『やるせない気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『やるせない気持ち』
「つらいな…」
私は大きくため息をついて思う
疲れているような、なんというか
吐き出せないようなものがある気がする
なのに出来ない
私は求め続ける
このやるせない気持ちを打ち明けられるような
空間や人を
私はいつまでも求めているのかな…
#上下どっちからでも読める文章
作 有栖川
母の命日にはいつも父が言う
「あの時、喧嘩さえしていなければ」
やるせない気持ちを抱いているのだろう
どんなにその気持ちを抱えていても
それ以前の問題だよ父さん
二番目でもいいなんて嘘だ。
ほんとうはずっと一番がよかった。
でもそれを口にしてしまえば、わたしは二番目にも居ることは出来なくなるのだろう、と思ったらなにひとつ動けなくなってしまった。わたしはずっと、臆病者だ。
それでも。それでもさ。
見るなら、泣き顔より、笑顔がよかった。
「――大丈夫だよ。ぜったい、大丈夫」
その手を握った。こわいのだろう、おそろしいのだろう。一番大切なひとを失うかもしれない、そんな恐怖を一身に浴びているのだろう。
「信じて、待とう?」
それが少しでも和らぐならいい。わたしがそばにいることで、辛さが軽くなるのならいい。その瞳が、いまのあなたのこころが、わたしをうつしていなくても。
「そばにいるから」
臆病者なのだ。ずっと、わたしは。
/やるせない気持ち
古き友に終わりを迎えるかもしれないと言われた。私は、やるせない気持ちで隣の友に目を向けた。ひと呼吸おいてから、私はいつ頃になりそうなのかと聞いた。頭の中は、入ってきた情報が整理されていないが、口からは喋るべき最低限の単語だけ滑り出してきていた。この時私は、自分を上から見下ろしているような奇妙な感覚に襲われていた。
友は口を開くと、あとひと月もないと答えた。私は、1度だけ瞬きすると、そうか、と諦め気味に言葉を零すと同時に頭を垂れた。最後だと思い、頭を上げると同時に言葉を吐き出した。
友よ、君に会えて良かった。
お終い
何がやるせない気持ちなんでしょうね。
私としては自業自得としか言いようありません。
ありがた迷惑とあれ程言ってきたのにね。
それよりも責任とってくださいよね。
いつまでくだらないことやってるんだか。
呆れてイカを食べたくなりますよ。
イカりをね。
私は私である。
それと同時に私は私では無いのだ。
私はアキラとして生まれアキラという存在であるが私とアキラは違う。私は私にしか分からない、そしてアキラは私でありながら私以外の他人が私を認識する時の私なのだ。
私とアキラ、同一でありながらかけ離れた私たちは深く結びつき互いに違う姿を織り成している。
私は私の魂を清くしていきたい。清潔に整え白くありたい。
私が白くなればアキラも静かな波のように徐々に白くなっていくだろう。
私とアキラは同じ魂を抱えているのだから
やるせない気持ち。
やるせない気持ちは
また
逢いたい人に
逢えるかどうか。
やるせない気持ちに
なってる場合じゃないね。
私には友達がいた。多分親友だったと思う。
その子と私がたとえ哀れな友情の結びつきでも
二人は確かに親友だった。
あの子が自ら生涯を終えようと決めた時、
なぜ寄り添ってあげられなかったのか。
なぜ止めてあげなかったのか。
あの頃の私はまだ未熟だった。
彼女はなんて言葉を求めていたのだろう。
今なら何となくわかる気がする。
過去のやるせない気持ちを抱え続ける私が、
もし今、もう一度君に会えたなら、
そっと小さな手を取って一緒に夜空に飛び立つだろう。
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私は君の恋人じゃないから
何も言える立場じゃないのは
分かっているけれど
恋人いる異性と遊びに行かないで欲しいよ、
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Theme:やるせない気持ち
遠くへ行ってしまった。俺との思い出のほとんどを置き去りに。
でも、おまえが元気なら、それでいい。それでいい、はずだった。
煙草を燻らせ、思い浮かべるのは、おまえの顔。俺が好きだと笑顔で言ってきた時の。
嫌になる。俺は、何ひとつ忘れられないのに。
「やるせない気持ち」
「あーーー、もー本当くそ」
「ふざけんなよ」
1人部屋でそう言う、俺の職業はゲーム配信者。
「今日も荒れてるね笑」
「WWW」
「このゲームおもろいよな」
流れるコメント。うるせぇよ、黙って見てろよ
そんなことを考えながら俺は
「本当難しいわー!笑口悪なってごめんな笑」
思ってもないことを口に出した
彼女が失恋した曲をあげてる。
前の人を思ってなんかなって。かんがえる。
自分とは違う曲調の歌が好きで
元彼と同じような曲が好きで。
彼女のことは大好きだし
彼女も自分のことを愛してくれてる。
だからこそなんだよ。
いっその事前の人のことが
まだ忘れられてないって言ってよ。
この「やるせない気持ち」どうしたらいいの。
「やるせない気持ち」
「どうだったんだ?適正検査の結果は」
「ふふっ せっかちね、まだよ」
「まだって、もうとっくに結果は出てるはずたろ!」
「またぁ そんな怖い顔…!!」「ふふふっ…」
「ふざけてないで、ちゃんと答えろよ」
「ふふっ、大丈夫ょあなたを…」
あぁいつもこうやって振り向きながら笑っていたな…
「なんだよ、」何が言いたかった?何を言おうとした?
