『カーテン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
昨日部屋にいる時ふと視界の端に光輝くものが映って、なんだろうと思って光の方へ顔を向けたら、カーテンの隙間から覗く月だった。それがまるで小説の一場面のようで、凄く文学的な月に見えた。
目覚まし時計の鳴る音
揺れる白いカーテンと冷たいすきま風
指した日差しに目が眩む。僕は一息吐いてから伸び、下へ降りた。コーヒーを飲んでから僕の朝が始まる。家具の少なくなった僕の部屋。今日は残りの段ボールを運ぶだけだ。ピンポーンとインターホンが鳴る。宅配業者さんだ。続々と荷物が運び出されていき、新居のようになった部屋の壁に触れる。
ふうっと一息吐いて、僕も荷物をまとめて家を出た。ふと振り返ってもいつもの白いカーテンはない。燦々と光る太陽に照らされ、僕は歩きだした。
カーテン
朝、カーテンを開ける
眩しい太陽の光
今日も一日が始まる
就寝前、カーテンを閉める
今日も一日、お疲れ様
大きい花柄の華やかなスカートでデートに行ったら「カーテン巻いてきたんかと思った!」と笑われた。別れた。
カーテンがかすかに揺れて、微量ながらも風が入っているのがわかる。
起きたらもう夜。
今日は一日中眠ってしまったことになる。
これを睡眠負債と呼び、休日になるといつもそれの返済をしているような気がした。
毎日規則正しい生活を、というからそのような生活を目指しているものの、その進捗率はいまいちである。
しかし、そんなものでへこたれたらあかん!
今日起きれたという奇跡を褒め称えよう。
どうしてこんなつまらない文章なのかというと、さっき気づいたからである。あっ、書いてないや。そういうわけである。
みんなの投稿とかを見てみると、夜六時台というのは、お題保存の名目で、「とりあえず投稿」をしているやつが大半てある。
僕と同じくテイタラク。
そういうヤツほど、過去の投稿とやらを見ると、だいたい書いていない。
なんだ貴様らは。お題集めに夢中で、「書く習慣」が身についてないじゃないか!
そういうのはな、長い小説や長い文章を書こうとしてるから書けないのだ。
短くてもよい。どうせ小説なんて書けないんだから、という風に、そのプライドを捨てろ!
そんな感じで、不特定多数に向けてなんか書くのはストレス発散になる。
カーテンはいつも揺れている。
それを見るとそうだった、と思わざるを得ない。
僕はカーテンにならなければならない。
揺れる、という存在。
僕たちは何かしらの知見を得るために、このアプリをダウンロードしたはずだ。
お題集めに夢中な他人など、どうでも良い。
僕はふわりと揺れることにする。
気に入らないからと適当な理由を作り、今しがた差し出されたプレゼントを窓から投げ捨てた。
あっけなく地面へ放り出された箱は、落下した先できっと歪に拉げているだろう。
何が入っていたかは見るまでもない。
出来れば中味が全部ぐちゃぐちゃになって、潰れていてくれればいいのだけれど。
「なんて酷いことを・・・・・・」
私の背後からいたく驚愕めいた、中年のメイドの声が聞こえる。
私が振り返ると、やはりそこには目を剥いた彼のメイドが立っていた。そのメイドの他にも数人の使用人たちが、みな同じような表情になって固まっている。
「あれは母君様と妹君様、お二人がお嬢様の誕生日を祝うため、贈られたものですよ」
「それが、何?」
私は心底つまらなさげに呟いてやる。周囲の者たちが、まるで異様なものを目にしたかのように青ざめていく。こっちの様子のほうがまだ面白みがあるというものだ。
「・・・・・・貴方様は異常です。どうしてこんな所業ができるのですか?」
「そう思うなら早くあの落ちたゴミを回収しに行きなさい。それともお前はあの中味が何か知っているのかしら?」
異常と言うならどちらが異常か。
私の問い掛けに中年のメイドが肩を揺らした。
やはり、知っていたようだ。
だとしたら、迂闊に母様と妹からのプレゼントだなんて、みんなの前で言うべきじゃなかったわね。
「いくら私がすぐに投げ捨てたからって、動揺しすぎじゃなくって? お前のような無能なメイドしか雇えないなんて、お母様たちもお可哀想に」
私の考えが正しければ、あれは何らかの毒物だ。さすがに触れただけで侵されるような強力なものではないと思いたいが、毒を仕込んだのがもし食べ物だとしたら、庭園に舞い込んだ野鳥が無闇に食べかねない。
私の言葉に、中年のメイドはようやく己の過ちに気付いたようだ。血相を変えて立ち上がると、こちらに挨拶もなしに勢いよく部屋を出て行った。
私はひとつ溜息をこぼす。まったく暗殺されかけたというのに、私ってばまだまだ甘いわね。
私は部屋に留まる使用人たちを一瞥する。
彼らからの奇異な視線を受け流し、私はまるで何事もなかったかのように、ニコリと微笑んでやる。
「失礼なメイドの対応をして疲れたわ。少し休みたいからみんな出て行ってくれる?」
