『やわらかな光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
やわらかな光#5
放課後の屋上は野球部の声とか、音楽室から聞こえる楽器の音で騒がしくも心地良い空間で
夕日のやわらかな光が私を照らして影になった。
いつみてもあの人には釣り合わないなと思う。でもあの人以外考えられないし考えたくない。
こんなにも想っているのに届いてないみたいで心のポストはおサボりさんだなと思う。ちゃんと働いてほしいよ。
毎日教室で顔を合わせているのに、チャンスはたくさんあるはずなのに大事なところで足踏みして踏み込めない。
だからこうして屋上まできて一人で反省会をするの。でも、その反省は明日に活かせずにまた一日が終わる。
私は毎日日記をつけるようになった。
心の中ではもう蓋をして置けないから。
でもゴミ箱にも捨てられなくて
いつまでもカバンの奥に押し込んで
夜になったらぼろぼろの船で後悔の海に航海しに行って迷ってそのまま眠るの。
もうそんな毎日が嫌で文字にして残ることにしたの。
ふぅちゃんは日記って素敵だねって言ってくれたけど中身は全然良くない弱いものの独り言。
亜紀は今日も敗北しましたよ。ふぅちゃんもいつかこんな気持ちを知るのかな?
ふぅちゃんの恋はうまくいくといいな。
「やわらかな光」
あなたは輝いていた。
あなたは美しかった。
あなたは唯一だった。
これまで出逢った何者ともあなたは違っていた。
あなたはあなたのことを考えていなかった。
あなたの優しさを他人に分け与えることに躊躇などしなかった。
春の陽のようなあなた。
ずっと傍にいたかった。
そうするつもりだった。
そうできたらよかった。
欲張りな私はそうするだけでは満足できなかった。
今はもう一筋の光も見えない。
カーテンから差し込み
暖かい光のうえを
飼っている猫が
気持ちよさそうに
寝転んでいる
それを見て私まで眠くなってくる。
お題[やわらかな光]
No.60
ピアノが流れている。友人に散々語られたせいでミミタコだ。ラプソディー・イン・ブルー。
部屋に入る光が、カーテンに沿って、まるでさざ波のように揺らいでいた。それは部屋に流れるラプソディー・イン・ブルーのリズムに合わせて波打っているかのようだった。
君の目が余りにやわらかな光を湛えていたものだから
確かめてみたくなり手を伸ばす
君はいつも通り目を閉じたまま困惑の表情
私の薬指はまぶたに触れた
ほら、やっぱりやわらかい
あ…、?なんだ…?
あったけぇ…、やわらけぇ…
優しい感じがあるな…
「__________。」
ああ…そういうことか…。
おれは…。
_2023.10.17「やわらかな光」
おくちがたっしゃなあかちゃん。
・やわらかな光
とても、とても、寒かった。氷の粒を纏った風が、うなりをあげて渦巻いていた。あたりは灰色で、何も、見えなかった。
「早く、ここを出ていってよ。寒くて仕方ないわ」
暖を求めて縮こまっていたとき、不意に誰かの声がした。
「ぼくに言ってるの?」
「そうよ。あなた以外にいないでしょ。…ちょっと!急に動かないでよね。凍死しちゃう」
なるほど。この寒さは、ぼくのせいなのか。
それは、なぜかどうしようもなく悲しくて、ぼくは少し泣いた。
「泣かないでよ。寒いじゃない。聞いてるの?ねえ、いい加減…」
それは突然だった。足場がなくなって、目の前がパッと明るくなる。
奇妙なほどに、青。
風の唸りが聞こえなくなって、誰かが息を呑む音がした。
ぼくは落ちていた。何度か、あの寒い灰色にぶつかったけれど、止まることはなかった。
「やあ。君も今日なんだね。一緒に行こうよ」
気がつけばぼくの周りは、奇妙な仲間でいっぱいだった。
真っ直ぐに落下していたはずのぼくは、白いもふもふを纏って、いつしかゆっくり、舞い降りていく。
白い、白い、地面が見えた。先に行った仲間たちだと、すぐにわかった。
きらり。きらり。
ぼくらは氷の粒に過ぎない。
どこまでも冷たく、硬い。
なのに、どうしてだろう。
白い地面に反射した光は、どこまでもあたたかく、やわらかかった。
晴れていた空が急に曇りだし、すぐに降り始めた。
念のために持っておいた折り畳み傘を広げる。
