どこまでも続く青い空』の作文集

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どこまでも続く青い空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/23/2023, 2:59:02 PM

飼い猫にリボンを買ってあげた
雑貨屋でひとめぼれした深い群青色のリボン。微かに黄金色の粉が散りばめられていて、空にも見えるし、瑠璃にも見える。
おうちに帰ってすぐにリボンをつけてあげた。
この子の雪のように白い毛と未来でも見透かしそうなくらい鋭い目それらをリボンが引きたてた。

10/23/2023, 2:51:36 PM

遠く離れても

この空で繋がってる

パートナーと離れて暮らしてる間

ちゃんと繋がってる、大丈夫よと

13時間の時差で寂しい自分に言い聞かせた

帰る目処がついたと連絡をもらったとき

お土産何がいい?と聞かれ

エアメールが欲しいと答えた

観光地ではない勤務地だと聞いていたから

せめてその時の思い出が甦えるものを、と

数日後、切手を買ってエアメールを出したよと連絡がきた

でも海外はいい加減だから、結構時間かかるみたいよ、とも


そして予定通りパートナーは無事帰国した

何が一番って、やっぱり元気で無事にわたしのもとへ帰ってきてくれるのが

とっても嬉しい

労を労って、回る美味しいお寿司を食べ

時差ボケのパートナーと一緒にたくさん眠った

週明けには普段の生活に戻っていって

1週間前まであんなに寂しかったのが嘘のように、もううざったくなってる

さて送ってもらったエアメールだけれど

まだ届いていない

届かない可能性も考えて2枚出したんだけどな、おかしいな

めんどくさくて捨てる郵便局員もいるらしいから

いや、でも、2週間かかって届くこともあるらしいから

などなど、聞いてもないことをたくさん喋ってくれる

この空の下、どこかでまだ日本を目指してくれているんだろうか?

とりあえず今週中までは

仕事から帰宅するパートナーに

ねぇ、ポストにエアメール届いてた?

と聞いて、んーまだみたい〜!

という微笑ましいやりとりをしようと思う


◇どこまでも続く青いそら◇

10/23/2023, 2:48:10 PM

あの青の中へ時々飛び込んでしまいたくなる。

沈むことなんてないだろうに「どぷんっ」と音を立てて、青の奥の奥に沈み込んでしまいたくなる。

青い中から見た地球は綺麗だろうか。その青の中は見渡す限りの青だろうか。私の目に映る青という青を見てやりたい。

海とは違って何もない、本物の青にいつか飛び込んでしまいたい。
浸るように漂えば私もいつかはその青に染まって、自分が元々どんな色だったかもわからなくなり。
おそらくは幸せな形だけは残る。

あの青は受け止めてくれるだろうか。

「どこまでも続く青い空」

10/23/2023, 2:47:53 PM

君を見かけた…


僕の胸が高鳴り始め…


振り向く君は…



似た人を見かけた…



いや…


少しも…


ちっとも似てないや…

……




下り坂夕暮れの帰り道は


コンビニから出る頃には


満月が無口に照らす家路へ



今夜も会いたくて会えなくて


今夜も会えなくて切なくて

10/23/2023, 2:41:48 PM

どこまでも続く青い空
遠く広がるその先に
地面と交わる線一本
辿り着けないその場所が
きっと私の理想郷

10/23/2023, 2:40:38 PM

「『空』はねぇ、3月から数えて、『星空』2回に『空模様』等の天候ネタ3個、その他空ネタ2個に今回のコレで、合計8個目なんよ……」
「空」明記のお題だけでコレだから、他に「雨」とか含めれば、きっと20は空ネタ書いてきたな。
某所在住物書きは過去配信された題目の、タイトルを追って呟いた。
確実に、空ネタは多い。いくつかネタをストックしておけば、いつか、お題配信とほぼ同時にコピペでズルできる日が来るだろう。 多分。

「……問題は俺自身、もう空と雨がネタ切れ寸前ってことよな」
きっとまた「空」は1〜2回遭遇するだろうし、天候として「雪」出題はほぼ確定であろう。
それまでにネタ枯渇を解消できるだろうか。

――――――

最近最近の都内某所、低糖質ケーキの美味いオープンカフェで、人間嫌いと寂しがり屋を併発した捻くれ者が、どこまでも続く筈の青い空を見上げている。
名前を藤森という。
思うところあって、今日の仕事は有給によりパス。
高気圧に覆われ、ようやく夏日から開放された最高気温22℃は、それでも雪国出身の藤森としては、十分暖かく感じる。
スマホを取り出し、故郷の天気予報を呼び出すと、明日の最低気温は5℃であった。

