『スマイル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
笑えない。
ちっとも笑えない。
この仕事を一体何だと思っているのか。
医療従事者も云わば接客業。
体の不調の悩みを受け止めて、心身を癒すお手伝いをする。
安心·安全な医療を提供するために、集中力と笑顔は欠かせない。
それなのに、医療スタッフ側が自分の不調に任せて不機嫌を振り撒くなど言語道断。
スタッフ相手だけでなく、患者さんにもそれを見せるなんて、一体どういう了見か。
しかも貴方、その件でクレームも頂いたことがあるでしょう?
名指しで対応禁止を頂戴して、担当交代まで希望された方も何名かいるのに、まったく懲りない阿呆である。
指摘すれば、僕は機嫌悪くも不調でもありません?
一体どの口が言う。
違うと言い張るのであれば、周りに影響出ているその不遜な態度は何なのか。
同じ薬、同じ治療でも、プラセボ効果という言葉まであるように、受け取り方次第で効果が変わることはままに有る。
科学も発展し医療技術も進めども、人体は未だに不可思議、神秘の事象。
大袈裟だと貴方は鼻で笑うけれど、相手のことを思わずに医療は成り立たない。
こちらの一挙一動で、余計な影響を与えてはいけないのだ。
そんな理屈も分からずに、同じ医療従事者を語るなど片腹痛い。
これっぽっちの興味も無いけれど、一体何のためにこの業界に入ったの?
気分屋なノリには付き合いきれない。
フォローする周りの身にもなれ馬鹿野郎。
然らばせめて、私は笑いましょう。
仮面などではございません。
皆さまの健康を守るために。
心からのスマイルでサポートを。
さあ。今日も今日とて、お仕事です。
(2024/02/08 title:006 スマイル)
/練習:奪いたいほどに美しくて
ふわり、花が咲くように貴方は笑うのだ。
何かに熱中していても、どれだけ疲れていても、直前に悲しいことがあったとしても、私が呼び掛ければくるり、とこちらを向いて花が咲く。
それは時によって大輪のヒマワリであったり、涙に濡れた儚げなサンカヨウであったりするので、見ていてまるで飽きが来ない。
もちろん、貴方の花を知るのが私だけではないことはわかっている。
どんな人にも平等に、相手の気持ちを慮り、慈愛を持って接する貴方だからこそ、花に例えられるような笑顔を咲かせることができるのだろう。
それでこそ貴方だ。
自然な貴方こそ美しい、私が愛する貴方の姿はそうあるべきだ。
ただ、それでも。
あの美しき花を手折り、手元に置いてしまいたいと思う私が心の隅に確かにいることを、どうか許してほしい。
『氷解』
駅前徒歩5分 カフェで氷が汗をかく やや薄暗い灯りが灯り スマイルマークのコースターが浮かび上がる 午前7時のモーニング 新聞紙の穴から世界が見える
あなたのその貼り付けたような笑顔
いつか暴いてみせるから
スマイル
一日の始まりは笑顔で始める
自分のご機嫌は自分でとるための習慣
朝目覚めたら真っ先にやるのは
ベッドの中でニッコリと笑顔になること
たとえどんな気分でも、どんな体調であっても
無理矢理にでも笑顔を作ると不思議と気持ちがついてくる
その後は起きてぐーんと伸びをすると
「あ〜なんかいい感じ」ってなってくる
気持ちを前向きに変化させるのは難しいから、
体から先に変化させるほうが早いと聞いて始めたこと
やることは単純だけど続けるのは難しい
色んなことを疑ってばっかりだったけど
続けてみるとホントだった!
私の苦手な「素直」「継続」
不思議とこのスマイルの習慣だけは続けられている
あなたのその
無理して笑う顔が
あまりにも美しいから
心にもないことを言ってしまう
「いつも笑っていてね」
スマイル、ねえ……。
ああそうだ。オレンジのニコちゃんマークみたいなキャラ知ってる?多分、ニコッとしてたはず。スマイリーフェイス?それって黄色い顔だろ?そうじゃなくて、オレンジのさ、なんか微妙な笑い方してるやつ。ミスタースマイル?スマイリースマイル?なんかそんな名前だった気がする。アイツはいいやつだよ。俺の救世主さ。
小学生の頃、家庭科で裁縫をやらされた。まあ、誰だってやるわな。エプロンとナップサックと……あと、何かあったと思う。毎回毎回布を買わされるんだけど、あれが苦痛だったのを覚えてる。誰がデザインしてんのか知らねえけど、男の子は怪獣やロボット、女の子はキュートかキラキラ!みたいなこと考えてそうな奴が選びぬいて集めたくそダセェ布群からマシなのを選ぶわけよ。今思い返してもなんの拷問かと思うね。配られたカタログを見て、楽しみのかけら一つなく悩むとか、ホント馬鹿げてるよな。アンタんとこは?迷彩柄が寒冷地仕様とよく見るやつの2つあったり、目に痛い赤と青の炎とか、変に黄ばんだ白地にチープな虹色の星とか散りばめられてなかった?シンプルなやつでいいのに、なんであんな大惨事になるんだろうな。
