『やわらかな光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何も見えない視界の中、近くからくぐもった声が聞こえる。
何を言っているか、良く聞き取れない。
どうやら、男女が話し合っているようだ。
ふと、真上から何かが開く機械音が聞こえた。
自身の周りの水が無くなっていく
どうやら、私はカプセルのような物に入っていたようだ。
カプセルが開き、やわらかな光が差し込んでくる。
目の前に居る、白衣姿の男性が私に話しかけてくる。
「$%=なんだな!?本当に!」
上手く名前が聞き取れず、首を傾げる。
「あぁ、起きたばかりですまなかった。今は少し休んでいてくれ」
その言葉を聞き、私の視界がぐるぐると回り始める。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐると
最後に待っていたのは、暗転だった。
お題『やわらかな光』
枕元に愛情の言葉を
身の内にあなたの熱を
肌身に優しいぬくもりを
悲しみはどこかへ消えて
重かったからだは軽く
やわらかな光に包まれる
新しい心の旅に出るのなら
その旅路をあなたとともに歩きたい
おもわず涙ぐんでしまったら
抱き締めるために飛んで来てくれた
あなたこそが私のレメディ
安らぎと、生きる力を実感できる
あなたの命の響きは
私の世界に顕れたやわらかな光
やわらかな光
太陽みたいな、やわらかい光この光は、一生しか無い光
カーテンから漏れるやわらかい光を浴びて、私は思いっきり伸びをした。
今日の一日を想像すると、楽しみと言うより、いつもの日々をすごせるという安心感の方が強かった。
今日も、普通の人なら欠伸が出ちゃうような、そんな日常が始まる。
苦しくて仕方がなかった日々
泡のように消えたいと願った過去
消えない傷痕
干からびた心
誰かを強く恨んだ夜
雑踏の中、佇んで
白と黒の境界線
グレーに染まる世界
全てがどうでもいいと思えたあの瞬間
少しだけ、世界に光が差した
やわらかな光が頭上から降り注ぐ。
優しい、優しい光が。
暖かく私を包み込んで、
揺籠の様に眠りに誘う。
少しずつ感覚が薄れていって、
遠くから聞こえるのは愛おしいものたちの声、
鈴虫の声、
そして優しいせせらぎの音。
それも聞こえなくなり、
白い光の中、私は眠りに落ちる。
「やわらかな光」
やわらかな光で
ぼんやりと気づいたら
今日はどんな日になるか
心がおどって
いきいきといそいそと
ベッドを離れるような日々を
今日もまた夢見るだけ。
#44
やわらかな光
丸型蛍光灯をLEDに変えた。
電球色のやわらかなオレンジ色は、部屋を心安らぐ空間に変えてくれた。
五段階だけではあるが光量も変えられるし、リモコン操作も部屋の壁スイッチもオーケー、引き紐で付けても前回の光を覚えていてくれる。
理想の部屋を目指して部屋をちょこちょこ改善していくのは楽しい。
この光がよりよく届くように、もっと部屋を片付けたい。
きみが夢に出てきて早く目が覚めた。諦めたいのに、忘れちゃいたいのに、どうして夢に出てくるかな。また好きになっちゃうじゃん。どうしたらいいの。カーテンの隙間から、やわらかな光が見える。次に会えるのは4日後か。長いな。それまで、どうやって過ごそう。
包み込むような、
優しく、やわらかく、そして何よりも暖かい
あいつから差し伸べられる光に照らされて
今日も俺は生きている
#やわらかな光
91作目
追記
もっと読みたい数800突破ありがとうございますー!!
午後
窓辺に座ると
やわらかな午後の光が
雲間から差している
疲れ切った体に
あたたかい光があたる
ああ
陽の光って
こんなに暖かかったんだ
どうして忘れていたんだろう
生まれたばかりのころは
陽の光の暖かさ
青空の高さ
雲の柔らかさ
この世の全てが
清らかに見えた
いつから僕は
こんなに悩み苦しんで
冷たい底なし沼に
沈み込んでしまったんだろう
いつから
生きることへの楽しさより
責任感や義務感や罪悪感を
感じるようになったのだろう
ただ生きている
それだけが
嬉しかったあの頃へは
もうもどれない
僕には生きる義務がある
使命もわかってる
だけどふと
全てを投げ出して
あの空へ
あの汚れのない世界へ
戻りたい
そう思ってしまう
僕はなぜ地球に来たんだろう
あの遥かな宇宙から
地球に向かった
あの記憶
ああ
この地球(くに)は
僕の故郷(ふるさと)じゃない
僕は宇宙人だ
いつかあの遥か彼方の
夜空の一つの星
僕の魂の故郷へ
戻れるのだろうか
きっと人生を全うするまで
神様は
僕が帰るのを
許してくれないんだろう
そう
だから頑張るよ
自分の使命はわかってるから
私の部屋にやわらかな光が差している。今日はなんて素晴らしい日だ。
やわらかな光が降り注ぐ場所には
陽だまりのような優しさが集まっている
学生の頃
座ってたのは窓際の席が多くて
晴れている日はやわらかな光が差し込んでた
居眠りばかりしててさ
「コラッ起きろー!」
よくそう言って
教科書で叩いてきた先生がいた
22時過ぎに帰宅
先生の訃報がポストに届いていた
「なんだよ。今度は先生が眠ってんの?」
あのさ先生…
報告が遅くなっちゃったけど
俺も今、生徒達を叱咤激励する『先生』なんだよ
#やわらかな光
悩みがあって、モヤモヤして、
明るい光が誇らしく思える。
いつも浴びている電気の光でも
1人でも考え込むと、光をじーっとながめて。
やわらかな光。
明るくて、元気だなあ。と思って。
いつも寄り添ってくれる優しい光。
相談にのってくれたら。
そんなこと叶わないけど。
そう考えていて、いつしか悩みがきえている。
それは、ダレのおかげ…?
