『もしもタイムマシンがあったなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もしもタイムマシンがあったら
小学生に戻りたい。
私は今、剣道部に所属している。
もし、小学生の時に戻れたらその時から検定を受けたい。
そうすれば中学3年生で二段になれたのに…
私の周りはみんな小学生のうちに2級になっているというのになぜ受けさせてくれなかったのか。
それは私が検定の存在を知らなかったというのもある。過去の自分に検定を受けてみないか聞きたい。
もしもタイムマシンがあったなら
140年くらい前のスペインに行ってみたい。
サグラダファミリアの建設が始まった頃。
ガウディにも会って今の写真を見せてあげたい。
歴史上の偉人へ会いに行ったり
未来の自分の姿を見に行ったり
そんなことできるなら
過去や未来の人がこの現在へ来てもおかしくない
どこかの時代でタイミングがあった時から
過去、現在、未来の人々が共存しているのかも
『もしもタイムマシンがあったなら』
前持っていたお金を取り戻して
Diorのリップと
JILLSTUARTのリップ
をかう
『もしもタイムマシンがあったなら』
一番はじめの問いかけは『愛があれば何でもできる?』だった。だから私はあなたと一緒に確かめた。彼と私の再演時間で、どこまで応えていけるか試した。『透明』は見えないから無に近い?でも、いっぱい隠れて息づいてたよ。受け取る人もちゃんといた。…たぶん。取り組むために必要な愛もちゃんとあった。左上の特等席で青く光って息してた。あなたが誰かはわからないけれど、一緒に歩いてくれたのなら、ありがとう。
俺を嫌いになったら恋してやるって、本当にそう。私が彼を好きすぎてそんな必要与えてなかった。それなのに彼の言葉や気持ちは全部軽く扱った。大切にしたいなら大切にして、大切にされたいなら大切にしろ。自分じゃない、俺のことだって。本当に、その通り。私はいつも自分に夢中で彼の気持ちを侮ってきた。彼は私をいつも大切にしてたのに。私は大切の仕方を解ってなかった。
タイムマシンにはもう乗ってきた。そして昨日からやってきたよ。終わったんならまたやり直せばいいだけだって彼は言ってた。だから、そうした。ちゃんと許可は取ってある。
「確かに、愛してる」って、私はもう信じたよ。頭の壊れた奴を見捨てない忘れないって、本来そっちがおかしいんだって。狂人強靭恐ろしい、それでも抱えるあなたは強いの?弱いの?私は倒れたよ?だから恋に酔ってる時間は終わり。だから『恋物語』はこれで終わり。正しく愛に酔う為に、共倒れにさせない為に、全部抱えて進んできたら、今日の方から迎えにきた。だから、私の物語はこれで終わり。琥珀になるまで待つとする。
過去に戻りたい。
小学生の頃に一年に一回しかない大事な行事の当日
インフルエンザにかかって42°の熱が出て
参加できなかった。
しかも私は実行委員長をやっていた。
その行事担当の先生とも気まずくて喋れなかった。
過去に戻って迷惑をかけた先生や友達に謝りたい。
もしもタイムマシンがあったなら
やり直したい過去は山のよう
それらすべてをやり直したら
わたしは今のわたしではなくなるだろう
それでも やり直せるなら
もしもタイムマシンがあったなら、
私はタイムマシンの開発者を殺すでしょう。
あなたとの出会いを、
今までの人生を、
少しも変えられたくない。
それほどまでにあなたを愛しています。
もしもタイムマシンがあったら、過去のあの時に戻りたい
まだ彼が生きていたあの時に…
彼がこの世を自らの意思で居なくなってから5年
いつか忘れられると思っているが未だに彼を忘れられずにいる
一瞬でいいから生きている彼に会いたい…
【もしもタイムマシンがあったなら】
もしもタイムマシンがあったなら
私はどこまで行くのだろう
未来?過去?
