『どこまでも続く青い空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題:どこまでも続く青空
出会って3年の月日が流れた異性の友達との関係に進展が。
このボディタッチは、かなり強い友情?
それとも好きになってくれ始めたの??
分からない。あなたの気持ちがもっと知りたくなる。
春の青空がどこまでも続きますように!✨
(2024/10/22/(水))
「どこまでも続く青い空」
この空にだけなら あなたが好きと呟いてもいいだろうか。
どこまでも続く青い空
それを見るだけで何となく希望が湧く
もう少しだけ頑張ってみようと
青い空と約束してみる
作品No.206【2024/10/23 テーマ:どこまでも続く青い空】
あの青が眩しくて、美しくて、手に入れたいと思うから手を伸ばした。触れるはずもないのに。
どこまでも続くあの青は、届かないから眩しくて、触れないから美しいのだ。
どこまでも続く青い空それはどんな世界だろう
終わりがないほどの広い青空で包まれている
世界なのだろうか 雲ひとつない青い空が浮かぶ
どこまでも続く青い空
見たくないもの、都合の悪いこと、知られてはいけないこと。
私にはいくつもの秘密がある。
人の目に触れているときの私は、きっとどこまでも続く青い空のような清々しい姿に映っていることだろう。
しかし、本当の私は違う。
よかった、今日もうまく騙し通せた。
明日もうまくやらなければ……
お題
どこまでも続く青い空
水たまりが、青い空を切り取っていた。
踏み出した長靴の波紋が、切り取られて地面に広げられた空を撓ませる。
空を見上げる。
本日は晴天。穏やかな日差しが、辺りを包んでいる。
どこまでも続く青い空。
逃避行には、いい日和だ。
どうして“みんな”というものは、不完全を許せないのだろうか。
青空の全部が快晴でなくてはならないと思っているんだろうか。
晴れの空こそ空であり、他の空は空でもないと考えているのだろうか。
長靴で、わざと水たまりを踏み躙ってやる。
水面に、細やかなさざなみが立つ。
どこまでも青い空が、長靴の動きに合わせてぐにゃぐにゃと揺れる。
強く踏みつける。
ぱしゃっ、と、水の飛沫が跳ね上がる。
地面に横たわる青い空が、壊れて跳ねる。
担任が引っ越すことになった。
五時間目が急遽自習になった次の日、校長先生がそんなことを報告した。
ざわめきがふつふつと起こった。
先生たちはみんな、下を向いて神妙にしていた。
ちょっと煩いけれど、生徒思いの熱心な先生。
不登校の子にも、授業中に騒いでいる子にも、平等に、丁寧に話していたことを覚えている。
記憶の中で、担任はちゃんとした学校の先生で、頼れる大人だった。
そうだったはずだった。
担任の不倫の噂が立ったのは、三週間くらい前のことだった。
誰から言い出したのか、もう分からない。
ちょうど同じくらいの時に、政治家と芸能人の不倫ニュースが流れていたことも影響したのだろう。
噂はどんどん、まことしやかに広まって、担任は、誰からも不倫をした最低な人間だ、と排斥されるようになった。
担任の授業を誰も聞かなかった。
担任が仕切るうちのクラスの保護者会は、沈黙ばかりが煩くなった。
地域の人たちも、担任に関わろうとしなかった。
他の先生すら、担任と口を聞かなかった。
誰も担任の話を聞かなかった。
だから噂話が嘘なのか、本当なのか、それは誰にも分からなかった。
ヒソヒソとした内緒話だけが、耳に障った。
担任は、犯罪者のように排斥されていた。
悪い大人の可能性が高いという噂が出回った、それだけで。
担任は次第に学校に来れなくなり、見かけなくなった。
…私は、担任に助けてもらった。
昔、進学前に事実を誇張した悪い噂話を流されて、外に出られなくなった。
そんな私に、普通に話しかけて、外に出られるようにしてくれたのが、一年からのクラス担任の先生だった。
今年から、私は毎日学校に行っていた。
二年かけてようやくそこまで漕ぎ着けた。
それは紛れもなく、担任のおかげだった。
その担任が、こうなった。
学校を辞める気はなかった。
これで、私も学校から逃げてしまえば、それは「負け」な気がした。
