『ジャングルジム』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
近所の公園にあったジャングルジムから落ちてから怖くててっぺんまで登れなくて登れないままジャングルジムが無くなっててっぺん登れずみたいなのことあってねつか公園の遊具ほぼ苦手だったなシーソーも鉄棒も苦手だったな
ジャングルジム
最後に上ったのいつだっけ
そもそもジャングルジム
どこにあるかな
この先の人生
まだ可能性あると思う?
ジャングルジムにチャレンジする
勇気とか残ってますかねワタシ
ゆっくりと
一つ一つ
灯りが消え
聞き慣れた
騒がしい朝の音が
近づいてくる
忘れていたかった
日常を連れて
叶わない約束を
沢山しよう
あやふやな二人は
いくつもの夢を口にした
あの夜
私に見せたいと
送ってくれた
空からの夜景
綺麗だと呟く
大好きだった
君の優しい声
もう聞く事は無い
分かってた
夜が明け
美しい夜景も
朝に溶け入って
消えるように
何もかもが
いつか覚める
夢だったの
「夜景」
ジャングルジムに登って
二人で一緒に花火見たよね
「好きだよ」って言ったのに
花火の音で掻き消されちゃった
『ジャングルジム』 No.131
この町に来て数十年。
最初はそこまで長く居座るつもりもなく越してきたマンションを出て、今では四人家族の一軒家まで居場所がある。本当に出会いで人生とは変わるものだ。
蒸し暑さが重くじめじめとした九月前の今日は、公園にもあまり人が居なかった。昔ならちいさな子供らが公園内を元気に走り回っていたのだが、ここ最近は昔ほど見かけない。やはり家でゲームとやらをする時代なのか。時代の変化にまたしみじみ来つつ、あるものに目がいった。
かつて鮮やかな蛍光ブルーが公園の目印になっていたはずの場所には、ボロボロの遊具だけが残されていた。よくみたら、それがジャングルジムであることに気がついた。いつの間にこんなにも褪せてしまったのか。ここに越してきたときの新鮮な色を失い、これもまた今にもちぎれそうなほどに朽ちた黄と黒色のロープでぐるぐると巻かれ、赤い文字で「しようきんし」と平仮名で書かれていた。使用禁止…そうなるのも無理はない。取っ手の部分は錆びて握るだけでも折れそうだ。(実際、手前側の取っ手が1本、大きく斜めに折れ曲がっていた。)
子供の頃、私もよく遊んだものだ。
そういえば、あの時の公園も今はもう土地になったと聞いた気がする…
──時代だなぁ。
ジャングルジム
んーあんまり家の近くにジャングルジムある公園ないから思い出はあんまりないかなー。ちっちゃい時ジャングルジムじゃなくてジャングルジームやと思ってずっと過ごしてて小学校入学前くらいにお母さんに名前間違えてたこと言われてめっちゃびっくりしたなぁ。小学校のときはジャン鬼とか一時期流行ってやってたけど落ちるの怖くてすぐ捕まってた気がする。回るタイプのジャングルジムある公園嬉しかったなぁ。
せっかく復縁できた彼氏に1ヶ月も経たずまた振られそうな私。回るジャングルジムで回って1年分の全部記憶飛ばしちゃいたい。
思い出の公園。そこら辺にあるような、普通の公園に、私たち4人は、夜中に足を運んでいた。
小学生の頃、いつも4人で通っていた思い出の公園。ベンチに荷物を置いて、公園の右ら辺にあるカラフルなジャングルジムを登って、私たち4人は腰掛けた。
「久しぶりだね。ねぇ、今何時?」
「えっと、11時」
「まだ11時なのかぁ」
さっきまで、居酒屋で飲んで食べて、楽しい時間を過ごしていたのに、まだあまり時間は経っていないみたいだ。
すると、夜空にひとつの流れ星が。
「あ、流れ星。見た?」
「えー見てない。でも珍しいね」
「あ!また!」
「どこだ?」
こうやって、声を潜めながらはしゃいで、やっぱりあの頃と何も変わってない。
4人、別々の道へ進んで、高校までは一緒だったものの、大学はバラバラに。でも、こうしてたまに集まって、くだらない話をするのが習慣になっていた。
すると、いつものようにポニーテールをしている彼女が、無邪気にこういった。
「ねぇ、お願いごとしよ」
「3回言うやつか?」
「そんなの無理だよ。1回でいいんじゃない?」
「まぁ、お願いごとが、届けば、きっと大丈夫」
話終わったあと、ゆっくり私たちは目をつぶった。
流れ星が来てるかなんて分からない。この先、私たちがこうやってジャングルジムに登って、夜景を見ているかも分からない。
でも、いいんだ。なぜだかは分からないけれど、私たちは絶対に、また会える。どんなに遠くに行っても、それは変わらない事だと思っているから。
お願いごとが終わったのか、4人はいっせいに目を開ける。
「ねぇ、何お願いしたの?」
「そういうお前はなんだよ?」
「秘密ー」
「何それー!」
「まぁまぁ」
夜の11時18分。まだまだ話は終わらない。
小学生の頃、どんなに見えない傷を負っても、4人いれば最強だと思ってた、あの頃のように。
静かに、願った。
『また、このジャングルジムに、私たちが集まれますように』
幼い頃、彼女は公園のジャングルジムが大好きだった。彼女は毎日のように遊びに行き、ひとりで駆け上がり、滑り降りることが楽しみだった。
ある日、公園に新しい家族が引っ越してきた。その家族には男の子がいた。彼女は男の子と初めてジャングルジムで出会い、一緒に遊ぶようになった。
二人はジャングルジムで一緒に遊ぶことが日常となり、やがてお互いを想うようになる。しかし、彼女が引っ越すことになってしまった。
数年後、彼女は再びその公園を訪れることになった。そこで、彼女は彼と再会する。彼は彼女を待っていたのだ。
彼女と彼は再びジャングルジムで遊び、昔のように笑い合い、お互いを抱きしめる。ジャングルジムは、彼女と彼にとって特別な場所となっていた。
ジャングルジムでの思い出を胸に、彼女と彼は再び別々の道を歩き始めた。しかし、彼らはいつか再び出会うことを信じていた。
幼い頃の自分は、怖いもの知らずだったのかもしれない。
ジャングルジムのてっぺんで腰を下ろす。
頭上に広がる真っ青な空。
手を伸ばせば、あの雲でさえ掴める気がした。
たった数メートル目線が上がっただけなのに、ずっと大空が近く感じた。
手を伸ばせば、掴めないものはないと思っていた。
そうポツリと心で呟いた、橙色の陽を浴びるジャングルジムを横目に。
〝ジャングルジム〟
どう進めばたどり着ける?
