『また会いましょう』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『また会いましょう』
ねぇ、なぜ私を置いていってしまったの?
貴方がいってしまってから、私はもう何をしたらいいか分からないの。
街で貴方によく似た風貌の男のひとが歩いているのを見ると、胸の奥が、きゅっとしぼんでしまって、それから小さな雫が、ぽとり。
なんだか、貴方はもういないのに、もういないはずなのに、まだ世界の何処かに貴方がいるような気がしてならないの。
ずっと、永遠に、貴方がもういなくなってしまった事実が判らないままみたい。
なんだかふわふわと夢の世界にいるよう。
この世は幻想世界なのかしら。
ふふ、馬鹿みたいね。もうあなたはとっくにいなくなっているのに。
なんだか忠犬ハチ公になったみたい。
だけれど、私はハチ公にはなれないわ。
貴方との関係は、そんな深いものではないのだから。悲しいけれどね、仕方が無いの。
あのバーで、貴方は、何一つ変わらない、変な苦笑いを浮かべていたことを不意に思い出してしまったわ。
ワイングラスを傾けて、くいっと一気にいってしまって、いつもならあと2・3杯をお飲みになるのに、
「今日はこれでいい」
なんて訳のわからないことを仰るものだから、私は薄笑いしながら、
「何を仰るの、いつもならもっとお飲みになっているのに」
と申し上げたわね。
そしたら、マスターにお会計を済まして、足早に店を出ていこうとするから、
「ねぇ、今度はいつ会える?」
と貴方の背中に問いかけた、そしたら
「またいつか会えるさ。また会いましょう」
と返してくれたから、ほっとして、それで別れたのが最後だったみたい。
私がこれから先、なんの変哲もない毎日を過ごしていたとしても、それはとてもつまらないことだと思う。
だって私はギャンブラー。
生きているなら、危なっかしいことがしたいもの。
じゃあね、また会えますように。
私はギャンブラー。ちょっと濃い人生が好き。
7作目。
卒業
それぞれの道へと進み
夢を目指す
どんな自分になっていたとしても
一回り大きくなって
また貴方に会いたい
そう思える人こそ
大切な友達です
"また会いましょう"
「また会おうね」
なんてカオリ言ってさ。言ったあとすぐ泣いてやんの。
「これからずっと会えないわけではないでしょ」
そう言ってみても、カオリから流れる涙は止まらなかった。
「そんなの……わかってるよ。でも、ユミが遠くに行っちゃうのが寂しいの!ユミは私と離れて寂しくないの?」
カオリは、素直だなぁ。
寂しいかなんてさ、そんなの。
グッて気持ちを飲み込む。だってあたしまで寂しいなんて言ったら、じめっとしちゃうじゃんね。
「べっつにー。同じ国内じゃん?連絡も取れるし!」
って言ってみた。
カオリはいつものように唇をとがらせてて、不満そうだ。
と思ったら、ビックリした顔をいきなりした。ついには、ニヤニヤしだした。
「そんな強がり言ってさ、その涙はなによ?」
あちゃー、バレたか。
強がっても涙って出ちゃうものなんだね。
「また何を強がってるか知らないけど!最後くらい寂しいって言えばー?」
ニヤニヤしながら、涙を拭いながらカオリが言う。
なんて顔なん、って笑いたいけど、
正直あたしだって寂しいんだよね。
「まあ、寂しいっちゃ寂しい。でも国内じゃん?そのうち会えるでしょ!」
「アハハ、ユミらしい!そうだね、寂しいよね、また会えるよね」
カオリが笑ってくれた。なーんだ、しめっぽくなんてならないんだ。
ついには2人とも涙で顔がぐしゃぐしゃだ。
「あー、そろそろ行かなきゃ、お母さんが呼んでるわ」
「あー、もうなの!寂しいなぁ」
「あたしだって寂しい!」
「おー、ついに素直になったか」
カオリが嬉しそうに言う。
「もう強がるのもやめた!だから、じめっとさせないでね」
ハイハイ〜ってカオリが最後は笑顔になって、楽しそうに言う。
じゃあ、
「「また会おうね」」
また会いましょう
さようなら
テーマ また会いましょう
また会いましょう。
そんな約束をしてからもう4年。
その間にコロナとかあって会えなくなっちゃった。
でんわで声は聞けるし、写真とかメールで近況報告くれるけど本当に会えなくなっちゃって寂しい。そんな会いたい彼女は明日誕生日!!
とりあえず頑張って起きていてメール送ろうかな!
