【どこまでも続く青い空】
見上げた空はどこまでも広く、どこまでも青かった。なのにどうしてこんなにも胸がきゅっとなるのだろう。苦しく、それでいてどこか切ない。手を伸ばしてもそれに触れることもできなくて。そして私はまた涙を溜めた。誰かに気づいて欲しくて、抱きしめられたかった。このまま私は誰の心に触れることなく、ずっと死ぬまで独りなのだろうか。疲れてしまった。人の心に触れることにも、自分がどうなりたいのかも。わかってしまった。私が誰かを求めても誰も私を必要としてない。それがとてつもなく虚しいのに、それなのに、どうしてこんな呆れるほどまだ出会えぬ君を手放すことができないんだろう
10/23/2024, 1:56:42 PM