『ジャングルジム』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
小学生の頃に遊んだジャングルジム
1年生の頃は怖くて登れなかった
2年生まだ怖かった
3年生登ることに慣れてきた
4年生登って降りてがスムーズになった
5年生登ってから飛び下りることが出来た
6年生登るのが楽しくてしょうがなかった
思い出のジャングルジム
#ジャングルジム
ジャングルジム
昇降口には、たくさんのランドセルが乱雑に置かれていた。
「早く行こうぜ!」
ランドセル地帯を前に佇んでいると、低学年の男の子たちがボールを持ってやってきた。
背中に背負ったカバンを投げ捨てるように、彼らは校庭へ駆けていった。
足の踏み場のないくらいのその地帯の中、わたしも自分のランドセルを置く。
大好きな水色で入学祝いに買ってもらったものだ。
親はピンクや赤を勧めたけど、わたしは水色が好きだからと選んだ。
隣に置いてる青色のランドセルと並んで、そこだけが小さな空ができたみたいで、ちょっと嬉しい。
ボール遊びをする男の子たちを横目に、わたしはジャングルジムを目指した。
校庭には他にも遊具があるけれど、うちの学校のジャングルジムは一際大きい。ジャンボ滑り台と呼ばれていて、高学年にならないと登って遊んではいけないと言われている。
厳しくルール化はされていないけれど、暗黙の了解になってるくらいには浸透しているっぽかった。
広い校庭を見渡すことが出来るジャンボ滑り台の頂上がわたしの特等席。
遊具で遊ぶ人、追いかけっこをする人、ボール遊びをする人、お喋りに夢中の人、放課後の校庭は生徒たちで賑わいでいる。
同じクラスの男の子たちもいた。
放課後は決まってドッジボールをしている。他のクラスの子や、女の子も混じって仲良さげに遊んでいた。
その中に、あの人もいる。
陽気でいつもふざけてるのに、優しい、みんなの人気者。
クラスの端っこの方にいるわたしにも、笑顔で声をかけてくれるけど、わたしは恥ずかしくて、いつも見てるだけ。
それで充分なくらい、彼の眩しい笑顔はわたしの心の中を満たすんだ。
ここからの見てるだけでいい。
下校のチャイムがなるまでの、私の秘密の時間。
キーンコーンカーンコーン。
下校のチャイムが鳴ると、生徒たちが帰り支度を始める。
わたしも滑り台から降りて、昇降口へ向かった。
ランドセルのところへ行くと、ドッジボールを終えた男の子たちがやってきた。
「帰り気をつけろよ!」
帰り支度をするわたしに彼が笑って言う。
「おーい、帰ろうぜ」
「おー!今行く」
彼は隣の青色のランドセルを掴んで、じゃあなと手をあげて走っていった。
彼のたったひと言がわたしの心を揺らがせる。
また明日。
帰ってゆく彼の背中に、わたしはそっと呟いた。
ジャングルジム
1番上から見える景色は
私の世界かな
舞華
『ジャングルジム』
今日は満月だというから、彼と月を見に行くことにした。
まだ低い位置に月があって、自分たちの目線からは建物に隠れて月は見えなかった。
ちょうどいい高さが無いかなと思いながらうろうろしていると道路沿いにある公園のジャングルジムが目に入った。
「あそこから見るのはどう?」と指を指し、彼に問い掛けると、「いいかも。」と一言。
遊具もたいしてない、小さな公園だった
その中で大きなジャングルジムは目立っていた
ジャングルジムはペンキがとれていてとても綺麗な色とは言えなかった。
ところどころ錆のあり、ザラザラする棒を掴み、登る
体が大きくなった今では、登るのもやっとだった。ジャングルジムから抜けれなくなったらどうしようなんて笑いながら登って行った。
「ジャングルジムなんて久しぶりだな」彼が私に微笑みかけると、なんだか童心に帰った気がした。
子供の頃、遊んだのが最後かもしれない。なんだか懐かしい感じがする。