何も言わずに転校しちゃった友達がいるんだけどさ、
たまにその子が夢に出てくるの。
小5から急に転校して中学生になった今でも会えてない…
この先も会えなかったらどうしよう。
「また会いましょう」なんて言ってたら、
また会えてたのかな。
次会ったら絶対に「また会いましょう」って言お。
このお題を見た時そう心に決めた自分がいたんだよね(笑)
最近、アプリで知り合った人とリアルをしている。仲良くなっていると思うし、その時間は楽しい。
自分は友達になりたいと思っているが、相手はどうだろう。
不安な自分はつい「また会おうね!」と別れた後にメッセージを送る。
でも「また会いましょう」だなんて返事が着たら、よそよそしくて一層不安になる。
あの日行った、ゲーセンも
あの日に行った、君んちも
あの日やった、格闘ゲームも
もう無かったことにしよ。
友達として、また会おう。
# また会いましょう
#35 苦しい日々でも、休まずに学校には行っていた。
だけど、クラスメイトが休んだ。その事が謎に悲しかった。
今まで一度も休んだことがなかった"彼"が理由も分からず、
一週間休んだ時があった。
でも、その次の週は何事もなく来たのだ。なんでだろう、、、そう思った人もみんな、聞けなかった。自分も。
まだ、その頃何も知らなかった。
今になってそう思う。
「また、会いたい。会おう。」って、言える日が来るなんて。
言わないといけない日が来てしまうなんて。
考えられなかった。
___また会いましょう
「また会いましょう」
幕が下りる。
感謝と多幸感
安堵と寂しさ
思い出
そしてまた日常
#また会いましょう
…また会いましょう…
「今日は送ってくれてありがとう
また会いましょう」
私は友達にお礼を言ってから
家の玄関ドアを鍵で開ける。
友達は
笑顔で手を振り
来た道を歩いていった。
_end_
また会いましょう
一瞬すれ違うバス越しに見えただけ
名前も
学年も
どこの学校に通っているのかも
なんの部活に入っているのかも
どんな生活を送っているのかも
私は何も知らないよ
でもね
7時34分、公園前の交差点を通るバスで
あなたの顔がちらりと見えた朝は
一日上手くやっていけるような気がしてね
あなたを知っているような気がしてしまってね
ねえいつか
どこかで会えるといいね
ほらまたゆっくりと
バスが遠ざかっていく
明日の朝、また会いましょう
【また会いましょう】
楽しい1日だったか、
つまらない1日だったか、
どんな1日だったにせよ、
「さようなら」を言ったり言わたりするより、
お互いに会いたい想いがほんの僅かでも繋がったなら、
今日という今を過ごせた事は幸せなんじゃないかな。
『また』って建前?
『会いましょう』も上辺?
それ言っちゃったら、お終いだね(笑)
だとしても、
そこに無意識に気持ちが、
僅かに乗っかってる事もあるんだって私は願うかな。
勝手にね。
今日は、次なんてもう来ない。
ほら、こうやって会えたのも最高でしょ!
『また会いましょう』
パノラマにひろがる海の風景
おだやかにきらきらと反射する
さようならの言葉に続く
「また会いましょう」
約束は守られないこと知ってて
それでも言うのですね
聞こえない振りして海をみてた
海の風景の方が優しかったから
私は帰り際、海に向かって言うの
「また会いましょう」
そして笑ってあなたに
「元気でいてください」
素直に言えるかしら
🍀また会いましょう
必ず会いにきます。
卒業してそこで縁が切れるなんて考えたくないです。
3年間で紡いだ関係を卒業からも紡いでいきたいのです。
だから、また会いましょう。
私がこれからも生きていけるように。
お題 また会いましょう
今は冷たい涙でも温もりに
変わる日がきっと来る
愛を確かめて答え合わせしていけば
みんな離れていく
あなたがいいと言うのなら
また会いましょう
また会いたい
…かぁ
小さい頃の私の心の拠り所
黒くてモフモフの
いい匂いのする相棒
夜、母がいなくても
友達と上手くいかなくて
歯痒い時も
彼氏と会えない時も
ただただすり寄って
癒してくれた
小さくてモフモフ
いい匂いのモフモフ
クリクリの目と
ザラザラの舌で
話しかけてくる
「ねぇ、どうしたの」
「ねぇ、大丈夫?」
「ねぇ、一緒に寝よう」
君がそばにいてくれたから
私は寂しくなかったよ
また会いたいな
会って
ぎゅっとして
お腹に顔を埋めて
君の匂いを吸い込みたいよ
----------------------------------------また会いたい
顔も知らない貴方と知り合いました。
この薄っぺらい機会の向こうにいる貴方と話をしました。
これが好きだ、あれが好きだと他愛ないことばかりをやりとりしました。
顔も知らない、画面の向こうにいるかもわからない貴方。
機械がなくなってしまえば何も残さず消えてしまう貴方。
貴方にとっても私はそういうものでしょう。語らい、笑い合い、趣味を共有する、けれどほんの一瞬で消してしまえるだろう微かな繋がり。
淡く細い繋がりを、私は確かに愛しく思い、けれども断ち切ってしまったことを後悔し続けるのでしょう。
顔も知らない貴方。声も知らない貴方。本当に居るのかも分からなくなってしまった貴方。
いつか、またこの画面越しにすれ違うことがあれば、せめて私は伝えたいのです。
あの時はごめんなさい。貴方との交流が私の心の支えでしたと。
そんな日は来ないだろうと分かっていても、そんなことを思い続けているのです。
「また会いましょう」私は最後にそう言い残しその場を去った。もう10年前の話だが、今でもその言動を後悔している。まさかあの後あんな事故が起こるとは思わなかった、それも言い訳にすら過ぎないが
本当にそう思ったのだ。あの時もう少しその場にいたら、哀しませずに済んだのかも知れない。約束も守れないなんて。
ああ、なんで死んでしまったのだろう。
「また会いましょう」
また会いましょう
実は、一度友達になったとしても、偶然どこかで出会う確率はかなり低い。というか、ほとんどない。
連絡を取り合って、示し合わせて、会おうとしないと、特に学生時代の友に会うことは、難しい。
大人になればなるほど、友達を新たに作るのは難しいというのに。
だから、前もって約束しておきませんか?
「また会いましょう。」必ず。