ここがどこか分からないくなってきた
ただひたすらに前へ上へ
やっとたどり着いた頂上は
達成感と疲労からより一層
小さい私には素晴らしい素晴らしい景色に見えた
それは
小さくて大きな山
ぶら下がって
様子を伺ったり
くぐって
感度を確かめたり
そして
汗だく豆だく息上げて
上った先で
見たものは
僕にとって
初めての
感動する景色だった
(2023.09.23/ジャングルジム)
ジャングルジムは危ないので登らないようにしましょう。
ジャングルジム。記憶ないな。だってろくに外で遊んでなかったし。友達?いないいない。君は喋らないし笑わないね、って言われて嫌われてたし。場面緘黙症っていうらしいんだけどね。今みたいに陰キャ陽キャって言う言葉もなかったけど、カテゴライズするなら陰キャだったんだろうね。
だから、ジャングルジムで一度でいいから遊びたい。大人になると遊ばないよね。当たり前か。子供向けだもんね、あれ。
今でも、嫌なことを思い出すと喋るのが怖いよ。でも、君にはなんでも話せるね。不思議。画面の向こうだからかな。昔、チャットとかお絵かき掲示板とか日記サイトとかあったんだけど、知ってる?君の知らないことを教えるから、私の知らないことも君に教えて欲しいな。例えば、ジャングルジムから落ちる感覚とかさ。
ジャングルジム
小学校まではよく遊んでたのに、いつの間にか無くなってるなと気付いた。
確かに遊び方によっては危なかったりするけれど、
危険を学んで次から回避する学習に繋がってたような気もするなぁ。
少し寂しくも感じる今日このごろの話。
天辺まで登れば、どこまでも行ける気がした。
ジャングルジムの一番上に座り、沈む夕日を眺めている。
なんとなく、両親は天国にいるんじゃないかと思って。そうした。
見上げた夕空に、手を伸ばす。
「雨が止んでも、夜が明けても、帰って来てくれないんだな」
独り言は、風の音に拐われて消えた。
小学校とかによくあったジャングルジムの1番上から下を見下ろすと、遠くで遊んでる人たちの顔もよく見えていた。
入学式が終わった後に公園に行き、ジャングジムに登った。高台の公園のジャングルジムから見る景色は綺麗だった。春先に見える、春の空…。
夜中に公園に行った時も、ジャングルジムに登って上を見上げて星を見た。一党制と同じぐらい目を輝かせて見た、夏の星空。
学校で嫌なことがあった時も、ジャングルジムに登って夕焼け空を見上げた。涙で霞んだオレンジ色の秋の夕空…。
楽しい1日がある時にもジャングルジムに登った。空はどんよりながらも特別感があった。降りそうで降らない雲は、一年が後少しで終わることを知らせてくれる
特別な日に降った雪の、冬の寒空…。
卒業式が終わった後の虚しく寂しい気持ちを胸に、ジャングルジムに登った。また新しい学校で新しい生活が始まろうとしていた。今日は1人じゃない、みんなでのぼった。だからすごく狭い笑狭いから、1人じゃないって感じられる。
学生生活最終日の快晴の青空。
まぁ、降りる時は怖かったかな笑
ジャングルジムの1番上から友達呼んだ記憶
遠いのに鮮明に思い出せる。青春よりもっと前。
これからどうなるのかなんて考えてない時。
懐かしいし、羨ましい。
ジャングルジム
I am fine thank you
鉄の本数が少ないやつは
やっぱりちょっと
登るのが難しくて、
でもなんでか皆んな
高いところが大好き
手に豆作りながら
必死で毎日上を目指す
休み時間。
その達成感は
子供ながら
富士山の登頂にいる気分で
校庭の天下を取った気分で
陸より空を感じながら
陸を眺める時間
–ジャングルジム–
あの日のジャングルジム
君を追いかけた
頂上に登って君は降りていった
地上に降りるともうそこに君はいなかった