でも、今日くらいは学校をサボってやろうと思った。
いつも通り普通に家を出て、通学路を外れてやった。
今日だけは“みんな”の顔なんて見たくなかった。
だから、一日だけの逃避行をすることに決めた。
清々しいほど晴れていた。
どこまでも、どこまでも続く青い空が、一面に広がっていた。
小説や寓話や言い伝えみたいに、曇ったり、大雨が降ったり、嵐になったりなんてしなかった。
空は、私たちのことなんか知らん顔で、どこまでも続いていた。
日差しが鬱陶しかった。
雲が出ていないことが憎らしかった。破り捨ててやりたかった。
足元の水たまりに映る空を踏みつける。
ぱしゃっと水滴が飛び上がる。
頭上では、どこまでも続く青い空が、高く高く、どこまでもどこまでも広がっていた。
君の瞳に写る、どこまでも続く青い空ほど綺麗だと思った景色はない。
放課後の教室でじっと眺めていたら、君は視線を感じたのかこっちを向いて、ふわり、恥ずかしそうにはにかんだんだ。
触れたら壊れてしまいそうだった雪のような頬は、ほんのりと染まった。
窓から見える、抜けるような青の空には一本の飛行機雲がかかっていた。
…ああ、この“好き”を吐き出せたらどんなにいいだろう。
呑み込ませた“好き”が酷く心臓を締め付ける。
─どこまでも続く青い空─ #103
どこまで続く青い空
流れ去る風景は
この身のみが
置き忘れ去られている感覚に陥る
青さが
真っ直ぐ落ちて来て
胸を抉る事もあるのだけれども
【次なんて】
2009/07/14
今日は海愛を連れて散歩をした。
この前買った麦わら帽子を被せて、背に乗せてひまわり畑を目指した。
トウモロコシ畑とか、駄菓子屋がすごく懐かしい。
ひまわり畑で遊ぶ娘は本当に可愛らしくて、思わず写真に収めたくなって、
次はここでギターを弾いてあげる、なんて言ったり。
青空がどこまでも続いていて、太陽はずっと眩しくて。
この風景をみながら、「次なんて、いつあるのだろう」と考えてしまった。
こんなによく見える青空は最後かもしれない。
こんなに太陽が眩しく感じられるのは最後かもしれない。
次なんて、本当に来るのだろうか。
今日のお題は
どこまでも続く青い空だけど
今日の天気は
どこまでも続く暗い雨空だった
南に向かって車を走らせる
雨は降ったりやんだりだが
南の方角を見ると
ずっと雨雲が途切れることがない
走っても走っても
どこまで行っても
たしかに
空はどこまでも続いている
【どこまでもつづく青い空】
見える限りずっとずっと奥まで、ずっと青い空
まだほんの幼児の頃、父に連れられて
丘の上から飛行機を飛ばした
当時流行していた大きな木のラジコン機
さすがに上空で乗ることはできなかったけれど、
地上でまたがることくらいはできる大きさだった
丘の上からの景色は、今はもうない、おそらく
眼下には刈取の終わった田んぼがひろがる
思い出すたびに丘は高くなるようだ
嬉々として飛ばされた機体は、吹き上げる初秋の風に煽られ、頼りなく回転しながら
田んぼの土の上に容赦なく墜落した
そしてぽっきりと右翼が損壊した
その田んぼがどこの誰の持ち物だったのか、
あの丘はどこの丘なのか、
あの空はどこで見たのだったか、
夢の話なのか、想像の話なのか、
薄い水色の空がずうっと向こうまで続いている
あなたはもういないのに、世界が終わったりはしないのです。
あなたが教えてくれた、宇宙(そら)についての知識。
いつも、毎日。道すがら。
空を見上げるたび、頭の中に流れるあなたとの思い出が、どこまでも私を生かすのです。
【どこまでも続く青い空】
いつもいつもみんなから、女の子なのに女の子なのにと言われるどうして、女の子だからもっと礼儀がある子になりなさい。 第一印象が俺って貴方は、女の子なんだからもっと可愛いくいなさい。 女の子らしくいなさい。と言われる。
どうして女の子らしくいないといけないのだろうか。
それが不思議でたまらない。
【どこまでも続く青い空】
