『また会いましょう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
その時がきたら
また会いましょう
そう約束して
この世界に降りたった
あれから
どれぐらいの月日が
流れたのだろう
約束通り
ちょこちょこ
集まり始めている
あの日、
また会いましょうと
約束した仲間達が
#また会いましょう
さようなら。
1週間、有給をとった。
久しぶりに会った友人と遊ぼうという話になった。
2人で温泉に行って、近くのアミューズメント施設で遊んで、高校時代に戻ったみたいに沢山お喋りをした。
また遊ぼうね。
さようなら。
そう言って私は友人と別れた。
次はいつ会えるかな。
『先輩!』
ベンチに座っている先輩は黒色の綺麗な髪を靡かせながら
私の方に振り返り返った。
春風先輩には本当にお世話になった。
春風先輩は、本当に優しく、頼れる存在で、安心感があって、どこか掴み所がない。
春風先輩と出会ったのは今と同じ、桜が舞う中庭だった。あの時の目は死んだ魚よりも死んでたと思う。
シングルマザーなのに、良い高校にいれて貰って、
お母さんには、本当に感謝してる。
だから将来的には楽をされてあげたい。
だけど、その時高校入りたての私は馴染めずにいた。中学生の頃からこうだ。私は不登校だった。特に理由も無いのに学校に行けず、それが故に自分を責め、命を絶とうとした。
だが、通行人が命を懸けて助けてくれた。
どうやら病弱だったらしい。
悲しみよりも、罪悪感よりも、ショックが大きかった。礼儀として参加させられた、その人の葬儀では、ゴミを投げられ、胸ぐら掴まれ。
でも当たり前だと思った。私が殺したも同然だし、
それに、その時にはもう私は何も感じ無くなってたから。
私はこの時、選択せねばならなかった。
この人を殺した罪の償いとして、もう一度彼処に絶とうか。それとも、この人が死んで守った命を守り抜こうか。
……前者だな。
そう思っていた。罪を償いたかった。いや実際はもう生きたくなかった。
だが、それすら否定する物も出てきて。
死にたい。苦しい。嫌だ。忌まわしい。変えたい。悔しい。何で?
そんな思いを覆される事無く、生きさせられて、
正に生き地獄だった。縁のあった通行人もシングルマザーのお母さんも、私には一生鍛錬しても解けない魔法を気軽に掛けたのだ。
高校に行っても、私から話し掛ける事が出来なくて、話し掛けてくれた子とも上手く会話できなかった。
まだ桜がギリギリ散りきってなく、桜の花弁がお母さんの作った弁当に入ってきていた。
ベンチに一人で座って
これからのことを考えて居ると涙が溜まってきて、抑えようとしても抑えられない。
ここで泣いたら更に浮いてしまう。
そう思ってそれを避けるべく、立ち上がると
すぐ前に、優しく微笑む春風先輩が立っていた。
綺麗な黒色の髪を靡かせて、その風にのった花弁が春風先輩を女神のように仕立てたたていた。
こうやって春風先輩との出会いを事細かく思い出していると
わんわんと泣きたくなってきた。
だけど、涙は堪え、流さない。
そう昨日に決めた。
だから笑顔で、
『春風先輩、ご卒業おめでとう御座います。』
そう、言った。
これでもう、春風先輩とは会えない。
そんなこと考えると涙が出てしまうから、考えないようにした。
すると、春風先輩は
『泣いて良いんだよ』
と優しく目を細め、安心する笑み、あの時と同じ笑顔で、あの時と同じ言葉を言った。
私は、大粒の涙を流しながら、
『先輩も、泣いて良いんですよ』
と言った。
先輩は目を一瞬見開いて、すぐに私を抱きしめて静かに涙を流した。
『ありがとう』
違う。それは私が一番言いたいこと。
私は知っていた。
春風先輩は、この先短いこと。
だけど、今回は選択肢は1つしかない。
それはとても辛い事だけど。
春風先輩に死んで欲しくないけど、言いたいこと、いっぱいあるけど、直ぐにでも入院して長く生きて欲しいけど、いろんな事がごちゃ混ぜになって涙がとまらないけど、決心して進まないと行けないんだ。私は涙をぐっと堪えて、一定テンポ遅れて返事をした。
『私の、台詞です。』
来世でもまた、いつか会いましょうね
『お題/また会いましょう』
「また笑おう」
かつて仲間だったあの日の親友よ。
「またお話しましょう」
聡明で温厚な、尊敬するあの日のパートナーよ。
「また共にいよう」
かつて裏切った、騙し続けたあの日の同僚よ。
もしも私達を許してくれるのならば、その時は
「また会いましょう」
11/13「また会いましょう」
その時わたくしが出会ったのは、少年でした。
