『また会いましょう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
また会いましょう
好きな人に、また会いましょう
そう言って貰えたら嬉しいですよね。
好きでも嫌いでもない人が言ってくれたなら、それでもにっこりします。
人生の後半戦を生きる自分には、
また、が無いことだってある‥
そんな風に考えてしまいます。
今日会うのが、最後になる事だってあるんだ、と思って暮らしています。
何気ない毎日が大切だつてことかな。
『また会いましょう』…って、絶対にその『また』、ないでしょう!?
また会いましょう
そんな気持ちを込めて
またねと伝える
また会える人もいれば
もう会えない人もいる
でも思い出して
またねと伝えると
いつかまた会える気がする
また会いましょう
「また会いましょう」
微笑みながらそう言ったそいつは踵を返す。
待て、と手を伸ばして止めようとしても空を切るだけ。ベッドから起き上がろうとしても満身創痍でボロボロなこの体じゃ何もできなかった。
ダメだ、行かないでくれ。あんたはここにいる誰よりもどんくさくて、弱っちいから。誰よりも優しくてあたたかい心を持っているから。頼むから行かないでくれ、俺を置いて。
こんな体じゃあんたを守ることもできない。お願いだから、戻ってきてくれ。
怖いから、なんて軍人らしくない理由だって、今なら怒らないし、からかったりしないから。だから、戻ってきてくれ。
でも俺はあいつのことを誰よりも知っている。
いざというときに頼りになるところも、仲間のためなら無茶してだって戦うところも、いつだって戦場で死ぬ覚悟のできている軍人だということも。よく知っている。
だから、生きて帰ってきてくれ。こんなのを最後にしないでくれ。まだまだあんたとしたいことがいっぱいあるんだ。
行きたがっていたカフェにだって付き合うし、偉そうにうんちくを語るのだって邪魔しない。もっと知らないことをいっぱい教えてくれよ。
まだ伝えられていないことがたくさんあるのに。死ぬな、死ぬなよ。生きて帰ってこい。
これは上官からの命令だ。必ず生きて、帰ってこい。
「会いに来たぜ」
そう言った男は手に持っていた花束をそっと置く。
「ほんと、相変わらずどんくさいなぁ。弱いし、俺がおらんと何もできんのに。……いっつもおれの言うことをなんだって、きくのに。めいれい、いはんや、ぞ」
だんだんと瞳にたまる涙をこらえるように、震える声でそう言った。
石に掘られた名前を愛しそうに撫でて、空を見上げる。
「つぎ会ったら覚悟しとけよ。絶対離したらんからな」
もし次の生があるのなら、もう一度あんたに会いたい。今度こそちゃんと愛を伝えて、何度だってこの想いをぶつけよう。
だから、次があることを願って、また会いましょう。
プロフィールに「年上が好み」と書いてしまったせいか、わたしのマッチングアプリは何の通知もしてこない。なので、すっかりそのことを忘れて日々を過ごしていたのだけど、たった今、初めて通知がきた。
僕、年上ですが、お会いできますか?
わたしは「こちらで? それともあちらで?」と返事をする。
恥ずかしながら、こうして返事をするのが精一杯で、そちらに行く体力がありませんで。
わたしはそろそろかしらとぼんやり思う。年も年だし。亡くなった夫が心配して、こうしてわざわざアプリに返事をくれるのは、彼なりの優しさなのだろう。それでも、
「もう少し、こちらにいます。また会いましょう」
と返した。
90歳のわたしはまだ、年上の人をあきらめていない。
また会いましょう
またね
元気でいてね
って別れたのに
そのまんま、会わなくなっちゃった
元気かな
また会いましょう
この年になると、学生時代の友達とはなかなか会えない。
仕事、家族の転勤、Uターン、移住…それぞれの事情で日本全国さらには海外にまで散っている。
寂しいけど、
出張や旅行でどこかを訪ねたとき
ふと「あ、この街のどこかで〇〇が働いてるはずだな」と気づくことがある。
それだけでその土地にちょっと親近感がわいたりして、我ながら単純です。
みんな元気にしてるといいな。
年賀状の「今年こそは会おうね」ってやりとりもだいぶ溜まってきたけど、適当に書いているわけじゃない。
昔のことを思い出したり、あなたたちと会うことを想像しているその一瞬、けっこう幸せだよ私。
#また会いましょう
いつかまた会いましょう…
出逢いは前世からの約束…
縁ある者達は
生まれ落ちた場所が違っても
必ずめぐり逢う…
懐かしい記憶の断片をたよりに
幾千もの星の中からきっと探し出す…
デジャヴ!
それは出逢いの始まり…
天翔り
時空を超えて
約束人は必ず現れる…
懐かしい記憶
懐かしい匂い
懐かしい微笑みを連れてやってくる…
では
その時また会いましょう…
🌈黒猫のつぶやき🌈
大好きな人達とはまた逢いたい…
いつかまたきっと…
2020年2月10日
私が推しさんの主演舞台を初めて観劇した日。
幕が上がり、舞台が始まった。
推しさんの第一声を聞いた時、私は推しさんと同じ空間に居るのだと実感した。
初めて推しさんのお芝居を生で観た。
ドラマや映画では味わえない感覚に襲われた。
台詞を一つも聞き逃さないように、推しさんの仕草や表情を目に焼き付けた。
去年も今年も推しさんは舞台に立った。
でも、私は劇場には行けず、配信を観た。
観れたことはとても嬉しかったけど、やはり物足りない。
いつかまた推しさんのお芝居を生で観たい。
あの日の感覚をもう一度味わいたい。
また会いたいな。
約束なんて大嫌いだ。
「ずっと一緒にいてほしい」
「なら、約束しましょ?」
何が約束だ。互いを縛り付けるだけ縛り付けて、その実はなんの強制力もない幻覚。
わかっている。彼女のせいではない。彼女だって死にたくなかった筈だ。殺されさえしなければ、約束通り、俺の側にいてくれた筈なのだ。
……本当に?
