ススキ』の作文集

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ススキ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/11/2023, 8:25:56 AM

ススキ

ススキの野原で、うさぎがぴょ〜ん。
まんまるお月様に、うさぎがぴょんぴょ〜ん。

11/11/2023, 8:23:58 AM

ススキ、と聞くと「昭和枯れすすき」と思い浮かぶ自分にトシを感じる。昔のテレビでけっこう聞こえてきてた。
あとは、月とススキ。お供えの団子。
子供時代、近い場所に野原があった頃は、ススキを一本とってはハタハタさせて遊んだりもした。今その場所はすべて市営住宅になって公園整備され、桜や銀杏、松のたぐいが植えられて、ススキはいない。ススキもまた、そこら辺で遊ぶ子供の友だったのだ。数年前、花屋でススキが売られていることに驚いた記憶がある。多分、「月見のしつらえ」や、生け花に需要があるからだろう。間違いなく「季節を知らせる」存在感のある植物だ。

さて、冒頭の「昭和枯れすすき」だが、まあアレな内容の歌であるんだが、りっぱにヒット曲だ。私が子供のころ、その歌にどういう印象を持ってどう反応したか思い出してみる。

貧しさに負ける…ってどういうことだろう。
世間に負ける、ってどういうことなんだろう。
この街も逐われた、「も」ってどういうことかな…
いっそきれいに死のうかって、辛いってこと?
が、だいたい中心だった。
子供心に思ったのは、「そうか、貧しさに負けちゃダメなんだな」という感覚だったと思う。この歌はとても不幸せそうだったからだ。そして、「きれいに死んじゃダメなんだな」とも思った。汚く死ねば良いという意味ではない。「きれいに」などと言う表現が、なんだかひっかかったのだ。まるで、生きた痕跡まるごと消し去るつもりみたいな。
「ふたりは枯れすすき」とむすぶ1番。独りじゃないらしいが、ふたり居てふたりともそう考えるなんて、もったいない感じ…とも思った。まあ、時代性というやつかもしれない。

現在いいトシになって、そこそこ人生の季節を過ごし、ある意味ハラも据わってきた頭でこの歌を見返すと、「貧しさから脱出、或いは少ない手持ちでもすり抜けられる方法を探さないと。世間って言うけど、世間なんて核心の無いあやふやなものを気にし過ぎちゃダメだ。逐われない場所を見つけて、せめて自分自身だけでも自分の生きることを肯定しないとね。誰が救ってくれる? 誰が代わりに生きられる?」などと思う。…ああ、自分は歳とったんだなと思う。

すすきは、ふわふわとしてくる前はつやつやしている。茎もしっかりしていて、ちょっとの力では引き切ることなんか出来ないほど強靱だ。それは枯れかけても大して変わらない。他の植物と同じく、サイクルの終わりに潔いけれど、独特の頼もしさを醸す草なのだ。

11/11/2023, 8:17:41 AM

『恋の音』

大好きでした。

愛していました。

誰よりも、心の底から愛していました。

大好きでたまらなくなるほど、
あなたが愛おしくて、可愛らしくて、
貴方と目が合うその瞬間がどれほど私を喜ばした事か貴方には分からないでしょうね。

あなたの声を聞くだけで、この胸の高鳴りは簡単にも音を立ててしまうのです。

あぁ、だけど貴方に近づくことも出来ない私はなんて臆病な人なのでしょうか。

一声、挨拶さえ出来ればいいのに。

それすら出来ない私はとても怖がりなのです。

この気持ちを抑えることの出来ないことに、
私は苛立ちを感じます。

何も出来ないクセにトントンッと音を立て、
貴方にこれが聞こえてしまうのではないかと恐怖させるこの音が私はとても苛立ちを隠せないでいる。

いっその事、この心臓を取り出すことが出来たなら、
私は直ぐにこれを潰して音を消してしまいたい。

11/11/2023, 8:15:50 AM

ススキ

ススキの風に揺られて
秋の草原を歩く
まるで優雅な踊り子のように
ざわめく風景に魅了される
自然のリズムに耳を傾けて
ススキが囁く秘密の歌と
息子との合唱が一面に響き渡る
長く伸びるススキと息子の影を見て
成長を感じるとともに寂しさへと一歩近づく
このススキの大地のように
息子の未来が無限に広がっているようだ

11/11/2023, 8:15:30 AM

#ススキ


思いつかない。。。

ただ、
ススキをスズキと読み間違えたのは、
わたしだけ?

