『イルミネーション』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
クリスマスまでには絶対に彼氏が欲しい!と思っていたけど、友達も私もなかなかに厳しい戦いをしている。
そう簡単に彼氏なんかできないって。言っちゃったら夢がないから言わないよ。思うだけ。
さて、朝は気になる大人の彼を待ち伏せしている私だけど、帰りもバッチリやってるんだな、実は。
部活をしたあと友達と喋ったりして遅くなると、たまに早上がりの彼と会える時がある。むしろそれを狙ってやっている。
「お疲れ様!」
「……警察を呼ぶぞ」
今日も冷たい視線にぞくぞくする。
って、違う、そうじゃない!やっぱりストーカー扱いされてる!
いや、やってることはそうかもしれないけど。女子高生ですよ?ちょっとは嬉しくないのかな?
「暗いから子供は早く帰れ」
「あっ、イルミネーション!」
彼の言葉に被せてイルミネーションを発見、指を差した。駅近くの広場に大きなツリーがある。LEDライトが幻想的で、寒いけど冬はこれがあるからいいんだよね。
恋人同士じゃないのに一緒に見られて幸せだなぁ、と思ったら笑っていた。
「んふふ」
彼がドン引きしているのが見えたけど、別にいいや。
「また来年も一緒に見たいね!」
ハァ、と溜め息をついて頭を掻く彼。困っている顔もかっこよくて大好き。
その隣は今年も来年も、誰にも譲らないんだから。
【イルミネーション】
イルミネーション
私のいる町は冬のイルミネーションが有名だ。この時期はいたるところが光と人で溢れている
私はこの賑やかな町が好きだなと冷たく乾いた空を見上げておもう
割とカップルなんていない。思ったより友達同士でSNS用の写真撮ってる奴らばっかりだ。
私が
貴方につまづき
心擦りむいて
血を滲ませ
泣き暮らしたように
貴方も
思い出に囚われて
消せない自分の罪を
思い出すたび悔やんで
苦しんでたらいい
毎日毎日
私を思い出し
消えぬ切なさに
その大きな体を丸め
私みたいに
小さくなって
泣いてたらいい
今日も
明日も
明後日も
晴れの日も
雨の日も
どんな夜も
眠れないほどに
「眠れないほど」
夜のおさんぽ
みんなピカピカ光ってる
黒いわんこは闇の中
光る首輪が歩いてる
白い毛長のフサフサわんこ
七色キラキラ輝いて
あの角 その家 出ておいで
集まれみんなで 街をパレード
「イルミネーション」
#272
綺麗な光の渦を見て思わず感嘆の声が漏れる。
声が漏れたのは私ではなく横の貴方。
光に見とれる貴方に、
私は見とれている。
この中のどんな光よりも、一番星のように輝いている、貴方に。
【イルミネーション】
#6
テーマ:イルミネーション #394
去年のクリスマス、
イルミネーションを友だちと見に行った。
キラキラしていて夜の街が
色とりどりに輝いていて
そこに沢山の人が居たのを覚えている。
今年はイルミネーションを見に行く友だちもいなく、
寂しいなと思っていると
クリスマス当日じゃないけど、
といって妹が一緒に見に行ってくれることになった。
こうして姉妹で一緒に見られるイルミネーションは
後何回あるのかな。
いや、何回でも一緒に見たい。
だって世界に一人しかいないんだ。
私たち姉妹は。
何回だって見て、今年もきれいだねって笑い合いたい。
まだ私が幼い頃は家族で
イルミネーションを観に行ったものだ。
もう何年イルミネーションを
観ていないだろうか。
やはり歳を取るとイルミネーションを観に
行く機会が減ってしまう。
「もう大人だから」
このような理由でイルミネーションを観に
行こうとしない人が私の周りにはたまに居る。
でも年齢や性別などは気にしなくて
いいのでは無いだろうか。
そもそもイルミネーションといえば
カップルが、家族連れが行く場所という
概念が存在するのは間違いないが
誰がどんな人と行くかなんて気にする事
ないのではないだろうか。
知らない誰かの世間体や視線なんて気にせず、
自分が一緒に行きたいと思う人と楽しい時を