「やわらかな光」
ふと、目を覚ます。なんだか嫌な夢を見た気がして、でもそれは夢じゃなくて現実だったことを思い出してため息をつく。
やめやめ、朝から変なこと考えるの。そんなことは真昼間に考えりゃいい…
君は隣ですやすや寝ている。カーテン越しのやわらかいひかりが君のぷにぷにした頬を優しく照らす。
神様。
普段思いもしない言葉が浮かぶ。どうか彼を幸福なままに。ひかりを彼に。
俺にとっては、彼の存在こそがあざやかなひかり。
▼やわらかな光
ある夜、彼は海辺を散歩していた。そこには、やわらかな光があった。彼はその光に惹かれ、近づいていくと、そこに彼女がいた。
彼女の目には、星がきらめいていた。彼は彼女の美しさに目を奪われ、声をかけることができなかった。彼女は彼を見つけ、微笑んで話しかけてくれた。
それ以来、彼は毎晩、海辺に現れる彼女と会うようになった。彼女は彼に、自分が星を操ることができることを教えてくれた。
彼は彼女に惹かれ、彼女との時間を過ごすことが何よりも幸せだと感じた。しかし、彼女には秘密があった。
彼女が星を操ることができるのは、彼女が本当は星の精霊だからだった。彼女は彼にその秘密を明かし、彼を驚かせた。
彼女との時間が過ぎるにつれ、彼は彼女に心を開き、彼女に恋をした。彼女も彼を愛していたが、彼女が星の精霊であることが問題となっていた。
星の精霊は、永遠に地上にとどまることはできないのだ。彼女は永遠に彼と一緒にいることができないことを悟り、彼に別れを告げた。
しかし、彼は彼女を忘れることができず、彼女が星の精霊であることを受け入れた。そして、彼女に会いに行くために、毎晩星を見上げるようになった。
彼女は彼の愛に応え、星として彼と一緒にいることを決めた。彼女が星となり、彼と一緒に輝く幸せな物語である。
「 やわらかな光 」No.32
私がどん底にいるときに手を差し伸べてくれたあなたから、とてもやわらかな光が見えた。この人の手に触れると、暖かくて私のボロボロだった心を包みこんでくれるような感覚になった。あなたに、一瞬で救われてしまった。
300字小説
秋の光に
秋のやわらかな光が窓辺から差し込むと、島は実りを迎える。畑に森に私も島人と共に収穫に勤しむ。
「若様、お精が出ますね」
私の世話役の娘が昼餉を持ってくる。
「ああ」
都では兄に跡継ぎの王子が出来たと風の噂に聞いた。
「はい、どうぞ召し上がれ」
「これは美味そうだ」
このまま、この娘と島で暮らすのも悪くない。私は焼き立てのパンを頬張った。
秋のやわらかな光が窓辺から差し込むと思い出す。
冤罪を着せられ流され、島で暮らしていた『若様』を。
島の暮らしが板についた頃、兄上の御子が早世したとかで『若様』は迎えに来た者と都に戻った。
『帰ってきたら結婚を申し込みたい』
そう笑んで帰らなかった人。天を仰ぎ、老婆は目を細めた。
お題「やわらかな光」
気がついているかな?
君のまわりのやわらかな光に
いつだって君を包んでくれている
そして君が放つ光は
とても力強く
どこまでも照らすことができる光
〜やわらかな光〜
逃げたくて逃げたくて仕方ない
だけどできない。
どうしてもできないことだってこの世界にはあって
生まれ方は人それぞれ違って、自分の気持ちもわかってる人なんて居なくて、全てのことが不安になった時
私は誰も信じられなくて、いつも一緒いてくれる人の事すら信じられなくて、。自分がもがきすぎて本当のことがいえなくて、自分が逃げなければ誰かも一緒にいてくれるって信じ続けてる。
バイバイの一言が怖くて、この言葉が最後の言葉っだったらなんて考えてしまう。
もう頑張るのを辞めたい。
戻りたい。