『どうすればいいの?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
裏切られた。そう言ってしまいたい。
だから、これが本心。
なんで、好きになるかなあ。
親友、って言ったよね。
なんで後出しじゃんけんみたいに言うんだよ。
私に恋をする君なんか嫌いだよ。
「裏切られたって、期待したのは自分でしょう?」
そうかなあ。じゃあ私が悪いのかもね。
君に向けていた大切は、どこ行ったんだろ。
君にとっては何も変わらない日常だろうね。
でも、私は1番大切な友達を失くしたんだよ。
君にとっては最初から友情じゃなくて、
私にしてみれば1ミリも恋愛とは関係なくて、
共通項といえば「大切だ」というその一言。
たったそれだけで、3年間も君を1番信じてた。
あんまりだよ。
この先私はどうすればいいのだろう?
今朝目が覚めたら身体中が痛かった、目を開けたら
火の玉みたいなものがフワフラと飛んでいた、あれはただの夢だったのだろうか?今も分からない、やっとのことで立ち上がり台所へいったら見知らぬ老婆が私の方を優しい眼差しで見ていた、何か言いたそうだ、私は昔から
時々見えないものが見えるときがある、怖いと思った事はないが、私に誰かが何かを訴えているのだろうか?どうしたらいいのたろうか?教えて欲しい。
4どうすればいいの?
生きることも言うことも思うこと信じることも権利を有さねば出来ない
そんな世の中での一言
5日前から喉が痛い
こういう時は無理をせず
しっかり休むに限る
ここ数年これで乗りきった
しかし今回 熱が出た
病院に行って薬をもらい
これで大丈夫と思ったが
昼も夜も咳がでる
トローチをなめて
うがいもして
それでも良くなる気配がない
どうすればいいの?
昔 母が小さな子の
背中をさすっていた
その子は喘息で
朝がた 息が苦しくなる
母は布団を高く積み
子をそれにもたれさせる
その場面が浮かんだ
喘息がラクになるのなら
私の咳など軽いもの
布団やまくらやその他もろもろ
高く高く積み上げる
今日は
このタワーに体を預けよう
優しい話し方をする人は、きっと相手の気持ちに寄り添う努力をしている人なんだろう。
意識下かそうでないかに関わらず、何をどのように、どんな語彙をもって述べるか、話し手は常に選択している。
もちろん受け取り方は聞き手のそれぞれである。
それゆえに、聞き手の側に立って言葉の強さを調整できる人、言葉を丁寧に扱う人には魅力を感じる。
話す内容や話し方には人生が表れる、と私は思う。
これまで経験した環境、学び取り入れてきたもの。
生来の気質、または分厚く重ねた仮面。
何を考え、思いを巡らせ、切望しているのか。
もちろん、ただ一度だけ他愛のない世間話をしたからといってその全てを垣間見ることはできないが、得られる情報は多い。
まして、日頃行動を共にする機会が多い相手や、一度でも深い話し合いをした相手ならば、なおさら情報量は増えるだろう。
❄︎
話を元に戻そう。
私は優しい話し方をする人が好きだ。
これは単に会話の速度や声の調子だけの話ではない。
たとえば、柔らかな言葉選び。人を貶すようなニュアンスを含まない文脈。穏やかな相槌。話す前のひと呼吸。優しい笑い声。そこに流れる落ち着いた静かな空気。
たとえば、私が悩みを打ち明けた時、最後まで静かに聞いて、それからーー(次々と正論を述べアドバイスを捲し立て激励を飛ばし、反応が悪いと見るや否や“これ以上どうしたらいいの?”と機嫌を損ねてしまうあの人みたいじゃなくて)ーーこんなふうに言ってくれる人。
「今僕にできることはなにかある?どうして欲しいか言ってみて」
あのね。なんにも言わなくてもいいから、
今はただ、あなたに傍にいてほしいんだ。
『どうすればいいの?』
先日の朝、出勤前にスマホのアップデートをしようとしたら、フリーズしてしまった。アップデートが終わらないうちに家を出てしまったせいか、昼休みになっても完了せず、同じ画面のままだった。
下手に操作するとシステムが破損したりデータが飛んでしまうかもと思い、そのままにしておき、家で対処法を調べることにした。
家で一通り調べ、一か八かの強制再起動をした。幸い、破損やデータ損失もなくアップデートを完了できた。
こうして書くと落ち着いて対処できた様にみえるが、当時はどうしましょ〜っ!と内心ハラハラである。
データのバックアップは大事。アップデートは時間に余裕を持って。また学びました。
どうしたらいいんだろう
絶対に避けられない選択
なのに決断できない状況
理由は多種多様
例えば、友人同士の三角形の矢印。
矢印は停止せずに回り続けてる。
自分の意思だけで決断しても解決できない危機
他者の厄介事
こじれた関係
蚊帳の外にいて見守るしかないとき。
助けられないには力がないから。立ち止まるしかない。
物理的な問題。
その場にいないから。
自分のことは自分で決めれない時もある。
その決断を好ましい、好ましくない。
ふさわしい、不適切。
その判断材料が揃わないことだけに留まらず
枝分かれしていく、
”もし”の分岐点に足がすくむ。
過去の
つかみ損ねた結果を辿った決断に
脳の記録が、その声を再生する。自分の声で再生する
さまざまな迷路、道はありすぎて分岐すら見えないから
決められない
「どうすればいいの?」
本当は少し距離を置きたい。
だけど一度仲良くしてしまって、
周りからも仲が良いと思われているときって、
どうすればいいの?
