セーター』の作文集

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セーター』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/24/2023, 4:02:03 PM

かなたちゃんのセ―タ―
青いお空と 同じ色
キラキラのお日様に
照らされ 更に 青く
澄み切った空の色

ゆきこちゃんのセータ―
雪のように真っ白な色
キラキラ の お日様に
照らされ 更に 白く
ふわふわの雪の色

まりあちゃんのセ―ター
モミの木の深い深い緑色
キラキラのお日様に
照らされて 更に 緑に
クリスマスのモミの木の色

みんな みんな 違う 色
どれも 綺麗な 素敵な色

11/24/2023, 3:53:04 PM

私の祖父は、毎日同じ辛子色のセーターを着ていました。
何十年も着古されたセーターは全体が毛羽立ち、洗濯のし過ぎで裾が縮み、どこか頼りない雰囲気を纏っています。
祖父がわたしを抱きしめる度に、幼く瑞々しい頬にちくちくとセーターの毛糸が擦れて擽ったかったことを、20年近く経った今でも鮮明に思い出します。セーターからは、いつも煙草と古い箪笥の匂いがしました。

あのちくちくの肌触りも、くすんだ辛子色も、今となってはもう記憶の中にしか存在しませんが、私はそれだけでも充分でした。心の中に眠る辛子色のセーターは私が孤独の淵で迷い込んだ時は必ず、「大丈夫、わたしがここに居ますよ」と伝えるかのように、からだの内側の柔らかい部分を、毛羽だった生地でそっと撫でるのでした。

ある日、私の可愛い一人娘が、覚束ない足取りで黄色のバスタオルを引きずっては、不満そうに口を尖らせてこう言いました。
「ちくちく、いや。ちがうのがいい」
私は娘の頭を撫で、つい先日買った触り心地の良いバスタオルで、そのちいさな身体を包んであげました。
そして床にくたりと横たわった黄色いバスタオルを拾い上げると、私は思わずはっと目を見開きました。衝動的にそのバスタオルを丸めて抱きしめると、使い古されて硬くなったバスタオルの繊維が、ちくちくと私の頬を撫でます。
仄かに湿った柔軟剤の匂いが、私の身体をじんわりと包み込んでいきました。


-辛子色のセーター-

11/24/2023, 3:52:51 PM

セーター


手編みのセーター
毛糸の種類によっては
重たくて
それから気軽に洗えなくて
そして毛糸が高いし
気軽に編んでよ、って
頼めなくなっちゃった
実際あんまり着ることも無くて


でも編み物できる親を尊敬します
編み物は、やり直しがきくからいいんだって
失敗したら編み直して
気に入って着て
そのうち飽きてきたら
ほどいて
また編んだりしてる

楽しそう

11/24/2023, 3:45:35 PM

題名:セーター

私はセーターが苦手だ。
チクチクするし、洗濯すると縮むから洗うのも面倒臭い。
之は母が不器用な手で一生懸命に私にと編んでくれた
セーターだ其れが苦手だ。
私は思春期と云うのも相まって少し、否、かなり周りの人間との距離を取っていた。
其れでも母は私を喜ばそうと、此のセーターを編んでくれた
母は身体が弱い。だから入院が常だ。
自分の事でいっぱいいっぱいの筈なのに何故か私にセーターを編んでくれた。
今はもう居ない母。病気で数年前亡くなった。
私は此のセーターを見る度に思い出す。
母が日に日にと衰弱していく様や
柩に入った時の穏やかな表情、
そして何時も皆に見せる明るい笑顔
だから嫌いだ、此のセーターは。
見る度に涙が溢れてくる。
嫌でも母を思い出してしまう。
大好きな母が編んでくれたセーター
もう小さくて着れなくなったセーターが…。
私の心を抉る。

11/24/2023, 3:27:09 PM

セーター


いつの間にか、私と同じサイズの服を
着るようになった娘。
いつの間にか、娘の服を
借りるようになった私。

セーター好きの娘は、寒い冬を待っていた。
インドア派なのに、可愛いセーターを着て
出歩きたいがために、外出する。
明日は土曜日。そして天気は最高気温12度。
どのセーターを着るのかな。
私もちょいとお借りします。