「最近、嫌な夢を見る。君がいなくなってしまう、一番の悪夢だ」
「なら、あなたがその悪夢を見るたび、本物の私がかっこよく現れて、それをどーんとふっとばしてあげるね」
頼む。変わらぬ笑顔を向けないでくれ。もう、今の俺にとっては、君自体が悪夢になってしまった。
だから……。
「だから、また次の悪夢でも会おうね。ずっと一緒の、約束」
もう……俺を縛り付けるだけの約束を増やさないでくれ。
また会いましょう
【また会いましょう】
笑う声が聞こえる。その声は、私の弟の声だ。
弟は、何年かに1度私達家族に会いに来る。
仕事が忙しくて、毎年は来れないらしい。
弟の笑い声を聞くと、「あぁ、戻って来たんだな。」そう思う。死んだ私に会いに来てくれる弟。優しい弟。
弟は、「姉ちゃん、また会いに来るからね。」そんな言葉を残して弟は去っていった。私は、「また会いましょう。」そんな言葉をかけた。弟には、聞こえないはずの声を。弟は、何かを感じたのかこちらを見て、涙を流しながら、微笑んだ。「____、______。」
(この話はフィクションです。ちゃんと、お題にそって書けたのか分かりませんが…笑)
人生とは不思議なもので、卒業以来全く連絡を取っていない同級生と、ふとした再会からまたどっぷり付き合うようになったり、新たな人間関係の中で、共通の知人に昔の知り合いがいたりすることがよくある。
それは社会人になっても同じで、20年めの異動で進入社員時代の上司が新たな部署に専任部長として勤めており、再び机を並べて一緒に働くという話はよくある。
だから卒業や転勤が今生の別れになるなんて、SNSがあるこの時代に考えることはないし「さよなら」の代わりに「また会いましょう」が現在のスタンダードだと思ってみたり。
ふとした時に母校の校歌を思い出しながら、そんなことを考えた。約115年前に作られたその歌には、こんな言葉が添えられている。
「集まり参じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光」
祖母に会いたい。会って一緒にアコギを弾きたい。
物心ついた頃にはもう病に侵されていた私の祖母は、ごく稀にアコースティックギターを弾くことがあったらしい。私の父ですら滅多に聞けなかったくらい稀な出来事だ、私が知らなかったのも納得である。知ったのは、ギター教室に通い始めて3年近く経った頃だった。
言われてみれば、誰も弾けない従姉妹宅に古いギターが眠っていた。楽器として起こしてあげたのが私だと思うと、なんだか不思議な気分になる。
100年生きたいとは思ってないけどもう暫くは人生をエンジョイするから、その間でもっと上手になれるよう練習するから。生まれ変わらずに待っていてくれないだろうか。
お題 また会いましょう
いつになっても離れてしまっても
君と大切なここで
君とまた笑っていられますように
また会いましょうと彼女は口許に微かな微笑みを浮かべ僕に背を向けて立ち去っていった。
またいつか
レモン香る月の下で
ドレス纏って
会いましょう。
「また会いましょう」
今日はアプリで知り合った女の子と会ってきた。
会うまでは不安だったけど、最高に楽しかった。
しかも、めっちゃかわいかった。
初めて会うからランチだけだったけど、すごく盛り上がった。
俺の話しであんなに楽しそうに笑って、絶対相性良いよな。
あっという間だったけど、駅までの道もずっと俺のこと見てたし、
「また会いましょう」
って言ってたから、絶対脈あるわ。
次は水族館とかかな。うわぁ、楽しみだ。
今日はアプリで知り合った男と会ってきた。
メッセージのやり取りはいい感じだったけど、なんか微妙だった。
見た目は今どきって感じ。
初めて会うからランチだけ、あっちはすごく楽しそうだった。
自分の自慢話とか身内ネタばっかりで、とりあえず笑っておいたけど合わないわ。
やっと帰れると思ったら、駅までの道でど真ん中歩くし、人が来ても避けようとしないからガン見しちゃった。
最後には、電車来るのに次の約束を取り付けようとしてくるから、
「予定確認して連絡するので、また会いましょう」
って言ってなんとか帰ってきた。
いやぁ、もう次はないかな。
『また会いましょう』
また会いましょう
揺らいだきもちが
つきまとってしまうの…
決められない…
迷い…葛藤
繰り返し
頭が朦朧として…
でも
また会いましょう
希望のことばを
胸に秘めて…
カーテン越しの世界は暗黒だ
響くサイレン。颯爽と駆け抜ける風
次に目を開けると
その世界は希望に満ちた色に変わった
鳥のさえずり。セミの鳴き声。子供たちの声。
体を貫くような暑い日差し
蹴り飛ばされた布団が妙に寂しげに見えた
夏だ
去年の今頃を思い出した
青春と言われるならそうだった
あの歌の歌詞を思い出した。重ねた。
寂しくなった。
希望に満ちた君との世界
新しい出来事一つ一つが楽しかった。
手を取り合い。歩幅を合わせ、見つめ微笑む。
その時間はもうない。
今頃あなたはあの子の横で微笑んでいるのだろう。
新しいことにその子と喜びを感じているのだろうな。
幸せなのならもうそれだけで十分だ
でも、願いが叶うのなら
もう一度、会いたい
未だに夢の中で見るあなた
夢の中でまた、会いましょう。
私だけが知っている。秘密の場所で
空を見上げると
思い出す
隣には少女
空には美しい星空
あの時間は楽しかったな
あのときに戻れたら
戻りたい