「どうすればいいの?」
「どうすればいいの?」
「ねぇ、どうしたら良かったの?」
幾万幾億と繰り返した言葉。
何度その言葉を繰り返せば、私は救われるのだろう。
私を畏怖する人達に何度も何度も頭を下げた。
仲良くしたかったから。
私は安全だと、怖くないと、あなたよりも弱いと、伝えたかった。
そんな私を最後まで皆は畏怖した。
どうすれば、私はあの輪の中に入れたのだろう。
どうすれば、私は皆とまともに話せたのだろう。
私の言葉には一切耳を傾けない人達を、私は愛したかった。共に笑いたかった。
久しぶりの投稿です!😳
読んでくださると嬉しいです😊
久しぶりに投稿するので、ちょっと恥ずかしいです笑
まだ私には分からない
自分で決める事の大切さや
決めた後に背負う責任。
簡単には即決出来なくて
選んだ事で奪われる未来を
想像して不安になる。
こんなとき神様ですら
最終的な判断は私なのだ。
未来を照らす今がある為に
私は今日も悩み続ける。
『どうすればいいの?』
十一月になると、つい数日前まで囃し立てられていたカボチャやお化けはすっかり消えてしまう。代わりにモミの木とキラキラしたリボンが街中を支配していた。
「きれいだねえ」
五歳になる息子は街路樹に巻きつけられたライトをみてそう言った。私は買い物袋が重くてそれどころではなかったのだけれど、
「うん」
とだけ返しておいた。
「ママ、僕のところにもサンタさん来るのかなあ」
「そうね、ちゃんとお手紙を書かなきゃね」
ふと思いついて言ったことだったが、息子はサンタへの手紙にやる気まんまんという感じだった。家に着くとさっそくおばあちゃんにもらった便せんを持ってきてなにやら書き出していた。
私は晩ごはんの準備に気を取られて、何を書いたのかよく見なかったが、いっちょ前に封筒まで用意した息子は私のところまできてすこし悲しそうな顔で
「ここになんて書けばサンタさんのところまで届くのかなあ、どうすればいいの?ママ」
と言ってきたのがどうしようもなくかわいらしかったので、思わずぎゅっと抱きしめた。
「ママがサンタさんに届けてあげるね。お友だちなんだ」
私はどうすればいいの?
