『ないものねだり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ないものねだり」
中学生のころ、親と同じ美容室に行っていて
言われたこと。
今はそうでもないけど当時はくせ毛がひどかった。
くせ毛が嫌、自分の髪が嫌って言ってたら
「くせ毛はひどいけどあなたは目が大きいんだし、いいじゃない。
天は二物を与えないって言うし、みんなないものねだりなんだよ」
って言われて納得がいかなかった。
努力して良くしていけることなら、ないものねだりじゃないと思うんだけど。あまりにも自分に向いてないとか
どう頑張っても手が届かないなら、それに時間を費やしてももったいないんだろうけど。
お題を見て当時を思い出した。
夏の気配(お題)は
ここかしこに
2025/06/29㈰
「ないものねだり」
私があんたの昔っからの親友なのは誇りに思ってるよ。
でも本当はね!本当はあんたの眩しい笑顔が大好きだ!適当に見えて誰よりも努力家なところも大好きだ!私の事を信頼してくれているあんたが、大好き。
…冗談だよ、ハハ、友達としてって意味に決まってんじゃん!お前彼氏持ちの勝ち組なんだからさ〜?
2人で幸せになれよなー!…なんて囃し立ててみても。
私があんたの一番になれたらいいのに、なんて思うのは贅沢な悩みなのは、わかってるよ。
ないものねだり
私は彼のビー玉のような澄んだ瞳が好きだ
綺麗なものを映し、人のいい所だけを見い出せるあの瞳が
人の悪いところしか目に見えず、濁りきった私の瞳と大違いだ
彼の透き通った肌が好きだ
健康的と言われる私と大違いで、儚い綺麗なあの肌が
彼の唇が好きだ
その口から柔らかい声に乗せて発せられる思いやりに満ちた言葉も
不平不満しか出ない私の口と大違いだ
彼の長く綺麗な指が好きだ
指輪さえも嫉妬する程の綺麗な指が
短くて指輪が似合わない私の指と大違いだ
彼の全てが私と大違い
全部全部好きで羨ましい
ないものねだりで選んだ彼は私の理想の王子様
彼と大違いな私を愛してくれる素敵な王子様
ないものねだり
世の中はこれで溢れてるのではないか?
むしろ
これがなきゃ
希望も生まれない気がするよね
持っていないから良く見えるかもしれない
人のものだから良く見える
私は幼い頃から欲を言えなかったから…
余計に他の人のものが欲しくなる
物でも人でもそう…
いけないことだってわかってるけど
欲しくなる
だけどそれを超えると
誰も持っていない物
誰も気に留めない物が欲しくなる
高くなくていい
みんなと違うものが欲しい
だから結果
私は宇宙人扱いw
なのに
私といると
みんなも私と同じものが欲しくなるw
無限ループ♾️
学校や職場でいつも最先端w
ないものねだりって
結局人のものが良く見えるってことかな?
ないものねだりをしてしまう私
最初からないものは絶対叶わないと思っていたでも、君が教えてくれた私に
「愛」というものを_。
ないものねだり
愛してっと、隣で月明かりに照らされる空席に呟いた。
日々家
「ないものねだり」
あれ欲しい!これ欲しい!