多分未来には行かないと思う
自分の未来を見てしまったらきっと
今の行いが変わってしまって
未来も変わってしまう気がする
それなら過去に戻ったらどうするのだろう
小さい頃の自分を見てみたい
それと助言をしてあげたい
「休める時に休んどけ」って
そんなことを言っても
当時の自分は変わらないんだろうけど
どちらにせよ今はタイムマシンは必要ないかな
あんまり使わないかも
そんなことより"今"を何とかしなきゃだから
結局戻ってくるのは"今"で
自分が生きている"今"が1番重要だと思う
幸せを感じていたあの頃に戻れたらな
そしたらあの頃の自分に教えたい
今は幸せなんだよ
長くは続かないから
1日1日を大事に過ごしてね
って‥
時代を遡れるなら
と言いたいところだが遡った所で
今とあまり変わりはない
今と変わらないという事は平凡そのものとも言える
下手をすれば今より状況が悪いかもしれない
という事で個人的にはあまり遡りたくないというのが
本音である
そもそも遡った所でいい事なんてあるんだろうか
遡れるなら生まれる前とか言い出したら
きりが無さそうではある
「遡り」
もしもタイムマシンがあったなら。
ザク、ザクという音を聞きながら、ぼんやり考える。
もしも、タイムマシンがあったなら。
積み上げらていく砂の山と、ワイワイとはしゃぐ同級生達。
もしも、もしもタイムマシンがあったなら。
過去に戻れるとしたら。未来に行けるとしたら。
「出てきたぞ!」
当時は聞くことのなかった低音が耳に飛び込む。
ハッと顔をあげれば、いつぞやに埋めた鉄の塊。
もしもタイムマシンがあったなら。
きっと、私はなにもしない。
タイムパラドックス。身の危険。未知への不安。
空想的な物事に対して、そんな現実的なことを考えて尻込みする。
非現実よりも今の安定を優先する。
私はつまらない、そして立派な大人になっていた。
【もしもタイムマシンがあったら】
もしもタイムマシンがあったら。
そんなよくある質問に僕は必ず「過去に行く」と答える。
僕には死んでも変えたい過去があるから。
大人になった僕は科学者になった。
素性を調べ上げ、信頼できると思った科学者数人と秘密裏にある研究をしていた。
時空を越える研究…つまりタイムマシンの開発。
「時空を越える」という行為は禁忌であり、タイムマシンの開発なんてものは論外。
禁忌の研究をしている僕らは犯罪者なのだ。
禁忌を犯してでも僕らには「変えたい過去」がある。
色々とあるが、僕は「幼馴染みを殺した犯人を殺す」ことを目的に何年もこの研究をしている。
犯人については既に特定していて、現在は別の事件を起こして塀の中にいるらしい。
だから此方から簡単に手を出せない。
塀の中にさえ居なけりゃ、すぐにでも殺しに行ってたのに。
そんなこんなで研究開始から約二十年。
僕らの目の前にはピカピカな数台のタイムマシン。
試作と改善を繰り返してなんとか完成できた代物だ。
行きは問題ないが、向こうの状況がわからないからちゃんと帰れる保証はない。
だけどそんなの関係ない。
今更僕らの想いは揺るがない。
禁忌を犯してでも変えたい過去。
手を伸ばせば変えられる所まできてるんだ。
仲間たちはそれぞれの「変えたい過去」へと旅立った。
1人残された僕は長い間世話になった研究室をぐるりと見渡した。
ツンとした匂いの薬品と仲間たちが好んでいたコーヒーの混ざった独特な匂い、事故った時のボヤの跡、タイムマシンを作る過程で生まれたガラクタの数々…。
ここにあるものは僕の宝物であり、僕の全てだ。
覚悟を決め、白衣を脱ぎ捨てるとタイムマシンに乗り込んだ。