過ごす事の方に気を向ける方が、
そっちの方が怖くないだろう。
#イルミネーション
#4
聖誕祭の闇夜を飾るのは
色鮮やかに灯された
美しい光だった。
---二作目---
好きな人と見る景色は、より一層特別に見える。
少し前に、誰からか聞いたことがあるような気がする。
少し前までは、その意味があまりよく分からなかった。
...でも、
「...ふふ...すっごく綺麗だな...」
今なら、その気持ちが痛いほど分かった。
こいつと居るだけで、世界がより一層色付き、光り輝いている様に見えるのだ。
「...あぁ...凄く綺麗だな」
自分でも自覚する程、緩み切った顔で、俺はそう答えたのだった。
#イルミネーション
149作目
イルミネーション
小さな光が集まり
ピリッと澄んだ空気によく映え美しく冬を彩る
ひとりで見てても自然と笑顔になる
誰かと一緒に見ることができたら
もっと素敵な笑顔になっちゃうかもね
寒いけどなんだかほっこり温かいイルミネーション
300字小説
世界で一番のイルミネーション
車椅子に酸素ボンベを取り付け、妹を乗せる。ベルトで固定し毛布でくるむ。
病院のドアが開く。
「出発!!」
駅の駅員さん、学生のお兄さん、お姉さん。マッチョなおじさんに飴ちゃんをくれたおばさん。いろんな人に助けられ、エレベーターとスロープを駆使して、コロニーの端に向かう。
「お兄ちゃん!」
見えて来たのは展望台。外殻の窓越しに広がる宇宙空間。その先には……。
「綺麗っ!!」
妹の歓声が響く。夜の地球に浮かぶ灯りは、世界一美しいイルミネーションだ。
「ありがとう。お兄ちゃん」
妹が両手を握る。
「私、手術、頑張る! そして、今度はあそこから見るんだ!」
指さす先には無重力展望台。
僕はその細い小指に自分の小指を絡めた。
お題「イルミネーション」
イルミネーション
もうすぐ、クリスマス。
街の至るところに、イルミネーションが見られるようになる。
ーもうすぐっていってもまだ先なんだけどなぁ。
それでも、何か光っているものを見ると、つい見入ってしまう。少し気が早いクリスマス気分になる。
帰り道、イルミネーションを探しながら歩くのが最近の楽しみになった。
17時に
駅前のイルミネーションが点灯して
18時になると
たぶん待ち合わせ
20時過ぎて
スマホをバッグにしまい
21時…
ストールを寒さに合わせて巻き直すと
23時ちょうどに
イルミネーションは消灯した
「バイト終わりに買ったケーキなんですけど
よかったら食べます?」
立ち尽くして動けないそのひとが
イルミネーションより目に映り
泣かないで欲しいと声を掛けてしまったXmas
#イルミネーション
子供の頃
母の帰りが遅かった日、こっそりつけたテレビ
その日たまたま放映されていたアニメに、
主人公たる《彼》に
心底、夢中になってしまった
塾の帰り道
こっそり某駅で降りて、街をうろついた
掲示板、当時は本当にあったんだよ
書きたかったな、助けてって
母の職場も近かったから怖くてドキドキしたけれど
高層ビル街とその先の公園も、見に行った
街のイルミネーションを見下ろせる……
ほど高くはないけれど、
透明エレベーターも乗ったよ
陸橋から下の車道を眺めると、
本当に流れる車のヘッドライトが光の河のようだった
《彼》は、いない
そんなの
最初からわかっていたけれど
もしかしたら——
と思ってしまうリアルさがあったんだ
私にとっては
明確に恋だと思った、二次元だったけど
だからあの曲は
私にとっては恋した瞬間の、忘れえぬ曲
——イルミネーション 真下に見下ろし〜♪
* PSY・S / Angel Night 〜天使のいる場所〜
シティーハンター2 OPでした
今でもメチャクチャかっこいい曲だと思うのだけれど、古いのかな
恋した人(キャラ)はそりゃもう当然、
獠 ちゃんでした!
イルミネーション
私の中の元祖イルミネーションといえばTDL
20代までは完全に浸れた夢の世界(笑)
今心から、純粋にわーっ😆😆😆
てなることあるかな?