見上げた空はどこまでも広く、どこまでも青かった。なのにどうしてこんなにも胸がきゅっとなるのだろう。苦しく、それでいてどこか切ない。手を伸ばしてもそれに触れることもできなくて。そして私はまた涙を溜めた。誰かに気づいて欲しくて、抱きしめられたかった。このまま私は誰の心に触れることなく、ずっと死ぬまで独りなのだろうか。疲れてしまった。人の心に触れることにも、自分がどうなりたいのかも。わかってしまった。私が誰かを求めても誰も私を必要としてない。それがとてつもなく虚しいのに、それなのに、どうしてこんな呆れるほどまだ出会えぬ君を手放すことができないんだろう
大好きなあの人と手を繋いでずーっと空を見てるとそれだけで幸せ。
ずーっとこの時間が続くといいな、
朝家を出て空を見た時、空が青いと安心します。朝起きて洗濯物を干すのが私の役割、無駄にしたくないので。でも駅までの道のりで途中から暗くなってることもあるから油断は出来ない。我が家の風呂場には乾燥機能がないので、限りなく雨に近い曇りでもとりあえず外干ししてます。敢えて天気予報は見ずに。
どこまでもつづく青い空を
私は狭い窓枠からしか見たことがない
私が住んでるこの病室の窓ガラスは
季節を運んでくる
外で小さいお友達の楽しそうな声が聞こえて
春は花見
夏は水遊び
秋は落ち葉集め
冬は雪合戦
私も遊びたかった
どこまでも続く青い空の下で
元気に汗をかいて遊んでいたかった
帰る時間になっても駄々をこねて親を困らせる
そんな子供でありたかった。
私はきっともう長くない
どこまでも続く青い空
幽霊の塔
そこに僕は行った
だがそこにはどこまでも続く青い空
どういう事だろう
そう思いながらカメラを持って入っていった
そうだ、友人に手紙を出そう──。
思い立ったが吉日とばかりに、お気に入りの金木犀の柄が書かれた便箋を取り出し、お気に入りのペンを持つ。
さて、書き出し文はどうしようか…。
悩んでいると開け放たれた窓から、金木犀の香りがしてきた。
ふむ、やはりここは、この文からかな…?
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
金木犀の香りが漂う今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか?
最近は晴れたり曇ったり、雨がぱらついたり。
お天気が定まりませんね。
体調などは崩されていませんか?
最近の私は、秋空のどこまでも続く青い空が見たいなぁと、空に向かって思う日々を過ごしております。
なにせこの季節、快晴になれば夕方から夜にかけて、黄金の夕日とブルーモーメントのショーが見られるではありませんか。
自然が織りなすあの絶景のショーを観る度に、
「あぁ、この世界はなんて美しいのだろう」と世界の美しさを再認識し、「命あることの喜びは日々の中にあるのだな」と、私は思ってしまうのです。
ふふふ、黄金の夕日とブルーモーメントの絶景推しになってしまいましたね。勿論、秋晴れのあの澄んだ青空も美しく喜ばしいものです。
是非お時間が少しある時は、どこまでも続く青い空に思いを馳せていただき──
もし、お時間がありましたら、夕方の空も眺めていただければ幸いです。
どちらも美しい景色故に、心洗われる事請け合いですよ。
それに、きっと──その空を私も観ています。
お互い遠く離れた地にいますが、空は繋がっているでしょう?
どこまでも続く青い空、または、黄金の夕日を通して──お互いの存在を確かめるというのも、乙なものではありませんか。
酔狂な者と知り合ってしまったものだと呆れましたね?
そんな酔狂者と出会っていただき幸甚の至りです。
これから季節は巡り紅葉も色づいていくでしょうか。
彩り豊かな色彩の秋は、これからが本番ですね。
今度、よろしければ一緒にお出かけしましょう。
あなたに会える日を楽しみにしています。
─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─
ここまで一息に書き終えると、書いたものをしげしげと眺め──空を眺める友人の姿を想像する。
同じ空の下、離れた地から同じものを共有する。
離れていても一人ではないそれは──なんと心強く、喜ばしいことだろうか。
胸に広がっていく穏やかな気持ちに、私は笑みをこぼすのだった。
────────────────────────
どこまでも続く青い空