輝かしいカーテンの思い出は、小学校低学年の頃。純白のカーテンに包まれて顔だけを出すあの子は、テレビで見たことのある花嫁さんのようで、とても綺麗だと思った。あの子はいつの間にか、好きな子に変わって、気付いた頃には、友人の嫁に変わっていった。 純白のカーテンに身を包んでいたあの子。俺は今、遺体をカーテンに包んでいる。
10/12/2024, 4:11:21 AM