『どこまでも続く青い空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
どこまでも続く青い空
青い空を見上げあなたを想う
どうして私を置いて行って
しまったんだろう
白いベッドの上で
確かにあなたは言った
「大丈夫、心配しないで?」
それなのに青い空へ行ってしまった
永遠の27歳
私は青い空へ駆け出した
どこまでも続く青い空
白い雲を探さない一時
見えないものを見るため
見えるものはもっと見る
どこまでも続く青い空
ねぇ何を見てるの?羽ばたかせて
透き通った空は続いて行く
暗かったでも歩き続けた
まだ見ぬ先の未来の道へ行こうよ
未来地図広げて仲間と共に
生み出そうまだ知らない世界を
100人の笑顔はきっと隣を笑顔にすることから始めれば
笑顔の輪が広がって光が差し込む
まだ捨てきれない
最高の明日の青い空へと
子供の頃は毎日空を見上げていた
どこまでも続く大空
閉じた世界から見る大空はとても自由だった
大人になった今、多くのことを自分で決められる
お金があれば何でも帰る
どこにだって行ける
ふと気づく
最近空を見上げていないことに
ああ、分かってしまった
私はもう自由を渇望してはいないのだと
幼少期に恋い焦がれたあの自由は
もう手の届く場所にある
手に入るものは途端に色褪せる
空を見上げる
今日も変わらぬ青空だ
#09 どこまでも続く青い空
今日、私は失恋をした。いや、恋を失くした訳ではないから、単純に振られてしまっただけと言うべきか。振られてしまったけれど、彼のことはまだ好きだ。
それでも、もう、友達には戻れない。好きな事も振られた事もなかった事には出来ないし、今まで通りではいられないから。
友人は慰めるよと言ってくれたけれど、泣けないし割と笑えるから、丁重にお断りした。
大丈夫だよ、と言い聞かせる。少しの痛みは、きっと思い出に変わるから。
青い空はどこまでも続く。
一人の少年が、公園のベンチで仰向けになって空を見ていた。その時、髪の長い小柄な少女が少年の顔を覗き込みながら声をかけた。
『何でいつも空ばかり見てるの?』
「パパが空に居るんだ」
それを聞いた少女は、ハッ とした表情をすると、顔を伏せて少年に謝った
『ごめん…』
「何で謝るの?…そっか!言い方が悪かったか。僕のパパ、国際線の旅客機の副操縦士で、機長って呼ばれる、パパより立場が上の人と一緒に世界中の空を沢山の人を乗せて飛んでいて、毎日帰ってくる事は無いんだ。ママは家にいるけど、やっぱりパパの事を思うと少し寂しくて。でもね…この、どこまでも続く青い空の先の何処かに、パパが居るんだなって考えたら寂しくなくなる」
『それじゃあ、空を見ている時はいつも寂しいと思っているの?』
「それは違うかな。寂しいって思った時じゃなくても、このベンチで仰向けになって空を見る事はあるよ。例えば友達と喧嘩して嫌な気持ちになった時とか、テストで100点取って嬉しかった時とか、ママに怒られて落ち込んだ時とか。でも、ネガティブな気持ちになった時にここで空を見てたら、僕の嫌な気持ちを空が食べてくれて心が軽くなる気がするんだ。嬉しい時に空を見たら、もっと嬉しくなれる」
『そうなんだ』
少女は少年に、少し頬を赤くしながら微笑んだ。その時、少女の友達が少女を少し怒った声で呼んだ
「見つけた。てか、隠れてすらいないし…かくれんぼする気あるの?💢』
少女は友達に手を合わせて友達に謝った。
『ごめん。この子の素敵な話聞いていたら隠れるの忘れてた』
「もう。次、オニだからね』
『うん。そうだ!一緒に私達とかくれんぼしない?』
「え?」
少女からの突然の誘いに少年は体を起こして戸惑った。そこで少年は恥ずかしそうな顔をしながら交換条件を出した
「いいよ。その代わり今度、俺と一緒に空を見て。空見る…友達になって」
友達になって。そこだけ口調が少し強くなったのを少女は感じた。
『うん、約束。それじゃあ今度、一緒に見よ』
それから少年は少女達とかくれんぼをやった。それから数日後