頂上に登り、ジャングルジムに腰掛ける
「あっ、月!」
満月が見え、
私が声を出すと彼も
「ほんとだ」
と、声を発する
この時、見た月は本当に綺麗だった。
黄色の光を放つその存在感は人の手で作れる、人工的なものでは表せれないと思う
兎が餅をついてるのかなあ、とか、いろいろ考えさせられる
昔懐かしいジャングルジムで見たから、あの頃の純粋さも、綺麗に走馬灯のように見えたのだと思う。
ジャンルジム、
ブランコ、
すべり台、
鉄棒、
その小さな公園には四つの遊具があった。
私が好きだったのは
すべり台とブランコ。
ジャンルジムは
怖くてなかなか上まで上がれなかった。
だからこそ、
てっぺんにまでのぼれた時は
嬉しかった。
空が近く感じた。
いつもは、上にある父、母の顔が下にある。
落ちてこないように、と。
不安そうな、でも優しい笑顔で。
お題ジャンルジム
声が聞こえた。
そんなわけないのに、貴方の声が聞こえた気がした。
不器用で、言葉選び、しょっちゅう間違って…。
悪気がない?悪気しかないだろうとしか思えない位、本当、不器用な…。
そんな貴方が大嫌いだった。
なのに、何でだ?いつの間にかに恋仲になって…。
言葉が足らないだけで、感情がなかなか言葉に出来ない。
ごめんじゃない、ありがとう。
食べたくないじゃない、私に私の好物をただ、食べて欲しかった。
本当に言葉足らずの不器用で、…。
それなのに、よくもまあー、毎日毎日、好きだの、愛しているなど……恥ずかしい事言い続けて…。
気安くそんな言葉、毎日何回も言うなっ。そういう事は大事な時に言えって言っているのに。
……本当は、嬉しかった。優しい声で愛している何て体全体包まれている感じで幸せだった。
なのに、貴方は、私の前から消えた。
もう会えない。会う事も出来ない。
私を置いてひとり旅たってしまった。
まだ、…まだ、私は貴方に言っていないのに。
愛していると。
「-!」
そんなわけ、ない。
貴方の声が聞こえるなんて。
幻聴?
嘘だ、嘘だ、嘘、嘘嘘-。
「嘘じゃない」
嗚呼…目の前には、貴方がいる。
そうか、…そうなのか。
ここは、つまり-…。
「会いたかった。…愛している…」
「知っている」
来世でも恋人に、なろう。
それまて、待っている。
あの扉を開ければ待ち構えているのは、神か鬼か。
「とりあえず閻魔様に、だな」
「起きたか?お早う」
「…んあ…」
「?どうした?」
「…ん…何か夢みた」
「どんな?」
「…んー?よく覚えてないけど」
「そうなのか?」
「なんか、閻魔様?みたいなのがいた」
「閻魔様?あの?」
「…ん…」
「面白そうだな」
「面白いのか?」
「後で夢占いでも占ってみよう」
本当は知っている。
今の夢は、きっと前世の記憶だ。
だって、声が…夢の中の声と、今の恋人の声が同じだ。
「あ」
「?」
「お早う」
チュッ
「今日も綺麗だ。愛している」
「〰️〰️だ、だからぁー、そういう事〰️」
「ん?」
「私も愛しているよっ!」
お題声が聞こえる
ジャングルジム
昔は高くて登れなかったジャングルジム
時間をかけて上ったジャングルジム
そこから見る景色は美しい眺めだった
今は平気で上れるジャングルジム
だけど景色は変わらず美しい
『ジャングルジム』
右に行こうか
いや 左に行こうか
それとも 上に行こうか
はたまた 下に行こうか
どこに行くのも あなた次第
どこにだって 行けるんだ
進んだ先から ほら、新たな選択肢が続いてく
あなたの 可能性が広がっていく
人生は ジャングルジム
優しい風
私が初めて弾いた曲。
友達との関係はとても難しい。
だからこそこえるためになにができる。
ジャングルジム
上から筒抜けになって落ちてすごく痛くて怖かった
小学生の記憶。
ジャングルジム/
危ない!!!
