エイプリルフール』の作文集

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エイプリルフール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/1/2023, 11:00:21 PM

「付き合おう」と言われました。
今日はエイプリルフールなので本当か嘘かわかりません。
素直になれない私を見て、彼はごめんと言いました。
わかりにくかったよね。嘘じゃないよ、付き合おう。
こうして付き合いはじめて三年目。

「別れよう」と言われました。
今日はエイプリルフールなので本当か嘘かわかりません。
困惑する私を見て、彼はごめんと言いました。
わかりにくかったよね。嘘じゃないよ、別れよう。
こうしてお互いの道を歩みはじめて三年目。

今日はエイプリルフールなので誰の言葉も信じません。



#17 エイプリルフール

4/1/2023, 10:52:08 PM

青空


夜が来るのが怖い。
眠れないし、悪夢を見るのが不安。
日が沈み出す頃、私の心はぐちゃぐちゃになる。
どうして夜は来るんだろう?
朝日が輝けば安心するのはなぜだろう?

死にたくなる。

そうだ。
夜の街に、真夜中の寂しいあの世界に。
夜空の代わりに紺碧の青空を張り付けよう。
どんなに夜が静寂に包まれても、空を見上げれば安心できるだろう。

青空は好き。
泣きたくなるほど安心するあの青さが好き。
夜空の星や月も綺麗だけど、不安になる。
人は死ぬと星になるそうだけど、私は綿雲になりたいと思う。
そして、あの広大な青の世界で引きちぎられ、揺られ、どこまでも流れていきたいと思うの。

私ってなんてバカなんだろう。

4/1/2023, 10:34:46 PM

実は私、君のことが好きなんだ。



なーんちゃって。嘘だよ。







そう。嘘。好きなわけない。
私が君のことを好きになるわけない
そうでしょ?

4/1/2023, 10:19:04 PM

エイプリルフールについた嘘は

ほんとに小さな嘘だった。

それなのにこんなにも嘘が広まるなんてきいてない。

些細な嘘が噂話によって大きく変わっていった。

「今日はエイプリルフールだから嘘ついたんだ」

なんて口が裂けても言えないよ。

エイプリルフールってなんでも

嘘ついていいんじゃないの?

僕は嘘をついたことに後悔をした。





─────『エイプリルフール』

4/1/2023, 10:01:53 PM

「お前が、好きだ」

 放課後、幼なじみの莉瑠に告白した。場所は体育館裏。告白するにはベタな場所だ。熱の篭った告白を受け、彼女はびっくりしたような、キョトンとしたような瞳で見つめてきた。

「ほん、とう?」
「あぁ」

 なーんちゃって。今日はエイプリルフール。……まぁ確かに、莉瑠のことは好きだが。相手の気持ちが上手く汲み取れないせいで、気持ちを伝えるのに億劫になっている自分がいた。とても情けないと思っている。早いうちにネタバレしちゃおう。

「なーんちゃっ……」
「知ってる?エイプリルフールって、嘘ついてもいいの午前中までなんだよ。午後からは嘘のネタばらし」
「へっ」

 変に裏返った声が出る。その事実を知った途端、一気に顔に熱が集まっていくのを感じた。それを見た幼なじみは大笑い。ゲラゲラと声を上げて、ひっきりなしに笑う。やがて収まったのか、俺の目を真っ直ぐに見据えて、言った。

「いいよ。私も、好きだから」

 いつもは強気な彼女が見せる、恥じらいの姿に思わず胸が鳴った。嘘の告白は、本当になってしまったのだ。

〜エイプリルフール〜

4/1/2023, 9:59:00 PM

アレは嘘だったんだよね。

嘘であって欲しい。

だった一言の言葉で、君との絶縁がきまり、

そして君は命を無くしてしまった。

誰が悪いのか

今もわからない。

なぜ君はボクにそれを伝えたの?