「行くな!」
「やめてくれ!連れていくな!」
「離せ!カノジョを離せ!」
「連れていかないでくれ!頼む!」
「!!!!!」
「先輩!先輩!」「ドウジン室長!」
「…..」
「大丈夫ですか?かなりうなされてましたよ」
ナオヤに起こされ我に帰る。
「…アルゴス達は?」
「徐々に元の配置に戻りつつあります。」
「そうか」頭が重い、暫くこの夢は見なかったんだがな…カノジョに久々に対峙したせいか…
いつもこの夢を見た後はやるせない気持ちが何度も押し寄せる。
「ところで、『レディア』って誰ですか?」
殺して
刺して
わたしを燃やして
目から流れる水が鬱陶しい
木偶の癖に
人間みたい
おまえなんか
おまえなんか
生まれてこなきゃよかった
消えたい
消えたい
わたしはわたしが
1番嫌いだ
「やるせない気持ち」
やるせない気持ちを 隠すことはできない 隠せても 綻びが出てしまう
楽しくないわけじゃない。
明るくなれないわけじゃない。
だけどどこかモヤモヤして
何をしても完全には気持ちが晴れなくて、
そんなとき
映画を観る。
小説を読む。
他人と話す。
料理してみる。
それでいつしか満たされている。
「やるせない」
「やるせない気持ち」
胸の中で持て余しているどろどろとした黒い火花
ー『やるせない気持ち』を詩的に表そうとするとこんな感じだろうかー
黒い火花は静かに躰の内側で燃えさかっている 人知れず
自分でも気がつかぬうちに暴発させてしまって
黒い火花の鎮火の仕方など分からない
分からないから
この身が一つ焦げるのだろう
夫に対する全てに感じる
『やるせない気持ち』
【やるせない気持ち】
やるせない気持ちを
言葉にするのは とても難しい
だからやるせない気持ちやねん
やるせない気持ち
あの日からだった
ただただ褒められたくて
周りに褒められたくて
周りの言うことを全て自分の中で、
「周りの言うことは、正しい、正しい」
自分で洗脳した。
周りが言う通りにしてきた。
そしたら周りが、
「偉いね。」
「いい子だね。」
そう、褒めてくれた。
嬉しかった。
時は経った。
なぜだろう。満足できない。
その時やっと気づいた。
これは、本当の私じゃない。
でも、気づいたからと言って後戻りは出来なかった。
自分の事なんて言えない。
周りも、本当の自分を理解している人なんていない。
本当の事を話せなくて、どんどん自分が分からなくなっていく。
逃げ場がない。
あぁ、これが、
「やるせない(遣る瀬無い)気持ちなんだろうなぁ」
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遣る瀬無い(やるせない)とは、どこにも晴らす場所がない感情のことらしいです。今回書いたのは、主人公が、自分の事を晴らす場所がないと言うより、晴らせないに近いと思いますが、やるせないの本当の意味は、どこにも晴らす場所がない感情のことらしいので、ここで、言わせていただきました。勘違いした方は、ごめんなさい。あと、❤︎が160を突破しそうなので、この場を借りて感謝させて頂きます。本当にありがとうございます。これからも、書いていくので、「青春 藍」をよろしくお願いします。