今度は少女が少年の約束を守って、二人で青い空を眺めた。やがて時は経ち、二人はすっかり友達になった。
そんなある日
『急な話でごめんね。私、お父さんの仕事の転勤で引っ越す事になったの。だから、もう会えないかも知れない』
「かも知れない?」
『国際線の操縦士になるのが夢って言ってたでしょ?それなら私はCAになろうと思うの。飛行機君と話していて、私も飛行機が好きになったの。これ、私の最終的な夢なんだけどね…いつか国際線のCAになって、飛行機君が搭乗する飛行機で、一緒に仕事をするの。なれるか分からないけどね。お互い、他の仕事をするかも知れない。あのね…、飛行機君と出会ってから何度も見てきた空の中で、今日の空が一番綺麗に見える』
彼女の目には涙が滲んでいた。ちなみに飛行機君は彼女が僕につけたあだ名である。
僕は公園のベンチに仰向けになって夕焼けの空を眺めた
「本当だ。今までで一番綺麗だ」
それから数日後、彼女は引っ越して行った。
それから10年以上が経過した頃だろうか?その日の出来事を忘れかけていた僕は、航空会社で副操縦士になっていた。
そんなある日、CAとして勤務する彼女と偶然再会した。僕達は互いに夢を叶えていたのだ。
※この物語はフィクションです
どこまでも続く青い空 作:笛闘紳士(てきとうしんし)
どこまでも続く青い空
と、聞いて思い出すのは小学生の時のこと。
体育の授業で、校庭で私たち生徒は地面に体育座りをしていて、前で何か先生が話してる。私は、あたかも聞いてますよって風に先生の方を見てるけど、実際はその先生の後ろに広がる青い空を見ていた。
あの時間、好きだったな。
好きだったのにな。
最近の私といえば、電車やオフィスの窓とか街のビルの隙間の青空を見ては、久しぶりに見たなと思う。
青空かどうかを問わなければ、空はいつもそこにあるのに。目に入らないのだ。
『どこまでも続く青い空』
目を細めながら、空を見上げる。
雲ひとつない晴天に、吸い込まれてしまいそうだった。
ふと、目線を下ろすと全身に鳥肌が立っていた。
波に揺られて、優雅に浮かんでいたはずが
気づけば、ずいぶん遠くまで来てしまっていた。
僕は慌てて砂浜の方に戻る。
振り返ると地平線が真っ直ぐ伸びていて、
空と海の青さの違いに気づく。
海と空に囲まれて、孤独を感じたあの体験も
直射日光に肌を焼かれている中で感じたあの寒気も
僕は忘れることが出来ないだろう。
「どこまでも続く青い空」
時間ってあっという間
上を見ても
空は青いまま
どこまでも
永遠に続く
あ 最悪だな
い …
あ ムカつく
い お前のことじゃないだろ
あ …だけどさ
い 俺は平気だから
あ …
い 小さいな…人って
あ …だなあ
『どこまでも続く青い空』
「もう、いいや。」
そう思った時、僕は空の近くまで上がった。
「なぁ知ってるか?アイツ親が居ないんだとよ。」
学校の奴らは、僕を見てクスクスと笑った。確かに僕の両親は、随分と前に交通事故で亡くなった。人間って単純な生き物なんだ。自分より優れている者を妬み、自分よりも劣っている者を罵る。だから、彼らとは違って親無しの僕は、罵っても良い人間なのだ。
「もう、学校に来んなよ。」
どうせ、来なかったら弱虫だって罵るくせに。本当に面倒くさい。あぁ、気持ちが沈む。空だって、こんなにも淀んでいる。…でも本当に、疲れてきた。
「もう、いいや。我慢するのは、もういいや。」
僕は今、高層ビルの屋上の縁に居る。今から僕は、解放される。きっと天国に居る両親は、馬鹿な子だと言うだろう。それでも、そんな馬鹿な子を産んだのは、アンタらだ。責任を持って、死んでも良いよ、って言えよ。馬鹿でも愛せよ。
「久しぶりに、酸素を感じるよ。」
高層ビルの屋上なんて、酸素が少ないはずなのに。何でだろう。清々しいような、満ち足りているような。そんな感じ。あぁ、そうか。これが生きているって事なんだね。
「はは…。涙が止まらないよ。」
あれ程淀んでいた空は、どこまでも続く青色だ。
僕は、足を前に出し、空へと舞った。
どこまでも続く青い空。
どこまでも続く青い空には
お母さんが
見てるかな?
天国から
皆んなで見てる?