妹がいつものように親にねだる。
親は、「仕方ないわね」とか言って、買ってあげる。
意味わかんない。イラついて親に聞いた。
「ねえ、なんで私には買ってくれないの。私も欲しい。」
「あなたはお姉ちゃんなんだから我儘言わないの」
は?4歳ながら、嫌な言葉だと思った。
お姉ちゃんだから我儘言わない。何回言われたことか。もう、諦めるしかないのかな。
私だって欲しいものあるのに。妹ばっかりずるい。
10年後
「ねえ、お母さん。欲しいものあるんだけど。」
そう言うと、何と疲れたように母が言う。
「私も疲れてるんだから、我儘言わないの。」
いっつもいっつも妹ばっかり。
いい加減にして欲しい。腹が立ってブチ切れた。
「いい加減にして。昔から妹妹って、うるさいんだよ。私ってなんなの?そんなに妹が好きなら、私なんて産まなきゃ良かったのになんで産んだの。こんなだったら、生まれてこなきゃ良かった。」
今考えると、何言ってるんだこの人ってなるようなセリフ。だけど、私は耐えられなかった。
全て言い終えると、母は一瞬困ったような顔をしてから、真剣な顔になって言った。
「あなたに聞いてほしいことがあるの」
「何?今更言い訳とかいらないんだけど」
「実は、、、」
そこからの話は衝撃的すぎてあまり記憶に残っていない。でも、自分が何が欲しかったのかは今でも覚えてる。
私、妹が欲しい。あの妹みたいな妹。
あの時の妹は私が小学一年生の時に事故で、、、
#ないものねだり
有り余る幸せを
手にしてるくせに
本当の幸せって
目に見えないから
近過ぎて気にならなさ過ぎて
ついつい忘れてる
だから
あれもこれもまだ足りない
まだまだ欲しいと欲張ってしまうんだ
あるのに無い
無いと思ってても本当はあるなんて
何を見て生きてたんだろ
だから神様は時折
試練を与えるんだろうね
今夜も星が瞬く月が空を照らす
それも幸せ
誰かが笑ってる
それも幸せ
無いものを追い求める…
わがままに貪欲に
それでいい
それも幸せ
300字小説
歩む道は一つ
ないものねだりだと言われ続けてきた。これだけの力を持つ妖なのに、何故、そこまで人の人生にこだわるのだと。そんな私にある病弱な娘が取り引きを持ちかけた。
『私への報酬はここまで心を砕いて育ててくれた両親の最期を看取ること。それを叶えてくれるなら、私の名前も戸籍も、人として人生を送るのに必要なデータを全てあげる』
私は夜中、密かに息を引き取った娘を要望どおり、人知れず葬り、そのまま娘になった。
「……本当に元気になって……」
高校の入学式。父と母が私の制服姿に涙をこぼす。娘が通いたいと望んでいた学校の門をくぐる。お前が病床で夢見た生活を私が送ってやろう。
貰った娘の人生を、私はこれから娘と共に歩み続ける。
お題「ないものねだり」
ないものねだり
ないものねだり。そう。私は、何時だって、ないものねだりばかりしては、自分を醜く思う。時には、「あの子のこう言う性格欲しいな」と思い、時には、「あの子の可愛い顔欲しいな」と思い、時には、「あの子と同じ体型になりたいな」と思い、時には、「あの子と同じ服欲しいな」と思い、時には、「あの子みたいにあの子と同じ可愛い服が似合う様なあの子と同じ体型になりたいな」と思ったり…自分には、無い物を沢山数えたり、欲しがったりする度に、自分を憎んだり、自分を醜く感じたり、皮肉に思ったりする…その度に自分が辛くなるだけなのにね…ホント馬鹿みたいだよね…人は、こうやって、自分には無い何かを求めては、自分には無いと思い、自分を妬んだり、自分を憎んだり、自分を醜く感じたり、皮肉に思ったりする…自分に無い物を知る度に、自分が苦しくなるだけなのに…時には、他人の幸せまで奪いたくなる…
【ないものねだり】
人間誰しも 欲しい物ってあるよね
お金を払っても手に入れられない
「愛」とか。
でもさ
人間に生まれて 日本に生まれるって、すっごく確率が低いらしいよ。
そう考えたら 今生きてるだけで
幸せだと思わない?
私って幸せだー!!
