『スリル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
想像してみる
お腹の、みぞおちの奥のあたり
小さな不動明王がいて
パチパチと、ちろちろと、ずっと炎が燃えている
嫌なことがはらはらとお腹に落ちていって
湧き出る嫌な気持ちが燃やされていく
私が内側から護られている
消えない焔がそこにある
私はそっと手を当てて
感謝する
〚スリル〛
彼との恋は、スリルがあってとても好きなの。
僕だけかも知れないけれど、彼はいつどんな時でも僕を忘れない、不思議な方。
"だからすき"
「好奇心は猫をも殺す」なんて言うけれど。その「好奇心」は、「怖いもの見たさ」とかの意味も孕んでいたりするのかな。
ちょっと調べれば危険ってわかるはずなのに、なんでそこへ行ったのだろう。
そんなに、その姿を拝みたかったのかな。
見えたって、いいことは何も無いのに。
"彼ら"は、ある意味では自己顕示欲の塊。
見える存在が少ないからこそ、見えると分かるや近づいてくる。距離的にも、精神的にも、生命的にも。
あれ、何人いるんだろう。互いに捕食しあって、よりヤバい存在にならなければいいけれど…。
…いや、肩車している時点で、なにも良くないか。
ネコの慣用句は、「しかし物を知れた満足感で生き返った」って続くらしいけれど。
肩車しているあの人は、果たして満足したのだろうか。
(『死期折々』―月見里 珀亜の小話―)
❤︎111
「スリル」
私には彼氏がいる。そんなことは分かっているが、、、、
やっほー、おつかれさま。
おつかれ、ご飯食べる?
いや、お腹は大丈夫、それよりホテル行こーぜ
、、、はいはい、行こうか
あなたがいけないんだよ、私に構ってくれない。
いつも、寂しいんだから
【スリル】
スリルのない人生なんてあなたには想像できる?私はそんなの絶対に無理。だって生きてるだけで周りではいつだって刺激的なことで満ち溢れているのだから。
って言えるような人生が欲しい~。
題 スリル
あれは確か、12の頃のことだ。
子供は、何かと無茶なことをしたがる。私もそうだった、雑誌やらテレビで影響を受けそれをまねしたくなる。
そのときは、ある小説を読んでのことだった。
内容はよく覚えてるさ、何せ今でもお気に入りの一冊なんでね。
上京した青年が、久しぶりに故郷へ帰りとある神社を見つけたことから始まる。ホラーと、ミステリー本。
大人やある程度成熟した者ならそんな内容を読んで、同じようなことをするなんて憚られるだろう。しかし、まだ12歳の子供。
子供は、無邪気さ故にときに残酷なこともできる。それが影響したのだろうと、今になって思う
飽きた
人生はスリルなしじゃつまらない。
だって、決められたレールを進むだなんて平凡なことしたって楽しくない。
まだ成否も分からないような道を自分で開拓してこそ人生に色がつくってもんだ。
その過程でリスクは常についてくる。
そのリスクと隣り合わせなのがたまらなく楽しいんだ!
ハイリスクハイリターンのスリル!
それほどまでに人生に価値あるものはない!
もちろんギャンブルとかは別の話だ。
ただ、そんなものではなくて、自分の選択でできるスリルが楽しいんだ!
スリルがあるから人生の選択がある。
人生の選択があるからスリルがある。
そうだろう?
だから、やめられないんだ。
ハイリスクハイリターンの選択の連続の人生が。
チャレンジ114(スリル)
子供の頃から怖がりで、周りから笑われた。家族ができて、少しはメンタルを鍛えようとジェットコースターに乗った。何とかクリアした。妻によると、あなたの真っ青な顔を見ていると心配だったけど、笑えてきた、とのこと。スリルのあるものは、眺めるから面白いのか。そう言えば、テレビの番組で絶叫マシンに乗っている人を見るぶんには、怖さを感じない。他人だからである。自分のことになると、しんどい。
控え目なスリルは、ゲームセンターのアーケードゲームをクリアする時だ。これくらいのドキドキが、私にはちょうど良い。
僕にもスキルはある
けど、そのスキルはおそろしい
『望んだことが本当になる』
一見うらやましいスキルだろう
だが、相手の不幸・幸せを望めばそのとおりになってしまう
これを上手に扱わないと“世界”をいつでも‘滅ぼせてしまう’だろう
「スキル」
スリルをあじわうために
したいことがある
それは
イチャイチャパラダイスだ
親に見つからず
イチャイチャできるところを
探してる
まったく
すきもなにもありゃしない
イチャイチャしたいだけなのに
時と場を考えなきゃならないなんて
つらすぎる
あ~あ
ツラタン
【スリル】
スリルを感じるものとはなんだろう
ジェットコースターだろうか
心霊スポットだろうか
それともアクションシーン
たっぷりの映画やアニメだろうか
いずれにしても、それは
貴方をドキドキとした世界に引き込むものだろう
そして終わった後に
“また来たい・見たい”と感じさせる
貴方の日常を少し彩るものだろう
貴方にとってスリルを感じるものとはなんだろう
『スリル』
スリル満点!と謳われたジェットコースターに、僕と君は今横並びで座っている。
え、なんで。なんでこうなったの。僕怖いの苦手なんだけど。
何もかもの元凶の君は楽しみだね、なんて快活な笑顔を見せた。
なにがだよ、という文句は呑み込んで、少しだけ震えているかもしれない声で質問を投げ掛ける。
「怖い?これ」
きょとんと効果音がつきそうな顔をした君が、みるみる笑顔になっていく。
「怖いの?ジェットコースターが?」
「聞いただけだよ」
「けっこう怖いよ」
ひゅっ、と喉が鳴った。
これ、今からでも降りられるかな。
そんなことを考えた途端に、発車いたします、とアナウンスがかかる。
詰んだ。
がたん、がたんと恐怖を煽る音を立てながら車体がゆっくり上昇する。
「わくわくするね」
隣の君が言葉通りの声色で呟くけど、それに返事をするほどの余裕は僕にはない。
何になるわけでもないけど必死にバーを掴んでいると、車体が止まった。
目の前には青い空。あ、綺麗、とか思ったその瞬間、車体が急加速で落下した。
「ぎゃあああああ!!」
自分から出たとはおおよそ信じられないほどの大声が空を切り裂く。
え、やばい。なにこれ。やばい。死ぬ。
今測ったら最高記録が出るんじゃないか、くらいの握力でバーを握る僕とは反対に、君はきゃあああなんて笑いながら両手を空へと掲げる。
正気か?