好きな人が、結婚して寿退社。
驚いたけど、嬉しくも悲しい。
「その日のお題見て、『どうしろってよコレ』ってやつだったら、ひとまず2択だわ。諦めて寝るか、強引にネタ出して無理矢理書くか」
夏物片付けて、冬物出して、そしたら最近の天気と気温が乱高下。どうすればいいの。
某所在住物書きはスマホで週間天気を確認しながら、氷入りの清涼飲料を口に含んだ。
もう、良いだろう。もう夏服は大丈夫だろう。
それでも夏日が来たら、そのときは、開き直ろう。
「……鍋の季節だよな??」
物書き完全に疑問形。無論誰も答えない。
――――――
最近最近の都内某所、某稲荷神社近くの路地、夜。
今回のお題回収役を藤森といい、近所で値引き食材を購入して、自宅のアパートに帰る途中、
赤ちょうちん下げた手押し屋台から、おでんの良い香りと温かい湯気が流れてくるのに気付いた。
2回ほどエンカウントしたことのある、不思議な不思議なおでん屋台であった。
何故か、そこで、人間の客を見た記憶が無い。
店主さえ「純粋な人間」かどうか怪しい。
しかしそこの酒とおでんが絶品なのだ。
フィクションである。 気にしてはいけない。
完全に非現実的である。 気にしてはいけない。
「これはそういう物語だ」と、細かいファンタジーには目をつぶって頂きたい。 さて。
「こんばんは」
屋台を見つけたからには、例のよくよく味のしみた大根を、明日の朝食に追加したい。
「テイクアウトを、お願いしたいのですが、」
藤森がおでん屋台の、のれんの中に入ると、椅子には雄狐と雌狐が隣り合って、仲むつまじそうに……いや、雌狐が雄狐の保護者のように?
「ほら、あなた。例の人間のお客様ですよ」
くわぁー、くわーん。雌狐が雄狐を起こした。
藤森は雌狐の声を、どこか、非常に身近などこかで、聞いたことがあるような気がした。
「前回、この人間に、お酌してもらったのでしょう。お礼のひとつでも、申し上げたら?」
「おお、お得意さん!」
くわわっ! 一升瓶を器用に抱いて、ちびちび手酌のおちょこから酒を舐めていたらしい雄狐は、
雌狐の声を聞くなり、ピンと耳を立て、頭も首もビシッと上げ、藤森の方を見て、
「紹介します。わひゃひ、わたしを、えらんでくれた、日本でいちばん美しいお嫁さんです……」
むにゃむにゃ、こやこや。また突っ伏す。
夫婦狐か。藤森は理解した。
そういえば彼等の末っ子が、遊びざかりで、あっちこっち勝手に行ってしまうため苦労していると。
「しかもあの子、食いしん坊なんですよ」
店主から鍋を受け取る嫁狐が言った。
「ここに連れてきたら、せっかく朝ごはん用に持って帰ろうと思っていたおでんを、ここに居るうちに全部ペロリ、食べてしまうくらい」
鍋の中は、餅巾着にソーセージ、がんもどき、
それから稲荷寿司や団子のような、メニューに無いものも、随分、ちらほら……?
「裏メニューですか」
「いいえ。これは、裏サービスですの」
「裏、『サービス』?」
「食材を持ってくれば、食事をしている間、ここのおでんと一緒に煮込んでくれるのです」
「サービス料は?どうすれば、いいのですか」
「ふふふ……」
何も知らぬ誠実な藤森に、コンコン嫁狐、イタズラな笑顔で数秒思案。嘘を言ってやりたいのだ。
「『どうすればいいの』、ですって?」
こやん、こやん。嫁狐が言った。
「あなたの、過去を差し出すのです。綺麗な記憶、清い思い出、美味しい心……」
藤森を見つめる嫁狐の、キラリ光る瞳から、
藤森自身、目を離せない。
「あなたは、 とても、 おいしそうですね」
声が遠い。店主が違う違うと手を振っている。
藤森はその店主に――……
…――「ん??」
気が付けば藤森は、レジ袋2個とおでんの持ち帰りプラ容器を持って、自分のアパートの部屋の中。
「え?……んん??」
店主に、半額鶏なんこつだの豚肉だのを渡して、煮込んでもらって、それからの記憶が無い。
「まさか、本当に、」
本当に、記憶を代金として取られたのだろうか。
どうやって?どうして? 湯気立つおでんの汁が入ったプラ容器を確認すれば、たしかに煮込んでもらった肉やら野菜やら、それからテイクアウトで頼んだこんにゃくと大根も入っている。
「あっ、 なるほど、な……」
さては、「これ」が原因か。藤森はポケットから、丁寧に書かれた領収書を見つけた。
そこには煮込みのサービス料とテイクアウトのおでん代と、それから、数杯分の酒の金額が、
「※記憶も心魂も一切頂いておりません」の注意書きとともに、記されていた。
あ ここのパン美味いんだよ
い 昨日食べた
あ あそこのラーメンは?
