『カーテン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「カーテン」
小さい頃にお姫様ごっこをしたお気に入りのカーテン。
眠る前に流れる、穏やかな旋律のカーテン。
森の中に現れるカーテンのような木漏れ日。
静かな水底から見る水の反映。
寄せては返す細波。
いつか夢見たオーロラ。
そして、あなたの顔を隠してしまうその綺麗な髪。
私にとって、その全てが美しいカーテンとして、今日もどこかで風にそよいでいます。
゚*。*⌒*。*゚*⌒*゚*。*⌒*。*゚*⌒*゚*。
そういえば、少し前に石川県で低緯度オーロラが見えたそうですね。日本でも見られるのはなかなか夢があるというか、いつか私も見られる気がして嬉しいです。
夢があるっていいことですね。
あなたの白い肌を
柔らかいまくが包む
薄く透けたその先に
桃色の柔らかさがふわりとただよう
桜の花のような
花嫁のベールのような
このカーテン越しに
あなたに触れたい
カーテンを新しくした
毎日見るものだから、お気に入りの柄にしただけで気分が変わる
明るい自然の色。買うのは大変だったけど
明日の朝が、たのしみだ
様々に鳴き連ねる蝉の声が聞けえなくなり、厳しい暑さも和らいで風吹けば秋を感じるようになった。焼き付ける日差しは優しさを帯びているが未だ付き纏う暑さは衰えず、影に体を隠したならば僅かばかりの心地よい季節を肌に感じる。朝晩はやや冷えを感じるようになり、一日一日とゆっくりだけれど確実に次の季節へ歩みを続ける。
不意に、心に空いたままの穴を埋める手立てもないままに惰性と野心に揺られ、ぶらりぶらりと生きる私に吹き付ける冷たい風が寂しさを運んでくる。大人にはまだ幼く子供にはもう幼さを見せない思春期の頃、父のように強く逞しく優しい姉が嫁いで実家を出た。いやいや、既に実家を出て彼氏のアバートで同棲をして一年ほどだから、姉の存在を身近に感じなくなって寂しさを覚えたのはこの時か。
姉の彼氏はとても穏やかで朗らかで優しく、姉と共に実家に訪れたときには暖かく接してくれた。兄が二人いる私には、兄という存在は嫌という程強く感じていたが彼は大人の振る舞いでもって安心感を与えてくれた。姉とのデートなど行きたいだろうに、休みの日には私たち兄弟を釣りに連れ出してくれたりカラオケへ誘ってくれた。いつしか本当の兄のように信頼し懐いていた。
姉の結婚式の日、朝早くスーツを着て準備をする私たち家族はどこか興奮気味で、まるで祭りの縁日にでも出かけるかのようだった。母子家庭で我慢し忍ことの多い姉は、どれだけのことを犠牲にしてきただろう。苦労と難儀の果てにやっと手にした幸せに私も強い喜びを感じて、だけれど緊張でふわふわしていた。
挙式、披露宴と慣れない環境に萎縮していた私達に少しおちゃらけながら声をかけに来た姉はとても綺麗だった。その表情は幸せそのもので、これからの生活への希望や期待を見て取れた。けれど、やはり少しの不安があったのだと思うのは、普段はおちゃらけることの無い姉の姿に無理に私たちの気持ちを解そうとしているようにも、自分自身を落ち着かせようとしているようにも見えた。
味めて顔を合わせた義兄の家族や親類もまた、2人を祝福し幸せそうだった。2人を眺めながら思い思いに話を弾ませ食事を楽しんでいる姿を見ながら私たち家族も特別なひとときを楽しんだ。
姉の結婚式から一週間ほど、義兄と共に姉は地元を離れ遠く離れたところへと引越して行った。一人でいるとき、涙が零れ口が震えた。もう今までのように会えない、甘えることもできないのだという現実に押しつぶされて心に大きな穴が空いた。父のいない我が家にとって姉の存在はとても大きく、とても強いものだった。
半年ほどの時が過ぎた頃、大きくなったお腹を優しく撫でながら姉が玄関に立っていた。出産、そしてせめて首が座るまでは実家で世話になるからと帰省してきたのだった。姉が戻ってきたことがとても嬉しかったが、姉は私たちの兄弟だけれど、それ以上に一人の母親になるんだと複雑な気持ちを抱いていた。独占できないことの寂しさやもどかしさ、それでいて幸せそうな姉の姿を見てはつられて笑顔になるほどの嬉しさ。けじめをつけられない自分な幼さに恥ずかしくなって踏ん切りをつけることを決めたが、やはりすこし甘えたい気持ちは無くならなかった。
