『ゆずの香り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#ゆずの香り
今日は、冬至の日────
シャワー浴びを終え、温かなお風呂へゆったりと浸かる。
数分後。
段々と体が温もってきた頃。
そこに今日買ってきたゆずを数個投入。
辺り全体がゆずの香りでいっぱい。
温かいお湯といい香りのするゆず。
これは、最高の組み合わせだと思うんだ。
この日、1年に1度の今日。
あぁ…なんていい日なんだろうか___。
今日も1日お疲れ様。
「お風呂あがったよ。お次どうぞ。」
そう言ってくれたあなたからゆずの香りがする。
そうか、今日は冬至か。
「ありがとう。行ってくるわ。」
沈ませては手を離し、ぽこんと浮かんでくるゆずを見ながら温まる。
無心でそれを繰り返し、危うくのぼせそうになって慌ててお風呂を出る。
「いいにおいする。」
なんて言いながらくっついてくるあなた。
「おなじにおいするよ?」
「んー。」
…こりゃ聞いてないな。そして眠いんだな。
一緒の布団に入るとすぐ寝ついたあなた。
あなたの寝顔を見ていると、何故か心もあたたまる気がする。
おやすみ、また明日。
231222 ゆずの香り
最近、私はゆずをお風呂に入れて
つかるのがマイブームなんですよ。
ゆずの香りがお風呂にいれる時間が
長ければ長いほど
ゆずの香りが濃厚になって
それが、とても心地よいんです。
心地よさって大事ですからね〜(笑)
あまり食べたことはない
お風呂に並べること
しばしば。
寒いがストレスの
この時期に
香る癒し。
寒さを代償に
–ゆずの香り–
友達がみかんの皮を風呂に入れるって言ってたけど、普通柚子だよな…
風呂の蓋を開けると黄色い物体が浮かんでいて一瞬驚いた。ぷかぷかと浮かぶそれと、浴室内に漂う柑橘系の香りに今日は冬至だったかと今更ながらに思い出した。
湯船に浸かり、浮かんでいる柚子の一つに手を伸ばす。
「……」
ぐに、とぶよぶよとした不快な感触が伝わってきて、私はすぐにそれを離すと湯船の向こうへと押しやった。入れられてだいぶ時間が経っているのだろう。ふやけた柚子は私が身じろぐたびに湯船の中で上へ下へと揺れている。
そういえば、子供の頃からこの感触が大嫌いだった。
匂いはどちらかと言えば好きな方なのに、このぶよぶよとした中身があるのか無いのか分からない感触が不快で仕方なかった。いつもこの匂いに惹かれて手を伸ばし、触れた感触で手を伸ばしたことを後悔するのだ。
柚子を入れたのは妻だろう。
普段ほとんど会話など無いから、妻が何を考えているかよく分からない。
季節の行事などまるで頓着してなさそうなのに、急にケーキや団子を買ってきたり、花を飾ったりする。我が家にはクリスマスツリーも無ければ置物の一つも無い。物を置くのが嫌いなのだろう。季節の行事もそれが終わったらすぐに処分出来るもので済ましているようだった。
ぶよぶよになった柚子は明日になればゴミ箱行きだ。
なんだか無性に腹立たしくなって、私は浮いている柚子の一つに手を伸ばすと、思い切り力をこめた。
「……」
不快な感触が無くなるくらいに強く握り潰す。
浴室内の香りが一際強くなる。
――これくらいの力で締めればいいのか。いや、まだまだだ。
健康にいい筈の柚子なのに、私の中で育つのはひどく不健康な考えばかりだった。
END
「ゆずの香り」
千切れるほど、冷え込んだ指先。
熱いお湯に浸しても中々温まらない、頑固な冷え。
体温だけでない、冬の風は、潤いも奪っていく。
ハンドクリームは必須品だ。鮮やかな黄色い果実が散りばめられたパッケージ。
蓋を開けただけで香ってくる爽やかな柑橘。
たっぷりと掌にのせ、一指一指、丁寧に塗り込んでいく。
潤いを与えるように。マッサージしながら、血を通わせる。肌に馴染ませる。丁寧に、丁寧に。
手首まで塗り広げると、もうすっかり、ゆずの香りに包まれる。
今日の学校の献立で
鮭とゆずを合わせたものが出た。
ゆずの酸味が程よく出てて、ご飯と食べると凄く美味しかった!