11/11/2023, 8:15:05 AM

ススキの葉が風に揺れると、秋の気配。
木枯らしの冷たい風が静かに音を立てて近寄ってくる。
そうすると緑に色付いていた葉はたちまちに役目を終え、彩を落として風に揺れて樹木から離れて落ちていくのだ。
なんだか、少し切なさを連れて。

11/11/2023, 8:04:21 AM

ススキ


ホウキ

シッポ

コムギ色

揺れる

群生してて

同じ方向に

風の吹く方向に

11/11/2023, 7:55:56 AM

あるところに立派なススキ畑がありました
それは立派なススキ畑で地域の人々から愛されていました

ある日ここに宇宙人がやって来ました
「なんて素晴らしいススキ畑だ。アートを残していこう」
そう言って彼は立派な大木を残していきました
そう彼は宇宙の迷惑系のアーティストだったのです

しかし地球人には彼のアートは理解できませんでした
突如現れた大きな木に誰もが怖がりました
今では誰も近づきません

ある時、このススキ畑に、とある噂が流れました
噂を聞きつけ、二人の若者がやってきました
彼らはススキ畑をくぐり抜け、木の下に辿り着きます

背の高いススキでしたので、周りはススキだけしか見えません
まるで、世界には少年と少女だけしかいないようでした

少女は真っ赤になりながら言います
「あなたに伝えたいことがあります。えっと、その、あなたのことが―」
そして彼女は噂に従い、来る時に拾ったススキを前に突き出し言いました
「ス、スキ」

こうしてまた一組のカップルが誕生しました
程なくして、ススキ畑は恋愛成就の名所として語り継がれることになったのでした

めでたしめでたし

11/11/2023, 7:49:40 AM

さわさわと秋の風に揺られるすすき畑が太陽に照らされて幻想的な光景が広がっている。数ヶ月前に帰ったばかりなのになんだかひどく懐かしく感じた。彼女と一緒に数ヶ月前に見たときはまだ緑だったすすきはきれいな赤褐色に染まっていた。

数ヶ月前、結婚の報告に来た両親に今日は婚約者の死を伝えに来た。

「穂乃香が死んだ。」
そんな、今世紀最大と言っていいほど最低最悪な報告を受けた。
飲酒運転だそうだ。
彼女の訃報を悲しむ間もなく慌ただしく葬式が行われた。彼女の両親が言うにはこういうのは早めに終わらせた方がいいらしい。分かってはいてもこの両親には心がないのかと憤りを感じていた。しかし、葬式の夜、誰もいなくなった会場で肩を寄せ合いすすり泣いている2人の姿を見て自分がどれだけ最低なことを思っていたのか思い知った。当たり前だ。自分の娘が死んで悲しくない親などいない。1番辛いのは遺族に決まっている。

彼女とは結婚を約束した仲だった。
お互い両親にも挨拶を済ましあとは結婚だけだっと言うのに。どうして、、
そんなどうしようもないことを考えながら彼女と来たすすき畑に突っ立っていた。
彼女の死を伝えた後だからか、彼女の死自体のせいかそれとも秋の哀愁の雰囲気のせいなのかただただ虚しく感じて呆然と1人、「すすき」を見ていた。

11/11/2023, 7:42:01 AM

お題:ススキ

 ススキを見るたびに、「すごくよく燃えそうだ」と楽しそうに話してた友人を思い出す。
僕は引いていたのに、君はいきいきと楽しそうだった。
 
 友人よ今も楽しく生きてますか?
楽しく生きてるなら構わないけど、でもどうか犯罪だけは犯さないでくれ。
ススキの季節が来るたび思い出すのは君の『燃えそうだ』発言。
この時期になると放火のニュースが気になってしまうよ。

11/11/2023, 7:40:06 AM

ススキ
ススキは綺麗だね
秋になると咲き誇る(?)ススキ
ススキの色は美しい
そう思うことはないか

ススキ

11/11/2023, 7:26:11 AM

まだ
手を伸ばしてる
私がいる


手放したのは
私なのに



いつか風が

私のその時を
何処かで

貴方に告げた時は



貴方があの日
見せてくれた

ススキ揺れる
あの丘で 


少しだけ
心の引き出しを開けて



私を思い出して





             「ススキ」

11/11/2023, 7:24:20 AM

尾花に火種を落とす。
乾いた枯れ枝に引火させたら、上から杉の葉を乗せて……
よし。これで少しすれば、どんどん煙が出てくるはずだ。
そう思ったら、急に目の前がくらりと揺れた。傷は大したことないけど、疲れがもう限界。
焚き火の側に横向きに倒れる。

『独りになっちゃうとはなぁ…』

追手を引き受けてくれた上司の背中を思い出す。偵察の結果次第で合図を送り、味方の軍が一斉に攻めに掛かるのだ。
その狼煙が今、俺の手で上がる。

『――…』

口が勝手に想い人の名前を呟いた。上司と一緒に囮役になった女の子。君はまだ無事でいる? 俺たちは狼煙さえ上げれば退却できるから、どうか二人とも、無事でいてね。
弱っている時は考えることも弱気だ。煙が目に沁みる。
俺たちはこうやって、一番にやられていくものなのかな。
真っ先に燃える尾花のように。何かに後を託して。
目が痛い。眠い。ほめて、ほしい……
目を瞑ると、左目から零れた涙が右頬へと伝っていく………