母子家庭で兄弟も多くいつも寂しさを感じながら過ごしてきた。そこに友を亡くしたことや姉の結婚にと心の穴を塞げないまま大人になっていた。だから恋人との交際はいつだって結婚前提の真剣なものだった。交際から二週間で必ずご家族に挨拶をしては、真面目すぎず気楽に付き合ってみなさいなどとご両親に指摘されたこともあった。きっと、恋人が私の傍から居なくなるのが怖かったのかもしれない。それでいて、過去の失恋の経験から自分に自信が無かったことが必死さに拍車をかけていたのかもしれない。
結局、縁に恵まれないまま気がつけばこんな歳になっている。違う、縁には恵まれていた。別れてもふた月後も経てば新しい出会いに恵まれていたのだから。私はそれを大切にしなかった、恋人を大切にしなかった。言い訳や屁理屈で自己を正当化して逃げ回っていたのだと思う。いま後悔したって時を遡ることはできないのだから滑稽な様を見るだけだ。
僅かに開けた窓から吹き込む優しい風に、私のふわふわした心と同調するように揺れるカーテンが優しく頭を撫でている。
朝にカーテンを開けるのは好きじゃない。
晴れている日は眩しくて、鬱陶しく感じる。
雨の降る日は暗くて、外に出るのが更に嫌になる。
- ̗̀⏰𓈒 𓂂𓏸ピピピピ
カチッ✋🔘
鬱陶しい朝。毎日寝る前に明日は来ないよう祈るのに、目が覚めたら天国にでも行けてますようにって祈るのに。
目を開けて広がるのはいつも明るい自分の部屋なんだカーテンから差し込んで来る光が鬱陶しい。
そのカーテンから差し込まれる鬱陶しい光が「朝」ということを自分に認識させる。それがいつもいつもウザくて嫌でどうしようも無いほどの感情が押し寄せてくる。
でも目を覚ませば×んでいる。なんて夢みたいな話あるわけがなくて。結局目を覚ませば朝は来ていて、カーテンからは見たくもない鬱陶しい光が見えてくるんだ。その鬱陶しさを感じながらでもカーテンを開けてみるともっと強く、暗い自分を照らしてくる。自分には似合わない光なんだ。この光まで鬱陶しく感じてまたカーテンを閉める。つまんない人生を生きているそんなことを思いながらまた目を閉じ、また願い、また目を覚ますそれを繰り返しているだけの人生がカーテンを開けたり閉めたりするのと似ていると感じた。人生もカーテンみたいなものなのか。そんなことを思いながらまた自分は目を閉じた。
これを読んでいる君も、もしかしたらこの話の中の人物と同じことを思ってたりする?
題材 カーテンと人間
カーテンってなびいたとき風を感じられていいよね。風鈴みたい。
飼い猫が楽しそうにカーテンに登ってた。
たまに爪が引っかかって降りられなくなってたなぁ。
そんな子達を抱っこして、優しく爪をカーテンから剥がしてあげた小学生の頃の思い出。
今はワンコがいるけど、カーテンの向こう側に行って日向ぼっこしてる。
たまにカーテンから顔をだして寛いでる。
あぁ幸せだなぁ
ツタンカーメンて即位前は
ツタンカーテンて名前だったらしい。
・・・マジか。
青と金のしましま柄カーテンを
想像してしまった。
(カーテン)
『カーテン』
屋敷の奥の間で葛藤を重ね決心を着け、静かに目を閉じた私はひとの姿を捨てて本来の姿へ返った。ひとに見られてはきっと騒ぎになるだろうが、この姿でなければ成し得られない。騒ぎになればきっとこの都に居ることもできなくなるだろうが、仕方ない。ふと思い出されたのは唯一無二の友のこと。人の世にあって変わり者だと揶揄されてきた私に近づき、裏表なく接してきた男のことを思うと後ろ髪を引かれる思いだったが固く目を瞑ってそれを追いやると、私は為すべきことを為すために屋敷を発った。
人の目には見えぬ大蜘蛛が都に巣を張り人を食うさまを見るのも今日限り。都に突然に現れた大きな獣を見て人々は驚愕の声をあげたが、私が大蜘蛛の足の一本を噛みちぎったとき、あらわとなったあまりにも大きな巣のおぞましさには言葉を失っていた。闘いは長く続き、双方どちらも引けをとらなかったが、人々が大蜘蛛に石を投げ、火矢を射掛けてから流れが明らかにこちらに傾いた。石に打たれ焼けただれた大蜘蛛の体はやがて地に伏して動かなくなり、満身創痍の私だけがその場になんとか立ち尽くしていた。
歓声をあげる人々の中から見覚えのある顔がこちらに駆け寄ってきて、迷わず名を呼ぶ。ひとの姿は捨てたはずだったが、それで私の姿は獣からまた人へと成った。私の唯一無二の友は家来に人払いを命じ、人々の好奇の目を遮るように着ていた衣を私に掛けた。ひとに見せられぬ姿の私は彼の衣があらゆるものを遮るように思えてひどく安心した。
「どうして、わかった」
「見ていたらわかるさ」
彼はなんでもないような顔をして笑っているのだろう。衣に隠れた私がその言葉に胸震え、心からの涙を流しているとも知らずに。