ゆずの香り
ここに来ちゃいけない 笑
面白い事言うのね
面白ろ 可笑しく書かれてきたのに
ゆずの香りが嫌になるくらい
ゆらゆらしそぅ
今日だけょ!
だってこの携帯使いづらい
嫌になるくらい
嫌いなの
偶然 寄っただけ
来ないならその方がいいね
ゆずとみかん、どっちを多く食べたかの質問には、
誰もが、みかんと答えるだろう。
皮をむくだけで、食べられる。
みかんを食べるために、育てるのか。
みかんを育てるために、食べられるのか。
食べられて、種を残す、育ててもらう。
恐るべし、みかん。
だが、ゆずよ。
お前は、二番手な気がするが、
匂いは一番好きだ。
Thema「柚子の香り」
『疲れた』
そう思った時はお風呂に入浴剤を入れる。
「今日は柚子か」
4種類の香りがある入浴剤。毎回、目を瞑って選んでいる。そして今日は『柚子の香り』だった。
入浴剤を湯船の中に落とす。
きっと身体を洗い終わった頃には、全部溶けてるだろう。
そして身体を洗い、湯船を見ると。
「いい感じに溶けてる」
足からゆっくり湯船に浸かる。
「ふわぁ……」
なんでだろう。お風呂に入ると、1日の疲れが吹き飛ぶ。嫌なことも忘れられる。
しかも柚子の香りのおかげがは分からないけど、いつもより少しリラックスできてる気がする。
「いい香り……」
━━━━━━
今日は久しぶりの休日。
ということで。
「ちょっくら、お出かけっと」
私はバイクに跨り、寒い冬の時期に旅をする。
ここから有名な観光地までは、そこまで遠くない。日帰りで行くにはぴったりの場所。
にしても。
「寒いな……、確か1年に1度の寒波とか言ってたっけ」
全く。なんでこういう時に限ってこうなんだ。
━━━━━━
そして一通り有名な観光地を周ったりした。
「もう帰るか。明日も仕事だし」
休日に家でゴロゴロするのもいいけど、こういう旅をして癒されるのもいいなぁ。
そして帰り道、寒さに震えていると。
「天然温泉……」
温泉の看板が。
ちょうど身体冷えてるし、入ってみるか。
「おひとりですか?」
「はい。そうです」
お金を支払い。いざ。
「温泉だぁ!!」
の、前に。
しっかり身体を洗って。
よし。今度こそ。
ここの温泉は何種類かあるらしい。
「とりあえず気になったやつに……」
……!?、あれは。
『柚子温泉』
柚子…。
少し近づき、考える。
「うーん……」
するとほんわかと柚子の香りが。
私は吸い寄せられるように温泉に入った。
「ふわぁ〜」
冷えきった後に入る柚子温泉。
最高〜。
「……」
なんだろう。なんか柚子に不思議な親近感が。
私は柚子に向かってこう伝えようとする。
「柚子め、お前こと好きになったかもしれないじゃないか」
━━━━━━
仕事終わりに買い物をしていたときだった。
そいつと、目が合った。
「柚子……」
考えるより先に身体が動いた。
「ありがとうございました」
あーあ。買っちゃった。
あんなもん知っちゃったら、もう戻れないな。
そして私は今日も日々の疲れを癒すために。
優しい柚子の香りを感じるために。
お風呂に入る。
「えーと、なんだっけ。みかん?」
「違います!」
「じゃあ、ぽんかん」
「じゃないです」
じゃあ、と先輩が続けようとしたので、「もういいです!」と私は遮った。
この先輩、初めて会った時から私の名前をわざと間違える。何故か柑橘系に詳しくて、私の方が逆に色んな柑橘系の名前を教えられているという、不思議な関係が2年と少し続いている。
「もう少し覚えやすけりゃなあ」
「わざとでしょう、先輩。でも、今日は違いますからね!」
私は、黄色の小さいボトルに入った液を1回、手首に吹きかけた。ふわり、ゆずの香りがする。
「なんの匂い?」
「ふふん、柚子ですよ。私と同じ名前。もう覚えにくいなんて言わせませんからね!」
得意げにふんぞり返る。
すると、先輩は私の手首を掴んで引き寄せた。すん、と先輩の鼻が鳴る。
「ゆず。覚えた。ゆずね」
あんなに呼んでほしかったはずなのに、「ゆず」と繰り返して笑う先輩を突き飛ばしたくなった。
ゆずの香り。
ゆずの香りで
癒されたかな?
