『スマイル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたのその貼り付けたような笑顔
いつか暴いてみせるから
スマイル
一日の始まりは笑顔で始める
自分のご機嫌は自分でとるための習慣
朝目覚めたら真っ先にやるのは
ベッドの中でニッコリと笑顔になること
たとえどんな気分でも、どんな体調であっても
無理矢理にでも笑顔を作ると不思議と気持ちがついてくる
その後は起きてぐーんと伸びをすると
「あ〜なんかいい感じ」ってなってくる
気持ちを前向きに変化させるのは難しいから、
体から先に変化させるほうが早いと聞いて始めたこと
やることは単純だけど続けるのは難しい
色んなことを疑ってばっかりだったけど
続けてみるとホントだった!
私の苦手な「素直」「継続」
不思議とこのスマイルの習慣だけは続けられている
あなたのその
無理して笑う顔が
あまりにも美しいから
心にもないことを言ってしまう
「いつも笑っていてね」
スマイル、ねえ……。
ああそうだ。オレンジのニコちゃんマークみたいなキャラ知ってる?多分、ニコッとしてたはず。スマイリーフェイス?それって黄色い顔だろ?そうじゃなくて、オレンジのさ、なんか微妙な笑い方してるやつ。ミスタースマイル?スマイリースマイル?なんかそんな名前だった気がする。アイツはいいやつだよ。俺の救世主さ。
小学生の頃、家庭科で裁縫をやらされた。まあ、誰だってやるわな。エプロンとナップサックと……あと、何かあったと思う。毎回毎回布を買わされるんだけど、あれが苦痛だったのを覚えてる。誰がデザインしてんのか知らねえけど、男の子は怪獣やロボット、女の子はキュートかキラキラ!みたいなこと考えてそうな奴が選びぬいて集めたくそダセェ布群からマシなのを選ぶわけよ。今思い返してもなんの拷問かと思うね。配られたカタログを見て、楽しみのかけら一つなく悩むとか、ホント馬鹿げてるよな。アンタんとこは?迷彩柄が寒冷地仕様とよく見るやつの2つあったり、目に痛い赤と青の炎とか、変に黄ばんだ白地にチープな虹色の星とか散りばめられてなかった?シンプルなやつでいいのに、なんであんな大惨事になるんだろうな。
まあそれで、正直困ってたわけ。自分のセンスを疑われる危険性もはらんではいるけど、せっかく作るのにどうでもいいデザインは選びたくない。そりゃそうだろ。初めて自分で自分のエプロンを作るんだからな。大事にしたい。
そこに現れたのがアイツさ!ミスター、スマイル?いや、やっぱあいつニコッとはしてたけど、困ってた気もする。複雑な顔をしてたと思うよ、形はシンプルだったけど。オレンジのエプロンの真ん中に、こぢんまりとそいつがいた。これしかないと思ったよ。何か文字も書いてあったなあ。フレンドリーとかなんとか。まあ何にせよ、そいつのおかげで少し気が楽になった。調理実習の時にも作ったエプロンを持って来いと言われたし、度々見るし着るのならやっぱ少しくらい好きな要素がないとな。
ああ、思い出せない。何だったかな……。スマイル、スマイリー。ミスターなんとか。困ったときに助けてくれた、友達みたいな奴。
スマイル
(本稿を下書きとして保管)
2024.2.9 藍
はい、チーズ
求めに応じ
スマイルを
直後真顔に
戻る人々
お題☆スマイル
あの子は笑うと
周りから素敵と言われ
かわいいと言われ
贔屓にされて
愛された
まんまるく愛らしい瞳
ふっくらとした頬
色白で清々しい面立ち
凛とした眉
その笑顔を見ると
ズンときて
下腹部が硬くなった
一緒にいたい
それだけでいいと魅了された
僕が笑っても
誰もそんなことは
言わなかった
一番笑いかけたかったのは
ママだけど
怖くて笑いかけるなんてできなかった
人を信じられなかったので
素直に
喜びや
楽しさ
共感
感謝
思いやりから
微笑むことができない子供だった
『Smile』
嫌なことがあった時、悲しい時、周りを見渡してみて。
きっとそこには、今貴方に必要なものがきっと転がって
いるはず。それは、どんなことがあってもそれを見るだ
けで、ちょっといい気持ちになれる魔法。
それは”Smile.”