馬車が止まったと思いましたら、道で行き倒れていたのです。
すぐに馬車を降り、手を差し伸べようと近づきました。すると少年は、起き上がりざまナイフを突き出してきたのです。
私は軽くそれを払いのけまして、彼の首を掴んで地面に押し倒しました。誰の差し金ですか、と尋ねますと、少年は歯を食いしばりまして、体を跳ね上げ私の手を振りほどきますと、無言で走り去って行きました。
「よろしいのですか?」と爺が尋ねてまいりました。いつもの事ですから呆れているのでしょう。
よいのです、と答え、ドレスの裾を軽く払って、少年の去って行った方角を見、わたくしは目を細めます。
また会いましょう。
(所要時間:7分)
11/12「スリル」
生まれた時から貧民街だった。路地裏の少年ギャングとか呼ばれるものに仲間入りしたのは6歳ぐらいの時。年上の指図でスリや盗みを働いてきた。
毎日は荒んでいて、それでも楽しかった。アタシは捕まらない。捕まったって逃げ出せる。仲間のピンチも上手く切り抜ける。日々のパンだけでなく、最高のスリルにありつけえる。
アタシは嘆かない。誰のせいとかじゃなく、今をどう切り抜けるかをとにかく楽しむ。アタシは強い。
ここで生き残るのは、そういう人間だからね!
(所要時間:8分)
11/11「飛べない翼」
背中の翼を広げて水中を行く。飛ぶためではない、泳ぎに特化したヒレのような翼だ。
アリメイドと呼ばれる私たちは、翼持つ人魚とも言われる。人魚よりもなお珍しい、古い古い昔に作られた存在。
翼をなびかせて自在に海を泳ぐ私たちは、時々海上から客人を迎える。遭難した人間の男だ。生殖から生まれる子どもの半分はアリメイド、残りは人間として溺れ死ぬ。
なぜ私たちのような生き物が生み出されたのかは記録にない。観賞用と解釈されている。
空を飛べない翼、だが泳ぐことはできる。水を自由に飛べる。私たちは世界に存在を許されている。
―――人間と違って。
(所要時間:11分)
11/10「ススキ」
「昔はきっとススキがいっぱい生えてたんだねぇ」
豊平川の河川敷で寝転ぶ俺の隣で、リョウはのんびりと言った。
「何でススキ?」
「薄野、って言うじゃん」
「うすの?」
「いや待って何その漢字メタ読み間違い」
すすきの。今となっては有名すぎる札幌の歓楽街だ。
「きっと河原に一面ススキが生えててさ、そこで遊んでた子どもがいっぱいいたんだよ。楽しそうだなー」
「まあ…前見えなくて川に落ちたりしてそうだけどな」
やんちゃに走り回る子どもたちが目に浮かぶ。
「都会になっちゃったなぁ…」
「老人かよ」
中学生のセリフじゃない。ビルの群れを振り返ったリョウに思わずツッコんだ。
けれど、見たこともない景色を懐かしむ気持ちは、わからなくもなかった。
(所要時間:9分)
その日がいつ来るのかも
その日がやってくるのかも
知らない
もしかしたら
もう会えないかもしれない
もしかしたら
幻だったかもしれない
でもそんな幻や
会った時のときめきを
もう一度味わいたいから
次に会えるお祈りも込めて。
–また会いましょう–
「昔ね、こんな私を好きになってくれた人がいたの。でも、まだ恋とか付き合うとかわかんなくて
その人のところから逃げちゃったんだよね。
今考えると、私もその人のことが好きだった。自分の気持ちに嘘ついて知らないふりして...
散々、身勝手でわがままなことをしたって思うんだ。
ふっとしたときに今でも思い出すの。
今どうしてるんだろ?
元気にしてるのかな?って。
もしあのとき逃げてなければ...って。
もしもう一度会えるなら謝りたいな。」
また会いましょう
"また会いましょう"
『また会いましょう』なんて言われてもテキトーにあしらう事しかできない。正確には、それ以外の言葉が思いつかない。
そういうのは社交辞令なのは分かってる。正直言って、そういうの本当だるい。あと、たとえ社交辞令でも《俺なんかともう一度会いたいとか、物好きなヤツ》って呆れる。
けど自分の周りの世界って案外狭い。会いたいかどうか正直どうでもいいと思っててもまた会うし、会いたくないと思っててもやっぱりまた会う。
まぁ、聞きたい事がある時とか一時的なのは向こうから来る事はあるけれど。
本当にもう一度会いたい人には会えないのに。
また会いましょう
新人刑事 佐藤令子(さとう.れいこ)は、
憤っていた。
「あ~あ もうっ!またやられた!!」
ヒールの高い靴で、地団駄を踏む
その原因は、今世間を賑わせている
大泥棒 怪盗Mの存在だった。
今時怪盗なんて、そんな 非現実的な者
誰が信じるかと思ったが...
