人生とは不思議なもので、卒業以来全く連絡を取っていない同級生と、ふとした再会からまたどっぷり付き合うようになったり、新たな人間関係の中で、共通の知人に昔の知り合いがいたりすることがよくある。
それは社会人になっても同じで、20年めの異動で進入社員時代の上司が新たな部署に専任部長として勤めており、再び机を並べて一緒に働くという話はよくある。
だから卒業や転勤が今生の別れになるなんて、SNSがあるこの時代に考えることはないし「さよなら」の代わりに「また会いましょう」が現在のスタンダードだと思ってみたり。
ふとした時に母校の校歌を思い出しながら、そんなことを考えた。約115年前に作られたその歌には、こんな言葉が添えられている。
「集まり参じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光」
11/13/2022, 12:13:55 PM