「短かったな。東京での生活は」
藤森はコーヒーにミルクを落とし、クルリかき回して、ため息とともに口に含んだ。
「それでも13年か」

諸事情持ちの藤森は、雪国から上京してきて恋をして、その恋人に心を一度壊された。
初恋相手を加元という。
向こうから先に惚れてきたくせに、いざ藤森が惚れ返すや否や、「地雷」、「解釈違い」とSNSで、ボロクソにこき下ろしたのだ。
それだけならば、ただのよくある失恋話。
スマホの番号もアカウントも新調し、自分の名字も合法的に「藤森」に変えて、区を越え住所も変更して、加元と完全に縁切ってみれば、
なんということだろう、己の手から勝手に離れた藤森を追って、加元が藤森の職場に押しかける始末。
挙句の果てに、現住所を特定するため、職場の後輩に探偵までけしかけた。

詳しくは過去作8月28日と、9月5日投稿分参照だが、そこまでのスワイプがただただ面倒なので、気にし過ぎてはいけない。

「もう、十分だ」
自分がいるから、職場と職場の後輩に、事実として多大な迷惑がかかった。
藤森はとうとう決心し、ようやく昨日で、事前準備のすべてが完了した。
あとはアパートの管理人に事情を話し、部屋の解約手続きを済ませ、職場に退職届を提出して、良さげな飛行機を予約し、地下鉄の終電に飛び乗るだけ。
東京から離れ、雪降る故郷へ帰るのだ。

この2〜3年で、やたら風力発電が進出して、発電機を乱立させ、遠景のいびつに崩れてしまった故郷へ。
それでも未だ山美しく、花咲き誇り、どこまでも続く青い空に風吹き渡る、自然豊かな故郷へ。
「今なら、キク科とキンポウゲ科の季節かな」
帰ろう。そうだ。帰ろう。
遠い遠い田舎に引っ込めば、加元も自分を諦めて、あるいは執念深く追ってきて、
いずれにせよ、東京の職場や後輩、それから親友に、これ以上危害を加えることは無いだろう。
「それで、十分さ」

数秒目を閉じ、開いて、コーヒーを飲む。
再度空を見上げようとした藤森は、しかし己に影を落とす者が在るのに気付き、
はたと、振り返ると、
「やっぱりここに居た」
職場の後輩が、うしろでケーキを載せたトレーを手に、藤森の目をじっと見ていた。
「私に秘密で、良くない考え事してたでしょ」

「なぜ、」
「だって先輩が突然有給取るとか、珍しいもん。バチクソ怪しいもん。絶対何か企んでるでしょ」
「別に、お前に迷惑のかかるようなことは、」
「じゃあ先輩自身が迷惑かかってるハナシだ。加元さんの件に一票」
「……」

「ねぇ先輩。ダメだよ。行っちゃダメ」

10/23/2023, 2:37:31 PM

頬がヒリとする空気のなか
宇宙までも広がる空は
永遠の青をたたえていた

部屋でほこりをかぶっている
ミルクピッチャーも
いつぞや捨ててしまった
派手なセーターも
大好きだったあのころの空も
みんなみんなこんな青だったこんな空気だったこんなヒリつきだった

秋はすきだ
秋の思い出もすきだ
だけど

今年の秋は
もうなにもかも諦めてしまいたくて
でも諦めたくなくて
ぐちゃ ぐちゃだ
卵が無惨に割れたときのように
泥んこを手で塗りたがるように
ぐちゃついて全く晴れないんだ

この清々しい空に反して。


#どこまでも続く青い空

10/23/2023, 2:34:39 PM

【どこまでも続く青い空】-page3-

 この世界には情報が溢れてる。
知って嬉しい情報も、知らずにいれば幸せだった情報も全部。
 知ることも知らないことも怖いこと。
空がどこまで続いているかなんて知らなくてもいい。
人生後何年生きられるかがわからないことと同じように、空もどこまで続いているかわからない。
 無理に知ろうとしないでいい。
知ることで自分を苦しめないで。
知らないまま幸せでいてもいいから。
昨日の空は見ないで、明日の空を見つめて、
 ただ、青くて綺麗な空と一緒に生きるだけでいい。

10/23/2023, 2:33:01 PM

『蒼すぎる世界に』
海も空も絵の具も声も 季節の風に混ざり合って 新たな色になろうとしている 一目みたら青 深さに気づけば蒼すぎる 跪く世界の胞子 青だけの世界で

10/23/2023, 2:31:26 PM

高く投げる
幼稚な空想と
空っぽの哀愁を
空は高く、高くて
無かった事にしてくれる

永遠なんて要らないから
ここで境と決めました
空々しくも
私が中では
真理

空は高く、高くて

宇宙が落ちてくる頃には
とっくにもう帰ってる
今 ここ だけの
決意

決めました

おーい おーい
さようなら
元気で


(どこまでも続く青い空)