春の桜、夏の花火、秋の紅葉、冬のイルミネーション
心が浮き立つことはないけれど
季節を感じられるこが嬉しい
下を向くことが多い毎日
上を見上げられるのが嬉しい
今年もイルミネーションを見れたことに感謝
僕は、温かい飲み物を2つ持って部屋に戻ってきた。
多分SNSでも見ていたであろう、彼女が
「ねぇ!すぐ近くで、イルミネーションがあるみたい行こう!」
「う~ん、、、そうだね。行こっか」
僕達は、外に出ても寒くないような格好を準備する。
彼女には、お気に入りのニット帽と
ふわふわのマフラーを首に巻いてあげて
僕は、ダウンを羽織る。
「私言ったの突然だったから、屋上から見よう」
彼女のその一言に、少し寂しさを感じながら
“わかった”と返事をした。
エレベーターに乗り、7階のボタンを押す。
ウィーンと上がるエレベーターの中で、僕は思う
(あぁ、これが最後かな…)
“7階です”というアナウンスと共に、開かれる扉
「早く外行こっ!見えるかなぁ~」
「ははっ、よし!行くぞ~」
エレベーターホールから、真っ直ぐ進む
硝子の扉を開けて、外に出ると
案の定とても寒かった。
彼女は、“ひゃー寒い”やら“凍えそう”やら楽しそうに騒いでいる。
「向こうの塀まで行こっか」
「うん!イルミネーション見えるかなぁ!!」
目の前の塀まで近づくと、広がるキラキラとした街並み
「わぁっ!!すごっ…凄いよ!めっちゃ綺麗だよ!」
「うん、すっごく綺麗だね!キラキラしてる」
前で、はしゃいでいる彼女の横にいき
ストンとしゃがむ
そして、彼女の頬にキスをする。
「んふふ、何泣いてるの?」
「ううん、はぁ…ごめん。なんでもないや」
「えへへ、手繋ご」
僕達は手を繋ぎ、目の前に広がる
きれいな景色を目に焼き付けた。
僕達は、もう外にデートに行く事も
ドライブや旅行に行くことも出来ない
そして、クリスマスというイベントも
僕たちにとっては、最後になるのだろう。
「じゃあ、そろそろ病室戻ろ~!ちょっと寒くなっちゃった」
「そうだね、急いで部屋戻ろっか」
僕は、彼女が乗っている車椅子を押して病室まで戻る。
“あぁ、神様。彼女の喜んだ笑顔が見られて幸せです”
“最期に、いい想い出をありがとうございました…”
イルミネーション
街路樹が一番多くの人の注目を浴びるとき
人知れずそこにずっとたっていた樹木たち
自然の木とイルミネーションのライトが調和したような
温かい 楽しい 景色を見せてくれる
私の心でしか感じられないこの感動
樹木たちへの感謝
いつもありがとう
私もこの街路樹のように強く生きていきい
そして人の心を温かくできる人になりたい
イルミネーション。あなたたちは、どんな気持ちで見られる?
彼女とドキドキしながら歩いてたら、幸せだよね。
家族と笑いながらみる。幸せだ。
友達で声を揃えて感嘆して。うん。幸せ。
でも、辛い気持ちで見てる人もいるかも。
彼女に振られた次の日に。一緒に見たかったよね。
1人孤独でみてる。寂しいなぁ。
イルミネーションは、大切な人たちとの絆を深める、治癒魔法のようなものであり、人の心の傷を抉る、攻撃魔法のようなものでもある。
治癒魔法を受けている人。その幸せが、どうか永遠に続きますように。
攻撃魔法を受けている人。今が痛くても、どうか踏ん張って。これからの出会いが、いいものでありますように。
イルミネーションは、魔法。人によって、効果が変わる魔法。あなたにとって、今がどんな効果であろうと、最後はあなたにとって、良い効果になりますように。
(皆さんの幸せを願っています)
【139,お題:イルミネーション】
イルミネーションですか......
どこかでやっている所に観に行くのも良いですよね
ですが、私 寒がりなんですよね.........
いいな~綺麗だな~観に行きたいな~
と、パンフレットを眺めながらこたつにみかんの毎日です...(´ω`)
仕方がないので、買い物のついでにご近所さんがやってるお家イルミをチラッと見て
「うわ~綺麗~!」
と、歓声を上げることにとどめております、いつか私の家でもやりたいなお家イルミ...
イルミネーション
暗い中にひときわ輝く
あなたと出会えたことが
奇跡のよう
一生忘れられない
輝くイルミネーション