遠くの空を見ると、雨雲はなく降っているのはこの辺りだけのようだ。
今朝見た天気予報を思い出す。
「トコロニヨリコウウって、本当にあるのか」
あれ、責任逃れの常套句だと思ってたよ。
そのまま歩いて学校に入る。
下駄箱で靴を脱いでいると、友人が走ってくるのが見える。
「セーフ」
「アウトだよ」
友人のボケに律儀にツッコミを入れる。
友人は直視できないくらい光っていた。
「あーあ、ピカピカじゃん。天気予報で“光雨”って言ってたじゃん」
「行けると思ったんだけどな―」
「あんたいっつもそれじゃん」
「そういうあんたも、ところどころ光ってる」
「どうよ。光、零れるいいオンナだろ」
「すげー。写真あげたらバズるかな」
「おい、SNSにはあげんな」
教室で友人と中身のない話をしていると、チラホラ生徒が登校してきた。
「みんな光ってるね」
「直前まで晴れてたからね。油断してたんだよ」
「けどこれ眩しすぎて授業どころじゃなくなるね」
そんな話をしていると一人の教員がやってきた。
「おい、傘を忘れたマヌケども。シャワー開放するから洗い流してこい」
それを聞いて、クラスメイトたちが我先にと教室を出ていく。
「私も行ってくる」
そう言って友人も出ていく。
さっきまで騒がしい教室が一瞬で静かになる。
急に暇になり、外を見る。
すると外は光雨が上がり、日が差していた。
校庭のところどころが光っている。
光溜まりや光雨に濡れた木が、光っているのだ。
眺めていて、いいことを思いついた。
これを写真に撮ったらきっとバズるはずだ。
スマホを取り出して、より綺麗に見える位置を探す。
満足の行く構図ができたので、ボタンを押す。
取れた画像を見て、納得の行く出来栄えに頷く。
それは窓枠という額縁に収められた風景画。
味気ない校庭を飾り立てる光たち。
木々が優しく光っている。
そして空から差し込む陽の光。
見慣れた場所が、輝やいて見える。
タイトルは、“やわらかな光”。
穏やかな昼下がり
すやすやとお昼寝する2人を
太陽はやわらかな光で優しく包み込んでいた
『やわらかな光』
窓から差し込む暖かな日差し
眩しいくらいな陽の光は今日からはじまる新たな門出を祝福していた
『やわらかな光』2023.10.17
「やわらかな光」
深夜の外出は少し怖いが、早朝の外出は心地よい。
開いているお店が少なく、太陽も眩しくない。
人や車もほとんどおらず、静かな時間を楽しめる。
今くらいの時期は、暑すぎず寒すぎず、気温もちょうどよい。
もうそろそろ、布団を洗濯するためにコインランドリーに行かなくてはならない。
早朝は空いていそうなので、今度行ってみることにしよう。
洗濯が終わるまでの間、コンビニのお菓子を食べながら読書や勉強するのもいい。
いつもと違う環境なので、思いもよらないアイディアが浮かぶかもしれない。
朝に携帯見たら第102回全国高校サッカー選手権大会応援歌にBE:FIRSTが……っていう記事を見た。
仕事中だったから帰ってきたら見てみようと思い、帰ってきてからTVのYouTubeで再生したら「Glorious」っていう曲だった。
最近ずっと仕事で悩んで悩みまくっていたので「Glorious」の少しを聞いてみてヤフオクのマニュアルで悩んでた文章が嘘のように消えて光が見えました。
普段はBESTY側がBE:FIRSTを応援してるのに今回はBESTYが応援された感じでありがとうって思いです
中学生の時のこと。
昼休みになると学校の屋上への階段を昇ると
扉は鍵がかかってて外に出られないが
扉手前のスペースによく通った。
誰もいなくて静かで
昼の日が扉の針金の入った硝子部分から差し込む。
階段の一番上の段に休み時間中ずっと居座った。
よく学園ものの漫画等では屋上に生徒が自由に出てるが
私の行ってた学校は全て屋上が開いてたことないな。
まあ、開放してなくてよかった。
とてもいい居場所だったから。
やわらかな光に満ちたスペース。
ついまどろんで5時限目が始まってしまい
教室に戻らず保健室に行って仮病を使ったことまで
思い出してしまったわ。
何もかも皆懐かしい…
10月に入ってから、夏みたいな暑さが消え、
毎朝 布団からでるのを拒むくらいに肌寒くなっていた。