その一言がどの様な結果を産むことは
わかっていたはずなのに、、、、

ボクがその言葉を言わせたのかもしれないね。

それにしても残酷な内容だ。

40年も経っているのに、

今もまだこんな文章書いてる。

その日がエイプリル・フールだったらよかったのに。

そしたら今も君は居たかもしれないのに。

十字架を背負って生きるボクを見ていて下さい。

4/1/2023, 9:56:46 PM

たった一つの嘘が

たくさんの真実を

すべて嘘に変えてしまいました


オセロみたいな一日でした

4/1/2023, 9:55:01 PM

きのう売れ残ったウソが、在庫処分セールになっている。売りきれなかったから、このウソはどこに捨てられるんだろう。

「あぁ、物語を作る人が買い占めてくれるから、心配らないよ」

通りすがりに誰かが言って、通り過ぎた。

「ほんとですか?」と店員に聞く。

「ウソです」

売れ残りのウソがひとつ、消えた。

4/1/2023, 9:33:58 PM

エイプリルフール:


ふと、思った。ただの興味本位だが。今日くらいはお前に言ってやってもいい気がした。

小さくぽつりと呟いた愛の言葉。気に入らないお前にだけ、不本意だが嘘と本当半分の告白を。


「愛してる」


馬鹿らしい。阿呆みたいに頬を緩ませやがって。この様子だと今日がエイプリルフールだとは気づいてなんかいないのだろうな。


苗字は同じ、遺伝子もほぼ同じだろう。お前へ向ける気持ちも同じ。しかし、似て非なる事柄がひとつ。身長は元々変わりなかったため気付かれることはないだろう。お前が好いている奴の真似をするなんて反吐が出るが。髪型まで揃えて俺も必死なもんだな。

早く、長い夢から覚めてやらないと、此奴は俺が掻っ攫っちまうぞ、糞兄貴。

4/1/2023, 9:30:38 PM

こうして手紙を書くのは久しぶりね。最後に書いたのは確か、去年の君の誕生日だったかしら。

 すごく唐突かもしれないけど、驚かないで聞いてね。今だから言うけれど、私ね、ずっと前から君のことが好きだったのよ。君に恋人が出来た時、初めてそれを自覚したの。馬鹿よね。私、何の疑いもなく信じていたのよ?君とは死ぬまで一緒にいられる、なんて。勝手にそんなことを思っていたの。だって、君と私は似た者同士だから。

 でも実際は、君と私は全然違ったし、君は私の隣からいなくなった。当たり前よね。結婚するってそういうことだもの。家庭を持つってことは、友人より優先すべきものが出来たってことだもの。
 あんなに人間不信だった君が、私の知らない誰かと幸せそうに笑っているのを見ると、正直苦しくて堪らないわ。心のどこかでは確かに祝福しているはずなのに、大半は呪いみたいな黒いものが淀んでいて、嫌になる。あの時、君と出会えた奇跡があったから、今私は此処にいられるのに、今はあの時死んでいれば、なんて考えてしまうの。君と出会えたから、誰かを好きになる幸福を知れたけど、そのせいで自分の度し難い醜さにも気付いてしまったから。



 物語を書くことは、私にとってのアイデンティティで、君のために今までたくさんの物語を書いてきたけど、もう終わりにするわ。君がもう、物語を読まなくなったから。読む必要がなくなったから。

 知らないでしょ?私が寝る間も惜しんで書いていたこと。君の喜ぶ顔が見たくって、書き続けていたこと。これからも、ずっと、死ぬまで書き続けたかったこと。

 たったひとりの読者のための物語は、これで終幕よ。

 この手紙を君が読み終える頃には、私はもう君と同じ世界の空気は吸っていないでしょう。言葉も声も届かない場所で、後悔と懺悔にくれていることでしょう。いっそ、願われない流れ星になって、燃え尽きてしまえたら幸せね。

 言われるまでもないと思うけど、伴侶のことは大事にするのよ?君がこちら側に来るのは、満腹になるまで幸福を味わってから。でないとそれこそ、本当に呪うのだから。

じゃあね、






















 そこで慌ててる馬鹿な君、手紙は最後までちゃんと読むものよ?カレンダーはめくったかしら?そう、今日は“エイプリルフール”。嘘吐きの日。

 ふふ、ごめんなさいね。今私、ひどい悲劇のような喜劇を書いているから、こんな嘘しか吐けなくて。
 執筆が落ち着いたら、そのうち君の新居に遊びに行かせてもらうから、その時はまた、君の話を聞かせて頂戴。

4/1/2023, 9:18:27 PM

『エイプリルフール』




そう、これは嘘だ。

でないと説明がつかない。

僕の目の前にある、君の姿。

花を添えられていて、綺麗な君。

君がお空の星になったなんて。




​───────そんなの、嘘だよね?

