- ̗̀⏰𓈒 𓂂𓏸ピピピピ
カチッ✋🔘
鬱陶しい朝。毎日寝る前に明日は来ないよう祈るのに、目が覚めたら天国にでも行けてますようにって祈るのに。
目を開けて広がるのはいつも明るい自分の部屋なんだカーテンから差し込んで来る光が鬱陶しい。
そのカーテンから差し込まれる鬱陶しい光が「朝」ということを自分に認識させる。それがいつもいつもウザくて嫌でどうしようも無いほどの感情が押し寄せてくる。
でも目を覚ませば×んでいる。なんて夢みたいな話あるわけがなくて。結局目を覚ませば朝は来ていて、カーテンからは見たくもない鬱陶しい光が見えてくるんだ。その鬱陶しさを感じながらでもカーテンを開けてみるともっと強く、暗い自分を照らしてくる。自分には似合わない光なんだ。この光まで鬱陶しく感じてまたカーテンを閉める。つまんない人生を生きているそんなことを思いながらまた目を閉じ、また願い、また目を覚ますそれを繰り返しているだけの人生がカーテンを開けたり閉めたりするのと似ていると感じた。人生もカーテンみたいなものなのか。そんなことを思いながらまた自分は目を閉じた。
これを読んでいる君も、もしかしたらこの話の中の人物と同じことを思ってたりする?
題材 カーテンと人間
10/12/2024, 5:25:51 AM