衣替えの時期なので、
みんな夏服から冬服に変わっていた。
小さい虫達も元気よくでてきた。🐛
だけど、昼間になると分厚い雲も薄くなり、
雲の穴から柔らかいひざしが差し込んできた。
とてもきれいだ。
【やわらかな光】
やわらかな朝の光の中で君は眠っている。その神聖な眠りを見つめていられるこの時間を、今この胸を満たしている輝かしい感情を、なんと呼べば良いだろう。
息を呑んで見つめていると、君はふと小さな声を漏らした。あの美しい瞳がゆっくりと現れる。こちらを認めた君は嬉しげに笑ってくれた。
やわらかな光
優しく包んでくれる
あぁ ホッとして
涙出た
舞華
やわらかな光
やわらかな光…あー…今日も朝が訪れる…やわらかな光と、私を包む温かい優しい太陽みたいな貴方…その二つが重なる事で私は、目覚め、私の一日が始まる…あー、ホントに私、今が今までに無いほど凄く幸せだ…こうして心から愛する人と出会えて、そして、心から愛する人と夢の様な同棲生活が出来て…夢にまで見たおとぎの国の話みたいなラブストーリーは、生まれないけれど、それでも貴方といられる、ただそれだけで幸せだ。貴方は、私の弱い所を沢山知っていて、私がキュンとする弱いセリフとかも今では、全部覚えられてしまった…貴方は、私がして欲しい事、私の我儘、全てを聞いてくれる優し過ぎる人…ロマンチストで夢見な私の願い事、今までも全て叶えてくれたね。そして、貴方は、私の過去の嫌な思い出でさえ、記憶から消そうと、貴方との幸せな記憶で塗り替え、その嫌な思い出を全て上書きしてくれたね。私が望んだ訳でも無いのに、貴方は、私の為に、と沢山の事を自ら進んでしてくれるね。それが凄く嬉しいんだ。ホントに私、心から貴方に出会えて良かったと思ってる。こうして、貴方と付き合えた事、それも奇跡過ぎる、夢の様な感じなの。貴方と初めて会った日。何で、私が殆ど何も話さなかったかと言うと…決して、嫌いだからとかそんな単純な理由じゃなかったんだ。私は、初対面から恋に落ちてしまったから、緊張して、何も話せなかったんだ…それに、言葉にしたいけど、言葉にしたら、関係を壊してしまうし、一目惚れなんて言ったら笑われる気がした…だから、貴方への想いを隠し通すので一生懸命で、だから、貴方とあまり普通の会話が出来なかったの…でも、これからは、そんな愛してやまない貴方が、毎日一緒に暮らしてる生活をするなんて、私にとったら、まだ夢の様で…改めてこれからも末永く宜しくね💕︎愛する未来の旦那様💕︎
【 やわらかな光 】
こんなにも暗闇に墜ちるとは思わなかった。
ただ、自分というものの価値を軽んじて、
大事なものを見出だせなかった結果がコレだ。
他人がどんなに案じた言葉をかけてくれても、
何ひとつ響かない、いや、気付かなかった。
もがいても何も触れることのないここで、
過去を悔い、未来を嘆く。
そうして愚かさに打ちのめされて、やっと辿り着く。
あぁ、バカげた人生だったと笑い合う、
そんな幸せを噛み締めたかった。
できることなら、やり直したい。
その願いが伝わったのか、一筋の温かい光が差し込んできた。
安堵する、優しい光。
今、天上への門が開かれた。
結婚してはいけなかった人
多分僕はそうなんだろうな。
一番の理由は、相手に求めすぎること
こんな年寄りになるまでソレに気がつかず、相手を困惑させ、落胆させ、そして傷つけてきたのだと考えると、、、、
自分の性格に嫌気がさす。
相手のモラルの低さや、生き方の違いが、どうしても消化出来ない時があるんだ。
そんな時、悲しく、そして心の中で相手を軽蔑してしまう。
他人ならまだしも、伴侶の場合は、、、
しんどい。
光に手触りがあるってさあ、大体の私たちは、思っているのかもしれないね。あなたのことを掴めないのに、あなたは私たちのことを灼きつけたり、差したり、暖めたり、貫いたり、するし…。
ぬくもりの境界は、優しさの境界は、どこまでいってもみつからなくて迷子になってしまう。いつになったら朝がくるのか、たぶんみんなあんまり知らないまま、眠りにつくんだと思う。きみを慰めるために使った言葉が、境界を超えていないといいな。例えば明日、眠りを閉じるカーテンの向こう側に…、