10/23/2023, 2:28:02 PM

青い空が好き。広い空が好き。
どこまでも続く青い空は私を覆い尽くすくらい大きいんだ。
どれだけ空に叫んでも届かないのに、その声を吸い込んでるみたいで。
心地よいのに苦しくなる。虚しくなる。
だって、どれだけ悲痛の叫びをあげても、聞くだけで助けてくれない。届いてくれない。
まるで私の周りの人間みたい。
この大空に向かって飛び立ったら、助かるのかなって。
でも、いつでも青い空の時はそんな気分じゃないんだ。
だから青い空が好き

なのに。

私が終わる時は大好きな青い空じゃなくって、茜色の空なんだ。

10/23/2023, 2:25:18 PM

どこまでも続く青い空。

私にとって、それはフィクションか、誰かの記録でしかないけれど。

人工物で切り取られることのない青は、
恐ろしい程の美しさなのだろう。

人ひとりの存在など、どうでもよいくらいに。

脳裏に描いたその風景は、
日々の想いに縛られた心を、すこしだけ和らげた気がした。

10/23/2023, 2:22:28 PM

どこまでも続く青い空の下には何も残されていない。

今この時を生きているから。

10/23/2023, 2:18:58 PM

何となく、好きだった。
それだけで、楽しかったから。
でも、あの頃とは違うんだよなぁ。

”どこまでも続く青い空”が憧れだった頃に戻れるなら、どんなことを願うんだろう?




どこまでも続く青い空

10/23/2023, 2:14:23 PM

どこまでも続く青い空




見たことのない世界の果てまで、この青い空は続いている。
そう思うと、胸がワクワクした――

10/23/2023, 2:14:16 PM

妄想と現実の境目は?
絶望と恐怖で混乱した心はいつか救われるのだろうか


助けたかったんだ
力になりたかったんだ


でも、僕は無力だ
ただ君を見守ることしかできない


君は今、独りでうずくまっている
誰も信じられないと泣いている


僕のこともきっと
信じられないのだろう


でもね、
僕は変わらず君の側にいると誓ったんだ


この先どんな困難が待ち受けていたとしても
僕だけはずっと
ここにいるよ


君が僕のことを
忘れてしまったとしても

10/23/2023, 2:14:04 PM

どうせ死ぬなら晴れの日がいい。
それもどこまでも続く青い空を見上げて。
そう言った友達の留学が決まった。別に驚いていない。以前からそんな話は聞いていた。それが今日になっただけ。
「なんだ。泣いてくんないの?」
そうおどけてチケット胸ポケットにしまう友達。
「……門出は晴れのほうがいいでしょ」
「わかってんじゃん。湿っぽいのも水臭いのもなし」
そうとも。だから今日はテコでも泣かない。
「生きてれば会える。……連絡するね」
そうゲートを潜る。
ああ、遠い。
搭乗はスムーズで離陸も予定通り行われた。
私は空を見上げて友達が乗っている飛行機を追いかける。
「ほんと遠いなぁ……」
空も、音も。
どこまでも続く青い空を横切っていく飛行機も。
なにもかも。

10/23/2023, 2:13:49 PM

どこまでも続く青い空
秋晴れ…そんな言葉がぴったりなスカイブルー…公園、ベンチに寝転んで見上げる空は、何処迄も青く限りなくて。時々過ぎてゆく風が少し冷たいけれど、柔らかな陽射しが心地よく…一人で過ごす午後は、矢張り何処か淋しくて…もしも、もしも君が隣でそっと微笑んでくれるなら…なんて、叶わない淡い気持ちを、この青い空に溶かすことが出来ないかな…と独り言を漏らしていると、何処からか落ち葉を踏む足音が近付いて来る…

10/23/2023, 2:07:56 PM

幼い頃、想像力で世界はできてる

空の端っこは?

空のてっぺんは?

車に乗ってもついてくるお月さま

大昔と同じ疑問を辿る

現実を聞かされても理解不能。

成長する。

大人になる。

想像の世界に重力が付き、
 
地球は丸くなる。

そして今。

目の前にはきれいな空が広がっている

#どこまでも続く青空

10/23/2023, 2:06:13 PM

【どこまでも続く青い空】


心が吸い込まれていく
否が応でも心の雲が吸い込まれていく
嬉しいような
やめて欲しいような
眩しすぎる純粋無垢な青色

私は真っ青な空に
青々と木々が茂った天を見上げて
『どうにも隣の芝生が青すぎて嫌だ』
って歌詞を聞きながら
進まぬ足を一歩ずつ運ぶ
そんな朝が好き

きっとこの澄みきった眼差しで
こんな私も
どこかの知らない無垢な子供のことも
みんなを包んでいるのだろう

それでもどこかで
この広い広い果てしのない青
境界線のないこの空間全て
私が独り占めする私だけのものって
思っていたい

#比較症候群

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