ドサッ
ピーポーピーポー
落ちた
俺の人生が狂ったのはここが出発
ジャングルジムで遊んでたら
友達に押されて
落ちた
鈍い音が響いて
救急車のサイレンがなっていた
憧れの救急車がトラウマの救急車になった
病院のベットの上で目を覚まし
鏡を見た
右目と頭は包帯でぐるぐる巻きだった
それに足は動かなかった
お母さんが病室に入ってきて、泣きながらこう言った
「ごめんね ちゃんと私が見てなかったから…」
「リハビリしても体…動かないんだって…」
お母さんのせいじゃないよと言いかけたが
異様にムカついて
「お前のせいだ」
と言ってしまった
それから
母さんは鬱病
父さんは家庭内暴力
俺は不登校
今はまた病院のベットの上にいる
父さんの拳がとうとう左目に当たった
もう目は見えない
大好きだったあいつの顔も見れない
あいつの声しか聞けない
浮気をされていてもこんな見た目じゃ仕方ない
だからもう全部諦めようと思う
同じ部屋にいる女の子に屋上まで連れて行ってもらって
身を投げる
あぁこの感覚
ジャングルジムから落とされた時と一緒だ_
子供の頃に遊んだジャングルジム。今も公園や学校にあるのかな? 最近は見かけていない様な気がします。
丸く回転する物もジャングルジムだったんですね。
ジャングルジムの
てっぺんから地上へは
とても遠かった
飛び降りるって言ったら
きみがやめてと言ったから
しぶしぶやめるふりをして
きみをてっぺんに呼び寄せた
まだなんの情緒もわからない
そんな子どもだったけど
きみに好かれていたいから
気をひくことをわざとして
未熟な愛をもてあましていた
#ジャングルジム
遊具場に聳え立つ大きな山
近づいて触れてみると、ふんわり鉄の匂いがする
誰が一番速く頂上に辿り着けるかをよく競ったっけ
傷だらけになりながらも、懸命に輝いていたあの頃
今でも大切な思い出
#ジャングルジム
ジャングルジムから見渡していた世界は
あれからどんどん高くなっていって
新しさと機能性を競い合うビル群に
僕はいつの間にか取り囲まれた
今は見上げてばかりの
コンクリートの隙間の空に
月や星やなんかを見つけると
歓喜するんだ
先日の満月の時の
君のリアクションが正にそれで
僕はなんだかうれしかった
僕らには何の共通点もないと
ずっと思っていたから
家の隣には小さな公園があって、帰り道にはいつもその横を通ることになる。
錆びたブランコ、薄汚れたベンチ、湿った砂場。
その真ん中に設置された、3色のジャングルジム。
上が赤、真ん中が黄色、下が靑。
昔、一番上に上がって、誰が最初に飛び降りれるか勝負したな。
くだらない競争。リーダー格のヤツが一番最初で、俺はいつも二番手で、気の弱いあの子は最後まで降りれなかった。
あれから大分時間がたった今、もう一度上り、下を眺めた。あんなにも大きいと思っていたジャングルジムは、記憶よりもずっと小さくて狭く、昔の自分達が何を恐れていたのかもう分からない。
体がデカくなったのか。
それとも心が小さくなっちまったのか。
どちらなのか分からず、ただ空を見ていた。
灰色の曇り空に、一匹のカラスが飛んでいた。
2022/9/24:ジャングルジム
一人頂点の一室に立ち、城下には笑顔の小さな君
『ジャングルジム』
もっと読みたいの数が100を超えました!
始めてからそんなに経っていないのにめっちゃ嬉しいです!
ありがとうございます!
これからも頑張っていくので応援お願いします!
ジャングルジム
遊び方は無限大
上に上がるのも楽しい
内側から上がったり
‥‥
子供にはジャングルジムどうやって遊んでる?って聞いてみてもいいかもね
たくさんの遊び方があるかもという気づきになると思う
ジャングルジムって、小さい頃はお城みたいに立派なものだと感じてた。今は監獄のように感じてしまって何処と無くやるせなさを感じる。
(雨が窓を叩く音が、なんともヒトの飯事のようで)
いじらしさの中に見つけたおざなりな模倣は
意図せず疎外感を得るのにひと役買った
明日は人になれるだろうか
陽の色灯るデスクライトに、睡魔をあやす深夜2時