まあそれで、正直困ってたわけ。自分のセンスを疑われる危険性もはらんではいるけど、せっかく作るのにどうでもいいデザインは選びたくない。そりゃそうだろ。初めて自分で自分のエプロンを作るんだからな。大事にしたい。
そこに現れたのがアイツさ!ミスター、スマイル?いや、やっぱあいつニコッとはしてたけど、困ってた気もする。複雑な顔をしてたと思うよ、形はシンプルだったけど。オレンジのエプロンの真ん中に、こぢんまりとそいつがいた。これしかないと思ったよ。何か文字も書いてあったなあ。フレンドリーとかなんとか。まあ何にせよ、そいつのおかげで少し気が楽になった。調理実習の時にも作ったエプロンを持って来いと言われたし、度々見るし着るのならやっぱ少しくらい好きな要素がないとな。
ああ、思い出せない。何だったかな……。スマイル、スマイリー。ミスターなんとか。困ったときに助けてくれた、友達みたいな奴。
スマイル
(本稿を下書きとして保管)
2024.2.9 藍
はい、チーズ
求めに応じ
スマイルを
直後真顔に
戻る人々
お題☆スマイル
あの子は笑うと
周りから素敵と言われ
かわいいと言われ
贔屓にされて
愛された
まんまるく愛らしい瞳
ふっくらとした頬
色白で清々しい面立ち
凛とした眉
その笑顔を見ると
ズンときて
下腹部が硬くなった
一緒にいたい
それだけでいいと魅了された
僕が笑っても
誰もそんなことは
言わなかった
一番笑いかけたかったのは
ママだけど
怖くて笑いかけるなんてできなかった
人を信じられなかったので
素直に
喜びや
楽しさ
共感
感謝
思いやりから
微笑むことができない子供だった
『Smile』
嫌なことがあった時、悲しい時、周りを見渡してみて。
きっとそこには、今貴方に必要なものがきっと転がって
いるはず。それは、どんなことがあってもそれを見るだ
けで、ちょっといい気持ちになれる魔法。
それは”Smile.”
貴方が笑顔になれば、貴方と関わった人達も笑顔になる
はず。だから、いつでもSmileを忘れずに。
Smileは希望の光。
君の笑顔が大好きでした
今はもう見ることが出来ないけど
写真の中で笑う君は、誰より綺麗でした
400いいね突破!!
ありがとうございます😊
〖スマイル〗
きらきらと弾け飛んだお星様。
僕には少し眩しかった。
楽しそうな君がくるりと回って、
僕も少し笑顔になった。
今、この瞬間を生きなさい。
1番大事なことは「笑顔」よ。
ずっと「微笑み」続けて。
スマイル0円。
いや、時給発生してるもん。
笑いは「緊張の緩和」であると喝破した落語家が昔いた。たしかに爆笑を欲しいままにしていた。
だが、何故か私は彼の落語があまり好きにはなれなかった。ずっと違和感を感じていた。
桂枝雀は師匠の米朝も認める実力派の噺家であったが、私は彼の中に狂気を感じていたのだろうと思う。
落語好きの私だったが、生前の彼の高座は生で聞いた事はない。
彼はやがて、唐突に旅立ってしまった。落語界は大きな宝物を失って、関係者もファンもただ呆然とした。
彼の死後、歌舞伎座で追悼公演が開かれた。米朝一門と、柳家小三治が出演し、トリは枝雀の『代書屋』をスクリーン上映した。
生前は少しも足が向かなかったのに、何故か私もチケットを買っていた。
スクリーンに投影された枝雀に、歌舞伎座の客は、大爆笑していた。本当に大爆笑だった。
私も泣きながら笑っていた。
ちきしょうめ。
スマイル____
貴方はいつも笑顔。
口角はキュッと上がり、フフフと声を漏らす。
でも、無理矢理貼り付けたような、そんな顔。
だからいつか貴方の......
心からの笑顔を私だけに見せて、なんて。
🦩
スマイル
知らない彼女がニヤッと笑った
作り笑いだとすぐに気づいた
それほど彼女の会話は濃厚で
とっても完璧すぎたから
いつもの何かがズレてる会話とは
全く違う差し込まれた油は
嘘とともに水泡に帰した
可憐なスマイルだった
知ってる彼女がニヤッと笑った
意地悪な笑いだとすぐに気づいた
それほど彼女の会話は単純で
とっても伏線じみていたから
いつも通りの道を歩いて
いつも通りの闇を呟いて
いつも通りにバスで帰った
病弱なスマイルだった
彼女が笑った
僕もすぐに笑えた
ああ、違う。違う。
僕の好きな笑顔は
彼女の求めた笑顔は
あとどのくらい歩けば 辿り着けるのだろう
みんなみんな
本音なんか声に出せなくて
ただ笑っていただけなのに
結局は、最後まで自分を愛してくれる人はいない。
いつか愛は冷める。
親愛なんていらない。
ただの愛が、自分を好きだと欲してくれる激情がほしい。
強気な横顔
目尻を下げて
穏やかな口元で
夢を追う瞳の色で
癒してくれるように
背中を押してくれるように
しあわせを分けてくれるように
────そんなふうに、
貴方の色々なSmileが
思い出の中で溢れるたびに
わたしも 笑顔になれる
【スマイル】
〖スマイル〗
毎日笑顔で過ごす
そんなこと誰も出来ない
笑顔の日々の中に
少しだけ笑顔になれない日があっても
良いと、
私は思うのだ。