慌てた使用人たちが次々と部屋を退出していく。彼らが今後私をどう見るのか、どう評価するのか、そんなことはどうでもいい。
せいぜい意地の悪いワガママ令嬢とでも思っていればいい。どうせ面と向かって指摘してくるような度胸がある者なんていないだろうし。
私は開け放たれていた窓を閉める。ようやく終わったこの茶番劇に幕を下ろすかのように、傍らのカーテンを静かに引いた。
【カーテン】
『カーテン』
前のおうちのとき
カーテンの測りかた間違えて
丈が長くて
そのせいか汚れやすく
それなのに
たまに、気が向いたときしか洗わなかったけど
色とデザインがとても好きだった
引っ越すにあたり
処分することを決めたけれど
愛おしくて
いつまでも触っていた
カーテン
カーテンは薄い壁でありベールだ。
時には、ただの仕切り、ある時には境界線になり得るだろう。
私はそんなカーテンが好きだ。
…だって、何にでもなれると語ってくれているように思えるから。
カーテン
カーテンが揺らいだ。窓も扉も開いていない、ちょうどよい天候だからエアコンも扇風機も使っていない彼の部屋。くすんだ灰色のカーテンが、確かに動いたと思った。カーテンと窓のあいだで、猫かなんかがみじろぎしたみたいに。彼は問題集を閉じ、立ち上がってカーテンをめくってみた。もちろんなんにもいなかった。ひとつため息をつき、眠気覚ましにコーヒーを飲もうと部屋を出て、ドアを閉める。誰もいなくなった部屋で、何かが戯れるように、楽しげに、カーテンが揺れる。
すぐ隣は君の家
会いたいときは隣で良かったと思うけど
喧嘩したときは隣じゃなければ良かったと
思ってしまう
窓越しだから声は聞こえない
でも顔を合わせるくらいでも
相手がどう思っているかすぐ分かる
長い付き合いの幼馴染だもの
嬉しいことがあったとき
悲しいことがあったとき
悩み事があるとき
君のことを考えているとき
この壁の先に君はいる
話せないけどすぐ近くに君がいる
そう思うと何故か心が安らぐ
カーテンを開けたら君の部屋の窓が見える
もし君がカーテンを開けていて私の部屋の窓を
見ていたら。
気まずいのにはっきり顔を
合わせてしまうのは少し緊張する
でもこのまま気まずいままの方が嫌
薄いカーテンを握って
勢い良く開けた
すると君はカーテンと窓を開けて
こちら側を見ていた
すると君は顔を赤らめてから言った
「今日は月が綺麗ですね」
「カーテン」
ロマンチック!!!笑
ただいま旅行中。
父の実家にお邪魔してます。
4歳の親戚が可愛すぎる✨
私は東北の北?の方に住んでて関東に来ました。
県は一応言わないでおきます。
布団を出してくれたので布団でゴロゴロしながら
打ってます。(笑)
友達がお土産買ってきてって言ってたけど
何あげよう..
『カーテン』
「ポアロシリーズの中でも『カーテン』は印象深い。最後の作品でもあるしね。
最初の作品の舞台スタイルズ荘で幕を開け、またその場所で幕を閉じるというのも、読者のセンチメンタリズムを煽る」
キミ、読んだかい?、と彼が振り返った。
頷いてみせると、なら話は早いと薄く微笑む。
「僕は常々思っていたのだけれど、名探偵というものは究極の孤独を抱え続ける精神力が必要なんじゃないかな。
人の罪を暴くという快感が得られる一方で、その罪を請け負わなくてはならない。
それなのに、往々にして褒められず、感謝もされず、疎ましがられ、時に罵声を浴びせられる」
なんともやりきれないね、と彼は窓辺でカーテンに手を伸ばす。
「僕は君の気持ちが痛いほどわかるよ。だって、僕たちは表裏一体なのだから」
ゆっくりと引かれる、血のついたカーテンを目で追ってしまう。
「だからもう、こちら側へおいで――名探偵くん」
「おはよう」
俺に声をかけながら、キミがカーテンをサッと開ける。
「ん?…おはよう」
「今日もいい天気だよ。朝ごはん食べて、どこかに出かけようよ」
ベッドで目が覚めたばかりの俺に、キミは近づくと
「ねえ、行こうよ」
腕を取り、軽く引っ張る。
「わかった、行こうか」
キミのかわいさに負け、体を起こすと
「やった。コーヒー入れとくね」
嬉しそうに寝室を後にする。
「…俺も行くか」
伸びをして、ベッドから降り、リビングに向かうと、コーヒーのいい香りが迎えてくれる。
「ああ、幸せだな」
キミがいて、毎朝起こしてもらって、キミが入れたコーヒーに迎えられる。俺の理想とする光景。
「ああ、けど…」
その理想を手に入れるためには、まず彼女を見つけないと…。
自分の理想とする夢から覚め、俺は強く思うのだった。
《カーテン》
保全させていただきます。
いつも読んでいいねを下さっている皆様にはいつも本当に感謝しております。
この場をお借りして、御礼を申し上げます。ありがとうございます。
カーテン
(本稿を下書きとして保管)
2024.10.11 藍
ふわりと揺れて、翻る。
「どうも」と風が挨拶をしてくれたようで。
何だか嬉しい瞬間。
〝カーテン〟
カーテン
私の秘密を隠してくれるカーテン
家の私って他人には見せられない?