4/1/2023, 8:03:32 PM

イヤね、エイプリルフールだろ?
とりあえず、知ってるかわいいこに告白したのよ。
断られても、ウッソーで済むだろ。
そしたらよ、ミキちゃん。告白したらオッケー。
俺びっくりしたのよ。だから付き合う事になったのよ。
うん? お前どしたの? え? もしかしてミキちゃん好きだったの? ゴメン、俺
ミキちゃんと
ウッソーー!!
エイプリルフールでした♪
いや、俺はカオリ派だから。
ゴメンゴメン
えっお前もエイプリルフール!!
カオリ派なの!

4/1/2023, 7:39:14 PM

昨日が平和な地球最後の日でした。

今日からはあなたの知らない地球の新たな1日が
始まりました。

あなたは記念すべき今日という日に
何をしますか?
あん🌟

4/1/2023, 7:34:58 PM

毎日のように私自身に小さな嘘ついて
周りに嘘ついて
本当の自分が分からなくなった

そんな汚い世界にいつまでも居たくないな。

昼を生きる人達は
今日という日をどう過ごしましたか?


#エイプリールフール

4/1/2023, 7:32:42 PM

去年のエイプリルフール

好きな人が同じクラスの女子全員に嘘告してたらしい

私のとこには来なかった

本命ってことかな?







でも死んでほしいまじで

4/1/2023, 7:04:56 PM

『エイプリルフール』

行事ごとなんかはただの口実です。
あなたと喋りたいが為の口実。

別に「このうちどれが嘘でしょう」なんて
どうでもいいクイズ出さなくても。
必要以上に嘘をついて「嘘です」なんて
口癖のように言ってみたりしなくても。

頭ではそう思うけれど、

あなたと喋りたいだけです。
どんなにくだらないことでも、その時
話している時、あなたが私を見てくれるのが
嬉しいから、良いのです。

4/1/2023, 6:55:19 PM

エイプリルフールは特になにもありませんでした

何かあるとするならちょっとだけ辛いことがありました

それは嘘告されたことです。私はその日エイプリルフール

だということを忘れていて本気で返事をしてしまって

相手に本気で返事してやがるー!今日何の日だと思う?

って言われてしまい正直辛かったです。

皆さんもエイプリルフールに限らず嘘告には注意してください

ほんとに辛いので嘘告はなくなってほしいです

というか嘘告する人いなくなってほしいです。

お題   エイプリルフール

4/1/2023, 6:43:26 PM

『嘘つきチョコレート』

 ──そう筆記体の文字で書かれた紙箱が目に止まった。

 悪戯グッズのひとつだろうか、と物思いにふける。
 

 残業が日常になりつつある繁忙期
 胃を酒で満たすのも疲れるほどの疲労を抱え
 かと言って まっすぐ帰宅するのも気が進まないこの頃。


 気まぐれで立ち寄っただけの埃臭い古書店で
 帰りがけに まさか自分の興味を惹く品があったとは。
 
 手のひらサイズの箱は意外と薄手の柔い素材で、
 手に取ってみるとほんのりカカオの香りが漏れていた。


 本当に売り物なんだろうか。

 値札を探そうとして箱を裏返すと、
 潰れた手書きのインク文字で小さく何か書いてある。


 『隠し事を秘めた貴方へ』


 思わず苦笑する。
 確かに俺はこのチョコレートにふさわしい嘘つきだ。

 この嘘に値段など つけられまい。

 [気まぐれ] で毎日通ったこの店は、そして [彼女] は
 とうの昔に見抜いていたのだ。

 迷わずチョコレートをレジまで持って行き、
 待ちくたびれたような顔をした [彼女] と目が合う。


 「──もう、嘘はつけませんね」

 そう微笑んだ [彼女] の後ろで
 木製の大きな時計が0時を回るのが見えた。

 言い訳がましく長い俺のエイプリルフールは
 どうやらもう終わりらしい。



  2023/04/01【エイプリルフール】

4/1/2023, 6:38:48 PM

皆馬鹿になりましたか?