い 一昨日食べた
あ じゃあ…
い ご飯いらない
あ じゃ飲み行く?
い ちょっと距離おこう
あ え
い 別に嫌いな訳じゃないのよ
あ …うん
『どうすればいいの?』
どうすればいいの?
前に「スリル」をテーマに書いたときの出来事。あれは実は、心の中はめちゃめちゃ動揺して、「え?はぁ?『持ってきちゃった』じゃないよ、私はどうすればいいの?どう言えばいいの?」という感じでした。
結局、その時の私は毅然とした態度は取れず、いけないことと分かっていたのに、責めることも、それどころか嫌いになることも出来ず、ただ距離を置きました。
これ以降も、何度か「どうすればいいの?」という場面に出会ってきましたが、なるべくきっぱりと右か左か決めるようになりました。人間、全部割り切れるわけではないのは分かります。でも、曖昧な態度を取ると、その後自分の中で、葛藤がすごいことが分かったのです。ああ言えば良かった、こう言えば良かったと後悔するなら、どっちかで結論付けてしまえば、悩むのは片方で良いのです。
私の、これが生き方です。
『どうすればいいの?』
散歩中にいい感じの棒状のものを見つけるとついつい拾ってしまう習性のある我が家の飼い犬は、口に棒状のものをくわえたまま途方に暮れていた。彼の目の前には犬一匹ならすいすい通れるぐらいの間口の門があるのだが、きょうの得物は彼の口の両脇から大幅にはみ出ていた。ゆえに棒状のものをくわえたままでは到底通れない。犬も途方に暮れることがあるのだな、と思う私に助けを求めるような目が訴えかけてくる。
「その棒一旦ちょうだい?」
門を通るための打開策を提案してみるも、小さく唸る声が返ってくる。かれこれ5分ぐらいは問答を繰り返しているのだが彼は妥協を許さない柴犬の雄4才であった。
私が強硬策を発動するのは忍びない。かといってこのままでは永遠に家に帰り着けない。どうすればいいのだろう。彼と同じように私も途方に暮れ始めていた。
「どうすればいいの」
不貞腐れた君の横顔はどこか悲しそうで寂しそうだった。
私はどうすればいいの?
どうすれば君のその悲しそうな表情を微笑みにかえられるかな...
どうすればいいの?
若い時はそう考える状況に
よくぶち当たった。
仕事。人間関係。子育て。
考えた末、選んだ方法が
正解だったとは断言できない。
そして今の自分ならわかるかと
言われても今もわからない。
占いにも行った。
人生の先輩にも聞いた。
公共機関も利用した。
悩んだ先に今の私がいる。
あの頃…若かったわね…
と、笑って話すには
もう少し
歳を重ねる必要があるかな。
お題『どうすればいいの?』
素直に親の言うことばかり聞いてる人生だった。ちいさい時、私が絵を描いてたら「スポーツも覚えなさい」と言われて、運動嫌いだし、部活に入って迷惑かけるだけなのに「運動部にいたら、根性あると見なされて就職がよくなる」と親に言いくるめられて好きでもない運動を続けてきた。
大学で入りたい学部もあるにはあった。だけど、親が「資格がとれるところじゃないとね」と言われてそれに従った。
もうこの頃には親に逆らうことはとうに諦めていた。一度「やりたくない」「私はこれがやりたい」と言ったら、親に「どうして言うこと聞いてくれないの?」と泣かれたからだ。それ以来従うだけ。
一人暮らしも親に禁止された。「結婚するまでお金をためなさい」と言われたからだ。
だけど、最近初めて男の人とデートする機会があって、「君はなにが好きなの?」「どこへ行きたいの?」と言われてなにも答えられなくなることがあった。
考えあぐねているうちに男の人はつまらなさそうな態度でその場ですぐ解散になった。
その時、どうしていいか分からなくて咄嗟に親に電話した。
「わたし、どうしたらいいの?」
『そんなこと自分で考えられるでしょ?』
そう言って電話を切られた。私は途方に暮れ、その場で膝をついた。本当に親に言われないとなにも考えられない人間であることを私は改めて思い知った。
【どうすればいいの?】
「どうすればいいの?」
問いかけられる声が怖い。
全ての正解を知ってるわけじゃないもんね。