貴方が笑顔になれば、貴方と関わった人達も笑顔になる
はず。だから、いつでもSmileを忘れずに。
Smileは希望の光。
君の笑顔が大好きでした
今はもう見ることが出来ないけど
写真の中で笑う君は、誰より綺麗でした
400いいね突破!!
ありがとうございます😊
〖スマイル〗
きらきらと弾け飛んだお星様。
僕には少し眩しかった。
楽しそうな君がくるりと回って、
僕も少し笑顔になった。
今、この瞬間を生きなさい。
1番大事なことは「笑顔」よ。
ずっと「微笑み」続けて。
スマイル0円。
いや、時給発生してるもん。
笑いは「緊張の緩和」であると喝破した落語家が昔いた。たしかに爆笑を欲しいままにしていた。
だが、何故か私は彼の落語があまり好きにはなれなかった。ずっと違和感を感じていた。
桂枝雀は師匠の米朝も認める実力派の噺家であったが、私は彼の中に狂気を感じていたのだろうと思う。
落語好きの私だったが、生前の彼の高座は生で聞いた事はない。
彼はやがて、唐突に旅立ってしまった。落語界は大きな宝物を失って、関係者もファンもただ呆然とした。
彼の死後、歌舞伎座で追悼公演が開かれた。米朝一門と、柳家小三治が出演し、トリは枝雀の『代書屋』をスクリーン上映した。
生前は少しも足が向かなかったのに、何故か私もチケットを買っていた。
スクリーンに投影された枝雀に、歌舞伎座の客は、大爆笑していた。本当に大爆笑だった。
私も泣きながら笑っていた。
ちきしょうめ。
スマイル____
貴方はいつも笑顔。
口角はキュッと上がり、フフフと声を漏らす。
でも、無理矢理貼り付けたような、そんな顔。
だからいつか貴方の......
心からの笑顔を私だけに見せて、なんて。
🦩
スマイル
知らない彼女がニヤッと笑った
作り笑いだとすぐに気づいた
それほど彼女の会話は濃厚で
とっても完璧すぎたから
いつもの何かがズレてる会話とは
全く違う差し込まれた油は
嘘とともに水泡に帰した
可憐なスマイルだった
知ってる彼女がニヤッと笑った
意地悪な笑いだとすぐに気づいた
それほど彼女の会話は単純で
とっても伏線じみていたから
いつも通りの道を歩いて
いつも通りの闇を呟いて
いつも通りにバスで帰った
病弱なスマイルだった
彼女が笑った
僕もすぐに笑えた
ああ、違う。違う。
僕の好きな笑顔は
彼女の求めた笑顔は
あとどのくらい歩けば 辿り着けるのだろう
みんなみんな
本音なんか声に出せなくて
ただ笑っていただけなのに
結局は、最後まで自分を愛してくれる人はいない。
いつか愛は冷める。
親愛なんていらない。
ただの愛が、自分を好きだと欲してくれる激情がほしい。
強気な横顔
目尻を下げて
穏やかな口元で
夢を追う瞳の色で
癒してくれるように
背中を押してくれるように
しあわせを分けてくれるように
────そんなふうに、
貴方の色々なSmileが
思い出の中で溢れるたびに
わたしも 笑顔になれる
【スマイル】
〖スマイル〗
毎日笑顔で過ごす
そんなこと誰も出来ない
笑顔の日々の中に
少しだけ笑顔になれない日があっても
良いと、
私は思うのだ。
「拓也(たくや)~二人が来るまでトランプしよ~ぜ~」
「お、いいよ~」
私達は机にトランプを出す。拓也カードきって、と言うと
「葉瀬(ようせ)ってカードきれないもんな~」
とちょっと馬鹿にしてきた。うっせぇ、細かい作業は苦手なんだよ。
「......はい、葉瀬の分」
「どーも~」
私は拓也からトランプを貰うと揃っているものを全てはけた。
「私五枚だわ~」
「俺六枚~」
なるほど、ジョーカーは拓也が持ってるわけだね。頑張って五枚全て揃えてやるよ。
「............」
「......どっち?」
「聞かれても答えねぇよ」
「ケチだ」
「ケチじゃねぇ」
ぴっ、とカードを取るもジョーカー。
「...ふ」
「え、何?」
「いやぁ?なんでも?」