隠そうと思っても隠しきれないのが私
だってバカ正直だからね
バカが付く程の正直者で何か悪いですか?
私はわたしに嘘を付きたくない
これからも私はわたしに正直でありたい
そう思って生きてます
蒼さんの食レポを見た。すごく不思議な感覚だった。夏音ちゃんが言った通りに、蒼さんは、手元しか写らないように食べてられました。
ドキドキが、安堵に変わった。キムチ鍋だった。キムチの赤い色ともうちょっと、緑がほしい感じがした。(^_^;)
メンバーさん、ばかりですごく居心地が……(^_^;)蒼さん、ごめんなさいm(_ _;)mでも、理解っ゙てもらえると幸いです。
蒼さんのアバターも口が動いていた。不思議だなぁ〰️。でも、私の中でup出来たかな~、夏音ちゃんのおかげでありがとう夏音ちゃん🎵💛。
向き合うのって、しんどくて、大変だなぁ〰️。蒼さん、私のこと、ミスマッチっ゙て、言われたもんな……。
私は、ドロンしてねこ耳さんの配信に遊びに行った。
色々な風景の所に、みんなや私も連れって行って下さいました☺️✨️向日葵も咲いていました🎵
私は、ねこ耳さんに、今週、プールに行くはずだったけれども、なんやかんやで行けなくなりました(^_^;)というと、
バーチャルで、プールに連れっ゙て行って下さいました🎵✨️ねこ耳さんは、水てっぽうで燥いではりました💦
プールに飛び込まれたりして、すごく楽しかった〰️✨️背景には、セミも鳴いていました🎵
ねこ耳さんが、#まだ、夏。と、言って下さいました🎵✨️
プールサイドで、みんなでお写真を撮りました(*^^*)V私もコメ欄でそっと、笑顔でピース✌️したの。
ずっとずっと、くさくさした想いが、ねこ耳さんのおかげで晴れていきました☀️
ねこ耳さんのやさしさが、私はうれしかった〰️✨️🌻✨️ねこ耳さん、ありがとう🌼とてもうれしかったなぁ〰️✨️🌻
ちゃんと、今度は、プールに行けますように🌟✨️
天月さんの新曲を聴いた。とても文学チックだった。
入道雲は僕のらくがきと、うたわれていました。その文章を見て、私は、海の底に溺れた。凄い!!
私も、もっともっと、勉強をしなきゃと焦燥感になりました。今の風景のままじゃダメなんだ…。(。>﹏<。)_φ(・_・
温い私の風景に天月さんは、刺激を下さいました○o。.天月さん、ありがとうございます💐
私もちゃんと頑張ります💛💙✨️🌻
ーードラえもんの始めの声優さんが亡くなられましたね……。
色々なことを考えた一日でした。
終わり
カーテン
絶対に開けたくない。眩しいもん。
目が痛くなるし、頭も痛くなるから。
日焼けもしたくないし。
何より、私にとってカーテンの向こう側の世界は、眩しすぎるから。
ずっと閉めたままでもいい。
・カーテン
君が嫌がるもの、君を苦しめるもの、君が見たくないもの、君にとって不都合なものは僕が全部遮ってあげる。
だから君は僕だけを見ていてほしい。
薄暗い部屋、希望も絶望もない場所で2人きりで過ごしていよう。
そうしたら君も僕も幸せなはず。
そうだろう?
「星空の下で」
何を考えようか
それとも何も考えないようにしようか
ただ空気の冷たさを肌で感じ
目を閉じ
遠くで聞こえる音が何の音なのかを想像し
自分の思い出と絡ませ
懐かしみ
ふと冷えた体に意識が戻り
なかなか有意義な時間だったと
帰路につく道すがら
何も考えないようにしようと思ったのに
結局色々な事を考えてしまったな、
とひとりほくそ笑む