11/24/2023, 3:24:54 PM

お題︰セーター

世の中には信じられないほど能力の高い人がいて、信じられないほど努力ができる人が大勢いる。

そう思うたびに心底不安になって恐怖に駆られ、セーターの裾をギュッと握りしめ下へ下へと伸ばすのだ。

隠れたい逃げたい背けたい意思がでろんでろんに伸びきったセーターに現れている。

11/24/2023, 3:03:34 PM

セーターといえば、

学生の頃付き合っていた彼氏のセーターの匂いが好きすぎて
パクったことがあったなぁ。。

わざわざ柔軟剤のメーカーを聞いて同じのにしてたんたやけど、ちょっときもいね👏

後、汗かいた後の野球部のユニホームまじでいい匂いなん
誰か分かってくれん?笑

#匂いフェチ
#お題難しい

11/24/2023, 3:03:01 PM

世界は理不尽。
毎度毎度、理不尽、理不尽、理不尽、理不尽、理不尽。
大人になるにつれ分かる、理不尽な扱い。
対等が果てしなく遠い。

11/24/2023, 3:02:35 PM

袖を通せば包み込む
編み込まれたのは愛情で

たったひとり キミのため
ゆっくり糸を絡めていたよ

去年のキミには大きくて
今年のキミにはぴったりだ

だからその度編み直し

にっこり笑うキミの写真
それ見て繕う祖母の顔
にっこり笑う皺の糸

#セーター

11/24/2023, 2:45:41 PM

今もハッキリと覚えている

小学生の高学年から
中学2年生まで

母が言う「着ると暖かいから」という
理由だけではセーターは
絶対に着たくなかった

しかし、中学3年生になると
それが変わった

そのことを思い出したことが
なんか嬉しい!

それは単に
服の好みが変わったと
いうことだけでないからだ

         まー

11/24/2023, 2:39:37 PM

あなたが選んでくれた
照れくさくて言えなかったけど
嬉しかったよ
あのときの気持ち
変わってないな 暖かいよ

いつまでも着ていたいから
大切にしているよ

本当にいつも
ありがとね

「セーター」

11/24/2023, 2:23:40 PM

セーターを久々に着ると首周りがちくちくとする。
やはり肌に直接着るのは良くなかったらしい。

11/24/2023, 2:23:39 PM

セーター
青いセーターを見ると、つい二度見してしまう…あの頃、よく見掛けたあの人も、よく着ていたから…すっと伸びた背筋、艷やかな長い髪、優しい目元…初めて見掛けた瞬間に、恋に落ちた…其れから、何度か見掛けたけれど、何も言えないままに、あの街を離れた…そして数年振りに戻って来て、また、あの通りを歩いてみた、僅かな望みを抱きながら…そして、あの人が着ていた青いセーターを探し…て…

11/24/2023, 2:22:59 PM

セーターおろしても意味ないわ
だって着る予定ないもの

朝のズレから最高にバッドな日は
ヘッドフォンからこう聞こえてる
「自分に嘘はつけないから
人生の灰色パートを忘れられない
ずっとハイでいなきゃバッドになるって
本物のおマヌケさんになったみたい
だから独りの日はベッドでくるまってる
ああ私って… 私って…」

きっと願ったってしょうがないわ
神様も私に飽きたでしょ

11/24/2023, 2:22:15 PM

大好きな人に、手編みのセーターをプレゼントする。
そういうの、ベタだけどやってみたい。
喜んでくれそうなパートナーを見つけるところから…

11/24/2023, 2:11:08 PM

取り扱いは丁寧に
        お洗濯は優しくね 
        デリケートな毛糸
        貴方が選んだ黄色
        ポッケがクマの顔
        写真の中のボクは
        ブランコに乗って
        貴方の編んだ愛に
        包まれて笑ってた 