拓也は私を見てニヤニヤと笑う。
「じゃあ俺取りまーす」
私は無言でカードを二つ差し出す。
「どっち?」
「言わない」
「ケチー」
「拓也にだけは言われたくない」
拓也は一枚一枚取るフリをして、こちらをじっ、と見る。何?何?私の心臓はバクバクと音を立てていた。
その目に吸い込まれそうで、怖いけどなんだか。
「......これだ!!」
ピッ、とカードを取る。
私の手元に残ったのはジョーカー。負けてしまった。
「いえーい俺の勝ち~」
「うぅ......」
「葉瀬顔にめっちゃでるよな~分かりやすっ」
「嘘!?マジかよ!!」
拓也の楽しそうな顔を見る。
私はこの顔が____
「ごめーん!遅くなった~!」
ガチャッと開けて入ってきたのは秋(あき)である。
「秋...!...遅い、俺らトランプしてたんだぞ」
「ごめんって」
「...寂しかった。から、撫でて」
拓也は秋を見た瞬間、構ってオーラを全面的に出し始めた。しょうがないな、と言わんばかりに秋は拓也の頭を撫でる。中睦まじい二人だ。邪魔する気はない。
「お二人さんよ。ここに居るのが見えんのか?」
ただ、ここは私の家だよ?イチャつくのは他でやってくれ。
「ごめん葉瀬ちゃん!」
「まぁ許すぅ~」
「流石葉瀬ちゃん、寛大な心~」
「俺は?」
「駄目」
「えぇ~」
秋はぽよぽよ、と周りの空気を和ませている。凄く温かい。
「じゃあ次は三人でトランプしようぜ~」
「いいね~」
...これは昔の話。今の話ではない。
この時の私は彼の笑った顔が嫌いだった。
お題 「スマイル」
出演 葉瀬 拓也 秋
「スマイルください!」
時が止まった。間違えた。いや、間違えてない。
朝、いつも通りに片思いの彼を待ち伏せして、顔をちゃんと確認してから言ったもの。
「今時ファストフード店でも言わないだろう」
ゴミを見るような目で私を見る彼……が好き。すごくカッコイイんだ、本当に。
眉をひそめて不審者から逃れるように彼は早足で歩いていく。
「待って待って!笑顔が見たいんですけどー!」
「君もしつこいな。さっさと他を当たれ」
「ざーんねん!私はあなたがいいんですー!」
去ろうとする彼の前に回りこんで退路を塞ぐように両手を広げた。その瞬間。
バサッ、と音がして雪の塊が降ってきた。直撃。木の枝に積もった雪が、重みに耐えられずに私に降り掛かったのだ。
「最悪……」
頭やマフラーが雪まみれ。せっかく髪を綺麗に結ったのに、雪を払ったらぐしゃぐしゃになっちゃった。
ゴホン、と咳払いが聞こえて彼の方を見ると、片手を口元に当てている。
「あ……笑った……?」
「笑ってない」
「え?今笑ってたけど?笑いましたよね?!人が!雪まみれに!なってるのを見て!」
「うるさい」
詰め寄ると、ハンカチを顔に押し当てられて「ぶふ」と声が出た。もっとかわいい声は出なかったの?私!
「……これは情けだ」
そうぶっきらぼうに言うと背中を向けた。なんだ、やっぱり優しいじゃん。
それがとても嬉しくて、私は自然と笑顔になる。
「ちゃんと返せよ」
「ありがとう!大好き!」
彼はもう真顔に戻っていた。本当はもっと笑っているところが見たかったけど。
今は私のスマイルの押し売りで、勘弁してあげようかな。
【スマイル】
うまく笑えねぇ…
どうしてかわからねぇ…
誰かに笑ってくれって言ってるけど…
俺がうまく笑えねぇ…なんてよ…
アイツに笑っててほしいのによ…
俺は…何なんだよ…まったくよ…
こんな夜はよ…酒も飲みたくねぇし…
何か優しい事とか探したりするけど…
何も浮かばない…
こういう時よ自分の器とかわかるよね…
身に沁みちゃうよね…
追い込んできた俺自身…
敗けを認めんのか?
まだ…まだまだやっちゃうの?
自問自答してたら…
急に馬鹿らしくなってきた…
さぁ寝るか、明日もあるし…
アイツの笑顔明日見れると信じて明日を信じて!
アイツが真底笑える明日を信じて!
さぁ寝よ🍀