そして、「あの惨劇の日」の前日にダイヤルを合わせる。
「今会いに行ってやるよ、クソ野郎」
『もしもタイムマシーンがあったら』
もしもタイムマシーンがあったら、私は過去に戻るだろう。
自分の人生のターニングポイントで、今とは違う選択を選ぶだろう。
でも、違う選択をした世界にも、タイムマシーンがあったら、同様にで今の世界になる選択肢を選ぶ可能性もあるかもしれない。
そう思うと、案外、今はベストではないがベターなのかもしれない。
もしもタイムマシンがあったなら、もしも、タイムマシンが実在したならば。
私は、一体貴女にどんな言葉をかけるのだろう。
薄明かりに照らされて橙色に染まった瞼をゆっくりと開き、真っ白な天井を仰ぎ見る。閉め切っている窓を貫通してくる蝉の鳴き声が、夏の朝の気怠さを加速させる。そっと、眦に溜まっていた涙を掬う。消えかけている夢の残骸と、涙の源となる毒のような悲しみが綯交ぜになった頭をクリアにしようと、軽く深呼吸をする。冷え切っていない部屋の曖昧な空気が肺を満たすのを感じる。体に弾みをつけて起き上がり、腕を伸ばして大きく伸びをする。パキパキ、という小気味いい音と共に、背筋がピンと伸びる。枕元に置いてあったスマホを手にとって、時刻を確認する。午前5時52分。少し早起きしすぎた。スマホを片手に持ったままもう一度寝転がる。右手に握られたスマホの待ち受け画面に写っているある少女と目が合う。私は、その少女、僅か四ヶ月前に去った幼なじみ、の写真を改めて眺める。初詣の時に引いたおみくじを持って、雪景色の中、私と彼女が笑顔で写っている。確か、彼女のおみくじは大吉だったはずだ。おみくじを引いた時の彼女の無邪気な笑みが、その鈴の音のような笑い声と共に脳裏に浮かぶ。私は、切なさをエッセンスに加えた愛しさに駆られて、思わず写真の中の彼女の頬を、タッチパネル越しに撫でる。彼女が生きていた、その確たる証拠に縋る。
あの日、私たちは二人きりで花見に行く予定だった。朝から食べ物の段取りをしていた私へ、家の外から場所取り行ってくる!と元気いっぱいに呼びかける貴女の声が、私が聞けた最後の声だった。午前10時半頃、間延びした街の中でスマホを眺めながら信号を待っていた彼女は、夜勤明けで意識が朦朧としている若手の会社員のミニバンに跳ね飛ばされ、首の骨を折って泡を吹いてその命を儚く散らした。私が彼女に追いつこうと家に出た時には、彼女はもう病院でその煌びやかな瞳孔に光を当てられていた。公園で彼女を待っている時に見たあの桜の、残酷的なまでの美しさを、未だに覚えている。きっとあの桜の下には、彼女の死体が埋められているんだろう、今となってはそう思う。彼女の死は、全国ニュースで15秒取り上げられるほどのごく些細なことで、彼女が死んでも、世界は当たり前のようにその運用を停止しなくて、そんな中、私だけが、狂わされて世界から取り残されている。その苦しさも、彼女の死に対して自分本位な苦しさを抱えているという事実も、全てが嫌だった。あの日、貴女が家の前を通り過ぎる前に、私が家の玄関を出て、貴女に何か声をかけていれば、貴女は今も、その豊かな表情を、時折感じさせてくる思慮深さを、いつも元気なくせに夜中になったら急にさびしがりやになる所を、私に見せていてくれただろうか。
そんな事を考えながら、また、目をつぶる。
もしもタイムマシンがあったなら
ちょっと前までは
あの時に選択を間違った自分を恨み
過去に戻れるならあの時あの瞬間を変えたい!!!
って何度も泣きながら願ったことがあった。
漫画のように異世界転生やパラレルワールドへ行き
目が覚めたら新しい人生を歩めないかな...