上司の背中で目が覚めた。
後ろを歩いていた想い人が上司よりも先に気付いて、煙の吸い過ぎで気絶していた、と教えてくれる。

『……風向きも考えずに火なんか焚くな』

上司は、俺の行動につらつらとダメ出ししながら歩いて行く。重要任務を果たしたんだから褒めてくれたって良いのにと文句を言ったら、女の目が無くてもそのくらいやれ、と言われた。……べつに意識なんかしてないですよっ!
ちぇっと口を尖らせると、会話を聞いていたその子がクスクス笑うので恥ずかしくなって、へらっ、と笑い返した。

……まあ、良いか。無事だし、置いて行かれなかったし。
上司(この人)、きっと何か奢ってくれるだろうから、それで褒められたと思っておこう。


【ススキ】

11/11/2023, 6:48:57 AM

シンボル



気温が四季を惑わす中

一人で秋を背負っている

バランスを取るのはいつだって

彼の様な普遍だ




※ススキ

11/11/2023, 6:29:34 AM

初めてのことをする時は怖い

1人で映画

1人でカラオケ

親から離れて1人で生活すること

他の人には何でもないようなことなのかもしれない
小学生の時は、レジに行くことすら怖かった

でも今はなんてことない

これからも怖いことはある

今は怖くても、経験してから振り返れば
たいしたことではなかったと思うのだろう

幽霊の正体見たり枯れ尾花

11/11/2023, 6:28:45 AM

『隠退』
冷たい風で目が冴える 川岸で隠れんぼ 見つけられないまま凍える夕べ 夜の暗さでまた目が冴える
役目を終えた人々の溜まり場だ 片道切符を握りしめ
星屑になってしまう 望遠鏡でも見つけられない星屑になってしまう

11/11/2023, 6:15:40 AM

視界の端で何かが揺れた気がした。懐かしい柔らかい匂いと、慣れたあの身長。心の奥に秘めた影が過った。
 風に誘われて振り向く。そこには誰もおらず、通り抜けてきた河川敷があるだけだった。芒が川を眺めている。ただのよくある秋の風景だ。それでも私はどうしようもなく郷愁を煽られた。その影が、もう会うことのない人に見えてしまったから。今日がまるであの秋の日のようだったから思い出してしまったのだ。私はもう一度その芒を見やって、また歩き出した。

/幽霊の正体見たり枯れ尾花

お題:すすき

11/11/2023, 6:07:42 AM

髪色が変わっていた

染めたばっかの黄金色

落ち始めた小麦色

黒色の服と対照的で

なんだか月光が眩しい

風になって気付かないくらいに

君の横を通り過ぎよう。


『すすき』

11/11/2023, 5:57:31 AM

うちの近所の役所のカウンターに
今年も飾ってありますよ、ススキで出来たフクロウが。
結構な数。誰かが持ってくるんだろうか?
それともここで講習会でもやってるんだろうか?

あ、ミミズクもある。これってセンスが出るよな。
センスがあって器用でこうゆうのを細々作るのが好きな人。
センスは個性で押し通せても
器用さはどうしようもないな、は~…

たまにいる器用な人って、きっと前世も人間だったんだろうな。
いきなりなんでも上手くやれて。
きっと前世にいろいろ予習済みなんだろうな。
モノを作るとか、生き方とか。

私はまあ、単細胞とかだったんだろうな。
せっかく今回は人間なんだから次回の為にいろいろやっとくか。
いや、私のことだ。いろいろ予習しておいて、次は人間は人間でも
胎児の手の指の間の細胞とかになりそうだな。

11/11/2023, 5:57:08 AM

ススキ
ぴょんぴょんと 白兎が、薄野原を
駆けていく
セピア色の空に 黄金色の薄野原は
よく映えていた。

白兎が、もう一匹の体が大きな兎に 
話し掛ける。
「ねぇ ねぇ 父ちゃん お月様には、
人間が、居るって 本当?」

すると、父親兎は、小首を傾げて
「それは、正確には、人間が居るんじゃ無くて 月の影が 人間の形に見えるだけだよ!」

子兎は、赤味がかって来た空を見上げる
そして、「ふ~ん」と 口の中で呟く
今夜は、満月 満月の日には、
月の中に 人間の姿が、見えるという

子兎は、人間の姿を他の 下界に降りた
兎達から聞いていたが、自分自身で
関わった事は、一度も無い。

しかも人間には、兎達の言葉は、
分からないという
そんな 意思疎通が、出来ない 生き物に
近づくのは、子兎は、怖くて 怖くてたまらず 人間には、興味はあるが
会いに行く勇気は、無かった。

しかし 人間に 会いに行った
兎達は、頻りに 言うのだ

「人間は、愚かで 浅ましいし 残酷だ
一方で 優しく 儚げで 脆い」

その話を聞いた子兎は、首を傾げるばかり
だった。

人間は、やっぱり 怖いの?
それとも優しいの?

子兎は、疑問符を 浮かべるばかりだった。

だから、子兎は、月を見上げる。
まだ 見ぬ 人間に 想いを馳せて.....

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