若干引いた。なんなら血の気も引いた。
もうその後は怖いし喉は痛いし君はおかしいしで大変だったけど、体感一時間くらいだった空の旅が終わって地上に戻った頃には楽しかったと言えるほどに回復していた。
すぐ目の前にあったベンチでアイスを食べて休みながら楽しかったね、と君が笑う。
怖かったけどね、と返す僕には、膝が震えるとか喉が嗄れたとか以上に困っていることがあった。
ジェットコースターを降りてから、君を見ると、どきどきする。
今までの経験則からそれは恋だとはっきりわかるわけで。
これが噂の吊り橋効果か?
僕ってけっこう単純だったのか。
なんて余計なことを考えてみるけど心臓は収まることを知らない。
あー、これからどうしよう。
心の中で頭を抱えながら、次はお化け屋敷行こうよ!と笑う君に頷いて見せた。
個人的には君が吊り橋効果を期待してジェットコースターとかお化け屋敷とかに行ってたら嬉しいです。
全く関係ないんですけど私が初めて乗ったのは志摩スペイン村のピレネーなんですよね。
怖かったです。
母と乗ったんですけど母は笑顔で引きました。
母は君タイプだったみたいです。私は僕タイプでした。
半分くらい意識失ってたんですけど、足元に見えた青空がトラウマすぎて吊り下げ式はもう乗らないって決めました。
スリル
悲鳴が聞こえる。
何度も何度も聞こえてくる。
スリルを味わいたい人が多いのだろう。
それだけを目的に各地へ足を運ぶ人もいるらしい。
私には何がいいのか分からない。
ただ恐ろしいだけだ。
絶叫マシンなど、絶対に乗らない。
修学旅行に行くまで絶叫系は平気だと思っていた
地元には大きなジェットコースターがあるわけでもないのに
根拠のない自信があった
いざ乗ってみたらとんでもなく怖かった
スリルみたいな楽しい表現ではなく
ただただ恐怖だった
終わった後その場で座り込んでしまった
もう一生絶叫系には乗らない
そう固く決意した
修学旅行の2日目
スリル。
スリルが
好き。
なはず?
したくても
できないのが
楽しい。
こないだ
一緒にハート
作ったのが
スリルだった。
手に触れたから。
スリルはいらない
安全に穏やかに
いられればいい
退屈だとは思わない
………スリル
半ばパニックだった
僕の他にカフェにいる客は
新聞を読むサラリーマンぐらいだった
目の前に猫が座り
会釈をすると
ー旦那さん
僕の旦那さんですにゃ
間違いございませんにゃ
と言った
僕が呆気に取られて猫を見つめていると
ー旦那さん
僕は昔旦那さんにおせわになりました猫でございます
そう言った
僕は口を開くものの言葉が出てこない
ー旦那さんが驚きますのも承知の上でございます
と猫は言うと
ーささやかなお礼でござりまする
と丁寧に包みを差し出してきた
え?え?
ちょ…信じられない
僕が言うと
ーどうぞどうぞ、大したものではございませんが
お受け取りになってくださいまし
猫はグイグイ包みを僕に押し付けて
ーそろそろ会議がございますゆえ
これにて失敬
と
猫は ととと…と
車の行き交う道路を容易くすり抜けるようにして
歩いて行った
僕は今その包みを持ち帰って
目の前に置き
夢じゃあるまいか?と
思案するのであった
包みを開けるのはスリルでしかない
お題と違うけど、皆さんにご報告があります。
近々、スマホを変えるので、このアカウントは無くなります。今までありがとうございました。
次のスマホでは、五月雨という名前でやっていきたいと思っておりますので、そちらの方でも応援していただけると幸いです。
新しいことに挑戦してみたくなる
でもと、、、、ネガティブに考えてしまう
一歩前に足を踏みだすのは難しい
わたしの障がいは
精神が上がったり下がったりする
双極性障害
自分で制御出来ないから
薬で制御する
もし制御出来ない場合
ジェットコースターなら
満足いただけるスリルを
提供出来るだろう