騙される馬鹿と

騙す馬鹿。

皆仲良く四月馬鹿

愉快ですね。

忘れてた馬鹿も

いるのですけど。

4/1/2023, 6:27:15 PM

題 エイプリルフール

オォ─────イ、先生、居るかい⋯⋯。 おや、ハジメマシテ、新人サン。君は、火傷は診れるかい。⋯⋯ グラッツェ。
後ろに、火吹き者が居るのに気が付かなかったのサ。運悪く、背中を炙られてしまってネ、アハアハアハ⋯⋯。⋯⋯ イヤ、このサーカス団ではよくあることサ、みんな、思い思いに練習しているからね、今日は、ボクに炎をブッカケタイ気分だったのだろう。⋯⋯ そんなに酷いかい、あまり痛くは無いけどねェ⋯⋯ アハアハ。⋯⋯ アァ─、首のところのアザは気にしないでくれ、それは昔に付けたものだから⋯⋯。
⋯⋯ そういえば、フェデリーコ先生はどこに行ったのだい。⋯⋯ ヘェ、町医者に⋯⋯ ソレはザンネン!ボクたちは、彼にとてもお世話になったからね、将来はこのサーカス団で死んで欲しかった!
⋯⋯ ソ、もうひとりはボクの親友サ。出会ったのはズゥッと昔で、ズゥッと一緒に道化師(ピエロ)をしていた。ボクと同じ服を着て、同じメイクをして、同じ口調で喋るのサ。そのうちお互いの癖まで真似るようになって、お客さんの前に立つ度に、双子だと勘違いされたよ、アハアハアハアハ。
ボクはその度にヨロコビを感じたよ、大好きな親友の唯一無二の存在になれているのだから!
⋯⋯ ボクたちは、もっと一緒になろうとした。同じ料理を食べて、同じ身長にして、同じ名前にした。とてもゼイタクな日々だった⋯⋯。 新人が入る度に、ドッペルだと勘違いされたよ、アハアハアハアハ⋯⋯。 この上ないヨロコビだったよ⋯⋯。
⋯⋯ けれどネ、何かが足りなかった。ボクは最上を超えるヨロコビが欲しかったのサ。そのためには、何かが足りなかった。そのことを親友に泣いて訴えたら、親友も泣きながら、
「ヤッパリ、ボクらは同じだ、道化師(ピエロ)の名にフサワシイ存在サ。明日、ショウメイしようじゃないか。」
と言って、パペットのように寝てしまった。
⋯⋯ そして次の日、丁度1年前の今日、親友は死んでしまったのサ。2段玉乗りの練習をしていて、チョウシに乗って弾(はず)んだ時に落下して、ウチドコロが悪くて死んじゃった⋯⋯。
ボクはネ、最上を超えるヨロコビを感じたよ!!だって、キット、ボクは将来、そんなフウに死ぬだろうから!ボクの親友らしい死に方だ!⋯⋯ けれどネ、首の裏にアザが残ってしまったことだけが、ザンネンだった。ボクにはそんなアザはなかったからサ。
⋯⋯ おや、どうしたんだい⋯⋯ 医者のくせに具合でも悪いのかい。しかし、困るなぁ⋯⋯ キミには、も少し仕事をして欲しいのだけれど⋯⋯ キット、そろそろ⋯⋯。
⋯⋯ アァ、グットタイミングだ親友。新人サンに火傷を診てもらうといい⋯⋯。⋯⋯ ワオ、これは酷い。けれど、痛くはないだろう?
⋯⋯ エ、1年前に死んだって⋯⋯ ?アハアハアハ。騙したお詫びに、イイコトを教えよう。
道化師を人間と思ってはいけないよ、兄弟
朝を迎えたいかい、グラスホッパー
振り向かないこと!ココロッチ
カナリアが鳴いているよ、レモネード
耳を貸すな!ジンジャエール

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