世間は、面白い物に目が無いと
改めて痛感させられた。
そして、そんなふざけた 怪盗を
警察は、未だに 捕まえられないでいる
のだ。
そして、その 怪盗が逃げた跡には、
必ず 「又会いましょう」という
メッセージカードが残されていた。
「絶対 こっちを おちょくってるとしか
思えない ムカつく~」
「先輩 愚痴は、その辺にして
そろそろ自分の部署に 戻ったらどうですか?」
令子の怒りを鎮める様に 科学捜査課の
水無月(みなづき)は、諫める。
「うっさい あんたは、 現場に出てないから 私の気持ちが分からないのよ!」
そう言って 令子は、怒りを 携えながら
科学室を出て行った。
扉が、閉じる音を 聞きながら、
水無月は、ため息を 吐いた。
「はぁ~ 先輩だけだよな~あんなに
いきり立って捜査してんの~」
やれやれと、肩を竦めながら、もう一度
ため息を 吐くと 水無月は
口角を上げた。
「ま、だから 面白いんだけど!」
彼の名前は、水無月 真名人(まなと)
科学捜査課の捜査員である。
ごくごく普通の彼ではあるが・・・
彼のもう一つの仕事を知る者は、
この警察署内には、一人も居ない。
また、会いましょう
馴染みのあなたに久しぶりに
会って安心したの…
あなたがいてくれて
ありがとう…
また、会いましょう
また会いましょう
作者 新田 るな
私には、幼馴染のあおくんがいた。でも、あの日以来からもうあおくんに会えなかった。
「ねぇねぇ!あおくん!はやく君のお母さんみせてよ!」
「はぁ?嫌に決まってんだろ!お母さんの話すんな!」
確か、あおくんは自分の家庭についてはよく教えてくれなかった。特に、お母さんのことについては吐き気がするような顔をしながら、怒りながら暴言を吐いてきた。私は、いろいろあったんだろうなと、ただただ何も気にしないで笑っていた。でも、やっぱりあおくんの家庭にはとても気になっていた。私はその次の日、またあおくんに言ってしまった
「あ、あおくん!お母さんってどうい…」
「うるせぇ!もうやめろ!話してくんなぁ(泣)」
私はびっくりした。はじめてあおくんが泣いているからだ。しかも、なんで今泣くの?私がなんかした?そんなに言いたくないの?はてなで私はいっぱいだった。私は、意味が不明だったけど一応あやまった。
「あおくん、ごめん、、、なさい。」
「いや、お前はあやまんなくていいよ。俺が、強く言いすぎてしまった。泣いたのも俺の勝手だ。大丈夫だ。」
ほら、私…悪くないじゃん。全部あおくんのせいじゃん。私は、なんにもまちがったことしていない。
「でもな、お前もしつこくいうなよ。うぜぇぞ。」
私は、なんだか自分の脳からピキッと怒りの線が切れる音がした実は、私が一番イラつく言葉はうざいだからだ。私、なんも悪くないのになんで、あおくんは私にむかってそんなひどいことが言えるの?私は、言い返してやった
「はぁ?なにあおくん!私ねなんも悪くないのにあやまってやったんだよ!それなのになに!なにもしてない人に文句言うわけ駄目な男だね!あおくんなんてもう死んじゃえよ!」
あれ?私、言いすぎちゃったかな?いや、あおくんにはこれぐらいがいい、別に喧嘩なんて幼馴染にもよくあることだもんね私は、あおくんの返信言葉を待っていた…でも、あおくんは失望した顔でトコトコトコと早走りで一人で帰ってった。私は…
普通。だって、あおくんがわるいんだもん。
次の日、あおくんは学校に来なかった。熱なのかな?私は、心配してあおくんに禁じられていたあおくんの家に向かった。あおくんに怒られてもいい。何されたっていい。今は、あおくんが心配なのだから。あおくんの家に勝手に入った瞬間目に止まったのはあおくんの死体だった。その横にはあおくんのお姉さん、お父さん、弟さんそして、お母さんだったのだ。一番お母さんの死体がとても汚れていた。たぶん、何年も放置されていたのだろう。私は、頭が混乱して何をしたらいいのかわからなくて、ただあおくんが心配で会いたくて…私は、泣き笑いをした。あおくんごめんね。私は、あおくんの死体に
「来世でまた会いましょう」
私は、首を吊った。
あなたは、どっちが悪いと思いますか?