暖かいお風呂で
一緒に
温まりたい。
ゆずの香りは好きだよ
お風呂に入れてゆず湯にするのもいいけど、やっぱり料理に入れるのがいいね
漬け物なんかに入れるのもいいし、お雑煮にも入れるよ
そうか、クリスマスの後は、あっという間にお正月だね
ゆずの香りは料理にも香水にも使われるの。ゆずの香りは安心させてくれたり温かい気持ちになる。
今日は冬至だったからお風呂に入れたの。たくさん動かした身体がいつもとは違うお風呂の温かさに包まれた気がした。
ゆずをお風呂に入れる日は冬至の日だから、今年も寒いなぁとか、もう一年が終わることを考える。そうすると、今年あった沢山の楽しかった事とか悔しかった事、いろんな思い出が出てきて少し寂しい気持ちになるの。だけどそんな気持ちもゆずの香りが包んでくれる。温かくて来年も頑張ろうっていう気持ちになった。
今日は冬至の日ですね。我が家ではお風呂にゆずを浮かべて入りました。一年が終わる寂しさと、来年を迎えるワクワクを噛み締めながらゆっくりお風呂に浸かりました。明日からまた残りの数日を頑張ります。
ここまで読んでくださってありがとうございました。今日のお題は『ゆずの香り』でした。冬至の日になりこれからもっと冷えると思うので体調を崩さないように頑張りましょう!
匂いも味も好き
特にゆずの香りがするうどん美味しい
【ゆずの香り】kogi
柚子の香り
この蜜柑どうしたの?まだ青いし小さいし…食卓の上に、グツグツなったお鍋と一緒に、半分に切ってある蜜柑らしいものが並んでいる…
これは、蜜柑ではなくて、柚子だよ、と笑い乍ら、教えてくれた君…サクッと手を洗ったり着替えをして、食卓についた…向かいに座る君は、食器に具材を移して、こうして、と言い乍ら、その柚子をギュッと絞ってかけてみせた…すると、柑橘の爽やかな香りが、鼻腔に届いた…良い香りだねって言ったら、君は優しく微笑んで…寒い夜が、一瞬で、暖かく感じ…
久しぶりにモスに行ったら
ゆずとレモンとジンジャーのドリンクがあった。
美味しそうだったので注文したが
出てきたものがアイスのジンジャーエールだったのでショック。
今日飲むには氷入りの商品は寒かった…
ちゃんと見なかった自分のせいですけどね。
冬至に飲むゆずのドリンクはやっぱホットでしょ。
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【22】ゆずの香り
この季節になると母の趣味でお風呂場の浴槽が黄色に染まる。
バラ風呂とかみかん風呂とかいろいろ試した母だったけれど最終的にはゆず風呂に落ち着いたらしい。
「先生もつかってくれたりする、かな……」
先生のお家のお風呂と私の家のお風呂、同じものを湯船に浮かべているのはちょっぴりロマンチックだ。
まるで、離れている恋人どうしが同じ月をみて愛を語りあうような……。
ほら、貴方がみている月と私の視界に映る月はおなじなのね…、みたいなさ?
見た目に反して夢見がちな先生のことだからこの話をしたらちょっぴり笑って、でもいいねって言ってくれそうだ。
そう思ったら何の変哲もないゆず風呂も豪華なものに思えてきた。やっぱりいい匂い。
今日のゆず風呂はいつもより甘酸っぱい匂いがした。
『ゆずの香り』
冬が来る 冬が来る
ゆずの香りを境目にして
あなたの好きな冬が来る
わたしの嫌いな冬が来る
あなたが彼女と結ばれた季節
わたしがあなたと別れた季節
ゆずの香りを聞くたびに
わたしはあなたを思い出す
【ゆずの香り】