えるかな、
タイムマシーンに乗りたい
好きな声質の人が喋ってると眠たくなるのだと思う。
現代文の先生の声も落ち着く声だったから
めちゃくちゃうたた寝してしまったし、
タイムマシーンに乗ってみたい
俺は人の声が好きなんだと思う。
人は嫌いだけど声は好き。だけど興味はある。人に。
自分磨き頑張らないとなぁ。
タイムマシーンなんていらない。
将来の夢を迷っている。
ひとまず、大学生になってから資格を沢山とる。
そんで、公務員に一旦なってみようと思う。
投資家でもいいのかなとか思ってきた。
あ。大学生のうちに自分磨きしまくってやる。
大学生になったら、、会えるかな。。。
自分でも分かる。。バカ一途だってことぐらいは。
バカ一途なのが自分にとっては苦痛でしかない。
あの人が露骨に嫌いなアピールしてくれたら、
颯爽と諦めるのによぉ。
最近寝る前に考えてしまうよねぇ。
何を思ってんだろうなぁって。
一人で呟くのって結構楽しいなぁー
タイムマシーンなんていらない
タイムマシーン
『タイムマシーン』
君がいない。
此処にも、何処にも。
いつまで戻れば(進んだら?)
出会いに辿り着けるだろう。
やり直したい 訳じゃない ただただ君に 会いたいだけだ
―タイムマシーン―
もし、
タイムマシーンが使えたら
過去に戻って、過去の自分に言ってあげたい
『大丈夫、辛いこともあると思うけど
必ず報われるし、未来はもっと楽しいから
諦めちゃだめだよ、頑張れ』って
未来に行って、未来の自分に言ってあげたい
『どんなことがあるか分からないけど、
どんなことだって乗り越えてきたんだから、
何があっても大丈夫だよ』って
自分で自分を励まして
自分で自分を大切に
そんな、強くてかっこいい人になりたい
時空の旅
蒸気機関車の音が頭上を駆け巡り、工場の歯車の音が街に響き渡る。街一帯が大きな建物のよう。今日もスチーム街は賑やかだ。
私は修理に出したお気に入りの懐中時計を取りにいくため、朝早く家を出た。家の目の前の橋から下の工場地帯を見下ろすと、見覚えのある姿があった。あのリュックはきっとギアおじさんだ。ベイおばさんも一緒にいた。橋の階段を駆け下りて、声をかける。
「あれ、おじさん、おばさん帰ってたの?おかえりなさい」
「あら、こんにちは」
「久しぶりだなベイパー。1ヶ月ぶりかね」
「おじさん、その2倍会ってないと思うよ」
「ああそんなにか。すまんな、時空を超えて旅をしてると感覚が狂ってくる」
おじさんとおばさんは時空探検家。おじさん自ら作ったタイムマシンで旅をしている。出身はこの時代ではないけど、おじさん曰く1番過ごしやすいんだそう。
「そうだ、ベイパーこれをあげよう」
お土産話をされながらお土産の品をたくさん貰った。
「おやおやもう時間か。この時代の別の場所に行ってくるよ。街には夜頃戻るかな。では」
「はあい、行ってらっしゃい」
彼女が、今目の前で話している人物が未来からやってきた自分とその夫であると知るのは、彼女が2人と同じ年齢になった時である。
「乗ってく?」
「そんな、車じゃないんだから。『ちょっとドライブする?』みたいな軽いノリやめてよ」
友人は「ちぇー」と唇を尖らせると、不服そうにハンドルの上で頬杖をついた。タイムマシンのハンドルに。
「だっていつも言ってるじゃん。もう何年も叶わない片想いをして、時間を無駄にしたなーって」
「だからってタイムマシン開発しないでよ」
「前酔った時言ってたよね?『もしタイムマシンがあったら迷わず乗って、過去の私をぶん殴りに行くんだ』って」
確かに、言った。よく覚えてる。
私はもう何年も何年もずっと彼が好きで、ずっとずっと大好きで、でも彼は同じように別の誰かを想っていて。
先月、晴れて愛しい恋人との結婚式を挙げた彼の顔は、今まで見たことがないくらいに幸せでとろけていた。
「過去のあんたに言いなよ。その片想いは叶わない、時間を無駄にするだけだから今すぐやめなって」
友人の言葉に、私は笑って首を振る。
「それはぜひ言いたいね。でも、やっぱりやめとくよ」
「どうして?」
「たとえどれだけやめろって言われても、いくらぶん殴られても、そんなことされたところで、私の心から溢れる彼への"好き"は絶対に止められないから」