『また会いましょう』から連想する言葉たち
離れる掌と近づく心
ほんの少し離れるだけ
赤い糸を何度でも結び直す
次はその指にリングを
貴方の名前を刻む
優しく小指を絡める
その愛は時を越えて
八百年越しの再会
瞳の奥に貴方を見つける
例え貴方が覚えていなくとも
#また会いましょう
好きな人がいた。
振られてしまったのだけど、ずっと好きで。
30年以上経ってもやっぱり好きだったので、やっとあれは本当に恋だったんだと安心出来たので。
いつかまた会いましょう。
自信を持って今度こそ“好きです”って言うから。
‘また’会おうとかはすぐ会えそうだけど
‘いつかまた’会おうって先が見えない
〚また会いましょう〛
突然の雨
ベランダに干していた洗濯物を慌てて回収する
しかたなく六畳一間の散らかった部屋にぎゅうぎゅうに干しなおす
すると、真っ白なはずのTシャツに黒い点が見えた
目を凝らすと、
鋭利な触覚、光沢のない黒褐色の体色、そして異様に長い触脚
全人類が不快感を感じるであろう、
Gがそこにいた
私はわけのわからない言葉を叫びながら、Tシャツを思いっきり遠くへ投げた
Tシャツはきれいな放物線を描き、皮肉にも私のベットに着地した
最悪だ
Gのいるベットで寝ることなど到底できない
私は恐怖やら怒りやらの感情に任せて、Tシャツをバッと広げた
しかしそこにGはいなかった
六畳一間の角部屋、
1人ベットの前に立ち尽くし、罪人のようなヒステリックな笑みを浮かべ呟いた
「また会いましょう」
また会いましょう
いつでも戻れるとは限らない
この場所に
「また、会えたら会いましょう。」彼は髪を靡かせ、微笑む。
「ええ、会えたら__」本当はさよならなど、謂いたくは無い。
微笑まなければ、彼は後悔の念に押し潰される。
「また、会いましょう。必ず」
そう、決意の眼差しで良い放ったのは数十年も前だ。
◉◦◉◦_____
『幾年も忘れらなどいられぬ恋』
@また会いましょう
この度はご来店いただきありがとうございます。
長旅でお疲れだと思いますので、
今晩はごゆっくりお過ごし下さい。
おはようございます。
昨夜はよく眠れましたか。
そうですか、それはよかったです。
では、これからの生活について決めていきましょう。
あ、お客様は今回が初めての利用でしたか。
では説明させて頂きます。
死後の世界…とまでは言いませんが、
ここは長旅を終えた人々が集まるホテルでございます。
宿泊できる日数は3日ほど。
その間に、
お客様にはこれからの生活について考えて頂きます。
これからの生活というのは、
お客様の魂を彼方の世界から此方の世界に移し、
此方の世界で生活して頂くか。
彼処に見えます質素な扉を潜り、
彼方の世界で再び新たな人生を過ごすのか。
というものでございます。
大変大きな選択ですので、滞在期間が3日間あります。
その3日間の間に、
どちらの生活を望むのか決めて頂きます。
そんなに焦らなくても大丈夫です。
時間はたっぷりとございます。
よく考えて決めて頂くのが私たちの勤めでございます。
では、ごゆっくりとお過ごしください。
おはようございます。
今日が最終日でございます。
どちらの生活にするかお決めになりましたか。
そうですか、承知いたしました。
では彼処の質素な扉へ向かいましょう。
実は、
ここに来たお客様方は皆さん此方の生活を選ばれます。
”質素な扉“というのは、この扉の名前です。
あ、名前に特に意味はございません。
では、この“質素な扉”の先へお進みください。
お客様の旅に、幸せが訪れることを願っております。
それでは行ってらっしゃいませ。
またお会いしましょう。
また会いましょう
また、会いましょう。
そういって疎遠になった人がいる。
いや、私が会いたくないのかもしれない。
様式美としての再会の約束は儚い。
同窓会も中止になった。もう機会はない。
また、来世で会いましょう。
今の心情としてはそれが近い。
私とは縁のない世界で幸せになってください。
ごめんね。
また会おう。その台詞は何度目か。
君はついこないだもまた会おうと言って私と別れた。また会おうなんて来週もすればどうせ会えるのに。深い意味として捉えてなかった。
約束した来週。君は現れなかった。何分何時間何日待っても君は現れなかった。知り合いに聞いたところ私と別れた次の日に母の転勤で知らないどっかに行っちゃったらしい。
また会おうなんて上辺だけの台詞に深い意味はあったんだね。そう呟き1粒の涙を流した。