って静かに目を瞑ることも多かった。
月日も流れ少し落ち着いたら
苦しくても色々と新しい出会いや色んな刺激があり
平穏な生活に自然と感謝ができるような余裕が生まれた。
以前と比べれば180°違う生活にはなったけれど
意外とそれが気が楽で気付くと全く過去を振り返らなくなった。
でも過去を振り返らなくなったんじゃない
過去が煩わしいと思うようになってしまった。
よく笑ってる姿の学生時の写真も
真っ黒に日焼けした写真も
色んな時代のプリクラも
色々な記念品も
様々な思い出も
人も
全て煩わしく感じてしまう。
もしかしたら今の生活は
現実逃避に近いのかもしれない。
だからあの時
楽しかったり辛かったりした過去を振り返らず
現実逃避でも全力で生きて楽しんでる今が、今のままでいい
タイムマシンで仮に過去を変えられるとしても
もしかしたらまた同じ選択をするかもしれない
過去を悔やむんじゃなく
現実とどう向き合って楽しく過ごせるか
それが大事な気がする。
幸福を認める痛みの音をして水へと近付いていくソーダ水
もしもタイムマシンがあったなら
本来見ることのできない未来に行くのか
はたまた懐かしい過去に行くのか
若しくはまだ生まれてもない過去に行くのか
どんなに技術が進歩しても夢の乗り物のまま
もしかしたら知らないだけで出来上がりつつあるのか
パラレルワールドに行ったりして
などと空想は止まらない
でも一番はちょっとだけ過去に戻って
亡くなった友達たちに会いたい
話したいことがいっぱいあるんだ
「俺たち、もう別れよう。」
まだ裸のままの私に、彼は服をかけなかった。
"どうして?"そう聞くまでもなかった。
もう彼は私を抱こうとしなかったから。
ベッドが軋む。
「ホテル代は俺が払う。シャワーを浴びたらもう帰れ」
「…ええ」
そう言いつつ、私は自分の下着に手をかけた
「?シャワーは浴びないのか?」
「シャワーを浴びるより先に、貴方と離れたいの」
「…」
彼は沈黙した。
私は、服を着ると早々にホテルの玄関から出た。
彼が私を引き止めることは無かった。
1年後__
「お誕生日おめでとう。」
そう祝ってくれたのは、私の彼氏だった。
あれから1年。私はまた新しい彼氏ができた。
「ありがとう。でも、こんなレストランのビュッフェ高かったんじゃないの?」
「はは笑麗華さんは本当に大人だね。金額なんか気にしなくていいんだ。今日は麗華さんの誕生日だからね」
「あら、そう?じゃあお言葉に甘えて、今日は沢山食べちゃおうかしら」
私は生まれつきモテた。
肌も白く長身で、髪は黒髪ストレートだった。
韓国アイドルのスカウトも何度か受けたこともあるけれど全て断った。
当時の私には、アイドルなんかよりもっと大切なものがあった。
それは、1年前に付き合っていた彼氏だった。
私は、追うより追われるタイプだったし、昔から高嶺の花だと周りには言われていてあまり友人が居なかった。
それもあってか私の周りにはいつも男がいた。
必要ともしていないプレゼントや、高級フレンチ、沢山のアクセサリーや車。
これら全てを私はいつも周りの男に貰ってきた。
けど、1年前に付き合っていた彼はそうじゃなかった。
私がいくらデートに誘っても月に1度しかデートはしてくれないし、毎回フレンチじゃなくてラブホテルに連れていかれるだけだった。
彼は、私の体を気に入っていた。
私を抱いた後、毎回彼は私に言った。
「麗華は本当に美人だ。俺は麗華とベッドにいる時間が一番好きだよ。」
彼のこの台詞は、私の心に傷をつけた。
彼が好きなのは私ではなく私の体。
そう分かっているのに、彼の魅力にどうしても惹かれてしまう。
そしてあの日。別れを告げられた日。
どうせいつかはああなると思っていた。
いつものホテル、いつもの時間に私は彼に振られた。
初めて振られた感覚は、私を追うようにまだ残っている。
あの日から私は彼の顔を一度もみていない。
彼の声も、彼からの甘い言葉も、彼の匂いも。
私が最後に見たのは、彼の冷たい私への目線だけ。
もう一度、もう一度だけでも彼に会えたら…!
彼からまたベッドの上で「好きだ」と言ってもらえるかもしれない、
あと一度だけでいいから…!
1回でいいから…
『麗華さん。』
「あの!麗華さん?」
「っ…ああ、ごめんなさいね。少し考え事を…」
「いえ、大丈夫です。
麗華さんでもそんなに深く悩むことがあるんですね」
「あら、どういう意味かしら。」
「あいや、その!悪い意味では…」
「…ふふ、分かっているわ。
少し過去のことを思い出してしまってね。」
「なるほど…?」
「……もう今日は帰りましょうか」
「えっ!?いや、でもまだ…!」
「いいの。もう十分よ。ありがとう」
「いや、麗華さん、まって…」
「お金は私が支払っておくわ。楽しかったわ。」
「まって!麗華さん…!」
帰路___
「だめね、私。」
彼のことが頭から離れない。
もし、この世にタイムマシンなんてものが存在するなら、もう一度彼の声を聞きたい。
彼に、逢いたい。
〈……麗華?〉
「…え、、?」
もしかしたら、タイムマシンがなくても運命の人には出逢えるのかもしれない。