ふと、目を覚ます。なんだか嫌な夢を見た気がして、でもそれは夢じゃなくて現実だったことを思い出してため息をつく。やめやめ、朝から変なこと考えるの。そんなことは真昼間に考えりゃいい…君は隣ですやすや寝ている。カーテン越しのやわらかいひかりが君のぷにぷにした頬を優しく照らす。神様。普段思いもしない言葉が浮かぶ。どうか彼を幸福なままに。ひかりを彼に。俺にとっては、彼の存在こそがあざやかなひかり。▼やわらかな光
10/16/2023, 11:41:45 AM