友人はため息を吐きながらも、でもどこかで嬉しそうな面持ちで、「ま、そんなことでやめられる程度の片想いなら何年もこじらせないわな」と茶化すと、あっけなくタイムマシンの電源を落とした。
テーマ【タイムマシーン】
制作者:いと。 1.22 2023 21:50
もしタイムマシーンが存在しても、
私は過去に戻らない。
未来にも行かない。
理由はたった一つ...なんかじゃない。
たくさんの理由がこの意志を作ったんだ。
”強くなりたい”、”弱音なんか吐きたくない”、
”自分の弱い姿を見せたくない”。
過去に戻らず未来を見ていける強い人になりたい。
過去に戻りたいなんか弱音を吐きたくない。
過去に縋ってる自分の弱い姿を見せたくない。
..未来に行って運命を変えるなんて汚いこと、
それは何があってもしたくない。
「過去と未来、どっちに行きたい?」
なんて君は言う。
「んー…未来、かなぁ…」
「どうして?」
「過去に戻ったって過去は変えられないでしょ?」
「そうとは限らないじゃん?」
「でも、君と出会えなかったから。未来で君と幸せになりたいもの。」
そっか。と君は笑う。その笑顔がどこか寂しげだった。
それが気のせいじゃないと知ったのは、君にフラれた3ヶ月後だった。
再会は、君のお墓の前で。
「……はじめて、過去に戻りたいと思うよ。」
君は未来を見たんだね、君だけのタイムマシーンで。
あの日。唇を噛み締めるのが泣きたいときの癖な君が唇を噛み締めながら別れようといった日。
あのとき無理矢理にでも抱き締めて、絶対に離さないと言えば良かったと。
『タイムマシーン』
タイムマシーン
もう一度
あの日
あの時の
君と私
ータイムマシーンー
過去に行けたならと
何度考えただろう
あの時の苦しい気持ちを
和らげれる助言ができるんじゃないかって
そんなことばかりを考えてしまう毎日
いまだにそんなことばかり
何日経っても忘れられない
このまま消えてしまえたら
なんて
逃げだとか、
日にち薬だとか
分かっとるんよ、そんなん。
けど、今がすごく辛くて
その気持ちに嘘なんてこれっぽっちもなくて
本心で
タイムマシーンがあったらなって
夢物語やけど
夢くらい、逃げ道くらい
残しといてよ
タイムマシーン。
もしもタイムマシーンがあったら
戻りたい過去に行ってみたり、
未来に行って自分がどんな風になってるのか
見てみたい。
考えるだけでもワクワクするね。
ガツン、ガツン、ガツン。
何度も何度も重いハンマーを打ち下ろす。
外装には私の知らない最新の技術が施してあると聞いていたから、そう簡単にはいかないかもなと思っていたのに、案外そうでもなかった。
ガツン、ガツン、ガツン。
装甲が剥がれ落ちていくさまは何ともあっけない。
人類の最たる叡智だとか、未来への新たなる希望だとか、そんな陳腐な文言ばかり並べ立て、連日マスコミが持て囃していたけれど。
何てことは無い。
どう呼ぼうとも、所詮は人間に生み出されたただの機械だ。
「貴様、何をしている──!!」
薄暗かった室内が懐中電灯の灯りに照らされた。暗さに慣れていた目が一瞬眩む。
光の発生源を目で追えば、警備員らしき二人組がこちらを驚愕した表情で見つめていた。
「それが何だか分かっているのか!?」
警備員の一人がこちらへ問い質す。
どうやら私の顔までは、はっきりと認識していないらしい。
「世界初のタイムマシーンだぞ」
「それが何だと言うの」
心はひどく冷め切っていた。私は再びハンマーを振り上げて叩きつける。
ガツン、ガツン、ガシャン、ガシャン。
「こんなものが誕生してしまったら、人はダメになる」
ガシャン、ガシャン、ガシャン、バキッ。
「人生で迷うことが無くなったら、人はどんどん退化するしかない」
タイムマシーンの完成は、私にとって人生の念願だったけれど。
「私は未来で見てきたの」
人の世に顕現させるには、きっとまだ早過ぎたのだ。
【タイムマシーン】
進みたい未来も
戻りたい過去も
望む道は特にない。
それでも望めというのなら
行くも帰るも思うままに
風の通りに水の流れに
気の向く方へ私を乗せて。
雨に降られたら綺麗にしよう
雪が降ったら道を作ろう
蝉の鳴き声で光が差したら
桜の香りに星を探そう
同じことをして1つ歳をとり
同じ話をして2つ歳をとり
足を揃えて瓦落多になったら
今際の国へ向かいましょう。
―――タイムマシーン―――