友の助力もあってもう戻ることはないと思われた屋敷に帰りついた私はこんこんと眠り続け、目覚めたあとにも都に留まり続けている。友が語るには、都を護った獣は何処かへ去ったがいまもどこかで見守っているのであろうという伝聞が広まっているとのことだった。伝聞に彼が一枚噛んでいるのでは、と思っているが、何をどう聞いても彼は素知らぬ顔しか見せてくれなかった。
窓を開けて本を読んでる時に風が走って、カーテンを大きく靡かせた
心地の良い風と少しの肌寒さ。
カーテンが運ぶ風に、少し眠くなった
あと少しでハッピーエンドに向かいそうなのだ、
向かってから眠ろう
(2024/10/12 13:56:14)お題:カーテン
1人暮らしを始めた日
カーテンを買う必要があるなんて
考えてもいなかったから
入居してしばらくは部屋の窓から
直射日光が入ってきていた
親と暮らしてた時は
カーテンがこんなに重要だとは
考えたことがなかった
洗濯の必要も気にしたことがなかった
自分の部屋の窓のサイズを測って
インテリアとのバランスを考えて
新しいカーテンを選んでいる時
ふと 実家の自分の部屋を思い出して
泣いた
秋風がレースカーテンなびいてる心奪った君思い出す
模様替えすると決めたらカーテンを最初に選ぶ彼は写真家
ひまわりが咲いたカーテン台風が上陸した日は泣いている
カーテン
私は太陽の光が苦手だからいつもカーテンを閉めている
でもあなたがここに来るようになってから少しずつではあるもののカーテンを開けるようになった
そうすればあなたのことを声を聞くだけでなく、顔も見ることが出来るのだから
ゆらりカーテン
ふわり頬撫で
暗い気持ち
歌い飛ばしてさようなら
♯カーテン
カーテンの隙間から入ってくる光が好き
朝の日差しもいいけど
夜が来たことを告げる街の光が好き
光の見え方でその日の感情に気づけるから
カーテン
カーテンが棚引く朝。
嗚呼もう来てしまったのかといつもなら嘆くが今日は三連休の月曜、その満足感に浸りながらコーヒーを楽しむ。
「…ん?なになに、今日映画一緒に見ないか?良いじゃん」
明日が怖いけれど今は今日を楽しもう
そう心に決めたのであった。
:カーテン
心地良い風が鼻先を擽る
いつの間にかうとうとしたようだ
微睡む目を風のほうへ向ける
カーテンが木漏れ日と
緩やかにダンスを躍っていた
柔らかな光を纏い込むような
どこまでも優しいダンス
幸せの笑みがこぼれる
体の力が抜けていく
そしてまた、瞼を閉じた…
桜月夜
輝かしいカーテンの思い出は、小学校低学年の頃。純白のカーテンに包まれて顔だけを出すあの子は、テレビで見たことのある花嫁さんのようで、とても綺麗だと思った。あの子はいつの間にか、好きな子に変わって、気付いた頃には、友人の嫁に変わっていった。
純白のカーテンに身を包んでいたあの子。俺は今、遺体をカーテンに包んでいる。
『 はなよめさん!』
小さい頃、私はよく幼なじみと花嫁ごっこをしていた。
私がカーテンに身を包んで、
『へへー!みてみてなつちゃん!』
「わー!かわいー!はなよめさんだね!」
『そうでしょー?』
「うん!もちろん!!」
『じゃあ、私となつちゃんでけっこんしようね!』
「!しようしよう!!」
『ちゃんと、けっこんしきあげようね!』
「あげよー!!」
幼なじみは女の子で、
物腰柔らかく一緒にいて楽しい子だった。
そして、なつという名前を持っていた。
それが、幼なじみという関係が、
高校生にもなれば恋人という関係になっていた。
毎日が幸せで、楽しくて、
その子と一緒に行ったところは
どこも思い出に溢れていて、、
それが壊された。
大学生になった頃、デートへ行こうと誘われた。
待ち合わせ場所で起きたことだった。
信号を渡る時に、信号無視の車に跳ねられた。
この目で見てしまった。
最愛の人が、ぐちゃぐちゃになる様を。
そんなこともあったな、
とふたりで住んでいた部屋にたたずむ。
もう少しでこの部屋からも引っ越す。
このマンション自体を解体するそうだ。
ふいに、窓からそよかぜが流れた。
窓際へ行って、カーテンを纏ってみた。
何も起こるはずがなかった。
それもそうだな、と思ってカーテンから離れたとき、
わー!かわいー!はなよめさんだね!
と、そんな声が聞こえた。
なつちゃん、私、忘れてないよ、。
なつちゃんとの婚約。
忘れてないから
だから、私がなつちゃんの分まで生きたら、
そしたら、
ちゃんとけっこんしきあげよう、ね