ないものねだりしても手に入らないから努力するしかない。でもその努力は周りには分からない。だから結果を出さないと認めて貰えない。そして何も知らないから好き放題言われる。聞いたらショック受けるし、泣きたくなるし、辛くもなる。本当は弱い癖に自分を強く見せようとして無理をする、さらに自分を苦しめる。本当良くないよね。分かってるのにないものねだりをして、周りから努力を認められなくて、好き放題言われて、勝手に気づ付いて自業自得だって知ってるのにまだ続けようとする。辞めたい。何も考えたくない。知りたくもない。
無い物ねだり
私は自分の個性と言うものがわからない、
自分の命を大切に守る自分が欲しい、
クラスの皆の個性は、輝いているけれど、
私の個性は、きっと輝いていない、
皆は、将来の夢に向かって走って要るけれど、
私は走れない、
皆に置いておかれた私は、自分抱けでも夢に立ち向かえる自分が欲しい。
私の本当の姿、本当の自分が、わからない、
皆にできることは、私は出来ないのかな、
私が出来ることは一つもないのかな
自分を信用出来る自分が欲しい、
この事で私は胸がいっぱい、
私の姿は泥でいっぱい担っているような気がする、
そう思っていた、
ため息を着いて、自分の良いところがあるか考えていると、虹愛君が、
「大丈夫?そんな重いため息ついて」
と、言ってくれて、私は自分の気持ちをしっかりと話した、
虹愛君がしっかりとうなずきながら私の話しを聞いてくれた、
話が終わったところで虹愛君が、
「そうなんだ、雫星ちゃんはずっとそういう思いをしていたんだね、可哀想に、」
と、私を慰めてくれた、
私は、虹愛君と同じ将来の夢を持っていて、虹愛君も皆に置いていかれていたみたい、
私は虹愛君にこう言われた
「一緒に将来の夢に向かって走らない?」
と言われたから、元気よく
「うん、」
と、答えた、
私は本当の自分の姿を取り戻した、
虹愛君、ありがとう
隣の芝はずっと青い。
何故持っていないものはよく見えるのだろう。
多すぎても、なさすぎても羨んでしまう。ほどほどがいいかと思いきや、上を見れば際限なく嫉妬心が沸き上がる。
人生終わるまで、終わっても、ないものねだりし続けるのかもしれないと思ったら、気が遠くなった。
恋人がいるときはひとりの気ままが懐かしい
恋人がいないときは誰かの温もりに憧れる
実家暮らしだと親兄弟の存在が面倒に感じる
一人暮らしをすると家族の有難さを知る
#ないものねだり
隣の芝生は青い方がいい
欲しかった物を得た瞬間の喜び、寿命が短すぎる
かと言って自分のものになってしまった落胆を全てのものに悟って、持っていないものへの憧れを無くしたら、希望も一緒に無くしそうで怖い
ないものをねだり続ける幸せが消えませんように
見たいのは
あなたの笑顔
聴きたいのは
あなたの声
触れたいのは
あなたの手
知りたいのは
あなたの現況
ないものねだりだと
出来ないことだと
分かってはいるけれど
逢いたい気持ちは
抑えようもなくて
# ないものねだり
あの星に 手をのばして
届かないずっと遠くへ 心を飛ばして
はじめから諦めないで
ないものねだりしようよ
望んでいるもの、
思いがけずにその手は届くから
「ないものねだり」
#373
風呂上がり。軽くタオルドライした髪にヘアオイルをつける。濡れてるところにオイルをつけた今は、髪も落ち着いてくれているが、朝起きればまた…。日々のこととはいえ面倒に感じる日もあり、鏡を見ながらため息をつく。
「俺もヘアオイルが必要になるような毛量が欲しい」
いつの間に背後にきていたのか。背中から腹に腕を巻きつけ抱きつきながらそんなことを言うこの男。
本人は薄毛になるのではと恐怖に慄いているようだが、猫っ毛なだけで。触ると見た目通りふわふわしていて、手触りもいいし可愛い。寝癖がついてもすぐに直るのは羨ましさしかない。
真剣な表情で言うから笑ってはいけないと思いつつ。
「ヘアオイル使わんくても全然まとまるんやし、ええやん」
「んーーでもなんかヘアオイル使てる方がデキる男って感じせえへん?」
ナニソレかわいい。
今度は我慢できず吹き出してしまった。
「こちとら真剣なんやぞ!絶対ハゲたない!」
「大丈夫やて。髪やわこくて細いだけやん。ちゃんと手入れしとるし平気やろ」
俺からすると扱いやすい髪の毛で羨ましいけどな。
これがないものねだりなんかな。
ハゲるか大丈夫か、20年後が楽しみやな。
そう言ったらスパーンと尻を叩かれた。
【お題:ないものねだり】