       愛という言葉を知らずに
       ぬくもりをいつも探して
       ただ貴方だけを見ていた
       
        
           『セーター』

11/24/2023, 2:10:11 PM

セーター

セーターは苦手
暖かくなれば脱いで
寒く感じたら着たいから
薄手の羽織ものを重ね着する

もっと寒くなったら
母の残した半纏を着る
もこもこ靴下
もこもこネックウォーマー
膝掛けとホットドリンクがあれば完璧

急な来客には慌てますが

11/24/2023, 2:09:25 PM

こんばんは今日は少し面白いことを考えたんです。美と偽って似てると思いませんか?美は自分輝かすためにあるもの偽は偽りを行うこと。美を作るには自分を偽らないといけないと思ったんです。肌や目などを偽って輝きを起こす。でもそんな自分でも努力したことに変わりは無い君は偉いんだ誰よりも人は人を助けまた助ける。私は君の何かになりたい

11/24/2023, 2:02:29 PM

「おさがりのセーター」



いくら服装にこだわりのない未紗とはいえ、医療従事者として最低限の身なりは心がけている。
それでも家の中ではいろいろと緩くなってしまうもので、だいたいは叔母のおさがりで冬を凌いでいたものだ。
さてタンスの中身を片付けている間に出てきた穴の空いた紺色のセーターをどうしたものかと、たったいま未紗が畳んだ服の上で暖をとっているミコと視線が合った。
「……着てみる?」
さすがに貰い物を捨てるのはしのびないが、次々と受け取っていては溜まっていくのは仕方ないものだから、サイズの合わなくなった服は近所の子供に譲ったりハンカチや枕カバーとして再利用していた。
そして今、叔母から去年貰い受けて割とすぐに編み目の切れた紺色のセーターを冬毛のミコがじっと見ている。
ミコの冬着として加工するか……余った袖は手袋にでもしよう。ふと思いたった時に自分の手先が器用でよかったと痛感する。幸い施術の手際はセレーナの看護師長に褒められているので、布を継ぎ接ぎ合わせる程度なら問題はない。
セーターの寸法を測っていたところで、LINEの通知が鳴った。鈔珱からだ。目視だけで通知をさばくと新雪の積もった洛陽の景色が次々と送られてくる。
「向こうの雪は新潟よりも冷たいのかな」
冬は自室にこもっているので目立った厚着をする習慣は未紗にないが、鈔珱は年末も遅くまでバイトだと聞いたので夜道はさすがに冷えるだろう。
アリシエにセーターを編む約束をしていたので、彼女と同じ色の毛糸を選ぶとするか……元より、アリシエが大人になっても着られるようにと大きめの型紙をとっていたから、鈔珱と同じサイズでも問題はないはずだ。アリシエも、大好きな鈔珱とお揃いできっと喜ぶはず。普通こういったペアルックというものはマフラーでやることの方が多いと思うが、さすがに自分の編んだマフラーで街を出歩いてほしくはない。謎の羞恥心が未紗にはあった。
「セーターなら重ね着もできるし、いろいろと着回しできて便利だよね。俺には縁のない話だけど」
それにチクチクするし、洗濯も大変だし。そういって毎年ユニクロのスウェットで冬を越す未紗に、結花がよく苦笑いしていたものだが。
「さて、アリシエの採寸にいこう、ミコち。ちょうど鈔珱のバイトも終わる頃だろうし」
今日は早番だから夕方までにはセレーナの支局に来られると言っていた。未紗は早々に身支度をして、ミコをペットケースに迎え入れていつもの“ 秘密基地 ”に向かう。

タンスには、まだ防虫剤の匂いが染みたセーターの山がたくさん眠っている。それもみんな、叔母が未紗に遺したあたたかな“ おさがり ”だった。

11/24/2023, 2:02:26 PM

【119,お題:セーター】

冬休みに遊びに行った時、おばあちゃんが編んでくれた手編みのセーター
とても温かくて、私の1番のお気に入りでした

どこに行くにも絶対に着るんだ、と言い張って
洗濯で着れないと知ると、大泣きして母を困らせました

そんな私は今、娘のためにセーターを編んでいます

思いの外難しくて、絡まった毛糸をほどきながらようやく半分ほど編めたところです

セーターの完成を待ち望んだ娘が「お母さんまだぁ?」と
何度も急かしてくるのが可愛くて、おばあちゃんも同じ気持ちだったのかなぁ、とよく思います

おばあちゃんはもう今年で95歳だけど、まだまだ元気でいてください

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