お母さんの分も
一日でも長く生きる。
また忘れ物に気づかずに
歩道橋を渡っていた。
メモに書いても絶対何か忘れる。
昼ということもあって
ポカポカして眠くなる。
近くの道路から排気
ガスの匂いが鼻を通り頭を覚ます。
雨が降りそうな灰色の雲が
私の忘れ癖をからかいに来たように
上に広がっていく。
なんだか全てがグレーな日。
やらなきゃいけないことも詰まっていて
違うことをしたい気分。
とりあえず家に帰って
ダル着に着替えた。
なにか映画が見たくて、
アマゾンプライムで
「空の青さを知る人よ」を検索し、
時間を見て再生した。
この映画はちょっとだけ複雑な恋愛関係で、
初めて見た時は
何がなんだかわからなかった。
でも
やることがありまくりの今なら
よくわかる。
詰まってるからこそわかるものがある。
多分数日間はこの映画に
影響されっぱなしかもね。
時計を見ると
既に23時。
今から晩ご飯を食べても
やることは出来るだろうか。
結局お風呂を上がった後に
漫画を読み始めてしまい、
午前2時になった。
これで最後にしようと思い
手に取った漫画は澄んだ青色の表紙。
"Good Midnight!"
が合言葉。
今日も忘れ物をに気づかずに
歩道橋を渡る。
上には
どこまでも続く青い空が
広がっている。
私の見ているこの空と、あなたの上にある空は、ひとつに繋がっているんですよ。
それはそうと、明日はドラフト会議ではありませんか。ドキドキしますね。
自分が指名されるわけではないけど、謎の緊張感がみなぎってきました。
どうか心穏やかに見れますように。
青い空に向かって、
空の上のお父さんありがとう…
いつも私を守ってくれて…。
お父さんが空の上に行ってから正直辛くてしんどくて
嫌な事ばかり…。やっと心開いて接しても
上手くいかないね。
出会いもお付き合いも結婚も
私は我慢するために、生まれて来たのかな。
心が痛い……。
[どこまでも続く青い空]
青い空が続くなら、この世界は今よりずっと醜いだろう
【書く練習】
あまりになにも浮かばない
今日は、おやすみ
靴擦れがちっとも治らない
絆創膏を貼ってもその上から傷が出来ていく
明日は、治るといいな
『何処までも続く青い空』
最期に君が告げたのは僕に対する呪いの言葉だった。
それは深く根強く縛りつける。
『幸せになってね』と君は僕に呪いをかけた。
これでは追う事も諦める事も出来はしない。
白いカーテンが暖かな風を中へと運び春の訪れを知らせてくる。それでも目を開けない君はまだ冬の中に閉じ篭っているのかな。
僕は小さくなった君を家まで運んで特等席に置いた。
君との思い出が詰まったこの家に。
今でも僕の名前を呼びながらハツラツと笑うその姿が鮮明に思い浮かぶ。
ねぇ、君は今どこに居るの?僕に教えてよ。
いつの間にか時間は過ぎていき子供達も大きくなった。
小さな枠内で笑う君に思い出話をしては一人でご飯を食べる毎日。
あぁ、寂しいなぁ。
今日は気分転換に散歩に来た。
どうやら僕はこれ以上永くは生きられないらしい。
発見が遅れてしまった病気は既に全身に周り後は緩やかな死を待つだけになってしまった。
子供達よ、そんなに泣かないで。僕は精一杯生きたんだから。それに、それでもいいと思った。
思い残す事は無いからね。
「……頑張ったよ、精一杯。寂しい日もあったけど、それでも負けずに頑張ったんだ。」
僕は病院の中庭のベンチの上で静かに目を閉じた。
ギュッと抱きしめられる感覚に僕は微笑む。
痛みも苦しみも消えた。
もう、寂しくも無い。
最期に見たのはどこまでも続く青い空だった。
海。目上向けば何処までも続く蒼い空。
雲など微塵もない。此れぞ快晴だ。
あの空から見てるか、亡き人々よ。
しっかり見とけよ。
貴方達の残した青春は今、僕らが謳歌している。
天井をぼーっとみてた
狭いけれど
私には丁度良い部屋
青く塗られた天井の壁
世界は広いけど
私の世界はこれくらいか
悪くない悪くない
他の人から見えてる幸せなんて
実はどーでもいい
自分の幸せは自分で決める
私にはこの天井が
どこまでも続く青い空にも見える