あの青の中へ時々飛び込んでしまいたくなる。
沈むことなんてないだろうに「どぷんっ」と音を立てて、青の奥の奥に沈み込んでしまいたくなる。
青い中から見た地球は綺麗だろうか。その青の中は見渡す限りの青だろうか。私の目に映る青という青を見てやりたい。
海とは違って何もない、本物の青にいつか飛び込んでしまいたい。
浸るように漂えば私もいつかはその青に染まって、自分が元々どんな色だったかもわからなくなり。
おそらくは幸せな形だけは残る。
あの青は受け止めてくれるだろうか。
「どこまでも続く青い空」
10/23/2023, 2:48:10 PM